グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

奈良 お食事編

2015-05-11 07:10:58 | ちょっとお出かけ

奈良駅に直結している「ホテル日航奈良」に連泊。

部屋から駅のホームが見えます。駅を出たところには仙台駅のような歩道橋。

あまり高い建物がなくてホッとします。

 

一日目の夕食はホテルのバイキング。

 

 

翌朝もバイキング。茶粥に豆腐鍋、柿の葉寿司、奈良漬けetc.

 

 

二日目の昼食は室生の太鼓橋のふもとにある老舗・橋本旅館にて。

 

山菜料理、どれも

特に箸で持ち上げられる粘性の強い山芋のとろろ、ごま風味の白和え、ヤマベの甘露煮に感激。

 

夜は奈良市に戻り自由だったので、三条通にある「やまと庵」にて喉を潤す。

値段がお手頃のせいか、まだ6時で満席。

鶏の甘辛煮の付き出しと、まな(青菜の名前)サラダ。

 

 

たけのこの天ぷらと大和肉鶏の黒胡椒焼き。

 

 

すくい豆腐の葛あんとあっさり大根ゆず風味。

  

豆腐以外は二人でシェア。

 

3日目の昼食は奈良パークホテルで和食。

 

山菜釜飯は味が濃いめだけど美味しくて完食。おそばに見えるのは黒米で作った麺。このほかに揚げたて天ぷら。

 

ずいぶん食べたけれど、かなり歩いているからバランスとれていると思いきや、大変なことになっていた…

トップ画像は初日の春日大社にて。汗だくで集合場所に戻ると近くの売店が目に入り、思わず買った抹茶ソフト。

注文すると、まるで用意してあったかのようにすぐ出てきた(フフ)

 

奈良パークホテルで昼食を済ませた後は、一路中部国際空港へ。

ビルの谷間から春日の森が見えます。

水平線を見ながら生活している者にとっては、海に面していないことを意識すると閉塞感というか息苦しさを感じたけれど、道産子には持ち合わせていない歴史感覚が無意識のうちに脈々と受け継がれている土地がら…たかが3日間での感想。

さよなら奈良。


松伯美術館

2015-05-10 08:34:05 | ちょっとお出かけ

興福寺に後ろ髪を引かれながら、連れて行かれたのは松伯美術館。

神社仏閣ツアーに何ゆえ美術館が加わる、大人の理由?…

そこは日本画のこじんまりした美術館でした。

ゆっくり見ても、たっぷり時間が余ってしまって、この時間を興福寺で過ごせたら…ということを旅行社のアンケートにしっかり書かせていただきました(笑)

しょうがないので庭に出てみる。

ツツジが満開。

 

ハナミズキ

 

この3日間、日に日に気温は上がり最終のこの日は28度、無風。

茶席を見つけたので、避難がてらあずま屋へ。

土日だけオープンしているそうでラッキーでした。

お茶を点てるのもお運びも着物姿の美しい方がお一人で。地元の方が暑いと仰るくらいの暑さ。

久しぶりの抹茶に一息つけて、ほっと


興福寺

2015-05-09 07:49:29 | ちょっとお出かけ

三日目は朝からワクワク、いよいよ阿修羅像に会える!

奈良駅からバスであっという間に着いた興福寺の国宝館↓ この中です。 中はひんやり。

たくさんの魅力的な仏像は、何度もの火災や平家の焼き討ちをくぐり抜けてきたものたち。

一つひとつゆっくりと味わう。

阿修羅像は10年くらい前、移動展のCMがTVで流れた時、眉と目の表情が何かをこらえているようで涙を誘われた。

実際に本物と対峙してみたら、どう感じるだろう、それも楽しみだった。

そしてついに館の真ん中に鎮座する阿修羅像に出会う、思い入れのせいか(フフ)他とはやはりオーラが違う。

向かって左側のお顔は下唇を噛んでいて幼子の様相、右側は本心を表しているそうで、ちょっと険しく見える。

そして正面……じ~っと見ているとあら不思議、10年前の第一印象と違い、もうじき笑顔に変化していく想像さえできる!

仏像は観る者の心を投影するのだろうか。

もしかして、阿修羅像をもうすぐ卒業できる…そんな予感。

国宝館の中で阿修羅像は一番の稼ぎ頭、現在再建中の中金堂の担い手だそう。

そんなに人気者だったんですね~

 

気が付くと、1時間近くも経っていて集合時間が迫っている!

東金堂↓でお参りをささっと済ませ、大急ぎで集合場所へ戻る、これがツアーの悲しさ。


長谷寺

2015-05-08 07:35:31 | ちょっとお出かけ

室生寺のあとは、午後から長谷寺(真言宗西国三十三所第八番札所)へ。

長谷寺といえば長い登廊、399の石段を登ります。

いざ出発!

 

途中で休む人も。

 

 登り切った所、息は絶え絶え。 一気に登るのはちょっとした修行

 

400段目が本堂。呼吸を整え汗を拭いて入場(笑)

中はもちろん撮影禁止に加え、油かけ事件があったばかりのせいか、見張りの人がいます。

ここでは靴を脱ぎ正座してのお参り、ウチのより何百倍も大きなリンをこん棒のようなリン棒で打つと、途端に後ろから声「いい音!」

ハイ、毎朝鳴らしているので、響きの良いポイントを心得てます(フフ)

 

拝殿とは反対方向にせり出しが。暑い!

 

帰りはべつのルートから花を楽しんで下ります。

ゴージャスな牡丹は終焉に近い。

 

 

  

 

 

 

ツツジが盛り。

 

 

ヒメウツギの群生がみごと。

 

この日は龍穴神社、室生寺、長谷寺回りで1万2千歩、しかも石段入りで足がパンパン。


女人高野 室生寺

2015-05-07 08:31:26 | ちょっとお出かけ

龍穴神社から山道をバスで5分ほど進んだところで到着。

高野山が女人禁制だった時代から女性を受け入れていた室生寺は「女人高野」と呼ばれる。

女人禁制って…みんなお母さんから生まれてきたんじゃないの。

 

土産物店や旅館が並ぶ町と渓流で隔たれた室生寺をつなぐのは太鼓橋。

 

太鼓橋を渡ってまもなく仁王門が。

 

門をくぐると石段の前に足元注意の張り紙、朝から暑い

 

金堂(平安時代初期建立)が見えてきました。その昔は本堂だったことも。

たくさんの像が並ぶ中で、楽しかったのは鎌倉時代に作られた十二神将立像。

これは干支との繋がりがあって、表現が豊か。

因みに私の干支の神様は「やるぞ~、オー!」てな感じ。

 

金堂の真後ろ。中央の壁に両手をつけてみた。壁を隔てたすぐ向こうにご本尊。

 

金堂の横を更に上がります。

 

本堂(鎌倉時代建立)。

 

真後ろ。やっぱり中央の扉に触れてみた。正面よりもグッと近いわけで。

 

本堂横の階段の上には可愛らしい五重塔。

 

屋外に建てられた五重塔では最少。女人高野らしい綺麗な佇まい。

 

さらに登って行くと「奥の院」があるそう…階段がかなり長いと聞いて、やめました。。。

 

石楠花(しゃくなげ)はそろそろ終焉。香りはない。


龍穴神社

2015-05-06 08:24:35 | ちょっとお出かけ

二日目朝、奈良市から南下して山深い室生寺へ向かう途中、渋滞に遭遇しなかったので予定外に立ち寄ってくださった龍穴(りゅうけつ)神社。

皮肉にもツアー冠の春日大社やも室生寺、長谷寺よりも…群を抜いて心に残った場所。

帰宅後、調べてみると室生寺よりも古く、水の神「龍神」を祀り、室生寺がこの神社の神宮寺であった時代もあるそう。

 

我々以外には誰もいない、鳥居の傷みが味わい深い。

 

高い木立の中にひっそりと。

 

参拝して、ろうそく1本つけました。

 

後方に何やら赤い社?が見えます。

 

静寂の中、お参りした社の真後ろに腰掛けて眺めていると、いろんな力がす~っと抜けていくような心地良い感覚。

 

 

ふしぎ


春日大社 式年造替

2015-05-05 08:39:17 | ちょっとお出かけ

お伊勢さんの造替はマスコミを賑わせていましたが、今年は春日大社も20年に一度の造替で、戦中など執り行われなかった時もあって今回が60回目だそう。

こちらは引っ越しではなく、その場で造替のため、ご神霊はすぐ近くの仮殿へ。

そのため、普段は立ち入ることができない中を特別参拝できて、しかも我々ツアーには巫女さんのガイド付き。

絵馬の原形となった壁画や白石膏で固められた謎の石もありました。

残念ながら撮影は禁止。。。

 

二の鳥居から入ります。

 

鳥居をくぐると、両脇は苔生した灯籠が林立、寄付によるもの。

 

手水場では鹿から水。

 

途中で生身の鹿が普通に現れます、さすが奈良。

 

立派な門が見えてきました。

 

 

いよいよ本殿へ。警備の人がどこの神社仏閣でも目につきました。

 

金ピカの吊灯篭は時を経て緑色に。

 

春日大社で感激だったのは、なんといっても高木の藤。

藤棚の藤しか知らなかった者としては驚き。

甘い香りに包まれながら本殿へと歩む。

 

砂ずりの藤。

 

一の鳥居↓ 三日目の朝、撮影。

バスの席を運転手さんのすぐ後ろに割り当てられたことと赤信号、この2つのラッキーが重なって撮れた画像。

左の柱だけに榊(?白っぽいの)が挿してあるけれど、本当は右のほうにも挿してあり、実はこの鳥居の上には龍が横たわっていて、垂れ下がったしっぽに隠れているのだそう。

正直者には龍が見えるのかなぁ。。。


奈良に行ってきました!

2015-05-04 14:47:33 | ちょっとお出かけ

友人からの突然のお誘いは「春日大社・式年造替・国宝ご本殿特別参拝、長谷寺の牡丹、室生寺の石楠花鑑賞3日間ツアー」。

ずっと前から、いつか奈良に行くなら阿修羅像に会うためと決めていたので、断ろうと思いつつ行程を調べてみると、最終日に興福寺が入ってるじゃありませんか…決まり!

1ヶ月切っての申し込みでも身支度一つで行けてしまうのがツアーの良さ。

4月30日千歳空港9時40分集合添乗員付き御一行24名。

修学旅行以来の奈良、その時には行かなかった場所ばかり、感じられなかったことばかり…

 

あっという間の2泊3日が終わり、寒い千歳空港で帰りの最終バスを待ちながら、現実へと引き戻される。

絶不調だった去年、原因と思われるストレスを切り離し、少しづつ回復してきたものの、不安の残る体調。

ところが何もかもが気持ち良くて、結果、元気を取り戻しに行った旅に。

おまけに手荒れが治ってる! 家事から開放されたおかげの副産物(フフ)

 

関空からバスで一路奈良へ。

渋滞がなかったので、予定外の平城宮跡へ寄って下さった

暑い暑い でも気持ちい~

朱雀門からずっと向こうに見える宮殿は短時間では行けない。

この間の雑草は、地中に埋まっているたくさんの木簡を水分で守るためにあるそう。

 

唐船レプリカの前で、せんとくんがお見送り。(バスの中から)

 

さぁ、予定の春日大社へ。


楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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