グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

在宅ひとり死

2015-01-25 19:07:16 | 生と死

孤独死とか孤立死ではなく、その友人には、上野千鶴子氏の言葉を借りて「在宅ひとり死」がふさわしい。

歳は10歳以上も上だったけれど、某団体の同期だったので、タメ口で愚痴を聞いてもらったり、時には聞かされたり、憎まれ口も言える、20年以上にわたって毎週顔を合わせる存在だった。

グリーンズ・テイブルにも時折コメントを残してくれた。

突然死。

町内会の方のおかげで、比較的早い段階で発見された。

数年前、「死んだあと、見られてもいいようにメールは全部消した」なんて言っていた。

無意識の予感ってあるのかな。

意識が遠のく瞬間、突然の終わりに戸惑っただろうか、それとも、ほっとしただろうか。

 

「在宅ひとり死」はこれからますます増えるだろうし、また、残された遺族が片付けを担うのだから、本人だけの問題ではない。

一人暮らしの立場では安否が周囲にわかるように、その親族は安否確認を怠らないように、お互い気遣う大切さをつくづく…

 

「んだから、相手にするなって、同じレベルになるなって」言われたことが蘇る。

あの、人懐っこい満面の笑みはもう2度と見られない。

 

画像は今夕。



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