8月2日(土)15:00~
札幌コンサートホールキタラ
《第1部》
PMFブラス・アンサンブルによる開幕「ディロレンツォ・リトル・ロシアン・サーカス」
ラフマニノフ:ヴォカリーズ ソプラノ天羽明恵(司会も)PMF弦楽アンサンブル
リスト:愛の夢 ピアノ小山実稚恵
宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」から
語り・名取裕子
チェロ・セルゲイ・アントノフ
ピアノ・小山実稚恵
東儀秀樹:地球よ優しくそこに浮かんでいてくれ
篳篥、笙・東儀秀樹
PMFオーケストラ
指揮・ダニエル・マツカワ
アーバン:「ヴェニスの謝肉祭」の主題による変奏曲
ディニク:ホラ・スタッカート
トランペット・セルゲイ・ナカリャコフ
PMFオーケストラ
指揮・ダニエル・マツカワ
ホルスト:PMF賛歌ジュピター
ソプラノ・天羽明恵
指揮・佐渡裕
PMFオーケストラ
北海道大学混声合唱団
客席全員参加
《第2部》
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲5番
PMFオーケストラ、PMFアメリカ
チェロ・セルゲイ・アントノフ
指揮・佐渡裕
チケットを手配してくれた友人と、珍しく二人連れでの鑑賞。
なんと、前から6番目中央付近!
オケを聴くには前過ぎだけど、内容が盛りだくさんなのでかなり楽しめる席ではあった。
生で初めて聴いた篳篥(ひちりき)に涙、素晴らしい音色。
東儀さんのお話では、笙が天から降り注ぐ音で、篳篥は人間の声だそう。
ジュピターも篳篥で参加、客席を見ながら演奏されてる東儀さんと何度も目があった…気がした。。。
小山さんと天羽さんは人柄が偲ばれる演奏ですっかりファンに。
チェロのアントノフさんとトランペットのナカリャコフさんの神技的超絶技巧に溜息。
真剣な中にも、佐渡さんの指揮が嬉しくて堪らないといった表情の若者。
PMFアメリカが加わったショスタコ5番は音色にぐっと厚みが増す、さすが。
残念だったのはハープから引き継ぐフルートの音程がズレちゃって(嫌ですね~、重箱の角をつつくようで)
気になったのは佐渡さん、随分痩せられて、大丈夫かなぁ。
なのに、汗を吹き飛ばしながら全身を使ってのエネルギッシュな指揮。
終了は30分押し!の19時45分。
途中休憩を利用してロビーで行われた、ジュピターの天羽さんによる歌唱指導。
それを横目に、我々はスパークリングワインをイッパイ(ついに念願叶った…フフフ)
開演前のロビーコンサートが二つ。
ガラ・コンサートの前に小ホールで、アカデミー生のアンサンブルコンサートが一時間ほどあり、フレッシュな演奏を聴かせてくれました。 (無料)
25周年記念だからなのか趣向を凝らした盛りだくさんの内容で、6時間以上はあっという間。
今年は、JRがちゃんと動いていて、去年のような帰れない事態にはなりませんでした。
トップ画像は、みんなでジュピターを歌った直後に前方両サイド上部から吹き出してきた、紙吹雪ならぬテープ吹雪。