グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

紀尾井シンフォニエッタ東京 室蘭公演

2008-06-23 08:15:28 | 鑑賞

6月22日(日)14:00~
室蘭市文化センター
全席指定4千円
指揮:尾高忠明
ヴァイオリン:ラファエル・オレグ
プログラム
エルガー:序奏とアレグロop.47
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調op.92
アンコール:?

入場者数:目測1000
エルガーは弦楽四重奏との合奏協奏曲風形態、初めて見ました、聴きました。
少ない人数(ヴァイオリン各3プルト半、ビオラ3プルト、チェロ2プルト、コントラバス1プルト、2管編成、総勢39名)ながら、第一印象は迫力ある響きでした。メンバーの一人ひとりがしっかり響かせたら、このようなプログラムでは充分なのですね。
メンコンのソロは繊細で、楽器が泣いているようでした。
ベト7を聴いたのは10年くらい前のトーンハレ~キタラ以来。これは私にとって思い出の曲。16年前オケに入団した時、1stのアシスタントとして初めて演奏した曲がこれ。見るもの聞くもの全て珍しく、勿論シンフォニーも初めて…なのに随分難しい曲から入ったものです。当時の指揮者はゆっくりめに振る方だったので、演奏できたのではと振り返ったり。特に1楽章のあの特徴的なリズムは指定テンポ以上の早さではタンギングがもつれてしまうだろう私なら、速い曲をより早く振る指揮者の元では無理でしょう。さて、尾高さんはどんなテンポで振られるのか興味津々。1楽章は少しだけゆったりめ、その代わりではないでしょうが4楽章はかなり早めに駆け抜けました。
咳止め薬の誘眠を心配したが全く不要の、あっという間の2時間でした。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

♪ ♪ ♪    ♪ ♪ ♪    ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪