POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 マカオから帰り、香港に2泊です。宿泊ホテルは、いま一番新しい「ホテル・パノラマ(Hotel Panorama by Rhombus Hong Kong)」。眺望が楽しめるというので予約したのです。確かに楽しめました。40階に宿泊者ならアクセス可能な“Sky Garden”というスペースがあります。たとえるなら、屋根のついた屋上。風が吹き抜けていきます。1m程度の高さのフェンスがついて転落を防いではいますが、透明ガラス製。眺めは抜群です。



 香港政府観光局が2003年から開催しているという午後8時からのイベント、「シンフォニー・オブ・ライツ(Symphony of Lights、幻彩詠香江)」をこの40階から眺めてみました。人混みで見る必要もなく、ゆったりとした気持ちでいられました。まだ、このスポットは宿泊者にもに知られていないようです。私たち以外に2・3組しかいませんでした。



(info) HotelClubでの「ホテル・パノラマ」(HOTEL PANORAMA BY RHOMBUS HONG KONG、麗景酒店)の情報

 夜景をSky Gardenで見て部屋に帰ってくるとドアの下に紙が差し込んでありました。
 
We hope you are enjoying your stay at Hotel Panorama by Rhombus! As part of Olympic celebrations in Hong Kong, a TORCH RELAY will be held in Kowloon Peninsula affecting the transport services for short period of time.(オリンピック祝賀行事のひとつとして、聖火リレーが九龍半島で催されます。そのため、短時間ですが、交通機関がご利用できない時間が生じます。)
The parade takes the route of Salisbury Road-Nathan Road junction of Austin / Canton Road(パレードはソールズベリー・ロード、ネイザン・ロード、オースチン・ロード、カントン・ロードと行われます。)which will affect the complimetary airport express shuttle bus serving Hotel Panorama by Rhombus at 10:30 am.(そのため、当ホテルを経由してエアポート・エクスプレスの九龍駅に至る10時30分の無料シャトル・バスがご利用できません。)

 中国国内での最初の「オリンピック聖火リレー」は香港で5月2日午前10時に開始されるようです。知りませんでした。マカオにいたとき目にした新聞で、マカオでは5月3日に聖火リレーが催されることは知りましたが、香港からマカオに聖火がリレーされるわけだったのですね。

 尖沙咀(チムサアチョイ)の「香港文化センター」でスタート式典は行われ、彌敦道(ネイザンロード)を聖火は北上していきます。尖沙咀駅の近くのホテルに宿泊しているのですから、この歴史的瞬間を見逃す手はありません。さっそく翌日の朝3人で出かけていきました。

 10時前だったのですが、沿道は観客で埋まっています。カメラに気を取られて、我が子「健人」を迷子にしてしまわないように、健人は妻「あみ」に任せて別行動。いいカメラ・ポジションを探していたのですが、ここで反省。香港人にとって自国でのオリンピック(香港では「馬術競技」のみが行われる)なのだから、彼らには今日という日は記念すべき日。外国人の私がいい場所をとっては申し訳ない。一歩下がってカメラを構えることにしました。



 しかし、待てども待てどもやってこない。警官も手持ち無沙汰。自分の時計に目をやっている防弾チョッキをした私服の警官もいます。



 やってきました、先導車が。真っ赤です。その次に聖火ランナーが見えるはずだったのですが、私の前に幾重にも並んでいた香港人(?)がみな背伸びをして壁ができてしまいました。歓声と拍手でしかランナーが通り過ぎていくのを知ることができません。



 ようやく撮れたのが聖火ランナーが通り過ぎた後。いわゆる「聖火防衛隊」がわずかに写っています。やれやれ、仕方ないか。再会した妻と子が「中国人と間違われて、ワッペン貰った。」と言って、「中国加油(中国頑張れ)」と書かれた赤いワッペンを2枚見せてくれました(2人も人の壁で聖火を見ることができなかったそうです)。これが成果でしょうか?



 聖火リレー自体は、その後に出かけて行ったモンコック(旺角)の「ランガム・プレイス(Langham Place、朗豪坊)」にあった電光スクリーンで見ることはできました。まあ、よしとしましょう。

       (この項 健人のパパ)

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