ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

現地系カレー屋の不思議

2019年12月14日 | 食べ物


行く度にひどいとしか言わないモールのフードコートにある現地系カレー屋、行かなければいいのだが、何故か年に一度くらい行ってしまう。その時は1パーセントくらいの期待感は持っている。で久々のその店、さらなる進化を遂げていた、悪い方に。現地系カレー屋は総じて大して美味くないが(作り置きが基本なので)、その安さと量は味を凌駕する。ナンがやたらと大きくしかもお代わり自由だったりする。取り敢えずお腹は一杯になる。ところがここはナン自体が以前より小さくなってしまった。値段はランチ800円前後が現地系の基本のところ千円以上。ナンのお代わりはやってない。カレーそのものは安定のスパイシーさなしの現地系でもかなり美味くない寄り。開店の頃から思っていた長くはないというのが外れ、未だに続いているのが不思議なこの店、街中だと半年で閉店が普通なのだが。
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シードル

2019年12月13日 | 食べ物


NHKでシードル特集をやっていた。案内役はル.ブルターニュ(日本におけるそば粉のガレットの草分け的店)の代表のフランス人。その彼が本場のブルターニュ(代表の故郷でもある)に行き、買い付けの為にいろんなシードル製造所を回るという内容。その中でシードルのロゼを作ってる会社に行った。果肉が赤いリンゴで作ったのできれいなロゼ色でここだけのものらしい。そこで試飲して味は良いのだがラベルが良くないという話になった。これは見てても思った。瓶が登場した瞬間、ラベルが安っぽいと自分も思った。結局、日本向けにラベルは変えることになった。

考えてみると初めてガレットを食べたのはこのル.ブルターニュで、シードルもそこで初めてだったのではないか。今から十五六年前の話。ガレットも美味いしシードルも美味いと思った。その後シードルも徐々に見かけるようになって、日本でも作られるようになった。日本物は三四種飲んだことがあるが、どれも熟成感がなく美味いと思ったことがない。値段はブルターニュものの倍くらい。ブルターニュでは地酒として何百とあるらしいので、その辺り日本における日本酒文化と同じで、シードル文化のない日本では致し方ないということか。
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イエスタデイ

2019年12月12日 | 映画


映画「イエスタデイ」はタイトルから分かるように、ビートルズの歌が全編にかかるビートルズの映画。売れない歌手の主人公が、20秒の全世界同時停電の後にビートルズが無いことになっていることに気付く(他にはコカ・コーラなども)。覚えているのは主人公一人(後にもう二人登場するが)となり、間違いなく売れるビートルズの誘惑に負け、まるで自分が作ったかのように発表していくと一気に大スターまで駆け上がる。が...という一種のファンタジー。出演者は全く知らない役者ばかり。エド.シーランが本人のまま出演するが、名前を聞いたことがあるようなないような程度のものだったが、実際は有名ミュージシャンだった。最近の歌手はジャスティンビーバーぐらいしか知らない。監督は有名。ダニー.ボイル。初監督作品「シャロウ.グレイブ」なんてのも結構面白かったが、何といっても有名なのは「スラムドック ミリオネアー」。彼の映画ははタランティーノをより分かりやすくしたという印象だ。

今回の「イエスタデイ」は、全編ビートルズということで全編クイーンの「ボヘミアンラプソディー」と似たような印象も受ける。片や実話片やファンタジーの違いはあるが。映画としては「イエスタデイ」の方が映画となっている。「ボヘミアンラプソディー」は悲劇の主人公として泣かせようとする仕掛けが目に付き過ぎる。「オペラ座の夜」も当時散々聞いたがフレディ・マーキュリーに特別な思い入れはないので主演の似て無さばかりが気になった。そう言えばもう一つの共通点。どちらも主人公はインド系。これは監督が意図的にやったのではないかとも思える。ライブの場面も似てる。片やイギリスの田舎という違いはあるが。

あと問題となるのは、ビートルズを知らない人間は楽しめるかということ。クイーンに関してはリアルタイムで知らなくてもCMで知っているという人間が多く、実際二十代にも受けた。ビートルズはどうなのか。純愛映画の要素もあるので知らなくてもという部分はある。殆どの曲を知っている、原点ビートルズの人間からすれば間違いなく楽しめる映画である。64歳と聞いてピンと来る人間だったら100パーセント保証する。

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タイトル

2019年12月10日 | photo


こういう写真はタイトルを付ければそれらしくなる。例えば「記憶の裂け目」とか。或いはもっと訳の分からないタイトルにすればそういうものとしてナルホド、となるかもしれない。例えば「エントロピーNO9」などと。
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200

2019年12月09日 | photo


数字が入ると途端に何やら意味ありげになる現代美術風写真。
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photo

2019年12月08日 | photo


嵐の難破船、のようにも見える壁の染み。



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虫の息

2019年12月07日 | 生き物 自然


年の一番遅い時期まで活動してるのが虻の仲間。しかし流石にここに来ての寒さで殆ど虫の息。これはハナアブの一種。微かに動いていたが直後に絶命。
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オーバーツーリズム

2019年12月06日 | Weblog


京都のオーバーツーリズムが話題になっていた。要するに増えすぎた外人観光客をどうにかしろということだが、その舞台となってるのは紅葉目的の嵐山、清水寺、永観堂、伏見稲荷(紅葉以外でも人気スポットだが)などだ。映像で見る限り主にアジア系観光客のようで、まるで竹下通りのような混み具合だった。

ハイシーズンの観光地何て絶対行きたくないが、過去一度だけ紅葉の時期に京都に行ったことがある。この中では永観堂には行った。確かに見事な紅葉ではあった。その時にもそこそこ人はいたが多分今の五分の一くらいだろう。それより永観堂に関しては、観光客向けの売店が一杯あり大分俗っぽいという印象を受けた。当時(20年ほど前)でそうなのだから今はどれほどだろうか。

問題は特定のところに集中してしまうことだ。他にも良いところがあるから分散してほしいと市では希望している。行ったときに好印象だったのは東福寺だ。他にいくらでもあるのだから、取り敢えず日本人はそっちの方に行けばいい。
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Amazonレビュー

2019年12月05日 | Weblog


Amazonのレビューは実際使った人が機能面や使いやすさについて書いている分には、食べログのグルメ気取りのエッセイモドキよりは参考になる。ところがここにやらせレビューというのが存在している。レビューが少ないと買う人が少ないという傾向があるのでやらせが出てくるわけだ。ちょっと前から中国経由の商品も多くなり、それに伴ってレビューに変な日本語も増えた。これらは大体やらせと思っていい。そして少ないを通り越して1000近くのレビューが付いているのも見かける。明らかにおかしい。これも要警戒。そうなるとどれが信用できるかということになるのだが、そこは自分の勘で判断だ。中国経由は安いから飛びつくのだから、ギャンブルのつもりで買うしかない。中には本当に使えるものもある。
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タランティーノ映画

2019年12月03日 | 映画


以前見たタランティーノの「ワンスアポンアタイムインハリウッド」を知り合いが見たらしく、その感想を人伝に聞いた。当時の文化を知らないと分からないというのが感想の骨子だったらしい。これは見ていて感じたことでもある。思わずにやりとさせるような会話や小道具が多いのがタランティーノ映画の特徴だから当然の感想と思える。元々映画オタクのタランティーノ、その知識は相当なもので、カルト映画にも詳しい。だから全部ついていくのは無理な話だ。しかし、一つでもにやりとさせられると映画がぐっと身近になるのも事実。長い作品が多いので、そんなのがないとひたすら長く感じてしまうのはタランティーノ映画の宿命かも知れない。
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中古のミニコンポ

2019年12月02日 | Weblog


ミニコンポが壊れたので同じものをネットで探したところ、同じものが見つからない。以前買ったところがどこかは覚えてない。Amazonの履歴はもう消えている。そこで中古でいいということで取り敢えずセカンドストリートを覗いてみた。サイズの大きさに制限があるので(小さくないといけない)実物を見るのがベスト。適合機種が二つあった。オンキョウの9800円とビクターの4800円。音質は問わないので当然のこと4800円にする。リモコンがないのも安い理由のようだ。中古の場合は当たりはずれがあるがそれは賭け。ラジオのアンテナも付いてなく電波が全く入らない。専用端子が必要だったが、以前使ってたもののアンテナを切り、中身をむき出しにして直接突っ込んでテープで止めたら大丈夫だった。いろいろ対処しないといけないのも中古のあるあるだろう。
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オダギリジョー

2019年12月01日 | 映画


オダギリジョーの時効警察は、数少ないテレビで見てた連続もの。今回新作をやっててちょっと見たが、以前のものよりこなれた感じが少なくどこかしらっとした空気を感じる。それぞれの出演者が有名になり過ぎたせいなのだろうか、はたまた演出のもんだいか。

そんなオダギリジョーが監督として映画を撮ったらしい。役者、歌手、お笑いと結構映画を撮りたい人間は多いが殆どはショボい作品しか作れない。北野武くらいしかまともな監督は思い浮かばない。でそのオダギリジョーの作品だが、結構センスがいいということらしい。取り敢えず要チェック。
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