帰りの電車で食べようとサードバーガーのハンバーガーを買った。ビールとハンバーガーというのは個人的には餃子とビールと同じくらいのゴールデンコンビだ。でこのサードバーガー、チェーン店ではあるが都内に数店というレベルの広く知られている店ではない。当然他の全国チェーンとは一線を画しているはず。それがパテの味の違い。今回初めて食べたのだが、確かに牛肉の風味がちゃんとするパテであった。ステーキで食べる牛肉の味と共通のあの味。香辛料も黒コショウだけではないだろうか。何が入ってるのかわからない全国チェーンのハンバーガーとは根本的に違う。赤身の牛肉を挽いたのではなく細かく切ってまとめたようなパテは冷めても十分美味かった。肉にレタスのベーシック(トッピングや他の材料で誤魔化す必要がない)で300円ちょい、MドナルドやMスでも同じくらいの値段になることを考えると、こっちの方が数倍価値がある。
先日、東京の「寄生虫博物館」と「写真美術館 荒木経惟」を見に行った際寄ったビストロ カフェ「ユイット HUIT」。目黒川沿いでしかも隠れ家的な抜群なロケーション。店内は以前の倉庫か何かの壁をそのまま生かし、古材の家具やアンティーク風の調度品を多用した落ち着いた空間。フランスの、大学のある地方都市の学生教授が常連のカフェ、といった風情である。
ランチメニューは典型的なビストロ料理やパスタなど四種類。典型の鶏とレンズマメの煮込みを頼む。これにサラダ飲み物パンが付いて1000円。安い(実際はスープビールも頼んでるのでその金額ではないが)。お味の方は、これがまたパリの地元民御用達のカフェの料理みたいな平均的な味。店の雰囲気は良いし、近くにあったら間違いなく通うカフェである。
クイズ番組で「蓼科高原」の読み問題があり、回答者のえなりかずき(相変わらずのとっちゃん坊や)が答えられなかったが、一般的にはそんなに難しい部類ではないと思うがどうなのだろう。国東半島も出てたがこれに比べれば難易度三分の一程度だろう。
それより気になったのは、説明で蓼科高原の画像(今日の写真は本物の蓼科)が紹介されてたのだが、それが思いっきり間違っていたというところ。最初に霧ヶ峰高原の八島湿原がでて次は同じく霧ヶ峰高原か車山高原かのニッコウキスゲだった。どちらも隣みたいなものだから近いとは言えるがそういう問題ではないだろう(しかしこんな間違いは別に珍しくもないという事実はある)。
考えてみると、映像で直ぐに蓼科と結びつくようなものがないというのは確かにある。軽井沢だったらあれとか日光だったらあれとかのあれがないのだ。八ヶ岳の麓に位置している林中心の高原地帯だから那須高原などに近いと思うが、そうやって考えると那須にもあれに当たるものはない。要するにわざわざ説明で映像を使ったたことが一番の問題だったのだ。唯、局に資料は普通にあるはずだから、その辺りがちゃんとしてないことの表れだったらテレビ局そのものの緩みで、結構大きな問題であるかもしれない。最終的には受け取る側のメディアリテラシーに関わるのだが、まだまだテレビの影響力は強いのでもうちょっとちゃんとしてくれ、とは思う。
デスクトップのハードディスクが一杯となってしまった。元々XPの頃のやつなので大した容量ではないが、知らず知らずの内に溜まってこういう事態に至ったわけだ。主な原因はというか原因そのものは写真ファイル。取り敢えずパソコンに放り込んでという状態だったから時間の問題だったのだ。そこでそれらのファイルを整理することにした。これが結構大変で、いらない写真を削除するわけだが、いちいち確認しないといけないので手間がかかる。本来ならそこでジャンル分けをしてきっちり整理するところだが、そこまでできず今は削除の日々である。大体三分の二はいらないものだ。
で、ここで本質的な問題に直面する。残したファイルをどうするのか。保存して取っとくのが目的なのか。取っといても見ることは多分あまりない。唯、パソコンにあるという満足感を得たいだけなのか。見るのであれば、プリントアウトして整理するのがベスト。そこまではしない。大体こんなあやふやな状態でパソコンに保存されている写真ファイルが殆どではないだろうか。存在はしているが見られることのない写真ファイル。実質存在してないようなものだ。