ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

海街ダイアリー

2017年09月30日 | 映画


アマゾンプライムで今さらながら「海街ダイアリー」を見る。イマイチ見る気が起きなかったが、無料だし、試しに見てみようという気になったのだ。

映画は、まあよくできてるとは思った。女三姉妹が鎌倉の一軒家に住んでいて、そこに腹違いの四女が、三姉妹を捨て他の女と出て行った父親が死んだことによって引き取られる。そんな四姉妹を描きつつ、家族が一つになる様を、一種のファンタジーのように描く。ファンタジーと言ったのは、三姉妹それぞれ恋愛事情(不倫など)を抱えてるのだが、決してドロドロになることもなくさらっと済ませ、しかも演じてるのが長女綾瀬はるか、次女長澤まさみ。こんな美人姉妹そうはいないだろう。そんなリアリティのなさがファンタジーの所以。リアリティを出すなら、長女江口のりこ、次女安藤サクラ、三女前田敦子、住んでるところも鎌倉ではなく足立区辺りだ。

原作がそうなのだろうが、見てる人が一瞬現実を忘れちょっといい気持になる、辺りを狙った映画のようだから、そういう映画を望む人にとっては多分良い映画ということになるだろう。リアリティがどうのはそもそもこの映画に関しては的外れだ。



コメント