ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

観察記Ⅱ

2011年05月06日 | 生き物 自然

 

昨日の続き

次の定点観測地に向かうため今来た道を戻る。ここで気になる風景が。道端にビンに挿した菊の花と、その前には缶ビールと缶コーヒーが。よく死亡交通事故の現場にあるあれと同じだ。山道にあるということは、ここで誰かが自殺でもしたのか、くくる為の木はいくらでもある。それとも誰かの悪戯か。そう言えば、最初ここを通ったとき何故か悪寒が走ったことを思い出した。嘘です、しかし決して気持ちのいいものではない。

最後の定点は、諏訪大社の直ぐ近く。流石にゴールデンウィークだ、大社の駐車場も県外車がずらり。ん?本当に佐世保から軽で来たのか?

 

 

大社の脇を通っていく。メインの参道ではないが観光客もちらほら。

 

 

現場は、小さなため池。一番近くの定点である。兎に角ルリボシヤンマが多いのでこれからは「ルリボシ池」と呼ぶことにする。相変わらずまだトンボの姿はないが、カエルの卵の一部が孵っておたまじゃくしとなっていた。それでも、夥しい数のおたまじゃくしだ。

 

 

こちらがその孵る前の卵。まだたっぷりある。キーウイの種のようなのがヤマアカガエルで、豆入りところてんのようななのがヒキガエルの卵か?(写真拡大注意)

 

 

それにしても、カエルの卵は見事である。これだけの数のおたまじゃくしが餌となるので、小さなため池のヤゴなどの水生昆虫は成長できるのだ。これもバランスの取れた生態系。鯉やアメリカザリガニがいないのが良かった。遠くを見ると八ヶ岳はやや霞んでいた(黄砂の影響か?)。

 

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