ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

雨池 収穫ゼロの道

2013年07月12日 | Weblog

やっと天気になったということで、念願の雨池に行く。ここは八ヶ岳の端っこに位置し、標高はほぼ2000メートル。といっても峠の駐車場からは3キロほどの距離で、歩いて約1時間だ。目的は、この時期に発生するオオトラフトンボを見ること。去年一度来ているので、どんな道かは分かっている。ぬかるみなどがあるので、長靴に履き替え出発した。下界は30度という時でも、やはりこの辺りに来ると長袖は必須。風が強いのもあるが、木陰に入るとそれでも寒いくらい。笹薮がおおいコースを辿っていくと、直ぐに原生林の林間コース。今回改めて思ったが、かなり歩き辛い。岩がゴロゴロのしかも坂道が多く、オマケに暗い。道中、見るべきものもない。喜ぶのは苔マニアくらいなものか。

 

 

原生林を抜けると、やっと明るい林道に出る。そこからは1キロくらいか。雨池に到着。水源は名前の通り雨なので、前回よりは梅雨のせいだと思うが水面が大分広い。

 

 

が、風が強く飛んでるトンボの姿は全く見えない。いたのは、別にここにこなくても普通にいるナツアカネ?だけだった。一ヵ月後だと、ムツアカネ一色になるのだが。

 

 

水の中に見えたヤゴは、ナツかムツか?

 

 

いずれにしろ、目的のオオトラフトンボの気配はない。一応池を一周したがやはり駄目。仕方ないので、持参のジャンボンサンド(ハムサンド)ど黒ビール(モドキ)で昼飯とする。

 

 

このジャンボンサンド、今回はちゃんとそれなりのハム(増量剤、アミノ酸なしのモモのハム)を用意して、バターを塗っただけのバゲットに挟むというより本場スタイルの本格派だったので(ピクルスは偶々あったので入れたが、普通は入れない)...美味。黒ビール(モドキ)ともよく合う。結局、このサンドを食べるために雨池に来たようなものだ、と他に収穫がなかったので無理やり思い込ませた。それにしても、トンボに限らず、これほど収穫がなかったのも珍しい。他に面白いものもなかったので最後に、こんな峠道を自転車で登ってきた元気なサイクリスト(60くらいのおじさんだった)がいたので、その自転車とかすかな後姿を。

 

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