ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

運び屋

2020年11月24日 | 映画


BSでイーストウッドの「運び屋」をやっていたので見た。この映画、アマゾンプライムでウオッチリストに入れたままでずっと見てなかったので丁度良かった。

映画は、デイリリー(ニッコウキスゲの仲間らしい)という花に取りつかれた園芸農家の主人公が、仕事に没頭するあまり家族を失い農園も失い一文無しとなり、とうとう老いた身で麻薬の運び屋に身をやつし、皮肉なことに結果的に家族が再生するという物語だ。相変わらずイーストウッドは良い味出してるし、監督としての演出も洗練されていて質の高さを維持している。この歳で凄いの一言だ。あと、メキシコの麻薬組織の親分が、誰かに似てると気になっていたのだが分からずエンドロールを見てやっと判明。アンディ.ガルシアだった。歳とってこんな顔になったのかとちょっと驚いた。
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