ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ヒメギフ

2019年05月09日 | 生き物 自然


毎年恒例のヒメギフ参り。但し今年初はいつもの場所ではなく完全なる地元(いつもは隣の市)。その情報は地元の蝶マニアからもたらされた。そこはちょっとした林道で、過去何度も行ったところだった。但しまさかヒメギフがいるとは思ってなかったので、この時期(ヒメギフは四月から五月にかけての二三週間だけ出現)には行ったことがなかったのだ。車で十数分現地に到着すると一台の車がすでに止まっていた。滅多に車がとまっているところではない。いるとしたら不法投棄の車くらいだ。

早速林道を歩き始め100メートルくらい行くと、いきなり一頭のヒメギフが飛んできた。やはりいたんだ。しかしその一頭は目測を誤り(止まるとこの模様が迷彩色となり分からなくなる)見逃した。
そしてそこから更にに三十メートル進むと、林の中から呼ぶ声が。止まってた車の持ち主だろうかと確認すると、それはここを教えてくれた蝶マニアであった。まあそんな気はしていたが。そこからは食草のウスバサイシンの場所を教えてもらったりして二人で出現を待つ。幸先は良かったが、それからはなかなか出てこない。天気は良いがちょっと肌寒いのが条件的には良くない。あとちょっと暖かくなればいい条件となるところだが、基本的に待機はしたくない。それでも二人だったので一人の時よりはずいぶん長く待機した。そして待望の出現で唯一のチャンスが今日の写真。マニアが言うにはオスだそうだ。しかも今年は小ぶりだそうだ。取り敢えず今年のノルマは達成。
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