せっさたくま

広島ペット霊苑がお贈りするブログです。ペットの事や他愛も無い話まで、色んなことを綴っていきたいと思います。

第8回 命を大切に・・・(続編)

2006年05月20日 | ジルのひとりごと
こんにちは。ジルです。

(前回の続き)


ワンコを迎えに行ったダーリンは一旦、
事務所に戻ってすぐに近くの動物病院に電話しました。
診察時間の確認をして、病院に連れて行きました。
病院では事前に症状を伝えていたおかげで、
すぐに診てもらえる事ができました。

『元気になったらきちんと世話をするので、どうか助けて下さい!!.』

そんなダーリンの言葉に担当の先生は、
「昨夜の寒さもあるし、
かなりの高齢だから一晩預かって今夜はウチで見てみよう。
点滴も必要だし」
って言ってくれたの。

仕事も終わって帰ってきたダーリンはパパとママに伝えて、
いざとなったらY家の一員にしようって 決めました。

そして夜の8時を少し過ぎた時、ダーリンの携帯電話が鳴りました。
病院からでした。

「お預りした仔ですが、先ほど亡くなりました。」

『・・・わかりました。ありがとうございました。これから迎えに行きます・・・』

ダーリンはパパと一緒にワンコを迎えに行ってきました。
そして会社に連絡をして祭壇でお通夜をしま した。
会社のみんなはお花やフードをいっぱい用意してくれてました。

翌日、ダーリンはワンコを火葬して納骨したって
会社の人とジル達に教えてくれました。
みんなは口を揃えて言いました。

「最期まで見るのが飼い主の責任なのに・・・」

「どういう事情があるにせよ、命は大切にしないと・・・」

ジルは思います。
動物だって(もちろん植物だって)ひとつの命。
どれも無駄や粗末にしてはいけない って・・・

ジルは思います。
もうこんな悲しい出来事は起きて欲しくないって・・・

『思い出すとつらいから・・・』

そう言ってダーリンはあえて名前を付けませんでした。

でもジルは知ってます。
たった1日だけ・・・それでもワンコはジル達の家族になりました。
そしてダーリンはお墓参りをして
ワンコの事をいつまでも忘れずにいます。

家族の一員として・・・
コメント (2)
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