せっさたくま

広島ペット霊苑がお贈りするブログです。ペットの事や他愛も無い話まで、色んなことを綴っていきたいと思います。

第7回 命を大切に・・・

2006年05月11日 | ジルのひとりごと

こんにちは、ジルです。

今回はちょっと、マジメな話
ジルがY家にきた初めてのワンコになったんだけど、
その後もう一匹ワンちゃんが増えました。

4年前のまだまだ寒さが厳しい頃、
いつものようにジルはダーリンと
朝の散歩にでかけてました。

公園を歩いていると散歩仲間のご夫婦に
『ジルちゃんと同じ種類の仔がおったよ。
もしかして捨てられとるんかなぁ?』
その言葉を聞いてジル達は急いでその場所まで行きました。

その場所に着いてジル達はびっくりしました。
ジルと同じラブラドールがゴミ捨て場に
真新しい掛け布団に包まれていたんです。
ダーリンがその仔をよく見てみると、
ジルよりも随分年上のおばあちゃんとの事。
爪も伸び放題、耳垢も綺麗にされてない状態だったって。
でも体温もあって息もしてて、確かにこの仔は生きていました。
その仔は歩けそうな状態に見えなかったので、
ジル達は一旦お家に帰りました。

そしてダーリンはスーツに着替え会社に向かいました。
会社に着くなりダーリンは、
『すみません、今朝散歩中に捨て犬を見つけて、
ジルと同じラブで、かなり老犬なんですけど まだ生きてて・・・』
あせっているダーリンは社長さんに上手く伝えられません。

すると社長さんは、
『すぐに迎えに行ってきんさい。保健所が来る前に』
ダーリンの気持ちをすぐに理解してくれて、そう言ってくれたそうです。
ダーリンはすぐに現場に戻って保護し会社に連れて行きました。
部屋に暖房をいれて、
ダーリンの使ってるマフラーを体に巻いてとにかく少しでも暖かくなるように。
再び会社に戻ったダーリンは社長さんに、
『あとで動物病院に連れて行ってきます。
もし助かるようなら例え1週間でも3日でも世話してやりたいんです。』
って相談して、社長さんも霊苑で世話させてくれる事を許可してくれました。


(次回に続く)


※投稿が一日遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

コメント
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