せっさたくま

広島ペット霊苑がお贈りするブログです。ペットの事や他愛も無い話まで、色んなことを綴っていきたいと思います。

捨て猫のその後

2007年07月25日 | 広島ペット霊苑 創業記
先日、我が社のゴミステーションに捨てられていた猫は無事元気で暮らしています。



途中、本当に高熱で危ない場面もありましたが、動物病院の先生の適切な治療、スタッフの手厚い看護のおかげで、ガリガリだった体が少しではありますが太り始めましたし、ゲージの近くに行けば起きて来て『さすって、さすって』と寄ってくるまでになりました。



怖い顔もとっても優しくなり、『シャー』という鳴き声が『二ャー』に変わり、後は体調が完全回復するのを待つだけです。



ちなみにこの猫、事務所での名前は『田中さん』(付けたのはスタッフです。笑)



元気になったら田中さんの里親さんを探します。
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打ち明ける

2007年07月23日 | 広島ペット霊苑 創業記
この仕事を通して見えることは、ご自分の気持ちに正直に涙を流され、思いをぶつけられた方ほどお帰りになられる時に笑顔で帰られるケースが多いことです。



私達は皆様のお気持ちを少しでも軽くするのが仕事です。



遠慮なさらずに何でも話してみてください。



思い切り涙を流してみてください。



心の内をぶちまけることで悲しみの淵で迷わず明日のエネルギーが沸いてきます。



旅立つペット達だって、飼主さんに一日も早く立ち直って貰いたいと願っているに違いありません。




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捨て猫

2007年07月20日 | 広島ペット霊苑 創業記
何度か、このブログでも紹介した捨て猫の話ですが、今回は本社のゴミステーションに一匹のガリガリの子猫が捨てられました。



かなり体力を消耗しているらしく、声をかけても顔を上げるだけで、子猫の衰弱を知った蟻達が体にいっぱいたかっていました。



このままにしておけば、この暑さで必ず死んでしまうその猫を黙って見過ごす訳にも行かず、事務所につれて帰り猫用の牛乳をあげたところ一気に飲み干して用意した箱の中で眠ってしまいました。



この子が、このまま生き続けられるか、天国へ行くのかは今の時点ではわかりません。



ただ、ひとつ言えることは、この子を飼う事を放棄した人は、悲しい人だということです。



人間の魂も猫の魂も同じ魂です。



その魂を粗末にしたことは、どんな事情があろうと許されることではありません。

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飼主としての仕事

2007年07月18日 | 広島ペット霊苑 創業記
先日、大雨の降る日にご送迎させていただいた飼主様と、霊苑に向かう車中で色々お話をさせて頂きました。



この子と飼主さまの出会いは、長年連れ添った奥様に先立たれたことを受け、息子さんが気落ちしないためのパートナーにと、迎えてくださったそうなのですが、初めて共に生活する小型犬に最初は戸惑いながら、その愛くるしさに魅了されるまでは、さほど時間がかからなかったとおっしゃっていました。



その後、色々なペット談義に花が咲いた後、飼主様が「ぽつり」と漏らされた一言が表題にある「これで飼主の仕事は終わったな・・・・」という言葉だったのです。





日頃から沢山の愛好家の方々と接する機会が多い私ですが、この飼主様が言われた無償の愛を注ぎ続けてくれた彼らを最後まで見届けてやること、キチンと送ってやることの重要性を改めて感じさせて頂いた一日でした。




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助け合い

2007年07月14日 | 広島ペット霊苑 創業記
台風4号襲来間近!!霊苑の猫達も恐怖におののいている頃ですが、皆様お変わりございませんか?しかし霊苑猫、各自に避難場所を持っており、ご心配には及びませんので、皆様ご安心を。



今日のお題の「助け合い」。助け合うことは人間だけの専売特許だと思ったら大間違いです。

猫達だって、犬達だって、鳥達だって、皆々助け合うことを知っています。



現に霊苑の猫達だって、寒い時期には皆で固まって暖を取りますし、高齢の猫にご飯を譲る姿を目撃したことがあります。(ただチビは駄目ですけど・・・・泣)



しかし最近の人間はどうでしょう?



困った人がいても、自然に動けない人が減っていませんか?



人は人、自分は自分と割り切っている人がいませんか?



昔は「お互い様」と言いながら相手のことを思いやる姿を頻繁に目にしたように思います。



動物達にもできる助け合い。我々人間に出来ないはずがありません。

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動物愛好家

2007年07月14日 | 広島ペット霊苑 創業記
梅雨空の下を車で走っていると、少し先の方にピカピカの若葉マークの車がウインカーを出して割り込みのタイミングを計っていました。



仕事がよほど忙しい人が多いのか、なかなかその車は割り込ませてもらえません。



そんな中、明らかにペットを乗せているぞ~と、後ろの窓にデカデカと動物柄のステッカーを貼った軽自動車が、さりげなくその車を入れて上げる光景を目にしました。



やっぱり動物が好きな人は、人にも優しいんだ・・・・・。



ちょっと幸せな気分になりました
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梅雨の晴れ間

2007年07月12日 | 広島ペット霊苑 創業記
長いこと曇り空が続くと何がなくても気分が滅入りますね。



そんな中、遠方へ営業に出かけていた時 突如空がにわかに明るくなり、久しぶりの青空が顔を出しました。



一気に気持ちが明るくなり、車の窓を全開にして走ると、そこまで来ている夏の香りが少しした感じがしました。



きっと霊苑の猫たちも同じ気持ちでこの空を眺めているに違いありません。

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霊苑での出来事

2007年07月08日 | 広島ペット霊苑 創業記
先日、お客様からこんな心温まるお言葉をいただいたと、現場担当者から連絡がありました。



それは、管理担当者が雨の中で手ごわい雑草の草刈を行っていたところ、その破片が皆様のお墓に張り付き、後日たわしを使ってゴシゴシ落としていた姿を見られたお客様から

「あの管理スタッフさんの一所懸命にお墓を掃除しておられる姿に感動しました。時期が来たら私もここにお墓を検討します」というものでした。



この話で霊苑管理スタッフの管理魂も盛り上がり、我々が最高の気分になったことは言うまでもありませんが、普段からの姿勢をお客様はよくご覧になっていること、一生懸命何事も行うことの大切さ、学ばしていただきました。



「皆様のお褒めのお言葉が我々の最高のエネルギー!」今日も頑張ります!
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温かさ

2007年07月07日 | 広島ペット霊苑 創業記
毎日ジメジメした日が続きますが、皆様お変わりございませんか?

こんな嫌な時期ではありますが、霊苑ではこないだから降り続いた雨で一気に緑がましたので、草木達には待ちに待った雨だったのでしょう。



このジメジメが終わると、いよいよ暑い夏です。暑い夏の到来を待ち望んでいるのは、きっと長いこと土の中で暮らしてきたセミ達だけなのかも知れません。



先日スタッフが対応したお客様から次のような言葉をいただいたそうです。



「ここに決めるまでに幾つかの霊園を見て回ったのだけど、施設は新しくて綺麗だったけど何か温かさを感じなかったんです・・・・・。」



「温かさ」?



正直疑問を感じました。



長年同じ場所にいると、見慣れた風景の一部として、老朽化した部分ばかりに目が行きます。(あ~又、ここを直さにゃいけん・・・・等など)

しかし初めて来られるお客様からしたら、私たちの見慣れた風景の中から温かみを感じてくださっていたのです。



古くても遠くても温かさを感じて頂けることでお客様からご評価いただけること、再認識した一日でした。



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