ネットニュースやテレビ放映で既にご承知の方も多いと思いますが、大阪府にある創業25年のペット霊園『宝塔』が、利用者の方に何の告知もなく閉園したそうです。
お墓詣りに行った利用者が、たった数枚の張り紙を見て事態を知ったそうで、ここ数日協会の方へもマスコミ各社から取材の申し込みが殺到しています。
調べによると、もともとここの土地は借地で、事前に地主に承諾を得ずにペット霊園を開業し、何年も前から揉めていたそうです。しかしいっこうに霊園側が要求に応じないため、裁判沙汰となり、既に返還するような判決も下りていたそうなのです。
そんな状況を一切知らせず、今でもHPは閲覧可能な状態にしている業者の無責任さには、ただただ呆れるばかりです。
キャリアもあり、管理者が変わったことも告知されないとなると、こうなることは予測できないことかもしれませんが、霊園自体が借地かそうでないかないかは、今後の霊園選びの指標の一つになるかもしれません。
ここに眠る子達の遺骨が、一日も早く安住の地へ移れ、ここを利用された皆様に安心が戻ることを心からお祈りいたします。