この写真は現在住まいを新築中のお客様の庭の写真です。
一番奥にレンガで囲まれている場所、実はあそこには大切にされていた小さな天使達の永眠するお墓を建てられる予定で庭造りが進んでいます。
ご家族の想いが沢山詰まった、ピンク色のハート型墓石の到着を今か今かと待っておられます。
これまでも数々の自宅設置墓を作らせて頂きましたが、どちら様も何代にもわたってペット供養を続けていこうと思われる、心優しいご家族ばかりです。
人の世界でも『墓じまい』と言って、先祖代々守ってきたお墓を供養して合祀にするという時代にこのような証まで建ててもらえる天使達は本当に幸せ者です。
ペット供養の考え方は人それぞれですが、できること、やってあげたいことを後悔の無いように形にしてあげることが一番だと私は思います。
先日、九州大分県のお客様から火葬の依頼を頂戴しました。
ご依頼主は以前は広島にいらっしゃり、何度か弊社をご利用頂いていましたが大分に引っ越されたとの住所変更届を頂いていました。
通常こういう場合は、引っ越されたエリアで火葬をされるのが常ですが、「地元で探してみたけど、やっぱり先代の子たちがとても良くして貰ったので・・・」との事で、わざわざ新幹線で広島へ帰ってこられ、新幹線口で大切な天使をお預かりするという内容でした。
『大切な子を預けるのだから、安心できる所がいい』と、涙ながらにお話し頂き、九州のお土産まで頂戴しましたが、終始悲しみを必死に抑えておられるお姿を拝見しながら『まだ何匹かいるから、今度は熊野に行きますね。』と精一杯の笑顔に計り知れない深い愛情を感じました。
その飼い主様の背中を見送りながら『しっかり守りますから安心してください。』そう強く誓ったのは言うまでもありません。
めっきり秋が深まった感のある熊野霊苑。
例年この時期になると出てくる嫌われ者の「カメムシ」や「カマキリ」も登場し、ますます秋の深まりが加速しそうです。
ベテラン管理人によると、「今年はカメムシの数が多いので、雪が多いかも・・・・・？」との事ですが、思い返せば毎年聞いている様な・・・（笑）
そんな熊野霊苑では、現在第二待合室を整備中です。これは既存の待合室では手狭になった措置ですが、今回の待合室は階段だけでなく、スロープも整備してあるのが特徴です。
正式には家具などの備品が入って稼働ですが、既にテーブル、イスなどが入っているので、休んでいただくことはできますので、ご興味がある方はスタッフにお声がけください。
ここが完成すれば、寒い冬の霊苑も快適に過ごしていただけると思います。
