せっさたくま

広島ペット霊苑がお贈りするブログです。ペットの事や他愛も無い話まで、色んなことを綴っていきたいと思います。

使ってみてわかった事

2024年06月25日 | 広島ペット霊苑 創業記

いよいよ広島も梅雨入りしましたね。

 

今年は、かなり梅雨入りが遅れたので、一体いつになったら開けるのか?また雨量はどうか?気になるところですが、豪雨災害だけは起こらない様にお願いしたいものです。

 

さて今日のお題ですが、これ移動火葬車のことなんですが、ウチの旧市内に位置するセレモニーホールでは、受付、葬儀を仁保で行った後に、黄金山の墓地に停めてある移動火葬車にて火葬を行っています。

 

何故、移動火葬車?とのご意見もありますが、南区のセレモニーホールを活性化させる狙いと、導入に当たっては様々な経緯があり、固定炉代わりに利用することを決めました。

 

実際、色々試してみて大きな火葬炉を積んだ車は、重量もあり、運転していても不安なところがありますし、スピードも出にくく、ブレーキも効きにくい。おまけに灯油などの燃料を大量に載せたまま走らなければならないために、万が一のことを考えると、不安な部分も多いと思います。

 

また野外での火葬は、どこで火葬する?という火葬場所問題もありますし、風や雨の影響も受けやすく、収骨時に小さなお骨が飛ぶなど、普段使っている固定炉よりも沢山気をつかいます。

 

中でもご依頼中に周りを歩かれる近隣住民の方の目は、どうしても気になり、火葬中は勿論、収骨の準備をしていても、わざわざ見に来られる人もいて、落ち着かないことが多いです。

 

こんな思いから、現在のセレモニーホールでの受付・葬儀→黄金山での火葬見送り・火葬→セレモニーホールでの収骨という独自の形ができた訳ですが、最後まで見届けたいと言われる皆様の要望も叶えられ、周りのことを気にすることなく安心してお骨拾いをしていただけるので、少しお時間頂く形になりますが好評です。

 

また8月からは、セレモニーホールの受付、待合室をリニューアルして使いやすくする予定ですので、益々便利になると思います。

 

今の世の中、お別れの場所、形は色々ありますが、ご家族の最後にふさわしい、後悔のないものにしていただくために、これからも様々な取り組みをして参ります。

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暑くなってきましたね。

2024年06月12日 | 広島ペット霊苑 創業記

広島もいよいよ梅雨入り間近との予報が出始めましたね。

 

しかし6月に入ってドンドン気温があがり、今日は30度越えだった地域も沢山あったようです。

 

気温が上がり始めると、例年ご要望が増えるのが、『今日何とかお別れがしたい』というお客様です。

 

大切な家族を少しでも早く旅立たせてやりたいという願いからか、何とかしてほしいというリクエストが多くなるのですが、私達は3拠点の火葬場があるので、そのタイミングでお受け出来る拠点を提案して、何とかご家族のご要望にお応えするようにしています。

 

またにどうしても難しい場合は、ご遺体のお預りやDアイスや業務用保冷材の貸し出しなどで対応させて頂く事もご提案していますので、お気軽にご相談ください。

 

一度しかない旅立ちを後悔のないものにしていただきたい。スタッフ一同心から願っています。

 

熊野霊園の猫達もこの暑さで、こんなになってます。

 

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南区での立会火葬 その後

2024年05月31日 | 広島ペット霊苑 創業記

もうすぐ梅雨入りのはずですね。でも今年は少し遅くなるとも・・・。

 

この梅雨時期、どこの地域にも被害が起こらないことを心から祈りたいです。

 

さて、本社のある南区仁保新町にあるセレモニーホールを利用した立会火葬をスタートして約半年位経過しましたが、利用頂ける方が少しづつ増えてきました。

 

その理由の一番は、やはり『近いから』ということ、『過去に黄金山で火葬してもらったことがある。』という方が多いのですが、最近増えてきたのが『大切な家族が火葬炉の中に入っていくところまでを自分で確認できる。』という理由です。

 

現在熊野・己斐ともお別れ室での見送りが基本であり、火葬炉内には安全のため入室いただけないので、『本当にうちの子を火葬してくれているの?』と不安を持たれる方には、とてもいいようです。

 

又、葬儀、お骨上げが建物内でちゃんと出来るのも好評です。

 

実際、火葬車でお骨上げをしてみたところ、他の方の目に触れるのを嫌われる方や、風で小さな遺骨が飛ぶなどのアクシデントがあり、ゆっくりお骨上げをしていただけなかったケースがありました。それを防ぐためにセレモニーホールに移動して頂くのですが、収骨時間が他所より少し掛かるものの、安心して最後まで見送りをして頂ける要素だと思いました。

 

これからドンドン暑くなりますので、熊野・己斐・南区のそれぞれの良いところをいかして、3つの拠点で『記憶に残るお別れ』のお手伝いができるよう、スタッフ一同頑張って参ります。

 

今日の写真は黄金山霊園(墓地部)から見える眺望です。

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最近の墓地事情

2024年05月16日 | 広島ペット霊苑 創業記

この時期の天気は変わりやすく、昨日の雲一つない晴天から、今朝は打って変わって青空なのに暴風、小雨と公共交通機関にも影響が出ているようです。

 

もう何年も前から人様の墓地に関して、次の世代に面倒掛けるのが嫌だからという主な理由で『墓仕舞い』という、代々のお墓を辞めて、都市型の納骨堂や合同供養塔へ埋葬し直すという流れが生まれ、一気に定着しました。

 

実際に墓仕舞いの話は私の周りにも数多くあり、各地に出来た納骨堂や合同供養塔へ埋葬した。という話をよく聞きます。(私は佐伯区へお墓があり、今でも月に一回お参りしています)

 

ペット霊園のお墓では?という質問をもらうことがあるのですが、ペットの場合、もともと代々守っていくという発想の方が少ないのが現状で、お墓を辞められる方の殆どが、年を取ってお参りに行けなくなったのでお墓を辞める。という話が、37年もやっていると最近出てきました。

 

墓仕舞い後の遺骨に関しても、ほとんどの皆様は連れ帰らずに合同供養塔へ埋葬して帰られますので、最後まで安心して頂いています。

 

合祀を終えた皆様からは『長いことありがとうございました。私達は来れなくなりますが、この子達のことを今後も宜しくお願いします』とのお言葉を頂く事が多いので、永続的に継続していかなければいけない仕事だと、再認識させられます。

 

今日の写真は熊野霊園にある定期的に敷地内のお花が変わるガーデニング墓です。

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夏色

2024年05月11日 | 広島ペット霊苑 創業記

今日は、一日気持ちの良い天気でしたね。

 

太陽の光は既に初夏の様で、スマホ片手に霊園内をバシャバシャ撮影して歩きました。

 

冬の寂しい感じの色目から、桜で一気に春色に変わり、そこから力強い緑色への移ろいを、毎年楽しみにしています。

 

この景色を見ていると少し疲れた心も、一気に元気になる感じです。

 

居候の猫たちは、暑さでへばり始めていますが、きっとこの地に眠る天使達も私と同じ気持ちだと思います。

皆様も元気をもらいに霊園にお越しください。

 

 

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お参り

2024年05月04日 | 広島ペット霊苑 創業記

世の中はGW真っただ中ですね。

 

広島市内では恒例のフラワーフェスティバルが、コロナ禍以降フルに開催され、連日沢山の人でにぎわっているようです。

私の知り合いも自転車に乗って参加したそうですが、野球やサッカーも開催されていて、子供連れであるくには大変だったと言っていました。

 

そんな中、私達の各拠点へも沢山のお参りの皆様がお越しになっています。

 

県外から帰省された皆様なのか、手には花やお供えを持参され、しっかり墓前に向き合っておられる姿を拝見すると、心からホッコリします。

 

逢いに来れる幸せ。それが私達のような施設をもった霊苑です。

 

これからも皆様からお預りした大切なお子様が、ゆっくり眠れるよう、各拠点を管理して参りますので、是非お参りにお越しになってください。

 

スタッフ一同&居候達も皆様のご来園を心からお待ちしています。

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八重桜咲きました。

2024年04月20日 | 広島ペット霊苑 創業記

今年も熊野霊園の八重桜が満開になりました。

 

先週なら法要に間に合ったのですが、残念ながら一週間遅れの満開となりました。

 

熊野霊園は今年の7月で38年目に入るのですが、一番大きな桜は、合同供養塔前のソメイヨシノと共に、今までの霊園の栄枯盛衰を静かに見守ってくれています。

 

これからもこの桜達がもっともっと沢山の花を咲せ、沢山の皆様にご来園頂けるように、私達もその使命をしっかり遂行していけるように努力して参ります。

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春法要終わりました。

2024年04月17日 | 広島ペット霊苑 創業記

4月14日 雲一つない青空の下で、恒例の春季大法要が午前、午後の部とも盛大に開催できました。

 

今回も京都から田中住職においでいただき、素晴らしいお話と、お歌を頂戴し、にぎやかに虹の橋のたもとで待つ、あの子たちに生前の感謝を200名の皆様と届けることが出来ました。

 

田中住職から私達が行っている『弔い業』と近年増えてきた一部の移動火葬車に代表される『火葬業』の違いの話をお聞きし、我々として今後進むべき道が改めて明確になったような一日でした。

 

ウチの若いスタッフが中心で準備を進めたのですが、いつもより少ない人数で、法要を盛り立ててくれ、皆様の満足そうなお顔が見れたことも大変嬉しいことでした。

 

これからも『弔い業』を行う私達が出来る、火葬だけでない心のフォローや人付き合いをお大事にしていきたいと思います。

 

おいでいただいた皆様、供養をお申込みいただいた皆様、本当にありがとうございました。これからも頑張ります!

 

 

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熊野桜満開と近況

2024年04月06日 | 広島ペット霊苑 創業記

今年も名物の熊野桜が満開になりました。

 

相変わらず桜の綺麗さは圧巻ですが、タイミング的に来週末が春の大法要なので、少し早かった・・・かなと。

 

最近SNS全盛で、私達もついついフェイスブックやInstagramへ写真と短いコメントをあげることが多くなってしまっていますが、思いのたけを発信できるのはブログだと思いますので、近況を報告しておきます。少し長文になりますが、しばしお付き合いください。

 

私達は現在創業の地の熊野霊園の他、己斐大迫ペット霊園、南区セレモニーホールの火葬3拠点と、霊園のみの佐伯区エンジェルサウスガーデンの4拠点で営業しています。

 

会社の当初のスローガン通り、『ペットじゃないんだ。家族なんだ。だから最後までちゃんとしてあげて欲しい。』という理念のもと、キチンとお別れの出来るお別れ施設を完備した固定式の火葬炉で運営しています。(南区のみ、昨年あるご縁があり、移動火葬車を導入しましたが、別の場所に固定して稼働中です。)

 

そんな私達は、数多くのリピーター様や動物病院様をはじめとする関係先様からのご紹介、利用者様の口コミなどからご依頼を頂いているのですが、近年、HPやLINEなどに代表されるSNSがらみの紹介が、増加の一途を辿っています。

 

それも以前の様に素敵なHPを作って想いを載せているだけでは集客出来ないので、数パターンのHPを動かしたり、Googleに代表される検索サイトで上位に表示されるよう、広告費を支払って集客をするようになりました。

 

またコロナ以降、国や県からの補助金で火葬車を購入された企業や個人の方々が相当数がペット葬祭市場に入ってきており、全国津々浦々まさに群雄割拠の有様です。

 

その背景には創業当時には存在しなかった、検索サイトの広告を利用して、下請けの移動火葬業者さんへ仕事を回す、不動産の仲介業のような紹介業者という業態の存在も大きく影響してると思っています。

 

思えば創業当時に主流だった、タウンページに大きな広告を出したところに仕事が集まる。というような縮図が現在出来上がってしまっており、資金力のある紹介業社が検索サイトの上位を占め、それによりコロナでの外出禁止やインフレなどの要素もあってか、主な下請けである移動火葬車が広島市場で一気に頭角を現しました。

 

実際私達も10数年前に南区のセレモニーホールに火葬炉が置けないので、地元の古参移動火葬車さん達と業務提携して火葬だけをお願いしていた時期があるのですが、己斐大迫が出来たり、当時移動火葬車に限界を感じたので、撤退した経緯があります。

 

しかい近年は問い合わせのお電話でも『火葬車で来てくれるのか?行くには時間がない。』と言われることが多くなり、間違いなく移動火葬車の市場ニーズがupしていることは肌で感ます。

 

市場は変化するもの。多様化の時代に変化の速度はジャンボジェットどころか、超音速機の速度になってきています。

 

私達が付き合いのある、お寺さんでは檀家離れがすすみ、廃寺が増えたことや、人間の葬儀屋さんの大規模葬儀会館の利用が減り、小さな家族葬が増えたこと、人間の墓石屋さんが、墓じまいの仕事ばかりで新規に建立する方が減ったこと等これだけ取ってみても昔の当たり前がドンドン形を変えていっています。

 

そんな大きなうねりの中で何をし、どこに行くのか?

 

『全てのペットにご供養を!』と血気盛んに走り出した37年前とは違う市場に、戸惑いを覚えながら、そんなことを日々考える毎日が続きますが、一つだけ言えることは『移動火葬車さんに出来ないことを考えしょう。』ということです。

 

50年、100年と続けていくのが私達の使命、それがお客様に伝わる仕事をこれからも模索し続けます。

 

お付き合いありがとうございました。

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全てのペットにご供養を!

2023年12月30日 | 広島ペット霊苑 創業記

今年一年、本当にお世話になりました。

 

忙しさにかまけて、ブログの更新が全く出来ていませんでしたが、今年は私達の最終目的でもある『全てのペットにご供養を!』という創業当時からのミッションをクリアするために様々な種まきをして参りました。

 

今は種なので、優しく上手に育てながら立派な芽を出せ、花が咲くように、2024年は水やりの他、肥料も沢山やりながら、上手に育てていく年にしたいと思っています。

 

今の世の中、色んな局面で手軽さが求められていますが、私達の想いをご理解いただける、志を同じくする皆様とのご縁をつなぎながら、今までと同じように、スタッフ一同、皆様のお気持ちに寄り添えるサービスをご提供して参ります。

 

それらすべてが、ミッションのため、2024年もまっすぐに進んで参ります。

 

一年間本当にありがとうございました。

 

皆様良い年をお迎えください。

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