暖冬と言われる今年の冬も、年を越してようやく平年並みに寒くなってきました。
居候達が暮らす熊野霊苑も寒さで昼頃まで水道が使えない日や墓地や供養塔の水入れに分厚い氷が張ることもしばしばです。
しかしそんな中でも植物達には春の息吹が感じられるのか、今までとは違った動きを始めました。
知らず知らずの内に紅梅が咲いていたり、桜の木に小さな芽がついていたり、『寒いの~早うぬくうならんかいの』と愚痴ばかりこぼしている私も例年のことながら感心させられます。
これから日に々春の気配が増えてくる霊苑ですが、春の到来を一番待っているのは何を隠そうこの地で暮らす居候達かもしれません。
ほらほらタニも春の日差しにつられて、お出かけするようです。
さて合同火葬を選ばれた子達は、お預かりから3日以内の火葬、供養塔への納骨となります。
ただ天候が悪い場合は納骨を見合わせることがありますが、基本的には他の沢山の天使達と一緒に眠ります。
立春も過ぎましたので、もう少し暖かくなったら是非会いに来てあげてください。