それが無くても年齢的に月日が経つのが早いのに、コロナ禍の中での一月は、いつも以上に速い速度で過ぎていったようです。
そんなある日、何気なく新聞を見ていると、いつもは目に入らないお悔やみコーナーの記事に目が留まりました。そこには私が社会人のスタートを切らせていただいた会社の社長がお亡くなりになられたとの記事が載っていました。
何のとりえもない私を採用していただき、全てが中途半端だった私に仕事のイロハを教えてくださり、何より生きていく上での価値観を仕事を通して教えてくださった、私の恩人だったのです。
あの5年がなければ、この会社もなかったに違いないと言えるくらい、この方の会社でお世話になった期間は私の仕事や人生に関する様々な価値観を醸成してくれました。
今では知らない人がいない位の会社に育てられた軌跡は、社を離れてもずっと見て参りました。
私も少しでも社長に近づける様にこれからも頑張ります。
今まで本当にありがとうございました。ゆっくりお休みください。