新型コロナウイルスは、一体どこまで広がるのでしょうか?
しかし今朝は寒かったですね。熊野を出るときに車の外気計を見ると、-4℃!!
今年一番の冷え込みに心から震えましたが、朝と昼との温度差、日によっての温度差が激しいので、本当に身体に堪えています。
さてニュースなどを見ていると、今年は雪が少なく暖冬の影響もあるため、山には結構食べるものがあって、猪に代表される害獣たちの被害が少ないと言われていますね。
実際ウチの各拠点でも、例年ならこの時期、墓地の区画内を荒らされたという話が増えるのですが、今年は姿は見かけたとの話はありますが、荒らされた事例は未だ報告がありません。
勿論、暖冬の影響あると思うのですが、実は熊野霊苑には、猪を撃退してくれている新人がいるんです。
その新人とは?
実は『野犬』なんです。
数年前、はじめは親犬がご飯を求めて出没していたのですが、様々な出来事の末、今ではこの子一人が、母親の教育の賜物か、人間と一定の距離を保ちながら、霊苑周りをうろついています。かなり警戒心が強いので、こちらが何かすればすぐ山に逃げこみますが、いつかこの子の幸せのためにも捕獲しようと私達は狙っています。
そんな関係性の我々ですが、もともとは猟犬だったであろう母を持つこの犬、猪の姿を見ると、野太い鳴き声で威嚇し、猪を追っ払ってくれているそうなんです。
暖冬の影響もあるでしょうが、この子のお蔭もあって、今年は苑内の被害が少ないそうですので、今回から新入りと呼ばせて貰います。
こないだその日の担当社員が、体調を崩したとのことで、急遽熊野霊苑勤務になりました。
お迎えやセレモニーホールでの対応は普段からしていますが、熊野での対応は本当に久しぶりのため、朝早くから出勤し、火葬炉の動作確認から行いました。
朝の熊野霊苑は想像以上に寒く(己斐大迫も高台のため寒い)、こんな寒さの中で毎日頑張ってくれている日スタッフの頑張りに頭が下がる思いでした。
その日は私が急遽担当したせいなのか、3件のご依頼を担当するのみとなりましたが、要領が悪いので、広い霊苑内を行ったり来たり。また久しぶりの立会火葬は、お客様がその場にいらっしゃるので、33年選手の私も少し緊張気味でしたが、何とか対応を終えることができました。
これからも時には現場に立ちながら、社員の苦労を感じ、私達が目指すべき道を探りつつ、初心を思い出すことを実践していきたいです。
最後に現場に立ってくれているスタッフへ、寒い中いつもありがとう。何かあったら全員で協力してお客様に喜んでいただけるように頑張ろう!
今年も既に花粉の季節に入ったようで、私のスギセンサーが早々と反応をはじめ、一年である意味一番辛いシーズンの到来です。
そんな中でも居候達は、花粉って何?と、いつもと変わらず、のんびりゆっくり生活しています。
そんな光景をご覧になられて、ほとんどの皆さんから『ここの猫ちゃんは幸せね。環境のいい中で、色々お世話してもらって・・・』とおっしゃいます。
確かに食べること、部屋に入れば安心して眠ることは、保証されています。
しかし山にはイノシシや山犬の他、ご飯をいつも狙っているカラス、タヌキやアナグマなどがいます。
時には下の方から、見たことの無いような猫が縄張りをあらしに来ることもあり、普通のご家庭で生活されている子達よりも何倍もリスキーな場所で生活しています。
また、熊野霊苑のスタッフが仕事の傍ら複数の居候達の世話をしているので、一人ひとりのことを細かくチェックする事も出来ていません。
何かの理由があり、ここに捨てられた子達に、私たちがしてあげることができる、最低限のこと。
果たして、本当にこれが幸せなのか・・・。
ふと、そんなことを考える今日この頃です。
例年の通り今年も一月があっという間に終わりました。
大晦日、元旦を休んで束の間の正月を味わったと思ったら、もう2月、すでに節分です。
この調子で毎日を過ごしたら、気が付けば桜が咲きそうですので、一日々を噛みしめて生きる必要がありそうです。
弊社では既に4月19日の開催が決まっている春法要の準備がスタートしていましていますし、いろいろ採用には苦労しましたが、今年から新しいスタッフも2名入ったので、既に教育も始まっています。(正社員1名、パート1名)
そんな新しい動きの中で、私たちのスローガンである『すべてのペットにご供養を!』や『ペットじゃないんだ家族なんだ。』が、本当の意味で常識になるよう、仕事を通して思いを発信して参ります。
また『業者さんは色々あるけど、ここにして良かった・・・』と言って頂ける様、スタッフ一同現状に満足せず、さらに高みを目指してやっていきたいです。
巷では、変なウィルスが流行しているようですので、皆様体調には気を付けられ、うるう年の2月を噛みしめてお過ごしください。