せっさたくま

広島ペット霊苑がお贈りするブログです。ペットの事や他愛も無い話まで、色んなことを綴っていきたいと思います。

我々に出来ること

2007年05月24日 | 広島ペット霊苑 創業記
私たちの会社は全国的に見ても珍しく(協会で確認しました)「お客様との約束」という会社憲章をパンフレットや名刺の裏に掲げています。

その内容とは、
1、私たちはなくなられたペット達を皆様のご家族だと思って仕事をさせていただきます。
2、私たちは人間の魂もペットの魂も魂に変わりはないと考えています。
3、私たちは人間の供養と同じようにペットの供養を考えています。
4、私たちは皆様の不安を取り除くため、いかなる質問にもキチンとお答えします。以下、全7条。

というものなのですが、ここにある全ての言葉が、20年間やってきた現時点の我々の信条なのです。


元はといえば、私が共に生活していた愛犬の最悪の旅立ちから始まった会社ではありますが、数多くのお客様とのお別れを通して、学ばせて頂いた思いが、この7条に詰まっています。

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命って

2007年05月22日 | 広島ペット霊苑 創業記
我々が生きて行けるのは、野菜や穀物、魚、肉などに代表される命のお陰です。

あなたが今朝飲んだジュースだって、パンだって、考えて見れば果物や穀物の小さな命の塊なのです。

でもこういうを意識していない人が結構多くいるの事に驚かされる今日この頃、皆さんは食事の時に「いただきます」食事が終わったら「ごちそうさまでした」がキチンと言えていますか?



実は、かくいう私もこんな基本的なことを忘れていた一人なのですが、私の心の師とも言える方との出会いから考え方が大きく変わりました。

その方との出会いは、遡る事10数年前になりますが、仕事を通して知り合いました。

その方は本業の他に、広島に落とされた原爆で亡くなった多くの人々同様、原爆公園内に動植物達の為に慰霊碑を建てるという大きな目標に向けて地道な活動をされている方で、お会いしてすぐに「いただきます。ごちそうさまでした」の意味を教わりました。



「我々が生きていく上において、数多くの動物や植物たちの命に支えられている。だからその命や自然の恵みに関して、心から感謝の意味を込めてキチンと手を合わせてお礼をする」とお話いただだいたのです。



もしかしたら子供の頃に学校で教わったことかも知れませんが、大人になって改めてお聞きしたので、目から鱗が落ちる思いで聞かせていただきました。



目の前にいる人やペット達だけではなく、小さな米粒ひとつにも命があることを地球上全ての人が心から理解し感謝できれば、地球から嫌なことはもっともっとなくなるはずです。

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友人からの質問

2007年05月10日 | 広島ペット霊苑 創業記
先日、県外の友人から「ペット葬儀社の選び方を教えて」と連絡がありました。
広島に住んでいるのなら「勿論うち!」と答えるのですが、県外在住のためそれも言えず冷静にしばし考えました。
う~ん。こう考えると結構難しいな。でも自分の家から近いこと? サービスが良いこと? 飼い主としてのニーズを満たしてくれるところ? など頭を巡らしていると友人は「長年連れ添ってくれた家族みたいな犬なので、最後までしっかり送ってやりたいんだ」と自分の思いを話してくれました。

そこで、私は判断材料のひとつとして自分の近くの霊園に片っ端から連絡を入れて、電話対応を確認すること。時間が有れば対応の良い霊園を見学に行き、そこで働いているスタッフに声をかけて、色々聞いたり見たりするといいとアドバイスしました。

何故なら、タウンページやホームページでは発信できる情報は限られていますし、うがった見方をすれば一方通行の情報なので、こちらサイドの思いで何でも書けます。

私は昔、最愛の友達、ゴエモン(ミックス犬)と最悪の別れを経験しました。

そうならない為にも事前に自分の目で確認することが1番だと思います。


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霊苑の猫たち

2007年05月09日 | 広島ペット霊苑 創業記
うちの霊苑には10数年前から心無い飼い主に捨てられ、帰る家を失った猫達がいます。
先日のブログでも紹介した全国ペット葬祭業協会の勉強会の際に見学させていただいた宝塚動物霊園さんにも身寄りのない猫たちが霊園のあちらこちらにいました。
担当者の方いわく「ここなら大切にして貰えるだろう・・・」と無責任な飼い主たちが、僅かばかりのご飯と共に置いていくそうなのですが、うちも同じ様なものだと思います。
一時は避妊、去勢が行き届かずに、春になると何匹かの親猫が数匹ずつ子供を生んでいたのですが、スタッフ上げての必死の捨て猫禁止告知や里親探し、人に慣れていない親猫達の捕獲作戦で、ようやく子猫が生まれることはなくなりましたが、何時また猫が捨てられはしないかと心配は続いています。
ご利用者の中には当然猫嫌いの方もいらっしゃり、ご紹介頂いた方から「猫がいるので気持ち悪かったと言われてたぞ」などと厳しいご意見も頂きましたが、縁あって捨てられた子達ですから、増えない努力をしながら何とか天寿をまっとうさせてやりたいと思っています。
今は、この世から心無い飼い主がいなくなることを望むばかりです。
コメント (2)
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勉強会

2007年05月04日 | 広島ペット霊苑 創業記

月末の忙しさにかまけてブログ更新が出来ずに困ってしまった下田です。

先日、私どもが所属させていただいている「全国ペット葬祭業協会」の勉強会へ兵庫県まで行って参りました。

この協会は約2年前に、ペット葬祭業を通して動物愛護や良心的、健全なペット葬祭の普及などを目的に、北は北海道から南は鹿児島までの葬祭業社が40数社集まって発足しました。

また、この会に入会するためには、役員さんによる面談などを含む審査と、3社以上の葬祭業者の推薦が必要なので、誰も彼もが入れない仕組みになっています。勿論、我社もそういう手続きを踏んで入会させていただいた訳です。

創業から20年間、ほとんど独学でここまで来ましたが、激変する市場、経営環境の中で、どうしても諸先輩方や他エリアで新たな志を持ってはじめられた皆様の声を聞くことで、更なるサービスの向上を図りたいという願いから加入させていただいた訳ですが、各地で頑張っておられる皆さんの苦労話や専門的な情報など刺激受けまくりの出張になりました。

何時までも学ぶ姿勢を大事にして、これからも悲しみの淵にいらっしゃる皆様の心の支えになれるような仕事を目指して参ります。

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