マイリビングダイアりぃ

趣味?興味?大好きな人(もの)達について、毎日は無理ですが、更新していきたいと思っています。見に来てくださいね。

「砂の器」74’映画版をみて・・

2021-04-01 | メディアより(好きな人達)
今日、録ってあった「映画版砂の器(デジタルリマスター)」を見終えました。
何度もTVドラマ化もされてましたが、今回の映画では「今西警部補(丹波哲郎さん)」と、「吉村巡査(森田健作さん)」コンビの捜査と心情などが主に描かれていましたね。
「原作」を昔よんだこともあって登場人物の設定や登場しなかったり・・とTVドラマや原作とは少し違っってましたが、ストーリーを追いながら、「旅行好き(鉄道ファン)」の視点で撮ってしまってまして・・・
「松本清張作品」の代表作「砂の器」ご存知の方も思い出して頂けたらと思います。
 この映画では「警察コンビ」が「東北の亀田」へ調査を開始するところから始まります。
何の手掛かりも得られず(この場面を含め、後の挿話で、黒沢監督から「このシナリオは無茶苦茶だ、無駄な場面を撮ったらだめだ」と言われたのを、橋本忍氏はすべて無視したそうで、結果 大胆で型破りなシナリオだったので大ヒットしたと書かれてます)東京へ戻る列車の食堂車で、有名人になって、サインをしたりしてる「和賀英良(加藤剛さん)」を見かける場面もありました。
「愛人 高木理恵子(島田陽子さん)」はバーのホステス役でした。(TVドラマで見た時も原作も劇団員だったような・・設定が変わってるんですね)
 「木次線」に乗り換えて、「亀嵩駅」に降り立つところです。(当時の駅、こんな感じだったんですね)
 この映画では「愛人」が列車から飛ばした「白い紙切れのような物」を「吉村さん」が見つけ出します。
当時は血液型の判明までに、10時間もの「科捜研」の結果待ちだったようです。
 「三木巡査」の養子のおかげで捜査再開されて一気に進展します。
「伊勢」の「映画館」の支配人役で「渥美清さん」が出演されてました。
伊勢では当時の近鉄電車が映ってます。
 「山中駅」「大阪駅」もこんな感じでした。「今西刑事」の調査も大詰めです。(大阪では戸籍詐称していたことがわかります)
  
  「本浦親子」が離れて暮らさないといけなくなった場面「亀嵩駅」ホームでのシーンです。(緒形拳さんは、この映画に出演決まった時、「本浦千代吉」を遣らせてほしいと言われたそうですが、初めから「加藤嘉さん」に決まってるからと言われたそうです)
捜査本部での「今西刑事」の「捜査報告」が始まって、その説明と共に「本浦親子の巡礼旅」の様子、「三木巡査(緒形拳さん)」が親子に親切にする場面、が四季の映像とともに映し出されます。
  「和賀英良」が「自分の父を頭で描くイメージで逢っていたはず」と思わせる「宿命」を弾いているコンサート場面ともクロスさせながら、劇的に使われてる素晴らしい組曲「宿命」が流れている場面が続きます。感動でした
そして、演奏が終わるころに「今西吉村コンビ」が「逮捕」に向かうシーンで映画は終わります。
{サウンドトラック「宿命」は「音楽監督 芥川也寸志氏」の協力で、ピアノ演奏された、作曲家ジャズピアニストの「菅野光亮さん」が作曲されたそうです。}
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スライドショー

ポチっとしていただければ幸いです。


人気ブログランキング