マイリビングダイアりぃ

趣味?興味?大好きな人(もの)達について、毎日は無理ですが、更新していきたいと思っています。見に来てくださいね。

青空に誘われて(粉河寺編)

2009-10-24 | 旅行&お出かけ

今日は朝からお日様にお目にかかれず、で、今にもが降りそうな肌寒い一日で、夕方にはにわか雨がありました。


さて、先日の青空に誘われて出かけた時の続きの写真をUPしますね。今回は「粉河寺編」です。


     


西国三十三番所観音霊場、第三番札所「粉河寺」本堂への参道から左手に鋳物製ハスの形で、花托の部分から水が出る「手水舎」、前方に「中門」です


           


 「風猛山(ふうもんざん)」の扁額は紀州十代藩主「徳川治宝候(はるとみこう)」の直筆とあります。


 


本堂へ上る階段左側の「国指定名勝 粉河寺庭園」です。


 


登りきった左手にも石庭の一部がありました。右は「重要文化財 千手堂(1760年建立)」、「千手観観世音菩薩」が正面に、両側の祭壇には歴代の紀州藩主と、そのゆかりのある人の位牌が安置されてるそうです。


  


粉河寺本堂です。1720年再建された江戸時代中期の欅材による代表的建築で、西国三十三か所の中では最大だそうで、一重屋根の礼堂と、二重屋根の正堂とが統合した構成をもつ複合仏堂の形式で、他に類例を見ない特異な形態のようです。


 


説明書きにある本尊の「千手千眼観音菩薩」は、調べましたら絶対秘仏で、公開されたことがなく、本堂の内々陣の真下に埋められてるそうで・・素焼きの入れ物に収められていて大きさは一寸八分(5・4センチ)で、誰も見たことがないと書かれてました。それに秘仏の場合は「お前立ち」という代りの像を厨子の手前に安置されるが、粉河寺においては、「お前立ち像」も秘仏で、この像も12月31日に僧籍にある関係者が掃除のために開扉するのみだとか・・


西国三十三か所すべて(じゃないですよね)の札所寺院では秘仏の結縁開扉が行われてるのに粉河寺だけはこの際にも開扉されていないと書かれてました。


志納をして暗い本堂をぐるりと回る途中、内陣の背面に「千手千眼観音菩薩」と書かれた像が安置されてありまして、拝観できました。これは「裏観音」と称されてるようで1メートルくらいはあったように思います。正面の内陣も暗くて見辛くてどうなってるの??って感じでした。でもちゃんと拝んできましたよ。


そして、国宝とされる「粉河寺縁起絵巻(こちらには複製品が展示されてるようです)」や、「左甚五郎作 野あらしの虎(吉宗が寄進したと伝わる)」http://www.geocities.jp/noharakamemushi/Koshaji/Nanki/Kokawa.htmlを 暗い本堂の中で見てきたのですが、すごく暗いので、これって本物???って感じでした。


今回は紀ノ川市界隈散策でしたが、この「大和街道」周辺には江戸時代の参勤交代のルートとして栄えた街道沿いに今も残る歴代藩主が宿泊した「本陣」や、伝統的な建築の町家や、商家の町並みが残っているようです。


今度の機会には「華岡青洲の里」等を散策したいと思っています。


「歴女」(女じゃない婆だよ)になったような・・・


 


  

コメント (6)
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