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雪山へ行く~冬の金剛山~

ふわふわと雪が舞い降りていた。あたりは静寂に包まれ、誰もいない。うっすら雪が積もった一本の道がまっすぐに伸び、雪が降る音まで聞こえるほど静かだった。 見上げると、青い空が見え、冷たい雪が頬に心地よい。梢高く、風がそよぐと、木々が揺れて、ざわめいている。ふと波の音を思い出した。広い海に向き合って立っている時と同じように、今、大自然のど真ん中に立っている…。この空間をひとりじめなんて、 . . . 本文を読む
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