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No1140『セッションズ』~青年を受け止める女性たちの優しさ~

障害者の性をテーマにさわやかで、ユーモアにあふれ、深い余韻が残る。男性として、一つのことを達成しようとするマークの思いをあたたかく受けとめ、手を差しのべ、導こうとする女性、見守っている女性たちの優しい笑顔、あたたかい心持ちが、すばらしく、生きてるって、なんてすてきなことなんだろうと思えた。幼い時にかかったポリオで、30年以上首から下が動かないマーク。重度の呼吸障害も抱え、首から下は、鉄の肺と呼ぶ巨 . . . 本文を読む
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「生誕110年映画監督清水宏」上野昂志さんのお話

「(この場面では)どんな気持ちなんでしょうか」との女優の質問に、清水宏監督は「気持ちなし」と答えたそうだ。監督にとっては、ある空間で、どんなふうに立ったり座ったりしているかが重要だったのではないか。 1月25日からシネ・ヌーヴォで始まった清水宏監督特集。初日の『有りがたうさん』の上映後、映画評論家・批評家の上野昂志さんによる「清水宏監督の魅力」についてトークがあった。冒頭ご紹介したのは、上野さん . . . 本文を読む
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