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京都のオールナイトでの濱口監督のお話~映画にとって言葉とは…~

7月13日(土)の京都みなみ会館での「濱口竜介プロスペクティブ in Kansai」のオールナイトでの濱口竜介監督と西尾孔志監督(映画監督、京都造形芸術大学/ビジュアルアーツ専門学校講師)とのトークの内容をご紹介します。ワイズマン監督の『最後の手紙』(2001年)の上映に続いて行われました。印象に残ったことを中心にまとめてみました。 ◆『最後の手紙』について 西尾:『最後の手紙』と『親密さ』は . . . 本文を読む
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No1101『最後の手紙』~抑制された舞台からあふれ出す愛と強さ~

息子にあてた手紙の朗読劇。たった一人の息子に向けたモノローグ、それは、彼女が生きているうちに、息子に届くことはない手紙。でも、そこに込められた母の愛、「生きなさい」という思いは、観客一人ひとり、誰の心にも届く力強いメッセージとなって、響き渡る。誰の心にも、何かを呼び起こす、能動的な力を伴った呼びかけとなって。『親密さ』(演劇)の、あの最後の言葉どおり…。「届かない愛の言葉は、&hel . . . 本文を読む
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