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No1100『熱波』~独白と音楽と音だけで綴られる、深く哀しい愛の記憶~

冒頭のピアノの哀しいメロディが本当に美しく、妻を喪い悲嘆にくれる探検家を描いた不思議な短編の挿話に引き寄せられた。美しい清らかな川の流れのようなメロディで始まる旋律は不安を感じさせながらも、悲しみを増幅させていく。愛は深ければ深いほど悲しみも深い。この曲が、エンドロールで再び繰り返された時、物語は、最初へと帰還する。亡き妻を忘れられない探検家の物語が、残像が、頭の中で再現され、アウロラとベントゥー . . . 本文を読む
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別世界に入り込むこと

土曜日、久し振りに六甲山に登ってきた。朝10時に友達と阪急岡本駅に待ち合わせ、保久良神社、風吹岩、雨ケ峠を経て六甲山山頂までほぼ3時間。さすがに暑かったが、少し曇りぎみで、日差しはそれほどきつくもなく、上の方に行くほど、涼しい風が吹いていた。天気予報には猛暑日とあったが、行ってみれば、なによりの登山びよりだった。 とはいえ、真夏とあって相当に暑く、首に巻いたタオルは、あっという間にずぶ濡れ。4本 . . . 本文を読む
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