”一月は一月で酒が飲めるぞ・・・・“ こんなつもりでした。ところが、ところが・・・暮れから新年、松の内を過ぎても風邪が抜けない。医院が年末年始クロ―ズしていたこともあります。
成人してこんなに長くアルコ-ルを断った事、記憶にありません。しかも新年早々から! 辛抱し切れなくて、昨夜、ついにウイスキーの350mlのウイスキー水割りを呑みました。 何となく味が違う!😋美味しかったのですが。
久しぶりのアルコ-ルの所為でしょう、今朝は寝汗をかいて、朝から体調が優れない。体力の落ちたことを、思い知らされる。年を取ると、こうなるんだって事を実感。寂しいこと。たかが風邪で,治るのに1週間→10日→2週間。 バッカスの神と親友 なんて言えなくなります。
大伴旅人の”酒を讃むる歌13首”が、半世紀以上私のバイブルです。中でも好きなのがこの四首ですが、この歌からも置いてけぼりにされたような 心なし邪見にされているようにも思われます。
験(しるし)なき物を思はば 一杯(ひとつき)の濁れる酒を呑むべくあるらし
あな醜 賢しらをすと 酒飲まぬ人をよく見れば 猿にかも似む
黙然居(もだお)りて 賢しらするは 酒飲みて酔泣(えいな)きするに なほ及ばずけり
今代(このよ)にし楽しくあれば 来世(こむよ)には 虫にも鳥にも吾は成りなむ