厳しい花冷えの中、30日は、テイアラ江東”に向かいました。甥の 明とその知人のフラメンコ&クラッシクギタ-・東日本大震災復興チャリテイーコンサ-トへの招待でした。
スペインから中南米の曲まで幅広く聴かせてくれました。演奏の合間に、生前の祖父(私には父)のエピソードが語られました。「時代物が好きだった祖父と一緒に見た”鬼平犯科帳”や、・・・。祖父との想い出をイメ-ジして作った、これから弾く曲は,インスピレ-ション」。明治生まれの父は、男の子誕生を切望していたそうです。生まれてくるのは女の子ばかり。かなり失望して、夜の巷の彷徨に拍車がかかったようです。ところが、跡取りの初孫は、男の子・明。「宮川の小父さんが、明を宝物を抱くようにして・・・、老人クラブのみんなの畑に、私用の鯉のぼりを何匹も泳がせた・・・等々」。溺愛ぶりを示す様子を、私もご近所から聞かされていました。 遠い記憶が呼び覚まされ、不覚にも涙がでました。明の面影は亡き父によく似ています。酒が強いところも。
今日は娘と孫がミシガンへ向かいます。しばしの別れ。
見送りのできない孫に心を残しながらも、めったに会う事のない甥を選びました。ところがホ-ルで、思いがけず明の妹で私には姪に当たる由起子と、その息子に会うことが出来ました。兄(伯父)の演奏を聴くのは、二人にとって初めてだそうです。
由起子とは、彼女の結婚式以来かしら?配偶者の仕事で、長くタイ、今はカンボジア在。姪がリクル-トの奨学金でカルフオルニアの大学へ留学する事になり、その用事で、三日間だけの東京滞在だそうです。宇宙天体 を、勉強するそうです。楽しそう。山口県の妹夫婦は、さぞかし会いたかったことでしょうが、このブログで我慢して! 夏には里帰りするそうですヨ。
予期せぬ出会いは、スリリングでワクワク。ちょっとだけ抜歯の痛みを忘れました。