今年も 後二月

 　明日は衆議院選です。タイミング良く、年配のボ－イフレンドから、参考になる厳しい内容の郵便が届いていました。

文中　”日本は民主主義を放棄したのでしょうか？”　と、問いかけられています。

思想家　丸山真男の言葉が引用されていました。「民主主義は『政界』ではなく、政治を職業としない人々の政治的発言と行動によって支えられる。」

　明日の選挙で、私は、議員数を削減を公約にあげている候補者を考えています。

日本は人口も減少しているし、議員数も減らすべきだと思っています。居眠りをしているような議員は必要ありませんし、歳入も逼迫しています。

　2012年？元野田民主党総裁から、自民党安倍総裁へ政権移行するとき　議員削減が申し送られてような覚えがあるのですが、その後どうなったのでしょうか？

　

見失っていた住所録が見つかって、懸案の用事を片づけるために　銀座4丁目に降り立ちました。5:00㏘前なのに、夜の帳が下りていました。人出は多くない。心ぼそい！

共に元気で、一緒に長生きが良い

 

　お世話になっている税理士、昭和5年生まれ91歳。

開口一番、ボッソと「話の分かる世代がいなくなった・・・」

「我々世代、娯楽と云えば映画ぐらいしかなかった。」一仕事終わって、話の分かる世代の森家とのお喋りを楽しみに持参された先生の古い帳面は、昭和21年当時からの”映画鑑賞目録”と、ありました。。紙は、茶色に変色して、年代を感じさせられました。

　帳面に　文部省選定教育ノ－ト中学校用　とあります。選定の選は、しんにゅうではなくてへんで印刷されています。

　

　ジャンギャバンのペペルモコ、ハンフリ－・ボガ－ドのカサブランカ、ジョセフ・コットンの第三の男・・・等々、古い映画の話しは尽きません。丁寧にに保管されていた、当時のチラシも見せてもらいました。

　デザインも印刷の色も、今とはどことなく違い、何やら懐かしさを覚えます。今となっては、貴重なチラシです。

　外はすっかり暗くなっています。お見えになった時は、未だ日もあり、会計事務所のある都内からでした。今は6時前。

　91歳、お独り暮らしの、神奈川県のご自宅まで　無事帰宅されることを願いつつ・・・。

映画”みなまた”

 　友達に誘われて、本格的な映画を観てきました。日比谷・東宝シネマは　”みなまた”。アメリカを代表する写真家　ユージン・スミスの目を通して語られる、水俣の悲劇の実態が内容でした。

　第7回ベルリン国際映画特別招待作品です。

　坂本龍一の音楽効果もあって、ずっしりと胸に響きました。

　外は雨。殆ど想い出すこともなかった　水俣の厳しい現実を胸に抱きながら帰路につきました。

被害者たち、国や企業のとの話し合いは解決したのでしたっけ・・・。

人間界はコロナ禍、林野界はナラ枯れ禍

　75歳ごろまで、四季折々の蓼科の自然を満喫していました。一泊2日で東急ハ－ベストを利用しての小旅行？は、知友人と一緒に車移動。楽しみました。

　高度2237m八ヶ岳坪庭は、丁度良いハイキングコ－スです。　

坪庭から、更に足を伸ばして、縞枯山荘で飲んだコ－ヒ－の美味しかったことが、今だ想い起こされます。

　ハイキングの途中、何時頃からか、緑の中に枯れた樹木が目立てきました。当時　”縞枯れ現象”と説明されました。　亜高山での針葉樹の被害と聞いた記憶があります。

　今、日本の至る所で、里山を中心にブナ科の樹木が枯れていく”ナラ枯れ現象”に悩まされているそうです。ミズナラ等が、集団的に枯渇していくそうで、森林病害虫の病原菌に依るものだそうです。都市の公園にも及んでいるそうで、その被害を一層深刻にしているのがナラ枯れの被害地に発生する猛毒の”カエンタケ”の発生だそうです。公園で遊ぶ子供達に被害が出ないことを願うばかりです。

　自然界も更に複雑になっていくようで、怖いですね。

思いがけない出会い！

 　川崎の繁華街のビルの一角にチラシがありました。

「アラﾂ! 　オスカル」日曜日とあって、オフイスは閉まっている。厚労省の出先機関だったのかしら・・・。労働問題についての啓発のチラシ？

東南アジアの国14ケ国語に対応出来るホットラインが表示されている。

　オスカルは　怒っていますネ。

　思いがけないところでの、オスカルとの出会いにチョット吃驚り。半世紀にもなるのに、”ベルばら”の八面六臂の活躍は流石。

　角川短歌2021．10に、理代子さんの作品が掲載されています。理代子さんに影響を受けて、毎週日曜日の朝6：00からの短歌の時間を楽しみにしています。私の創作感性は、寂しくもすっかり失われていますが、毎回楽しく観ています。