今日は私の誕生日。次女が一緒に昼食をしようと用意した三品。細やかな情緒に乏しい私。 娘や孫たち、亭主のお誕生日祝いをしたことは、久しくありません。
私は、五黄土星、巳年生まれ。4歳の孫、亡き姑も同じ星です。三人とも、ある時期、ここ神谷町で生活を営んでいます。三者三様気の強いところも共通しています。ふしぎな因縁を感じます。
明日は車を車検に出すので、車のあるうちに、ゴミを何としても片付けたい。神谷町近くで内装の仕事をして、ゴミを家の中に置き放しの亭主。何度言っても片付けてくれない! 品川の会社へ運び投棄するため、私は日中不在。次女の折角の好意、感謝して夕方に食する。長女は不在。印度です。
五観の偈は、修行僧が食事の際に想念する反省と感謝の意の偈文です。禅宗の言葉です。私は三番目の ”心を防ぎ、過貧等を離るる・・・”が、心に響きます。貪りの心、瞋りの心、因果の道理のわからぬ愚痴の心で食事をしてはならない。私に一番欠けているところです。この言葉を自分に贈って、ささやかに誕生日を祝います。