50年来の旧友からの電話。「消防車から警察、東電、ガス会社…人だかりで大変だったの!!」夕刻から異臭がしていたけど、夜になって匂いが強くなり気が付けば、物置にしているサウナ室から煙が噴き出して大騒動。「知らぬ間にスイッチがはいったらしい。疲れた・・・」 彼女は84歳。一人暮らし。半年前突然右目の視力を失い以来、何となく鬱っぽい。シャキシャキしたしっかり者の彼女ですが、この半年トラブル続き。 2~3ケ月前は階下の住居への水漏れ事故。日曜日の今朝、友達の都合も顧みず、急遽、訪問する。顔を見て、ひと安堵。「元気をもらった」と、喜んでくれましたが、疲れさせてはいけないので草々に引き上げる。
生活形態を再検討すべき年齢になったのかも・・・・。老後、厳しくも切ない言葉です。わが身の行く末も考えておかなければ。
我が家の82歳のマイペ-ス爺さん。実用的ではないけど孤独にはめっぽう強い。東急文化村30周年記念、トレチャコフ絵画展へ一人で観てきたそうです。12月モスクワで”トレチャコフ美術館”へ行ったばかりで、心が騒いだらしい。ひとしきり能書きを聞かされました。お酒を呑むこともなし。バクチもなし。女性関係も今まではなし。「能書き」を聞くぐらい我慢することにしよう。友の厳しい実状に、今日のところは、健康体の夫に寛大。
厳しい、つらい老後の時間、いかに取り組むか⁇思案のしどころですネ。