29日自宅を出たのが5:30am。品川発”のぞみ”で、故郷山口県防府駅着11:40。
35年卒高校の同期会が、5年ぶりにありました。会の開始が12:00。
案内を頂いて、参加すべきか否か?迷い抜きました。神谷町の明け渡し問題で超繁忙、疲労気味に加えて、当時から親交の深かった級友が入院中で欠席。とは言え、時代を共有した同窓生の顔も見たい。
「最後の同期会になる・・・」「スピーチと・・・締めの挨拶をお願い・・・」の世話役の電話に説得され、一泊二日の29日、30日となりました。
男子17名、女子13名の出席者。欠席の平田さん手作りのウサギ年にちなんだお人形が席においてありました。 有難う❣!
会場に足を踏み入れるや 一気に65年前の学生気分になりました。女子一クラス、男子二クラス。顔と、名前が結びつかい人も 沢山あります。特に男子。
街も駅も当時の面影はありません。全く知らない地域。
反して、街を囲む天神山、国分寺山、桑山、大平山の姿は、昔のまま。強烈な望郷の念を掻き立ててくれるます。緑の樹木に混じって点在する岩石を見ていると、山頂から、友人たちと将来の思ひを叫びあった事が、昨日のことのように蘇ります。
二日目は60年前の姿形を留めている場所を訪ねました。先ず 国分寺の両親・祖先のお墓参り。毛利邸→天満宮→目抜き通りにある天満屋→山頭火ふるさと館 森家が好きな放浪の俳人、今回森家、同行の理由。
”ふるさとは遠きにありておもふもの そして悲しくうたふもの・・・” 室生犀生
実家もこれで見納めと思うと、胸がつまります。
防府から目黒に、4時間30分で到着。無事、現実に戻りました。
知らない街 防府駅前の景色
駅前の門に、4年間勤務した日興証券がありました。