ご無沙汰いたしておりました。
今回はわたくしの近況など載せさせていただきます。
3月29日の食事会は盛況のうちに無事おわりました。
例年にまして好評で、暖かいメッセ-ジをたくさんの方から頂戴しました。
ありがとうございました。
ネパ-ル、8167Mのダウラギリです。
その横には、7000M級のツクチエピ-ク、ニルギリ。
反対側にはアンナプルナ、ノ-ス、センタ-、サウスが威容を誇ります。
昨年後半、半年で、所縁のある3人を永久の世界へお見送りしました。
沈む気持ちをたて直すために年明け早々ネパ-ルへの旅を決めました。
ところが、3月に中旬、家の中で転んで慈恵医大付属病院に救急搬送されました。
初めての経験でした。
「行くべきか。中止すべきか。」と言うより、行けるのかどうか?ぎりぎりまで悩みました。
結局、腰痛を押して、11日間のネパ-ル行きを決行しました。
必需品はコルセットとたくさんのボルタレンテ-プ(湿布薬)。痛み止めの飲み薬。
平均年齢77歳の4人の旅だから、かろうじてついて行けたというべきでしょう。
チベット国境に向けて、未舗装の悪路を四輪駆動でひたすら走り続けました。
片側のカリガンダキ(石灰が溶けている黒い河)への転落の恐怖に脅えながら、
縦揺れの衝撃は手すりにしがみ付いて腰への衝撃を避けて、
横揺れはリハビリと考えてのハ-ドな経験でした。
故障中の車があれば、即トレッキング。最初は2キロ、その後は10キロ。極限状態で歩きました。
おかげ様で体重は、今も5キロ減を維持しています。
カクベニ、ツクチエ、マルフアと言った2700M付近の各村から、
実に5500Mの標高差なる氷河や雪煙をあげる世界の屋根と言われる自然のすごさにまじかに接しました。
貴重な体験をしました。
アドレナリンのせいだったのでしょうか?
帰国してからは、背中の曲がったおばあさん状態。
治療医院から「状態は悪くなっていると・・・・」トホホ。
お付き合いいただきありがとうございました。
今後とも「唐辛子の会」をよろしくお願いいたします。