誕生日

　 亡き舅の言葉。「森家は、代々　女が強いよってに（奈良の方言）・・

・」

明治生まれの姑、私、孫は、五黄土星巳年の同じ九気性。昨日、1月30日は私の誕生日。

　碧空が広がる冷たい土曜日、森家と友人二人の4人でオペラを観に行きました。先ず　神谷町に寄って→上野の文化会館。

　子供達からの誕生日プレゼントは、私愛飲の焼酎・健康グッズ・花。

孫の描いたバアバは　思いのほか優しそう。傍らにアルコ－ルが書いてあるのは感心。

　午後1：00から、藤原歌劇団主催の”　LA　BOHEME”。　

観客は　結構多い。自粛要請前にチケットは手許に届けられている所為だと思う。

　

　主役のミミとロドルフオの歌声に痺れる。

私　歌唱レッスンを再開して、今　学んでいる”私の名はミミ”。以前習った

”Addio"、夢中で聴きました。来月7日はレッスンがある。

満足して、4人で会食して、8時半には家に着きました。

　

寂しい歌舞伎座

 　歌舞伎座に足を踏み入れるのは久しぶり。胸が高鳴ります。

　入場から厳重なチエック。チケットの半券は自分でチギって、箱に入れます。期待感が大きかっただけに、気分が段々に萎縮してしまいます。

　三階にも少し人影が見えるのですが、人数制限でこの状態。盛り上がりません。歌舞伎ならではの大向うからのかけ声も、当然禁止。

　コロナ下で映画館へも何度か行きましたが、観客として観るだけの映画と違って、歌舞伎は、出演者と、客の一体感が醍醐味と云ったところがあります。

　役者さんの熱演に、精一杯拍手するも空しく、何とも気の毒。寂しい歌舞伎座。いつまでこの状態に辛抱すればいいのか・・・？

　

ナ ナントゴ－ジャスな・・・

　今に至るまで、一度も手にしたことのない、何ともゴ－ジャスな胡蝶蘭が娘に届きました。

　シャビイな事務所が、パアっと華やぎ雰囲気が変わりました。

テーブルに置こうと思いましたが、重くて持ち上がりません。

　当分　豊かな気分で過ごせそうです。花の持つ力を改めて・・・。

　今日はこれから歌舞伎座へ行きます。壽初春大歌舞伎の第三部、千穐楽です。知人の姻戚・松本白鵬、幸四郎、染五郎の三代が打ち揃っての出演　”菅原伝授手習鑑”　を観に行くことになっています。一ケ月ぶり歌舞伎鑑賞　楽しみです。

　御一緒する予定だった友人2名は、コロナ感染緊急事態宣言で急遽取りやめ。

　

呆け防止の電車往復

　コロナにも負けず、都立大学から神谷町迄、原則　毎日🚉電車往復しています。旅行にも行くことも出来ない今、私の呆け防止手段です。

　一日の終わりの夕食は、私の一番の楽しみ。ビーツをお酢に漬け込んだ真っ赤な液体をグラスに注ぎ、その上に、500ml缶焼酎の水割りを足して呑む至福の時間は大体30分。つまみは、殆どが魚類。ご飯は食べません。

　　

　ビ－ツには拘って、有機農法のものを取り寄せます。ロシア料理のボルシチなどに使われる野菜です。血圧を下げると聞いています。私なりに健康には気を使っています。

　食事が終われば、若い者たちと　会話をするのも億劫で、私はそそくさと自室へ引き上げます。森家はひとしきり音楽を聴きに別の場所へ移動。

　私はマッサ－ジ椅子へどっかり。TVのスイッチを入れて、そのまま眠ってしまうのがいつものパタ－ン。ひと眠りして、寝惚け眼で、ベットに移動。

　夕食時間も就寝も日に依って様々。早いと深夜TVの番人をすることになります。

翌朝、夫。「昨夜も、よく眠ていたよ！」

　朝起きて先ず、朝風呂→朝食→マツサ－ジチエアとテレビのスイッチ→ニュ－スを見ているつもりが うたた寝。こうした生活を続けていると,早晩、呆けてくる。毎日電車に乗るのは、こうした理由からです。

今 生きている喜び

　"抜き足差し足　忍び足”　迫りくるコロナ。　コロナ感染急増、医療崩壊のニュ－スに、大雑把な私も、慎重にならざるをえません。

　受け入れ医療機関が見つかりにくい→自宅待機の際の必需品の一つに、「パルスオキシメーター」が挙げられていました。

　使わないで済むことを願いつつ、買い求めました。

　寺山心一翁の”がんが治る意識　知恵”　ご本人の体験談を聴く機会がありました。心打たれました。

　数十年前、重篤な癌に罹って、手術・放射線・抗がん剤治療を受け、死を覚悟しての　自宅に帰ってから、生き方を　Cure・治し→Heal・癒しへの転換。

　癒しの自然・音楽・意識・生き方。成る程と納得するも、難しい。

　クンダリ－ニとは、ヒンズ－教の教えで、人体内に存在する根源的な生命エネルギ－を意味するそうです。体内エネルギ－の出入口とされるのが、チャクラ。ヨガで聞いたことがある言葉です。

　もう少し、元気でいたい。もう一度、ヨガ教室へ入ろうかしら・・・。