前日の屋外活動とは打って変わって、昨晩はサントリ-ホ-ルで、しっとりとバロック音楽を楽しみました。フル-テイスト山形由美氏主催のコンサ-トは、池田理代子さんを特別ゲストに迎えての ~ベルサイユの夢・王宮への旅~。
贅沢な企画でした。
開演は7時から。カラヤン広場はすかっり夜の帳が下りていました。
前半は、ト-クショ―。理代子さんの博学ぶりは承知しているものの、改めて 汲めども尽きない知識の深さには驚嘆するものがあります。アルコ-ル一筋の私の人生に、一味違う豊かな彩を添えていただいた理代子さんとの出会いに感謝。
クラッシク音楽は、バロック時代から始まったとの事で、絶対王制の時代と重なるそうです。後半は、理代子さんアリアを2曲を含め、フル-ト・チエンバロ・チエロ演奏を満喫しました。
何度か訪れたことのあるベルサイユ宮殿が鮮やかに想い出されました。鏡の間、庭園、プチ・トリアノン・・・
理代子さんの歌が始まると、私の隣席の村田バリトン 気もそぞろ、落ち着かない事と云ったら。素敵なご夫婦になられたな・・・と、私 内心ニンマリ。