6月28日は芝大神宮の「夏越の祓」。祭儀に続いて、行列して「茅の輪くぐり」が行われる古式ゆかしい神事です。早や6月も終わりです。半年の区切りとして、毎年参拝していましたが、今年は歯の治療とバッテイングして残念、参加できませんでした。
29日は、日比谷日生劇場で、藤原歌劇団の「愛の妙薬」を満喫しました。
立派な舞台装置、レベルの高い合唱、主役級の歌力 文句なしですが、軍曹・ベルコ-レは村田孝高バリトンで観たかったと・・・。彼だったらどんな表現になったかしら。村田ベルコ-レを思い描きながら、休憩時間に束で貰ったチラシを見ていたら、村田孝高氏を見つけました。
来年2月2日、「リゴレット」で、彼はモンテロ-ネ伯爵。時間が早く過ぎるのは嫌だけど、2月が楽しみ!
数あるホ-ルの中でも、”日生劇場”は、特別の思い入れがあります。半世紀以上も前になりますが、劇団四季の浜畑賢吉の妹さんと同じ大学だったご縁で、賢吉氏出演のチケットを頂いて、しょっちゅう足を運んでいました。懐かしい場所です。
余談ですが統一教会に関わりを持ったきっかけも彼女でした。めったにできない經驗をさせてもらえた忘れられない方です。機会があったら一度お会いしたいと、時折思っていました。
その後、偶然 友人の小池雅代氏が主催されている「赤毛のアン」で浜畑氏と、舞台をご一緒することがありました。賢吉氏が、私を覚えていらっしゃたのには吃驚りしました。きっと兄妹仲が良かったのでしょうね。彼女は北陸で、お元気でお暮しとのことでした。
「赤毛のアン」からも、既に数年が経ってしまいました。