更なる ときめきを求めて!

「七色唐辛子+一味唐辛子の会」は、卒業しました。

邦楽にのめりつつ・・・

2022年06月27日 | 日記
  猛烈な暑さの25・26日と続いて、歌舞伎鑑賞と、長唄の日本の伝統文化を満喫出来ました。両方とも芝大神宮の名誉宮司夫人、洋子さんあっての再三のご縁です。

 歌舞伎は 玉三郎主演、”ふるあめりかに袖はぬらさじ”。有吉佐和子原作。


 

 
 昨日は、芝浦の 伝統文化交流館で、長唄の魅力について。三味線、小鼓、太鼓、笛、唄方で、実演を交えて夫々の 和楽器の特徴を学び、楽しみました。




 
 伝統文化交流館は、クラッシクな日本家屋で、天井、窓ガラスの桟等、かなり凝っています。新橋から芝神明、芝浦、品川迄点在した三業、置屋・見番・料亭 の三つを云ったようで、芝浦の此処は、元見番との事です。






 建物の、醸し出す雰囲気に心惹かれます。年とともに 日本的な事象に回帰していくようです。

 私の祖父は、浄瑠璃を語っていたようです。漆塗りで房が付いているが、浄瑠璃の見台と教わったところでした。

 時代は だいぶ 坂のぼりますが、祖父の芸名の登聲から、明治生まれの父親につけた名前が”登”。その下は”健”と、当時にしてはモダンです。ちなみに父親は”都都逸”と尺八を嗜み、酒が入ると、請われて”都都逸”を得意げに唄っていました。



 思春期大酒呑みの父親に反発して、父親のやる事を否定していましたが、皮肉なことに、今頃になって 心ひかれています。先祖のDNAが、そうさせるのしら・・・
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*アントニオ猪木氏の生き方

2022年06月24日 | 日記
  仏壇が神谷町にある事と、健康のために、原則 毎日通勤しています。
都立大学~神谷町。電車の短い時間が、私の読書タイム。白内障を手術して以降 読書が苦痛になりました。右目は、緑内障治療中とあって、なおさら。

 今朝は、今 話題沸騰シリ-ズの第2弾 ”お寺掲示板”。



 アントニオ猪木氏の言葉に出会いました。そういえば、彼の姿を見ることが、久しくない。彼は”パアミロイドーシス”と云う 重篤な病に罹って闘病中でした。


 病気や老いに依る弱った姿を見せることに抵抗があるのが、普通の感覚と思えるのですが、猪木氏は、「その時、その時を精一杯生きている自分の姿こそが 最も美しい花である」との固い信念のもとに、自分の姿を世間に晒し続けているそうです。

 視力の衰えにさへ、不貞腐れている私と えらい違い!



 真理を明らかに観て 引き受ける と云う 仏教の教えがあります。
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夫婦共に認知症

2022年06月21日 | 日記
  16日の木曜日 森家が腕時計を落とした。数日前にはシルバ-パスを紛失。森家は、 認知症なのかしら・・・?
 
 翌日、念の為、派出所に届け出ると、「届いています。土・日は手続きできませんので、月曜日に碑文谷警察署・会計係に行ってください。」安堵する。紛失した時計は 8年前鬼籍入りしたN氏の大切な遺品。森家一人に手続きさせるのは不安。
 月曜日は済生会病院の定期検査10:30→午後は 2:00の約束→3:00ガスの点検立ち合いと、びっしり予定が入っている。

 朝一で警察署。 8:30に出向く。
 結構時間がかかる。4日ぶりの腕時計に、N氏に再会したような感激。
昔のセイコ-で、分厚く重い。N氏の存在を彷彿させるものがあります。





 10:30、ぎりぎり病院滑り込みセーフ。



 病院で、偶然友人と出会う。重篤な癌に罹っていて、今回三つの動脈瘤の手術をした彼女に心を残しながら、突然、上京の電話のあった故郷での小学校からの親友に会うことをを優先して 六本木、新国立美術館に向かう。偶然、ここで、知人の墨画展が会期中です。



 親友の娘は、アメリカ デトロイトで、で生計を立てて、息子と暮らしています。アメリカで生活するには、アイデンティティがいる。日本の伝統文化に特化しているそうです。広島の大学は書道専攻と聞いていました。

 広島で、 岸田総理夫人と 中高と同じ学校だった関係で、夫人からの招待があり、急遽80歳の親友も同行・上京の運びとなったという経緯のようです。彼女の孫、レオ君の父親はインド・アッサムの方で数年前に病死されています。





慌ただしい 急な動きに、疲れて椅子に座りこんでいる親友。作品を見る余力もないようです。



 主催者の香取禁水氏の作品。

 ドタバタして、私は午後の一連の約束をすっかり失念してしまいました。森家と、ナカヨク 私も認知症⤴?
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連日 充実❣

2022年06月20日 | 日記
”前橋汀子 演奏活動60周年記念公演”は、サントリ-ホ-ル。
ト-ク 一切なし。ヴアイオリン演奏のみの濃密な2時間でした。
 前半の一曲、フランクのヴアイオリン・ソナタ イ長調は、偶然 NHK クラッシク倶楽部で聴いたばかり。生演奏の響きに 酔い痴れました。

     
 


 前日のオ-チャ-ドホ-ルと同じく満席。頂いた私たちの席は、15列の14と15と、理代子さんたちの並び。




 理代子さんと前橋氏は 特別のご縁がある様子。ロビ-に、理代子さんの作品が二つ飾られている。




 販売されているCDには 理代子さんさだまさしの対談が入っているそうです。私も一つ・・・休憩時間は購買者の行列。




 終って、余韻の残る会場。 聴衆の充足感、豊饒感で溢れているように思えました。静かな秘められた強いエネルギ-が漂っています。ヴァイオリンの調べと 伴奏のピアノの音だけに浸れた素敵ないっときでした。


 
 終演して、5時には目黒の我が家。理代子さんと村田氏は、 7月10日の演奏会を控えて 杉原先生のレッスン。



 その後先生と森家も交えて5人で 時間が経つのも忘れての 食事タイム。主役はお喋り。村田氏が車で、お酒が飲めません。私は 独りしっかりと、呑みましたよ。

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百万本のバラの花は、健在でした

2022年06月19日 | 日記
  昨日・18日のオーチャ-ド・加藤登喜子のコンサ-トは、コロナ以前に戻っような会場風景。大変な賑わいでした。友人に 前から6番目の中央の席をプレゼントされ、舞台をたっぷり楽しみました。






 10年以上前、彼女の歌と語りを 白金ロ-タリ-クラブで聴きました。音質が親しみやすく、語りや歌声が耳に心地よく 印象に残っています。

 しかし、10年の時の流れの足跡を、舞台姿形からは、しっかりと見て取れました。彼女も傘寿?
 1943年生まれで出生地は、ハルピンと言うことが 彼女のトークから分かりました。







 馴染の歌が多い中、フナ-レは、彼女の大ヒット曲 ”百万本のバラの花”🌹 で締めくくられ、会場の手拍子もあって派手に盛り上がりました。





 会場出口でバッタリ 別々の、知人二人に会いました。それだけ大勢が見えているということです。一人は新橋の女性、一人は舞浜の男性です。
日常が戻るのも近いような・・・。








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