夕鶴に感動❣

 　新百合丘駅、昭和音大で、藤原歌劇団主催、オペラ”夕鶴”のゲネプロ。

　久しぶりの遠出です。昨日は格別の蒸し暑さ、涼しさを期待して、夕刻開演のゲネプロにしましたが、この暑さは、収まらない。　夜も暑い。

　

　

　

　馴染ある会場の”テアトロ・ジーリオ・ショウワ"　館内は冷房が効いてオケもオペラも存分に楽しめましたが、外気温との温度差に体力が消耗されて、疲れ果てての帰宅となりました。

　82歳と85歳　年を取ったという事を再認識しなければ・・・。とは言え、二人だから出かける意欲も未だあるけど、一人だったら　多分閉じこもり。

　「いつまで　出かけられるか・・・」しょぼくれた二人の会話。

老後の現実が、身に染みています。

能、少し分かったような・・・

　 文京区の千石駅、初めて降り立つメトロ駅。

六義園や、小石川中学校があります。

　昨日は　内村鑑三ゆかりの今井館・聖書講堂で、林望講師による“能の中の女性たち"を聴きました。

安東さん所属の”大学女性協会”主催の講演会です。

　源氏物語に登場する女性たちを　例に挙げての内容は、興味深いものでした。

能では　正妻・葵上は、舞台上に小袖しか出てこない。物言わぬ孤独な女性を現している。

　葵上のうるはしは、端正。可愛げのない完全な美しさを表現している。

ろうたし（労甚し）は、頼りない　手を支えたくなる存在、夕顔。

光源氏に一番愛された紫の上を云う、うつくしは可愛らしいの意。

藤壺　六条の御息所・・・。

　御前は、白拍子、素人を意味し男装をしている。巴御前、静御前・・・

　待つ女、情欲にかられる女、老女、子ゆえの煩悩・・・

　内容が多岐に亘り、一時間半、時間が足りませんでした。能の状況が少し理解できたような・・・・。

　参加者は50名ぐらい。

内村鑑三の肖像画や、直筆の書が展示されている清々しい場でした。

時すでに遅し・・・

 この年になって、学ぶことの面白さを知ったようです。もう後がない！

「蜘蛛の話」をリモ－トで、聴きました。

　蜘蛛・・・家で目にする逃げ足の速い蜘蛛を、外に追い出すしか　関わりのない私です。

　リポ－タ－は、子供の頃、ゴキブリを外へ放り投げたところ、蜘蛛の巣に引っかかって糸で真っ白になっていた姿を見て、蜘蛛に興味をもち、以後10年蜘蛛に夢中だったそうです。

　きっかけは、大事ですね。私のきっかけは、人生　お酒しか　なかったのかしら・・・（トホホ）

　蜘蛛は８眼あって、明暗さが分かる程度。

　造網性、地中、徘徊性、樹上、夜行性、擬態等・・・

蜘蛛の姿の一部を皆様にもご紹介します。

　

西表島で発見された。20cmある。

桟敷席の観劇、感激❣

　六月大歌舞伎は、何と一階桟敷席。観覧料は２万円と、あります。ご招待です。

　贅沢な気分で、歌舞伎三大名作の一つ、義太夫狂言『義経千本桜』『川連法眼館』を観ました。

　内容は、源平争乱の後日談。史実と虚構を巧みに織り交ぜながら　繰り広げられる歴史ロマン。

主演の片岡仁左衛門。

　四月の『与話情浮名横櫛』では、体調不良で三日間の休演、その後の復帰公演を観ましたが、声が出なくて存在感が薄かった印象があります。

　

先晩の仁左衛門「いがみの権太」は、どすが聞いて迫力満点。

　改めて、健康の大切さを実感。美味しく食べられて、楽しめての日常を持てるように、サア！頑張ろう！

　最後の30分の休憩で、夕飯をとる。　”アナゴ寿司”

帰り道、「今日はアルコ－ルは呑まなくて済みそう・・・」と、思いつつも、　ダイニングルームに座るや否や、冷蔵庫に手が伸びる。500mℓ缶。のど越しの冷えた焼酎の美味しい事❣

　ストレスも考慮して健康を捉えると、アルコ－ルを控えるのがいいのか？　呑む方が良いのか・・・？

何方かお知恵拝借。

　

今日も出かけます！

　日を追って　足がふらつきが進み、歩行が困難になってきています。生命の限界を実感しつつある昨今の私です。

　真剣に終活を考えなくては・・・。と同時に歩けるうちに、楽しめるうちに　　　　あれこれ経験したいと、毎日出歩いています。筋力をつけるという願いもあります。

　昨日は、大手町・日経ホ－ルで、ハワイアン鑑賞。

　百歳会の恵子さんからのご案内。ゆったりした身のこなし、馴染のあるハワイアンメロデイに癒されます。

　今日は、内幸町の”イイノホ－ル”。藤原歌劇団のデビュ－コンサ－ト2023に行ってきます。右膝は相当痛い！