Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

215km 利根川個人タイムトライアル *追い風参考

2020年11月22日 | 長距離
11/12
いい風が吹いていました。
関東平野はどこにいっても一日中北風。
この日はチビ太🎻発表会の前日ということもあり、息子とのライドはおあずけ。ならばこの風に乗って、今まで構想を温めていた?追い風アシスト付き200kmメガ盛りTTライドをいっちょやってみよう、と決意したのが前日夜。




ウェー疲れた
way 疲れた…
北風は追い風というか横風でした…
  • 215.14km距離 
  • 6:10:32 
34.8km/時54.0km/時
144bpm163bpm
81111
207W599W
5,969
21℃
8:26:02

始発の新幹線に乗り、高崎へ。この時車内の後ろの方でパン!と破裂音がしました。(リアタイヤがバーストした音でしたw)

パンク修理後、利根川へ。川まではこれから赤城山へ行くというフランス系ライダー3人と一緒になりました。

サイクリングロードを走りはじめる。
思っていた通りの追い風(^^♪
250W前後で45kmオーバーで軽く巡航できる。

極楽極楽
DHバーに上半身を沈めて一時間半。はじめて休憩してメーターを見ると
既に50km近く走っていた。はえ~

利根川CR、走りやすいところは多いですが、現在大規模堤防工事を流域でやっているため、迂回路地獄です。そこら中で市街地に迷い込みます。
おかげさまでそんなに平均速度が上がらない。

関宿につきました


迂回路の連続でAveが35.8kmまで溶けました。
ここまで85キロ、ここでやっと休憩。

ここから手賀沼まで、やや横風成分が強くなりますが、まだ追い風。
朝からパンクパッチも予備チューブもないので心配です。
自転車のメッカ、手賀沼近郊には多くのお店があるはずですから、そこまで頑張りましょう。


結局コース上にあったオッティモさんで空気の補充を致しました。
ここにあったのか!
ここまで130km Ave 36.8まで戻しました。

奥手賀沼のnuma cafeにて
ここのバターチキンカレーはヨーグルトの酸味が効いていて、130km走ってきた体に染み渡る。今思い出しても🤤が垂れてくるわ。


しかし!利根川下流域に入ると、横風、一部向かい風になります。
川は蛇行して右へ左へ。
特に左へ蛇行すると風に向かうことになり、時速は30km前半に落ちます。
この区間は修行でした。つらかった…
手賀沼から銚子までは約80km、この間の神崎、香取、水郷・・・これらの地名は思い出したくもありませw

黄昏た

利根川河口も近い



銚子駅につきました。この時点で215km
犬吠埼に行く残存体力は皆無でした。
サイコンをリセットして、ゆるゆる走れるのがなんと幸せなことか。

鈍行列車だと横浜まで4時間近くかかりますな。

ダメージがあったのは足だけ。サドル痛も上半身のコリもそんなになかったのは、そっこー6時間で200km終わったからかな?6時間だと160kmすらとどかないこと多いし。


次のこんなメガライドは一体いつになるのやら。

風呂・デ・リタイア~柳沢峠+ほったらかし温泉+地ビール

2020年03月08日 | 長距離

190km走った後のチャップリンコとビールにしみこみ具合はいかに? 

久しぶりの丸一日ライド。前日のお誘いにのって、ゆるポタ企画にのってきました。 柳沢峠を越えてほったらかし温泉、そして地🍺で〆るという企画、しかも「マイペースでまったり」というお誘いでしたので魅力的(蓋を開けると脚が削られるDeathライドでしたがこれは予想通り)。 

自転車歴15年目にして初めての柳沢峠、そしてほったらかし温泉も10年ぶりでしたが超ハード+温泉+190㎞先の🍺のしみこみぐらいはもうたまらんかったっす。

新装なった山梨市駅前すぐそばに2019年にオープンしたというCraft Hop Standは駅に近く、8種のクラフトビールが楽しめ、温泉+ビールライドの目的地として山梨市は最強です。よっ〇らい自転車運転のリスクないしね。 

またT村君に企画してもらおう。


集合場所まで遠回り。30kmの道のりを55kmくらいで。川崎は土砂降りでした。


時は移ろい、丹波山道の駅で鹿バーガー


この後私がマイクロSDカードを床下に落としてしまい、全員が協力してUFOキャッチャーgame始動!
釣り上げたときは大盛り上がり!
一体感が生まれました。




柳沢峠名所
謎のきのこ直売所
謎すぎる・・・


多摩川の源流あたり
つづら折れ区間で全員の位置関係を確かめながら
ここはチャリフォトジェニック


自転車生活15年目にして
初の柳沢峠!


一度塩山市内まで降りて、
フルーツラインのUp Downを
無駄に繰り返しながら
リタイヤ地点へ


気持ちよく標高を吐き出して、ラスボスへ。
ラスボスすさまじいよ。




ほったらかし名物
『揚げたまご』
150円!


風呂でリタイヤした後は、
山梨市駅前に一年前OPENした
Craft Hop Stand 1234へ
駅近なので、ロングツーリングの
目的地にふさわしい


みなさん、ありがとうございました。

191.08km
8:01:32
2,562m up
Av 195W
4,986kJ
平均スピード 23.8km/時
平均心拍数 138bpm
平均パワー 173W
カロリー 5,559
経過タイム 12:31:19

79歳のヤビ仙人を追いかけて、横浜~直江津日帰りライド

2019年05月26日 | 長距離

自転車乗りのみなさん、老後の自転車ライフ計画はいかがでしょうか。

自分が79歳の時、どんなにアクティブか想像したことはありますか?

今日は自分のロールモデルでもあるヤビ仙人の255kmの逃げをつぶした話をさせていただきます。

事の端緒は一週間前、朝練で御年79歳(1939年生まれかいな!)のタケマサさん、通称ヤビ仙人が横浜~直江津ライドをすることを聞いたところから。

「ヒガシくんも一緒に走るか!ガハハハハ」「待ってるよ~!」

聞いたときは魅力に感じつつも、そんなすぐに都合は開けられないし、ちょっとなぁ~と思いつつもずっと気にかけていた一週間。

金曜日仙台から帰る新幹線の中でちょっと一計を投じ外出許可をゲットw。睡眠3時間で逃げを追いかけることにしました。

出航はいつものように日付が変わってから。夜12時30分に太平洋にタッチ!

ちなみにこの時間仙人ご一行3人は120km先の熊谷にいます。

遠すぎる・・・!

2時間走って川越街道に。ここまで平均30kmなので例年より1kmはやい。

夜明けがはやくなってきた。

そして、この後熊谷近郊で腹痛がはじまる

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Coast 2 Coastメモ(腹下し編)
前の週にバリウム飲んだりと胃を酷使した状態で参戦。やはりロングは胃に負担をかける。120km地点あたりのすきやで牛丼たべたら胃がむかついて完食できず。そこからは前傾もままならないほどの胃のムカムカに一時はリタイアを考えるほど苦しい。巡航も32kmから27kmへ。結局牛丼を消化しきるまでの3時間(深谷~碓氷峠)、胃腸薬が欠かせませんでした。今日一番つらかったのは胃腸でした。350km走行を終えた直江津でやっと固形物を食べたくなる欲求が沸きました。
結局補給も固形物うけつけないので以降すべてジェルに。これはコスパ悪い。しかし、怪我の功名で体重は激減、一ヶ月前4kg増えていた体重は元の75kg台に戻りました。

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やや腹痛もおさまってきた早朝。

碓氷峠めがね橋にはじめて来ました。

この時点で仙人ご一行は2時間先にいるはず。

めがね橋大きすぎて画面に入りませんね。

碓氷峠は長いですが勾配が緩く、腹痛患者には優しかった。

このあとの下りでぶっ飛ばします。

ここは千曲川サイクリングロード

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Coast 2 Coast 地元サイクリストお薦めルート編
Strava のルート設定で人気度優先でルートを引いたところ、所々味気のない幹線道路を外れて気持ちのよい道に連れていってくれます。都内は狛江から深大寺~武蔵境で新座へ。しかしら何と言ってもこの旅の白眉は碓氷川と千曲川サイクリングロード。どこまでも突き抜ける青と緑と水の世界。長野の自転車乗り羨ましい。

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信濃国分寺あたりからCRに入りました

気持ちよい川沿いの道でした。コンビニないけど。

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Coast 2 Coast メモ 松本走り編
🚥が青になるタイミングで右折車が怒涛の勢いで右折する悪評高い松本走り。小諸~長野エリアで三件遭遇。新潟県に入ると松本走りは消えました。

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この後千曲市役所先のうどんやで仙人ご一行に追いつきました。255kmにもおよぶ逃げ、捕まえるの大変だった。

ヤビ仙人『七十代最後のいい思い出になった。チャンスがあればまた逃げたい。』

ちなみにこれは深谷での風景。

熊谷におおい姓らしい。

この後は一行を千曲川サイクリングロードに案内しながら、野尻湖麓までのゆっくりとしたアプローチ

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Coast 2 Coast ヤビ仙人(武政さん)編
電話口でガハハハハッ!しか言わないヤビ仙人、前夜の関東平野、碓氷峠まではかなり元気に踏んでいたようです。それが早朝の碓氷峠で失速、曰くこの辺りが一番きつかったそう。その後もちなおし、うどんを食べて復活した250km地点でわたくしと合流、私の印象はそれ以降になります。
基本平地は25km巡航。先頭の私の負荷は120~130Wになります。ちょっと上げ下げするときついらしいので、なるべくじわっと加速を気を付けますが、やはり平地は集団が崩壊しやすかったです。ちなみに平地巡航時の私のPWRは1.7になりますね。
かなり疲弊した中での野尻湖へのヒルクライムで、心配なところですが暑さを除いて仙人が意外と平気そう。『けっこう楽』とか意地はっています。😗
それもそのはず、仙人の体重は47kg、つまり自分が120Wで坂を登れば仙人にとってのPWRは2.55、つまり『ちょっと頑張る』くらいのペースなんですね。なので登りで全員がペースに気を付ければ集団がバラバラになることはなく、逆に登りの方が元気な仙人でした。
下りは路面が荒れていて、加えて疲労で上半身でハンドルバーをしっかり握れず、ちょっと震えていたので後ろからみて不安だったのですが、下り終えたら普通に戻っていました。安堵。

走り終えてさすがの仙人もすこし痩せた感じです。しっかり休んで、食べて、英気を養ってほしいもんだ。

今度はあまりハードでないライドでご一緒したいな!

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野尻湖への登りがはじまる

ナウマン象の像が見えれば、新潟県境はもうすぐ!

とうとう新潟県!

無理やりピースサインを強要される79歳笑

遠くに見える日本海まで後38キロ!

夕暮れに間に合いました。日本海への到着は6時半。

かなり疲弊した4人組。整列とかできず、地面にへたりこむ。

この笑顔w

乾杯はビールとコーラで

仙人、少しやつれましたね。

またご一緒しましょう。

348.88km
14:06:52
2,152m
6,975kJ
平均スピード 24.7km/時
心拍数 124bpm
パワー 137W 600W
カロリー 9,672
経過タイム 19:15:01


Go West! 横浜~岡崎 300km タイムトライアル

2019年05月12日 | 長距離

新緑の季節。久しぶりに(メガ盛り)ロングライドがしたくなりました。
日曜日の夕食まで帰ってくればいいや、とりあえず目的地は名古屋ね、ということで計画を練り始めますが、前日新横浜駅夜6時帰還(きれいなかっこで)をYOMEに厳命され、風雲急を告げます。

自宅から名古屋まで350km、着替えて輪行の後新横浜に帰還するには、名古屋16時半ごろののぞみに乗車しなければなりません。休憩時間、一時停止時間をいれてグロス25km/hで計算すると14時間。自宅出発が深夜二時だと予定時刻に名古屋駅に着弾する計算になります。本当に可能なのか?前日土曜日夜飲み会だぞ?というか二年前は夜一時に出て朝11時に浜名湖到着と記録にあります。浜名湖から名古屋まで120kmか・・・やっぱり無理か。

とはいえど、まずは浜松以西を走ることを目標として、豊橋、三河安城、名古屋のどこかで新幹線に乗ることにし、前夜の飲み会後帰宅後即就寝、3時間だけ寝て出発です!この飲み会ではとにかく目の前の炭水化物を食べ散らかしました。ヒヒー

終電も通り過ぎた深夜一時過ぎの新横浜駅をスタートします。目標は同日18時までにここに帰ってくること!家族イベントに何食わぬ顔で出席すること!さて実行できたか、答えは巻末にあります。

スタート~三島(最初の休憩)
105.7 km
3:26:09
Ave 31.4km
Ave 218W
139bpm

深夜で寒くもなく、走りやすい絶好のコンディション。風は無風。
長丁場ですので、心拍140に入らないように抑えめに入る。善波峠手前でAve 33、国道246小山登りに差し掛かったところでAve 31だったかな。
御殿場の頂上でAve 29なら御の字なので、坂に入ったらサイコンを見ずにゆっくり登る。まだ足はある、エネルギーも満タン。登りきって御殿場市外に入るところで白み始める薄暮の空に富士山の影が浮かび始めた。

246最高地点で平均速度表示を見るとAve 29.6。前回より0.6kmほど速いペースで走れている。ここから三島市街まで超高速ダウンヒル区間。ブレーキ握らずDHポジションでかっとんで下る。20km近い下りをAv 42位で楽々下る。三島で夜が明け、最初の休憩。日焼け止めぬったり、ドリンクを補給したり、ハンバーガー食べたり。今回はマルトデキストリン500gをボトルに溶かしてきているので、ボトル二本に約2000kcalが入っている。これをチビチビしながら走ってきたので、まったくエネルギー切れの予感がないのでアル。105km休憩なしなんて初めてかも。

三島~富士川
23.1 km
52:51
Ave 32.5km
Ave 202W
138 bpm

この区間は千本松の長い長い長いストレート区間があり、長時間巡航を維持できる脚があれば平地ながら平均アップがはかれる区間。出発前にステム角度をマイナス30からゼロ度に変更しポジションをコンフォートにふったので、労せず長時間DHポジションに上体を沈ませ続けることができた。こうなると通算の平均時速もだいぶ上がり、富士市手前でトータル平均31.8kmを記録。毎回この区間に来るたびに上体のこりと股ずれに悩まされていたので、あっ!という間に通過できていい気分。

しかしそのいい気分も富士市内に入るや否やの向かい風攻勢に打ち壊され、大分スピードダウンして富士川鉄橋到着。実はこのルートはだいぶ距離をロスする距離のようですね。

富士川~宇津ノ谷峠
35.5 km
1:17:49
Ave 31.4km
Ave 183W
136 bpm

わが母校がある静岡市を通過するこの区間。バイパストラップが多いところではありますが、Lezyneのサイコンにルートを放り込んでいるので迷うことはない。

由比の宿を通過中、風情のある門があったのでパチリ。先は急ぎますが観光の写真がないのも味気ないし。

本当は島田の蓬莱橋までノンストップでたどり着こうと考えていましたが、先に水分が切れてしまい、宇津谷の手前でピットストップ。ここで初めて、ダブルボトルが空になりました。
お弁当を急いで食べて再スタート。日も高くなり、日焼け止めを再度ぬり、ワセリンをパッドにぬってGO!

宇津ノ谷峠~蓬莱橋
21.0 km
46:41
Ave 30km
Ave 184W
133 bpm

今回は旧道明治の隧道は通らず、宇津谷トンネルを使って山越え。
しばらく島田の街を走ると今回のGo Westの白眉、蓬莱橋に至ります。

もう、大井川沿いのサイクリングロードに出た瞬間から絶景にテンションあげあげです。

 

みよ、この風情。気分は東海道中膝栗毛。

なんと渡し賃100円を払うと自転車にのって対岸まで行けるらしいです。これは行くしかない。

蓬莱橋~掛川
20.8 km
43:21
Ave 31.8km
Ave 172W
130 bpm

蓬莱橋を渡って、牧の原台地の高みに出ると、そこは360度見渡す限りのお茶畑!これはすごかった。

途中の公園では「世界お茶博覧会」をやっていたらしく、観光バスも来てた。
絶景・・・なんですが高台ではやや向かい風、すっかり低速走行になってアップダウンを繰り返すと、諏訪原城跡にでます。ここで一号線に合流、日坂を転げるようにダウンヒルして西へ西へと進みます。ここらへんがけっこうきつい。町で言うと金谷~菊川~袋井~掛川~磐田~浜松と次々と町の標識が出てくるのですがなかなか町の数が多くて浜松にたどりつきません。
掛川の辺りでふと思いつきそこまでの消費カロリーを見たらすでに6000kcal越えてる。まだ空腹ではないけれど、先のことを考えてゆで太郎に入ってカツ丼+かけそばでしっかり補給。これで1200kcal は推定放り込んだので、浜松リタイアはなくなりました。

掛川~雄踏街道
26.3 km
1:04:29
Ave 28.4 km
Ave 125W
84 bpm

サイコンが浜松市内を通って浜名湖弁天島に至るショートカットを提示したのでそれに従う。しかしこれがストップ&ゴーが多く、平均速度を落としてしまう。

ちょうどこの日は浜松駅近くの商店街で祭りをやっていました。

雄踏街道~聖地キャノンボウル
30.7 km
1:21:34
Ave 29.9 km
Ave 157 W
121 bpm

市内を抜けると弁天島へ。海の上を走っている錯覚にさせる道にテンションが上がる!

浜名湖到着。ここまでは毎年来ている俺の裏庭。ここから西が久しぶりのゾーンです。風車を遠目に見ながらの直線が続く湖西地区、そして久しぶりの潮見坂は新緑がまぶしい。

豊橋に向けて走ったいると聖地キャノンボウルが右車線に!慌てて見逃すところだった。

この時点でまだ280km。名古屋まではまだ80kmを残し、いよいよ完走がおぼつかなくなってくる。

聖地キャノンボウル~自転車まるいち
14.7 km
55:33
Ave 31.9 km
Ave 139 W
115 bpm

脚はまだ少しだけ残ってる。上体もだいぶ凝ってきたが痛みはない。だが肝心の走る理由があまりない。

豊橋を過ぎ、取り敢えず岡崎を目指して300km地点近く、『どこかに旅をおえる口実』を探していたら、油宿近くの路肩にうどんやのような、ラーメン屋のような店構えにトレックコンセプトストアののぼりが翩翻とひるがえってる。急停止してお店にはいる。聞くとここの店長さんは30年前に川崎ISOYAのシャッチョーに弟子入りした方なんだってさ!みなさーん。キャノンボールの途中に是非よってくださいね~。国道1号線でつながっているし、約10時間で着きますし😂

てな訳で店員さんに写真をとっていただき、愛知県岡崎市本宿で思いつきポタリングライドはおしまいにしました。楽しかった~きつかった~。約10時間、数々のよしなしごとが脳裏を浮かんでは消え浮かんでは消え、よい頭のリセットになった大冒険でした。体のダメージは大変でしたけど。

本宿から赤い電車で豊橋へ

こだまにのって新横浜へ

そして予定通り6時前に新横浜に帰還、さっぱりと着替えて日産スタジアムへ

世界リレー選手権でした。

VIP席だよ~ん

ねむかったけどねw

まとめ
走行データ編
走行距離 300.21km
走行時間 9:49:17
経過時間 12:53:46
獲得標高 1,640m
平均速度 30.6km/時
最高速度 67.7km/時
平均心拍数 132bpm
平均パワー 189W
カロリー 8,504

良かったこと景色編
①蓬莱橋
②蓬莱橋対岸に広がる牧が原の一面のお茶畑。世界お茶博覧会やってました。
③浜名湖上を走る道路
④里山を彩る新緑

良かったこと装備編
①ワセリン サドルずれ、皆無!
②ステムをマイナス30から水平に。これで半分以上の時間DHバーを握れました。肩も狭くしやすいし本番も高めにしようかな。
④レザイン ルートをぶちこんで後はサイコン任せ
⑤日焼け止め ダメージが全然違う
⑥サンボルトのエアロワンピ これだけの長距離だともろに差が出る
⑦大型サドルバッグ 長時間前傾ができたの背中が軽いから
⑧FLO の97mmディープリム 巡航楽させて頂きました
⑨レースの賞品でもらった粉飴を500g使って自作ジェル作り。2000kcalをダブルボトルに入れてスタートしたので最初の100kmは補給なし!


東京五輪自転車コース試走完走:明神に散りぬ

2018年09月02日 | 長距離


先週時間切れでかなわなかった五輪フルコース再挑戦。
180km 3000m Upの明神峠手前までが前半戦、そこから始まる
3.8km 411m Upの明神峠まで(だけ)が後半戦といった印象。

Re-tried the Olympic 2020 Road Race (Men's) course, which was cut short last week due to curfew. The first and penultimate climbs are OK, I was riding tempo and spinning big gears so I had relatively much energy in the tank, at least thought so. However, after 182 km and 3000 m ascent, even the short, 3.8km 11% Myojin Pass was totally different monster. So mercilessly steep, my cadence hit high 20s, even. I guess in the Olympic race, riders will be scattered all over the Myojin Pass and whoever made junction during the brief descent will win after making violent attack and then ride downhill solo. At least this is my prediction.

はやく走ってすっきりしておきたかったので、前夜1時間半睡眠で0時半出発(苦笑)
深夜過ぎて道志道はすべて闇の中。山伏峠山頂あたりでやっと薄暮になってきました。

籠坂をくだって今度こそ迷わず富士サファリパークへの丘陵道へ。一週前はスカイラインへの猛暑の中直登で疲労困憊しましたが、今回は涼しく、しかも距離をかけて富士山麓道(2~3%のアップダウン林道)を使ったのでだいぶ足を残して富士周遊道へ。ここから水が塚まで400m近く登りを残しますが、そこまでさほど足を使っていなかったので楽でした。

御殿場へは超高速ダウンヒル。コンビニで焼きそばを食べて満タンにしてから最後の勝負を決めることになるだろう明神峠へ。

最初はキビキビ登り始めるが、開始500mで甘い希望は打ち砕かれる。果てしなく続く10%後半の急登。足を休めるような緩斜面はまったくなし!ダンシングして休もうにも急勾配過ぎて持続できず。座ってケイデンス30台で耐え続けるしかない。果てしなく続く苦しみに絶望しかないが、足をついて休もうにも動画撮影中なので足をつけない(笑)。しかも困ったことに交通量が多くて蛇行できなんだ。ゆえコーナーのイン側の最も勾配のきついところを攻めざるを得ない。最後は諦観の境地に達し、目をつぶってひたすら他のことを考え苦しみをやり過ごす。あまりにも遅すぎてサイコンが信号停止と勘違いしてピーピーなって苛立つ。そんなこんなでやっと山頂へ。ここまでくればもう登りきったようなもの。

こんな猛烈な峠をレースの最終局面にもってきて、本番はどうなっちゃうのか。まず集団で登るということはないでしょうね。ここを独走で通過しても、なんとか下りで追いつくチャンスもあり、レース展開に妄想がつきません。

250.08km
11:01:06
3,870m up
6,666 kcal





深夜の津久井湖


70km近く走った道志道の駅でも夜明け前。
五輪の宣伝が


今日の朝練仲間。こいつらSTRAVAやってるかな?後で友達申請しておこ。


幻想的な山中湖の朝焼け




緑のトンネルをぬけて


裾野市の牧場地帯を抜け、富士サファリパーク方面へ。
結構登ります。




今日のチーマ・コッピ


悶絶しながら明神峠へ


ずっと雨予報でしたので、なんたる僥倖


今日にかぎっては晴れ男


後はゴールの富士SPEEDWAYへ!


ゴールしました。やはりこのコースに53-39Tのフロントは無謀すぎた。

東京五輪自転車ロードレースコースを部分試走してみた

2018年08月26日 | 長距離


五輪コースが発表されてしばらく。みなさん走りたくて?!?!ウズウズしていると思いますが、やはり酷暑がネックですね。朝3時発で炒ってきましたが、途中嫁入電のためあえなくDNFとなりました。最後の明神峠、逝きたかったなぁ(棒)

少なくともこのコース考えた人はドSですね!



前からやりたかった五輪ロードレースコースの試走。味の素スタジアム近く?のスタート地点まではいかず、横浜を出発、途中尾根幹から合流。山伏峠までは流し。山中湖は一周だけにして、十里木から富士宮の登り口・・・ここでミスコースして演習場から逆周りでスカイラインへ。水が塚駐車場についたら膝がしくしく痛み始めました。ここで嫁から入電。二時半までに帰宅命令。これで明神峠はおあずけに。最短ルートで帰る、とはいえ200km越えでした。スタミナはOK、ただし39Tでいったせいかただの体重増か膝が痛くなった。
今度はしっかり一日外出券もらって行こうっと~♪(死ぬ気か)

以下、東京五輪展開のポイント。あくまで予想。

尾根幹:ただの顔見せ。そうそうに逃げがきまってまったり進行か。
道志道:逃げがんばる。集団静観。
山伏峠:距離を残しているのでそんなにペースはあがらないはず。
山中湖:晴れたら富士山とプロトンの最高の構図が湖畔から撮影できるのでは。
籠坂峠(一回目):ここで動きはない。てか路面悪い。工事はよ。
十里木からエバーグリーンライン(× 2):だれだこんな鬼コース設計したの(歓喜)!ツールにでてくる超級峠なみだ。つまりここではTdFの超級山岳でエリート集団に残れる脚力が求められる。(普段ここは自転車通行できない有料道路なので、十里木経由で富士宮まで行って水が塚駐車場経由で帰ると同等に死ねる)
明神峠~三国峠:明神は4km 11%のモンスター!(ゾンコランやアングリル、ユイの壁をトップで登れる脚が必要。)
本番では下りアタックを警戒するベルナル擁するコロンビア勢のペースアップから解き放たれるベルナルを見たい。他の優勝候補はしっかり集団に残りたい。三国峠から山中湖までの下りで追いつける可能性もあるか。
籠坂峠(二回目):2kmちょいのゆるい登り。名もない登り。イメージできるのはLBLのラ・ロッシュ・オー・フォコーンの後の名無しの丘陵地帯。もしくはサンニコラの後の名無しの勾配。明神のダメージを残した集団をここで攻撃するのはアラフィリップか、ログリッチか、ニバリか。
なぜこの名無しの坂が重要かというと、ここを登ったあとはテクニカルな籠坂峠のダウンヒルなのだ~。ここで一気に差をつけて富士スピードウェイまで逃げ切る戦略をとりたい。ここで動くとかなりしびれる展開になると思う。
富士スピードウェイ:ここまで集団がのこることはあまり考えられない。小集団からスプリントになるとアラフィリップのような小柄なパンチャーが金メダルに一番近いか。

てなわけで、皆さんも妄想苦悶rideどうですか~☺






深夜、尾根幹へ。ルートがトリッキーなのでレザインのナビ大活躍。


津久井湖で夜が白み始める。


明け方の道志道は涼しく、空も透明な青でため息のでる美しさ。


そして朝早すぎて道の駅閉まっててため息。
結局水だけで山伏峠到着。
ここまでは省エネライドに徹した。


こんなすばらしい天気に五輪本番も恵まれるといいですね!


なもない登り。籠坂へ。
ここで下りが得意な選手が絶対仕掛けるはず。


籠坂のくだりは短いがトリッキーな区間あり、ここで誰かにレースを動かしてほしい。


まちがって富士宮ではなく、自衛隊基地方面から水が塚方面へ直登開始。


まっすぐ登りは心折られます。九十九折になっても折れます。




瀕死状態で今日の最高地点へ。湘南浪漫のみなさんがいました。
私の知り合いの同チーム変態ライダーの話をしたら、全員が全員変態ライダーではないんだそうですw


昼が近づくとだんだん雲にお隠れに


広域農道 とてつもなく気持ちのよい道だった。交通量ゼロ!


北海道のような広大さ


これは駿東広域農道かな


時間切れのため、明神カットして160kmでおしまい!
このあと松田まで走りましたが・・・



202.74km
8:51:38
3,029m Up
5,385 kcal

30km走と伊豆一蹴ライド

2018年02月12日 | 長距離

なんと2009年以来9年ぶりの伊豆一蹴。当時の日記を改めて読むと、この人頭おかしい。豪雨の中、家から自走で380km走って、膝壊しているし。

さて、毎年河津桜を見に行っているが、もはやそれは目的ではなくただの口実。今年の河津桜祭り会場での滞在時間約30秒
指差確認して写真をとって即去り(笑)。タッチアンドゴーでした。特に今年は一分咲だし。

今週末は3連休、職場の若手ホープY田くんの結婚式披露宴が中日にあったので、そこから逆算して練習しました。
Day 1: 30km走で脚破壊
Day 2: 披露宴の食事をむさぼって超回復
Day 3: ゆるポタペースでいけるとこまでロングライド。


Day 3にチビ登山に誘ったのですが、つれませんでした(泣)。氷点下なみの強風だったから結果オーライか。
備忘:忍者の映画とゴジラvsデストロイアを水曜まで返却のことw

Day 1 うえだっちさんと30km


2日前の通勤ラン30kmのダメを確認しながら・・・
河川敷はやっぱり走りやすい!20km→30km→30kmと走ってやっと『長距離を走る感覚を脚に刷り込む』ことが実感できつつある。信号ないんであっという間の30kmでした。


うえだっちさんも30km 5:30ペースでフィニッシュ


この仕上げていく感覚がたまりませんね。心拍を見てもかなり楽をしていたので、最後の2kmは4:30まであげることができました。当社比ではなかなかの進歩。体重70後半なんで、4:30台で30kmとか走れません。

Day 2 披露宴おでかけの前にISOYAへ筑波のエントリーフィーを払いにいくだけの回復走。


Day 3 久しぶりロングは9年ぶりの伊豆半島一蹴!
激しい南西の風10mクラスが吹き荒れるのがわかっていたので、本当は追い風に乗ってひたちなかでも行こうかと考えた。しかし予報をみると明け方-4℃。怖気づいて暖かい伊豆にかけてみました。ふたをあければ伊豆も明け方-3℃でしたけどね~。


202.60km 距離
8:35:34 移動タイム
3,826m 高度
平均スピード  23.6km/時
パワー 183W
カロリー 6,318
・・・しばらく絶対安静かな・・・


東海道線始発待つのがかったるかったので、車で宇佐美へ。6時に宇佐美から亀石峠へ。車は便利だがやはり帰りの渋滞にはまってしまいました(真鶴から)。


途中で夜明け。しょっぱなの体力のあるときにこの日最大の峠を入れたのはよい判断。脚が元気なうちに。楽でした。


頂上は-3℃でこの通り。これをみて西伊豆スカイラインには行かないことにしました。風強いし。


大仁の町から、三津(みと)へ。しばらく30kmほどは海沿いの平坦路。


西伊豆はいいぞ~本当にいいぞ~
残念ながら富士山は雲に隠れていましたが、久々のロング、真っ青な海に(脚は疲労していますが)テンションあがっりぱなし。
サイコンの気温は常にゼロ度をさしていました。


井田の漁港を見下ろすいつもの展望台にて。交通量が少ないのはよいのですが、とにかく爆風突風向かい風で前に進まない。

前半130kmは時折突風が吹く横風もしくは向かい風。海から真横に強風が吹く場合、谷になっている地形の中心線から手前は徹底的な向かい風、一度バランスを崩して足つきするほどの。中心線から奥は時々追い風。風が共鳴する仕組みって面白そう。風が巻く現象を実際にシミュレーションしてみたい。


土肥にて。この早咲きの桜は土肥桜というらしい。熱海桜の同類だろうか。


河津桜がまだだった分、この土肥桜にだいぶ救われました!




堂ヶ島。海の瑠璃色が本当に美しい。


松崎にて。逆切れする謎のスーパーマーケット。


とにかく向かい風が荒れ狂い、だいぶ遅れています。


これは、妻良(めら)の漁村だったかと。難読の地名が多いですね。


波勝崎。いやまてよ、波勝崎の次に妻良の港だから、さっきの写真は雲見ですね!

西伊豆の無駄に登り無駄に下る漁村と漁村の間の無限ヒルクライム地獄については、各所で書き尽くされていると思うので、割愛します。200㎞走ると、足の疲労もさることながら、ダンシングで使った体幹の筋肉に鉛のような疲労が残っている。


石廊崎に来た時点で1時。よていより1時間遅れ。


半島の突端は強烈な風が吹き荒れていました。風力発電のブレードがぐるんぐるんと。


ここまで130km向かい風でしたが、風向きが追い風になり一人ヒャッホーする親父。






ちょうど4500カロリー燃やして、そろそろハンガーノックを心配し始めた頃、弓ヶ浜のお店の前で📷をとっている男性に
私『オススメですか~?』
男性『地元の人、商工会議所に勧められました~。』
次の瞬間に入店。炭水化物に塩分にたんぱく質、🍜はロングライド向けですね!美味しかった。おかあさんが見るに見かねてごはんもつけてくれました。
店内は矢沢永吉一色でわかりやすっ


早送りして河津。一分咲きで日本人の観光客おらず、出店も閑古鳥。昨年は桜祭り開始前に満開になってしまったし、今年は2週間遅れと主催者泣かせですね。


このタイヤも絶版なんですよね。乗り午後地最高なんだが。


150km過ぎて完全に脚が売り切れましたが、それでも登り坂で強烈な追い風アシストが時々かかります。


伊豆高原から川奈をぬけ、ゴールの宇佐美へ!

大変つかれましたが、久しぶりにがっつりロングを走ってすっきり。
『ロング』はたまには(1~2ヶ月に一回)やりたいですね。旅をしている感じ、一日中自分と会話しているのがいいです。本当はグループロングがいいですけど。

Rapha Festive 500なるもの

2017年12月31日 | 長距離
自転車SNSやTwitterをやっていて、ここ数年年末になるとRapha Festive 500なるものがタイムラインを賑わしているのを見ることが多くなった。なんだろう?と思って見に行くと、Christmas EveからNew Year's Eveまでの8日間で500km走ってその経験を世界中のサイクリストで共有しようというというもの。もともと冬で天候が悪い欧州、すでにクリスマス休暇に入っているので走る時間はあるサイクリスト中心のイベントではあるものの、なんか検索してみると楽しそう(辛そう)。というわけで軽い気持ちで参加ボタンをポチっ。



Quote:
In 2010, we laid down a challenge: ride 500km in the eight days between Christmas Eve and New Year’s Eve. Since then the Rapha #Festive500 has become a holiday ritual for cyclists, with tens of thousands of riders around the world attempting the distance each year. Join them.



というわけで、Festive500挑戦を中心に繰り広げられた私的2017年末のダイジェストをば

1224
Day 1: ISOYAモーニングライド
54.8km


イブの日の今年最後のISOYA朝練。自分クリスマスプレゼントのシマノCM-2000のシェイクダウンでもあった。

1225
Day 2: 通勤

66.6km

三日連続ライドは普通しないのだが、チビ太水暴走のためこの日は保育園なし、ということで便乗Jite2。
足が鉛のように重かった。25日なので速攻帰宅してクリスマス家族ディナー

1226
Day 3: 休足日

朝チビ太を肩車してスクワット。その後保育園へ肩車ダッシュ。

1227
Day 4: 仕事納め通勤

104km

朝は頭シャッキリの氷点下通勤。夜は極寒の遠回り通勤。
帰りは橋本から鑓水を抜けて多摩川サイクリングロードへ。


途中鑓水でスポークが折れたので折れたスポークを針金のように他スポークに巻きつけて帰還。本当に寒かった。

1228
Day 5: 山中湖往復

183.7km
ここでまとめて走っておいて、後はテーパーする計画。しかし走り出しから足が重いっす。


持ち時間は保育園の登園0830からお迎え1800まで。そのなかで山中湖往復は一分でも惜しいので、保育園までおいらはロードバイク、チビ太には走ってもらいました。

門限の関係で折り返し地点を13時前後と設定。地図でいうと山伏峠あたりか。


三増峠を登り(エロ本の自販機はとっくに撤去されていた。)


道志道のダラダラ坂を登る。足は比較的よく回る。


よく回った足も売り切れ、道の駅から山伏峠が長いこと長いこと。


山伏峠から下ると、真冬の見事な富士山が。そうじゃーこれを見たかったんじゃ~!


三国峠からは、遠く南アルプスの雪屏風が、北岳から赤石岳まではっきり見えていました。眼福。




この後は門限との戦い、黄昏った町のなか家路を急ぐ。無事門限のバイオリンお稽古に滑り込みセーフ。




5200カロリー消費でしたので夕食は攻撃的に。

1229
Day 6: 休足日 チビジョギング

(16.3km) ランのためノーカン
年間のラン距離が980kmと微妙な位置のため、チビ太を甘言を労し誘い出しに成功。
奥様への遅れたサンタからの贈り物をとどけるため、銀座へ。
ただ行くだけではつまらないので、東京空中散歩コース。


東京テレポートで下車して・・・




いざ、銀座へ!


今日最初の山頂(違)、東京タワー山が見えました。








勝手知ったる東京タワー山、もう二人には物足りないですが、父の足には結構来ていました。


これは3年前の超チビ太。大きくなった。

この後肩車ダッシュとかして銀座に向かって歩いていたら左膝に電気ショックが


「おかあさんへのプレゼントがおいてあるお店はどこですか~」


ティファニーで昼食を
ドヤッ!(やりきった顔)

1230
Day 7: 八景島往復 Dreamer Morning Ride
53.2km
ものすごい疲労感。この後強度を徐々にテーパーアウトしていくはずなので、年始に足が出来上がっているはず。
往路はクリスさんと気が付けば二人TT。カメラを後ろに向けてつけていたので面白かった。

復路はカメラを前向きに。






夜は家族で(チビ太命名)生麦のパンダ銭湯へ。朝日湯というところ。


番台の隣に女湯とつながるどこでもドアがあり、チビ太が女湯にいってしまった!

1231
Final Day

45.2km (504km Total) 


K澤さんと、寒中稽古という名の走り納め。
寺家ふるさと村、ため池の水は凍り、帰りは今シーズンの初雪。凍えそうになって帰宅。


Festive500のうれしい効果。足が一気にできあがりました。CTL100越えは実業団がんばっていた2012年以来ではないかと。

台風をアシストに追い風200km 横浜~日光ライド

2017年09月18日 | 長距離

三週前の追憶


Distance, km 196.82
Work, kJ 4518
Average Power, Watts 183
Average Heart Rate 147
Average Speed 28.68

台風に翻弄された三連休でしたね。我が家は本当であれば真っ青な空の下、南アルプスあたりの山小屋で父子まったり山登りの予定でしたが、台風により土曜日の午前中から自宅で停滞。特に日曜日は全く家を出ることはありませんでした。あ、銭湯に家族で行ったな。

月曜日は走れるのだろうか、と予報を見ると台風が過ぎ去った明け方から雨マークが晴れマークに一気に変わっているではありませんか!とはいえ風速13mとか。トレランにするか(雨で登山道はたぶんぐちゃぐちゃ)、自転車で追い風に乗ってどこまでも北上するか、二案で迷い、結局なんか楽しそうな後者を選んだ。

朝、いきなり寝坊。4時に出発するはずが6時半に、こんな大寝坊でも夕方3時台に200km近く走り終えているんだから追い風パワーだな。

家を出ると強風は吹いているものの、ハンドルを取られるほどでもない。路肩に落ちているゴミに注意しながら、第二京浜で都内へ。追い風にのって快調に巡航できますが、都内は信号STOP&GOが多いため、さほど平均速度はあがりません。早朝のごみ収集車しかいない銀座をぬけ、日本橋を右折、荒川を越え、約10年ぶりの江戸川へ。


実はここまだ旧江戸川で、サイクリングロードはまだ始まっていません。土地勘がないので、細かくルートを間違えていたら、地元ローディを発見、追跡します。ほどなくしてサイクリングロードにIN。


やや狭い荒川サイクリングロードという感じかな。狭い分人も少なく、走りやすかった。サイクリングロードにはいるとやや横風気味に追い風が背中を押してくれ、労せず40kmオーバーで巡航ができます。とはいえ長い長い長い平地巡航なので、飽きたり疲れたりしますけど。途中24km、平均36kmというデータが残っています。平均は200W。追い風チートですね。



途中野田あたりで一度現在地確認のため一般道に降り、一度コンビニ休憩をしてから北上再開。途中チームミラノの練習会に連結して温存走行させて頂きました。関宿にいたる川岸のサイクリングロードはBチーム伝説の「満腹でGO!」の犯行現場ですね。約10年ぶりにほとんど同じ装備の自転車で再訪できました。


関宿まで来てアベレージは32.6km、走行距離は90kmくらい。


気温もぐんぐんあがり真っ青な青空から太陽がジリジリと照らします。ここからはまず渡良瀬遊水地を目指しますが、気温上昇がそろそろやばい感じになってきました。そして追い風アシストもパタリと止み、今度は横風が結構強く吹くようになります。先ほどまで40キロ前後で巡航できていたのに、31kmキープがやっと。どんどん足を削られ、暑さもあって体力がどんどん奪われていく。途中コンビニ休憩で1.5リットルの野菜ジュースを一気飲みした時点で気づくべきだったかもしれない。

関宿から20kmほど北上すると渡良瀬遊水地。まさかここに自走で来るとはね・・・途中利根川CR走っているときも、気分だけはTTモードではあったのだが。


ここはいつ来ても北海道の釧路湿原のような広大な風景と、大きな空が広がっている。脚は売り切れ目前ですが景色に癒されました。

TTのスタート地点で水を頭からかぶり(焼石に・・・)、後半戦に突入。まずは栃木市を目指しますが、渡良瀬遊水地脱出時に道迷い、遊水地内で大幅なロス。公園とはいえ、広大なので一度のミスコースが高くつく。11号線にやっと合流、これをたどって栃木市へ。

数時間後、旅をおえて東武線急行の車窓からルートを振り返ったのですが、電車に乗ってみても日光~栃木間は長い。遠すぎる。50kmありました。

体力的にはもう限界なのだが、知らない道を初めて通るのはやはり興味深い。都賀~合戦場~大平平~などなど。ここは日光例幣使街道。
関宿では32までいった平均速度も、グングン落ちてゆき鹿沼の当たりで30.3km。しかもここから終点の日光までは20km近く登り基調。はた目には登りには見えないくらいの緩斜面ですがしっかり登っていて、最終的には標高600mにつきます。道理で巡航30でないわけだ。


日光市に入り、杉並木が見えたあたりで170km地点。実はこの時点でもうゴールした気満載だったのですが、このあと登り基調が25km残っていました。


この残りが本当につらかった。以前走ったとき、「走りやすそうな道だな」と思ったのは車でドライブしたからだけであって、いざ自転車で、しかも脚が売り切れた状態での巡航は本当に泣けた。

なんとか4時前後に日光駅が見え、安堵。


これまた約10年ぶりの日光となりました。また、自転車紅葉狩りツーリング行きたくなっちゃったな。


4時半前後の区間急行に乗り込むと、旅情あふるるボックスシート。田園風景と遠方に落ちてゆく赤い夕陽を車窓から眺めながら、ビールを片手に今日の長旅を反芻する貴重な時間。久しぶりに、車窓を眺めながらぼ~っとすごす貴重な時間を過ごさせて頂きました。

帰宅は8時半。玄関のドアをあけ、速攻でチビ太の待つ浴室へ直行。

TTバイクで横浜~浜松プチキャノンボール

2017年06月19日 | 長距離

西へ西へ



きっかけは出張でした。

金曜日、仕事で新安城の駅に降り立った。駅の北口でバスをまっていると、目の前が国道一号線なのに気づく。
なんか見たことのある風景だ。交差点まで歩いてゆく。広がっていた光景がこれ。


数年前の記憶がフラッシュバックする・・・

ここは4回ほど、自転車で通ったことがあります。
2007年 GWひとり東京→大阪(一泊)
2007年 Bチーム第一回大阪→東京(二泊)
2008年 Bチーム第二回東京→大阪(二泊)
2010年 夏休みひとり横浜→高知→しまなみ→境港(島根)

特に浜名湖以西は7年ぶりになる。道の記憶は鮮烈だ。一度行きたくなると熱病にうなされてしまい、この熱病を冷ますには走るしかない。
これがきっかけになったのか土曜日の夜突然Go Westをたくらみ始めることになる。
日曜日が父の非ということもあり帰宅門限を午後2時に設定。豊橋ゴールにするとして、到着を11時に。適当にルートをひいて、深夜1時に出ることに(楽観的)。
だめなら浜松~静岡間のどこかでリタイアすればいいや、ということで。

この週は大きな会議があったり、プロジェクト関連で大波にもまれ、ほだされ、流され、しかも6月は毎週土曜日出勤なので全然自転車に乗れていない。体力に自信はないものの(特に体幹)、このまま乗れないでいると大きな負の連鎖に陥ってしまいそうな気がしていた。(脚はフレッシュでしたけど)

というわけであまり入念に計画をせずスタート。このルート、浜名湖までは庭なので(←おおきくでてみる)、天気と体力さえあれば特に下調べは不要なのがよいところ。
夜一時にYOMEの(半ば諦め?)視線を背中一杯に受けてスタート!お土産のリクエストを聞いたところ、『無事にかえってきなさい。』はい、安全第一で行ってまいります。


出発前に利根川タイムトライアルにむけて限界まで下に向けていた可変ステムの角度をロング用に変更(マイナス30度→マイナス20度)。これは正解。

まずは246を西へ、西へ。真夜中で交通量少なく、涼しい。今日は超超ロングなのでTTバイクとはいえ追い込まないようにする。DHバーに上半身を沈めて心拍140台を越えないよう管理しながら進む。風は無風。
いつものように246で相模川を越えて、いつものように善波峠・・・のつもりですが起伏をきらって(とはいえ秦野近辺で登りますが)、愛甲石田の手前で小田原厚木道路の側道へ。
ここが走りやすい走りやすい。流しながら走っても厚木西~平塚ICの6.5kmはAv 37km 242W 148bpmだった。数値を見てもそんなに追い込んでない。

ただし、夜の小田厚は文字通り墨を垂らしたような。ライトはハイパワーのハイビームでないと危険です。深夜3時、DHポジションでご機嫌巡航していたら目の前に轢かれた狸の体が現れ、あやうく田んぼに落ちるところでした。

順調に平均速度を33km/hまであげて御殿場の登りに差し掛かるが、やはりハイペースだったか、ここら辺から疲労感が出てくる。ただし、過去TTバイクで来たときより平均は1キロ速い、それを励みに西へ西へ。

駿河小山の手前でコンビニ休憩。ここからの登りで平均速度を大いに下げてしまうことになりますが、なるべくキビキビ走るようにして、頂上で平均速度を見たら29。これなら御殿場からの高速ダウンヒルで一気に取り返せそう。

246の御殿場から沼津への下りはまさにパラダイス。52-11Tのトップギアは早々に回しきってしまう。まだ早朝で交通量が少ないので、DHバー握って下ることができ、沼津の町へ降りたころには平均速度は31.4に。結局ここからほぼ一定の平均速度でゴールまで走り続けることになった。

沼津から富士までは海沿いの一直線道路。車の交通量が多いと順風で結構楽ができるが、このときはほぼ単独走+やや向かい風。ここまで走行距離は100kmを越え、長時間DHバーを握って同じポジションをとるのが辛くなってきた。原因はおそらく、体幹が衰えているのと、背中のリュック。また、DHポジは基本前のりですから、後ろ乗りで使える筋肉よりは疲労蓄積が早い気がする。(翌日のダメが前半分に集中しているのがその証左)なるべく楽な出力で、低めの心拍(140くらい)を心がけますが、DHポジだと数分で心拍は160まであがり、息ぐるしくなってDHポジションをやめてしまうという悪いサイクルの繰り返し。この区間は修行でした。


長い長い長い長い海辺の一本道の修行が終わり富士の町へ。吉原、田子の浦、富士市内を通過、


富士川をわたって蒲原へ。

天気予報によると静岡県中部は強い東風が吹き、私の背中を押してくれるはずなのですが、いつまでたっても無風です。

由比の町を過ぎ、(こうやって後日文章を書いていると簡単に『Xの町を過ぎ』と書けますが、実際一つの町を走り抜けるのは本当に大変です。)国道を跨るトリッキーな陸橋を越えて太平洋自転車道区間へ。



清水駅の前大きく右折すると静岡市内をつっきる直線道路。ここあたりでやっと、追い風が吹いてきました。交通の流れにものり巡航も30後半へ。静岡市内で160km経過。前来た時はこれがゴールでしたが、今日はやっとスタート地点という心理的距離なのが辛い。藤枝以西が追い風らしいので期待して進む。

安部川を渡ると、丸子の街、そして宇津ノ谷峠が近づいてくる。ここからは広いバイパスの道を緩やかな登り基調なのだが、なんだろう・・・?

調子がいい。すこぶるいい。
緩斜面なのに、時速30km後半でている!なんでだ!・・・

追い風だった!


宇津ノ谷道の駅で大休憩。ここにいたるまでも積極的に補給していますが、それに輪をかけてご飯の大盛りをどかんと。
鯵のほぐし丼でした。隣は焼津港だしね。

ここからは東海道このルートの白眉でもある宇津ノ谷峠。ここには東海道の宿場があり、明治時代のトンネルがある。バイパスのトンネルの側道に歩道があるので、こちらをいけば時間の節約はできるが、ここは観光を重視。


山間の集落が見えてきた。




おそらくこの風情は数百年かわっていないのだろうな。


激坂の石畳を越えてゆくと、明治の隧道が見える。

ここを越えると焼津(島田)、そして金谷へと続いていく。あとで地形図を見ていくとわかるが、静岡のこの辺りは山地の尾根が海岸まで張り出している地形があって、そういうところが東海道の難所の峠となっている。丸子の宿であったり、これから超える日坂の宿であったり。一度スピードを落として東海道の宿場町を味わいながら進んでみたいな。

島田の街にでてからの爆風追い風に期待していたが、風はおさまっていた(涙)。次は大井川を越える。





次の峠(丘?)は金谷の先の牧の原台地。茶畑が前方に見えてくるとはじまる。標高は200mちょっと。登りが始まると、いままでピクリとも動かなかった平均速度表示が下がりはじめる。この数値変化には無力なので、表示を切り替えて考えないことに。

今回改めて気が付いたが、牧の原台地は東から登ると二段階になっているらしい。一度諏訪原城跡のピークを越えて日坂を転がるように落ちていくと、そこからずっと下りではなく、小夜の中山でもう一度登り、そこから下りとなる。標高は250mくらい。箱根峠と鈴鹿峠とならぶ、東海道の3難所だそう。ゆっくりキビキビ登っているので難所というほど悲壮感はなかったが。


YOMEが幼少の頃この近くの大須賀に住んでおりまして、ピークの近くにある子育て飴の売店がポイントらしい。ここで家族に生存報告をしてから、西へ西へと進む。

10時近くになり、街道の交通量が増えてくる。地元の民が買い物などにでてきたのかな?ちょっと路肩を走っていても、心がざわざわします。ここまで来て飛び出してきた車と接触等したくないので、細心の注意をして進む。

浜松まではあと掛川~袋井~磐田となった(うろ覚え)。街道脇にもハンバーグの『さわやか』が増えてきたような。
数時間後、新幹線の車窓から掛川城本丸がちらっと見えたが、自転車だと掛川から浜松までは永遠に感じました。新幹線だと「あっ!」という間で反則ですよね。

やや追い風が復活してきたので、DHバー握れるときは前傾して、呼吸が苦しくなったらリラックスポジションにして、を繰り返して進む。磐田の丘(これは最早ただの斜面)を越えると、浜松の街が見えてくる!ここまで来て、豊橋は時間オーバーで諦め、ゴールを浜名湖弁天島にすることに。



そして前方に天竜川が見えてくる。小さくガッツポーズ。

数年前に横浜~浜名湖TT(TTバイク)したときは途中健康ランドで一泊してAv 28.5。今回はメータ読みで現在Av 31.4。やはり晴天と追い風はすごいな。

このあとバイパス風味(自転車も走れます)の国道一号に乗り、ゴールの浜名湖までは追い風ヒャッホーだぜ・・・とか目論んでいました。
しかし風は横風にかわり、ちっとも背中を押してくれない。加えて路側帯の凸凹舗装が体力と集中力を奪う。
ゴールを数キロ先だと見積もっていたが、実は数十キロ先だった。「もうきっつ~い!助けて~!」とひとりごりながら走っていました。
自分の豆腐メンタルが音をたてて複雑骨折してゆく・・・雨も降ってきた。

そして出発から8時間と50分、東海道五十三次舞阪の宿、浜名湖に着弾したのでありました。




記録は:

距離 265.3km
移動タイム 8:43:13
経過タイム 11:54:59
獲得標高 1,561m
NP 241W
平均スピード 30.4km/時(メーター読みは31.3km)
心拍数 145bpm
ケイデンス 82
パワー 203W
カロリー 7,107

次回(あるんかい!)へのメモ
① 天気予報はしっかり調べよう!今日は追い風区間がおおくて◎
② DHバーを長い時間握れるよう、背中にリュックはやめよう
③ ホテルのお風呂は午後二時からだ良く覚えておけ

二時の門限に間に合わせるためにそのままトンボ返りしなければならない時間でありましたが、あまりにも汗臭いため、ホテルで風呂+コインランドリーでさっぱりきれいになり、横浜へ。


高速巻き戻し再生。おいらが八時間半かけた道のりを、ひかりは一時間ちょっとで巻き戻す。
夜はとてつもない疲労感とたたかいながらの父の非、じゃない父の日となりました。

次はいつなのだろうか・・・?

林道超大盛を食べに行きました

2017年03月20日 | 長距離
長距離ライドにぴったりの最凶補給食は、やっぱりぺヤング超大盛ですね
一度腹におさめた後、2~3時間は腹の中で座り込んでいた感じです。今日のライドが9時間強、全消費カロリーが約6000のなかで担当分1100カロリーですから、その存在感は流石。補給切れでペースダウンすることはありませんでした。足つり防止のための塩分、燃焼のためのカロリー、同時に補給できるのがよいです。欠点は・・・使うお湯の量が870mlと半端ないため、コンビニのポットがすぐ空になってしまうことくらいでしょうか・・・


1081kcal

摂取カロリー 
松や牛丼 703
おにぎり 250
薄皮アンパン x2 1000
ぺヤング超特盛 1100
アクエリアス x3 300
ウィダーインゼリー x4 400
Seven コーヒー L x2 100
総計:3853kcal ①

空腹時の備蓄カロリー:1400kcal (うろ覚え)②

①+②=5253kcal


全ライドの消費カロリー
5,858 kcal


ライド終了時、温泉での計測
朝からマイナス500g

ダイエットポタとうたってはじめましたが、効果は限定的でした。

+++では、レポはじめます+++

先日、うん年ぶりに神奈川県の林道を満載した過酷なコースを走った。そのときの記事を読んでISOYAのK澤さんが
『おらも林道に連れてって~!』というので、林道デビューに最適な林道山盛コースを企画(微笑)
デビュー戦にして林道マイスターになっていただくことにし・・・18日の当日を迎えたわけである。




自走でいくと獲得標高が5000mを越えるリスクがあったので、相模原まで輪行します。これだと開始早々30分で山岳地帯に入れる。


半原越の激坂。二人とも34-30Tの激坂用ギアを投入している。今日はこれのおかげで最後までもった。
しかし、はじめて使ったこのギア、ダンシングしたときの進まない感ひどい。


前回のルートの序盤にアペタイザーとして半原越を追加。以降、ずっと半原越に似た林道の風景は繰り返しリフレインされることになる。
数時間後、秦野峠を走っているときに、「あれ、ここ半原越?」と思わせるような風景が再生される。丹沢の地形はどこも似ているのですね。


半原を終えて七沢までダウンヒル。


七沢から日向薬師までのこのプチ林道はすぐ終わるので好きです。七沢温泉街からスタート。




薬師林道の頂上付近の展望台。
まだまだまだ全然序の口。


薬師におりて、この三重塔を過ぎたあたりから激坂が始まります。30T投入。


序盤の山場(勾配のきつさ的に)の日向林道。この手前の区間の急登があざみ並。


会社が見えました。


降りると猪肉鹿肉問屋。おじさんと世間話しました。捕獲する頭数は鹿の方が多く、猪肉はあまったらワンちゃんにあげちゃうらしい。


日向林道の次は浅間山林道。大山のふもと町に出てきました。SSRの皆さんと走ったときはここから途中合流した。

途中でグレーチングが裏返しになっているところがあり、ズボってしまいました。この1時間後スローパンクが始まります。


峠の鞍部を越えると蓑毛が見えました。


ヤビツルートに合流します。K澤さん背中のバックが重そう。おそらく今日家にかえったらオルトリープをポチっとしているでしょうw


菜の花台。この手前で竹芝メンズと交錯。向こうは速過ぎで全然気付かない。


対面の山腹を横切る林道をつかって水平に西へ行きます。


両腿を同時に痙攣させてしまったK氏。ここで私はぺヤングを前倒しで食べることを決意しました。


表丹沢林道。先月たくさんいた鹿猟ハンターはいませんでした。


山を独占!富士山もチラチラ見えます。


この後西沢林道を激下りして大倉の町へ。


大倉でぺヤング休憩。あっさりと攻略。


中山峠を越え、寄(やどりぎ)の集落に出てきました。今日は三廻部林道は使いません。中山峠ルートのほうが景色がいいですね。


今日のコースのメインディッシュ、秦野峠が始まりますよ~!


秦野峠の名所、菰釣橋の下に、ママチャリが捨てられていました。


何度来てもいいところ!


珍しくいい写真をとってもらいました。


後輪がふにゃふにゃになってしまったので、ここで新品のタイヤに交換。実は後輪のパナレーサーは3年ものでした。よくがんばりました。


一度ブッツェ平へ上り返して、丹沢湖へダウンヒルです。


そこかしこに落石、そして鋭利な石がばら撒かれています。まさに地雷原

丹沢湖に下りると久しぶりの人里、圏内です。ここから足柄までは空気圧1で高速ダウンヒル。コンビニで最後の大休憩です。
駿河小山のセブンにはロード用の空気入れが置いてあるので、ありがたく8気圧までパンパンに補充させていただきました。


まだ50km残していて、山も足柄峠、金時山、大観山と残していますが、一番きついのが足柄峠、ゴルフ場までの激坂区間。
蛇行するまではいきませんが直登が心を折ります。


キツイッス


頭上をジェット機のエンジン音が、でもジェット機にしては珍しい周波数。
・・・オスプレイでした。ここにも配備されたのか。


足柄峠の鬼区間、ゴルフ場をすぎてここまでくるとやっと一息つけます。


ラスボス一人目、足柄熊を仕留めました!


8年前もおなじようなことしていますね。進歩ゼロ。


足柄熊さえ仕留めてしまえば後はゾンビ走りするのみです。明神林道を越えて金時山へ。実は今回のライドで一番登る区間でもありますが、勾配が相対的にゆるく感じるのでなんとかがんばれます。


ラスボス、金時山をしとめました!もうここらへんで完全に死人となっています。ですがこの後芦ノ湖まで200m、大観山まで200mさらに登ります。


そんなことは気にせず、まずは芦ノ湖へ降りましょう。この時間は5度を切って大分寒くなってきました。


最後の控える大観山、湘南国際村だと思ってしまえば気楽です。現実今日のライドではもっとも緩く感じる勾配の山でした。最後の8分270Wで絞りきっておしまい!気温は2℃まで下がってしまいましたので、下山用に120円だして神奈川新聞を買いました。(あっ読んでないw)


やったぞ~


この後は伝説のダウンヒルがまっていました。Kさんが700ルーメンでハイビーム、私が400ルーメンでロービーム、しかも縦走ではなく2台並んで走ると大変明るくダウンヒルができます。高速ダウンヒルしながら並走するのはバイクコントロールのよい練習になりました。

大観山、下ってみると登りの尋常じゃない長さがよくわかります。腰痛くなった。
30分で下り湯河原の温泉へ。「こごみの湯」に登る激坂を登りきったとき、獲得標高はメーター読みで4500mとなりました。

ただのひとつは『味の大西』のチャーシューメンが食べられなかったこと(閉店7:30)。リベンジ決定です!

167.1km距離
9:25:47移動タイム
4,444m高度
平均スピード 17.7km/時
心拍数 130bpm
カロリー 5,858



神奈川グランフォンド再び。林道つなげて4144mアップ

2017年02月21日 | 長距離

山を独り占め


日曜日、珍しく一日外出許可がおりたので(チビ太風邪により登山断念)、ロングに行ってきました。
前日、どこで脳内シナプスがつながったのか、何年も前に神奈川グランフォンドと銘打って走った過酷なコースを思い出しました。
神奈川の林道オールスターをつなぎにつないで160km、累積獲得標高4000m越えのこのコース。
厚木市七沢近郊で入山すると、数時間後丹沢湖周辺で再び人里に下りるまで信号はほぼゼロ。つなぎの区間に平地は皆無。
全面舗装ではあるものの、荒れた路面や落石を避けながらのダウンヒルは全くスピードが乗らず、平均速度はどんどんおちて驚異の17.7km/h。おっそ~。
一児の父としてサドルの上に9時間半以上座るのはどうかと思いますが、苦しみながら完走、そして6000カロリー以上消費に成功したのでありました。
足柄峠、ゴルフ場区間はほんとうに苦しかった・・・

なお、林道コースで長時間走行する場合、不測のトラブルに対応するために以下の二アイテムを追加しておきましょう。
予備タイヤ(←サイドカットパンクのリスク)
予備チューブ(←いつもよりパンク確率アップ)
とはいえ10年以上この林道通ってますが、パンクはありません。
いいですか~金澤さ~ん。予習しておきましたよ~。

それではレポート入ります!

自宅→七沢
体力温存しながら厚木へ。このルートは通勤ルートなので面白くない。会社の北門をかすめて森の里を通過し、七沢へ。
森の里の中にはちょっとした登りがあります。

七沢温泉→日向薬師(薬師林道)2.1 km、7.6%

やっと日が昇った。


まずはアペタイザーとして七沢の裏山を登ります。

日向薬師→子易(日向林道から仁ヶ久保林道)3.3 km、8.9%
日向薬師、三重の塔を通り激坂で評判の日向林道へ。16%以上が延々と続きます。
林道ゲート手前のコンクリ舗装の激坂区間、駐車場にまだ登山客が来ていない時間だったので、駐車場の幅いっぱいをつかって蛇行し登りました。
ゲートをくぐると斜度が少しだけ緩くなります。頂上で仁ヶ久保林道へと左折。きれいに舗装された林道をダウンヒルして、子易の集落にでると・・






ありましたありました。猪鹿肉業者。今日は猪の毛皮が干されていました。ジビエ肉はどこに出荷されるのだろう?
真田丸の昌幸大殿を思い出しますね。

子易→蓑毛(浅間山林道)5.5 km、5.7%
日向林道が終わるときっつい林道はしばらくないので林道ヤッホーサイクリングを楽しみます。無人。
ヤビツをちんたら登っている時に知り合いに猛スピードで抜かれたらどうしよう・・・
稜線に出たら蓑毛にむかってクネクネ道をダウンヒル。

蓑毛→表丹沢林道入り口5.3 km、6.3%
ここからはヤビツ正式ルートの区間を走ります。すでに足はスッカラカン、無理のないペースで34-27Tをクルクル回して乗り切ります。ヤビツは最近杉林の伐採を行っているので、一部の風景が大変開けてよいですね。
このコースの良いところは菜の花台から頂上までの中間地点あたり、林道の入口で登り区間が終わることです。もう目を吊り上げて登る必要はありません。


表丹沢林道入り口→大倉(表丹沢林道から桜沢林道)
林道に入ると、オレンジ色のベストを着たハンターのみなさんが100m間隔で立っていました。時折富士山が木々の梢の間から見えます。
菩提の町へ急こう配の桜沢林道をつかって下山。しばらくレアな一般道を満喫します。



大倉→秦野峠入口(三廻部林道)5.5 km、5.2%
大倉からは三廻部集落を経由して再び山深くへと入ります。途中で野焼きをしていました。
馬術クラブがある中山峠経由で行くか、三廻部林道でいくか迷いましたが無駄に登る後者を選択。三廻部林道は展望もなく、誰にも見向きもされない超マイナー林道です。
そのためよく犯罪者が仏様を捨てにきます(恐怖)。なんかでそうで怖いな~と周囲を警戒しながら鬱蒼とした森の中を走っていると・・・
ガサガサガサガサガサッッ!!!
出た―

路傍の茂みから鹿さん登場。
私をハンターと間違えたか、必死のていでかわいいお尻をプリプリふって逃走開始。
こちらは下りなので、労せず追走します。500mくらい追いかけっこをして、鹿さんは道路わきの森に逃げ込んでいってしまいました。

秦野峠入口→秦野峠(秦野林道)5.3 km、6.4%
ここからは林道天国、秦野峠です。まずは休憩ポイントの橋を目指す。


到着。ここはいつ来てもいいですねぇ。山の独り占め感がはんぱない。

一度秦野峠のピークにでて、高度を下げ、登り返してブッツェ平へ。




ここが本当のピーク。富士山と丹沢湖がきれいに見えました。まさに神奈川県林道の王様!

秦野峠→駿河小山
秦野峠を登りきると、次の足柄峠までしばらく登りはありません。丹沢湖から山北までは下り基調もあってあっという間に到着。
駿河小山のコンビニで大休憩。ぺヤングを食べることにします。なんでロングライド中のぺヤングはこんなにうまいのでしょうか。ソースの塩気が疲れた体に染み入ります。ぺヤングを食べるためのロングラインドというのもありかもしれないな(意味不明)

駿河小山→足柄峠13.5 km、4.3%(核心部2.4 km、10.0%)
さて、問題はここから。このコース、秦野峠まではなんとかなるんです。問題はここから。足をつかいきった状態で山二つ、1000m以上登ることになります。
これがつらいんだ。このコースを走り出したことを後悔しましたが後の祭り。
特に足柄峠をこっち側から登ると、東名高速を越えてからの3kmが地獄。まっすぐの激坂がゴルフ場を貫き、足を休ませる場所が一つもありません。
何度か足をつこう、ここで楽になろうと悪魔がささやきますがなんとかクリア。もうここらへんまで来るとゾンビとなって登ります。
おいらもう歳だし、ツーリング用におばあちゃんギア、34-30Tとかにしようかな~とか悶えながら考えていました。


富士山は隠れてしまいました。

苦しみを紛らわせるため、足柄峠からスマホのスピーカーをONにしてチャイコフスキーのバイオリン協奏曲をかけていました。音楽があると苦しみが紛れてよいですね。
近くでショットを打とうとしていたゴルファーがびっくりしていました。



なんとかして足柄峠を攻略し、地蔵堂へ下ります。このあたりは北斜面になっていたので、結構寒い、一番のボス足柄峠を料理したので、後は楽勝。・・・と思っていましたが今コースの最高標高地点はこれからでしたw

足柄峠~地蔵堂→仙石原(黒白林道から金時林道)7.2 km、6.2%
いよいよ最後の登り(というのは嘘でしたが)、金時林道に差し掛かります。
勾配のきついところは足柄峠ほどはなく、一般車の通行は皆無ですのでマイペースで登れます。ですが北斜面で日もかげってきてかなり寒い。


そしてとうとう雪まででてきました。ただし雪がつもっていたのは少数の北斜面日陰のみ。通行止めにはなっていませんでした。

仙石原→箱根湯本
ここまで来たら後はもうちょい。ただしまだこの時点で獲得標高はまだ3700m。これは何を意味するのでしょうか・・・
仙石原から芦ノ湖に抜けるのに、仙石高原というところを通過するらしいです。ええ、高原です。登りますよ。
ここまで来ると登りに対する感覚がマヒしてきました。


そして芦ノ湖畔のサイクリングロードで無事4000mを達成!後は旧道をくだって、自転車仲間が待つとされる湯本の温泉に向かいます。
(結局仲間に会えませんでしたけど。)


距離 168.4km
移動タイム  9:30:34
獲得標高 4,144m
平均 17.7km/時
心拍数 140bpm
カロリー 5,973

体重は減ってない

河津桜また行ってきた 170km

2017年02月14日 | 長距離
自転車天国伊豆に刺激されたのでしょうか


河津南方、縄地の坂を登る親ツー先頭集団

またしても週の半ばに河津桜見に行きたい病を発症。前回は搦め手の西伊豆から行きましたが、今回は大手の東伊豆へ自走砲を発射。東伊豆は交通量が多いのですが、常に海と一緒に走れるという醍醐味がありますね。日焼けしました。

前日につぶやいた所うえだっちパパさんが釣れました。小田原まで輪行するというということで、自宅から二時間プラス30分のマージンをとって出発。
久しぶりのロングでスタミナも心配だったので、心拍140台で足を残すペースでAv 29km、ちょうど2時間と5分で到着。

この日は自分史上的にも最悪の部類に入る寒さ。大磯でマイナス5度(体感は・・・)。とにかく止まると凍死するので走り続けるしかありません。
ボトルから水を飲もうにも凍っているし。ただしレーパンが凍ることはありませんでした。


小田原到着は6時。ゆっくり朝食をとって、うえだっちさんをお迎え。今日は鉄ですか。


朝日を受けて海がキラッキラ。波の襞までも濃く見える。

家をでてから約80km。やっと登りが始まりました。本格的なのはやはり湯河原の先、伊豆山ですね。


定点観測。久しぶり。


熱海到着。この時点で先行のオヤツー荷駄隊は伊東市を走っていることが判明。伊豆高原くらいで追いつく感じでしょうか。

小田原~熱海区間で結構カロリーを使ってしまいました。なんかおなかすいてきた。伊豆高原まで持つかな?
網代~宇佐美区間は旧道を・・・


漁港に朝早くからやっている和菓子屋さんが!!急ブレーキ。


間瀬さんでした。地元では結構有名らしい。


肉まんじゃないよ!苺大福だよ!


本当は一口で食べたかったのですが~。うまいので一個追加注文。


網代から先はトンネルをきらい旧道へ。








遠く大島三原山の山頂には雪がありました。


本当は伊豆高原を越えて城ヶ崎海岸で弁当の予定でしたが、空腹に耐え切れず伊東道の駅で朝食。シラス+桜海老のご飯。

おなかを満たし、身重で伊豆高原ヒルクライムを開始。


うえだっちさんがだんだん弱ってきました。

先行するオヤツー荷駄隊は影も形もみえません。東伊豆名物、小刻みに無駄にアップダウンを繰り返します。この先の北川~熱川あたりにも2kmくらいの登りが。ここまでそんなにハイペースでは走ってこなかったので、ここまで来てもまだ脚はまわります。

伊豆稲取、荷駄隊がコンビニで待っていてくれました。ここまでくればあと7km。


そして・・・横浜から150km、到着です!






ほぼ満開に近い8分咲きといったところでしょうか。
「いや~河津にくるのは久しぶりだな~。」
「一週間前に来てたでしょ」

おなかが空いたので、桜は適当におっといて、ご飯を探しにいきます。団長がスニーカーでどんどん上流に歩いていくのですが、ほかの隊員4名はクリートカツカツ歩きのため、追走に足を使いました。これが今回のロングで一番つらかった区間(笑


青空会場でさんま寿司と豚バラ串を

さて、後は下田に移動し、千人風呂で温泉だ!


縄地のヒルクライム、本部長を先頭に登ってまいりました!


ん?黄色いのはチームカーか?


なんか書いてある。


奇跡の一枚だ。



ついたのは下田より北へ2km、蓮台寺温泉にある金谷旅館。


ここには日本一大きい檜風呂があります。
たたずまいも古くて味があり、幼少のころ連れて行かれた古い温泉旅館の昭和の追憶がよみがえります。
天体望遠鏡もあるし、雰囲気はなんとなく法師温泉みたいだし、混浴だし、とてもよかった。
家族でまた来たい。

この後混浴で大事件が発生www



距離169.1km
移動タイム6:47:45
高度(?)1,718m
加重平均パワー205W
平均スピード 24.9km/時
カロリー 4,738

ほんのちょっとだけ健康になったかも。よいロングでした。



第一次真田討伐:横浜~佐久平 210K(酷道299号ダイエットポタ)

2016年04月11日 | 長距離
最近大河ドラマ『真田丸』の魅力に気付いてしまったチビ太大先生。きっかけは、やはりバイオリン。

土曜日夜の会話・・・

チビ太『上田城って、すごいんだよね~!丸太とか「まきびし」とかお湯で敵をやっつけちゃうんだよね~』と先日の第一次上田合戦のシーンを思い出しながら。
私『そうだ!明日おとうさん自転車のおべんきょうしにいってくるね。上田城行ってくる。真田丸のお土産買ってくるよ。』
チビ太『いいよ~!いつ帰ってくるの?』
私『テレビで真田丸やる時間に帰ってくるよ。約束ね。』
チビ太『こころ得た』

そんな会話があったとかなかったとか・・・・


横浜~青梅~山伏峠~秩父~志賀坂峠~上野村~十石峠~佐久平。

208.8 km
9:03:36
2,906m gained
23.1km/h
132bpm
4,265 kcal

+++そん前に、土曜日の記録も+++


<FBから引用>
本日は3時からチビ太バイオリン教室見学!のため門限ゆるかったので荒川へ。あまりの劣化ぶりに悲しくなってトボトボ帰ってまいりました。明日に脚を残したいので、7km 片道ITT x 2以外は流しで120km。ダイエット効果はあったみたい。
明日のロングで箱根ヒルクライムヘビー級応募資格を喪失予定。
本日のめにゅぅ
7km ITT Av 41, AV 40二本。
おそらく10km ITT Av 40行けば御の字という実力です。

そしてその後バイオリン教室デビューへ。

家を出る前緊張で鼻血ブー


<FBから引用>
チビ太、とうとうバイオリン教室デビュー❗
自分からやりたいと言い出した。うへー。そしてお下がりの🎻も貸して貰いました。夢は山頂山小屋コンサート?この嬉しそうな顔♥

+++土曜日おわり+++

出発は4時少し前。今日のコースは200km越えの上に独走で獲得標高は3000m近く。最後のボスの十石峠に足を残すため省エネモードでまだ真っ暗の玉川サイクリングロードを西へ走ります。


陽があけてくると、道沿いの桜が満開であることに気づきました。今日はこれから高度を上げていくルートなので、平地では葉桜になっている桜も標高の高いところでは満開を多く楽しむことができました。


羽村でサイクリングロードをおりて(迷走後w)、青梅にはいります。


道のそこらにニャロメやチビ太がいました。何となく漂う里帰り感。

省エネ走行とはいえ、青梅までは約60km、さすがに疲れました。しかも補給をしようにも成木街道を登り始めてしまうと秩父までコンビニはありません。これは大失敗。ハンガーノック寸前で山伏峠に挑む事態に。前日120kmはしっていたので体内の備蓄が少ないんですね。


名栗手前トンネル前の自動販売機でココアとコーラを流し込んでなんとか最低限のカロリー確保。

この先長いので山伏峠は省エネで登る。前は53/39Tのレーシングクランクだがスプロケには12-30Tを履かせているので、もっとも軽いギアで34-26T相当。この乙女ギアのおかげでかなり助かりました。


山伏峠はアッという間に終わる感じですね。クライマックスもあったもんじゃないな。

長いダウンヒルをこなして秩父の町へ。武甲山を眺めながらやっと朝ごはん。ここから299号線をめざす未知のルートです。


次の志賀坂峠までは秩父の町から約35km。途中小鹿野という町を通りますが、その辺りから本当に素晴らしい農村の風景が広がります。


まさに正しい日本の里山。


しかも春の訪れと共に、満開の桜が山間にひろがっています。本当に今日はこのコースを選んで正解だった。

そろそろ志賀坂峠が迫ってきました。


途中日本百名山のひとつ両神山の登山口などがあり、遠くまで来たなぁと実感します。


最初は森の中を九十九折を重ねながら、後半になるとぱぁーっと景色が開けて奥秩父の山容がドーン!と迫ってきます。


これはどこの山だ?


そして眼下には先ほどまで走っていた農村が見えます。補給も取れているのでまだまだ元気。標高も780mとそんなに高くないので悲壮感もありません。


トンネルを抜けるといよいよ神流町、そして上野村です。


まずは中里の恐竜博物館、ここから3kmで上野村道の駅です。


ここでイノブタソースカツ丼を頂きました。もうカロリーが尽きかかっているので、あっというまに完食。


これだったら大盛りの「十石もり」にしておけばよかったかも。

このライド、補給さえしっかり尽きていなければいつまでも走り続けられそう(心拍130台だから当たり前か)、なイメージは得られました。踏む区間、追い込む区間もないので、省エネ走行という意味ではよかった。この時点では時間制限さえ守られば上田城まで行ける自信はありました。体幹トレの効果かな?


さてラスボスの十石峠に挑みますか。と、その前に・・・
群馬県上野村。そう、御巣鷹の尾根がある自治体です。一度慰霊のためにお祈りしたいと思っておりました。

上野村内に、慰霊の園はあります(現場へは山奥へ入って、そこから登山になります)。


人が合掌する手をかたどったモチーフなんだそうです。この等の裏に御巣鷹の尾根で旅立たれた500人以上の故人の名前が刻まれた石がありました。その数に圧倒されます。そして、同じ苗字の犠牲者が数多くありました。家族で乗られていたのでしょうか。写真をとるのもなんなので、そっと合掌して祈りを届けました。

そんな寄り道をしたのでだいぶ時間が押してきました。事前の情報では、十石峠への299号線は、土砂崩れにより通行止めと勝手に推察していましたが、どうやら修復工事はとっくに終わっていたようです。


通行止め時に使用されていたショートカット用の矢弓沢林道、写真をみると静かな林道で、ひそかにマイペース絶景ヒルクライムヤッホーができるぜ!ともくろんでいたのですが、林道入り口でふと気が付きました。


残り7km … 頂上の標高1351m、現在の標高600m…激坂ではないか!!特に林道スタートしてからの3kmは地獄でした。基本勾配は10%以上、足を休められる区間はゼロ。170km以上走った後に、和田峠を登ると考えていただければよいでしょうか。足をどこでつこうか悩みながら、時速一桁で亀の歩みです。本当にきつかった、カーブを曲がるたびに壁がドーン!と目前に立ちはだかっては苦笑するを、3回は経験したかな。この林道を旅のクライマックスと考えていたのですが、写真は一枚も残っておりません。後はご察しw




標高が1300mを越えるとやっと稜線にでて、一息つけるようになりました。そして十石峠に到着。


林道も終わり、酷道299号線に合流。


頂上では時間が押しているので、即去り。


曇りで眺望もあまりないしね。


酷道の悪路ダウンヒルをこなし、長い長い長いダウンヒルを経て小海線沿線に向かいます。あまりにも下りが長くて下り区間でまたもハンガーノック寸前まで行きました。


平地に出てきて、上田までの距離が想像よりずっと遠い40kmと出て、門限の8時に間に合わないことが分かったのでここで上田攻めはあきらめ、佐久平から帰参することにしました。


北陸新幹線はスキー置き場があるのがいいですね~!汗拭きシートでキレイキレイにしてレーパン輪行して自宅には7時に帰宅。

真田丸に間に合った❗
チビ太『おばあちゃん家で衛星放送で見たよ。大阪城でしョ』
オーイオイオイ(TДT)

・・・よい家出旅行でした。次のロングライドはいつだろう?

雨中の真鶴半島往復TT 140km

2016年04月05日 | 長距離

雨、雨、雨

たまには自転車の練習日記風に。めったに週末練習しないので、したときくらいは将来のために記録をとっておこう、というのが今回の主旨。

日曜日。チビ太と近くの公園に花見に行くから、10時までに帰宅だよ~と釘を刺された。ロングを走ってしっかり減量したかったので、久しぶりにロングTT、昨年同時期にもトライした真鶴半島往復ライドを敢行。一年前は150km Av30kmだったので、今回もそれを目標に。

天気予報を見ると、雨雲も出ていない、一日中曇りと出ている。だが家を出るときは小雨がパラついている。途中でやむと信じて出発。結局140kmずっと雨でした(泣)

自宅を出発したのは2:45分(ってどれだけ早起きやねん、という突っ込みはさておき)。

サイコンの電池節約のため、バックライトはオフで走る、というか雨でそもそもメーターが読めない。ただ黙々と西へ西へ。雨はいっこうに止む気配なく、全身ぬれねずみ、下りウェットで怖いのでそんなに飛ばせない。そして寒い。コンビニで休憩なぞしようものなら低体温症になってしまいそうなので漕ぎつづけるしかありません。

一週間前にハンドル角度を上にあげ、すこし呼吸しやすい楽なポジションにしたのでDHポジションもそんなに苦ではない。ただしあまりにも長い時間DHポジションを保持していると、使う筋肉が偏ってくるので後ろのりでお尻の筋肉も使えるような走り方もしたので、DHポジションの時間は半分以下だったか。

ホイールはアイオロス 6.5、これで正解。ディスクは50km前後以下のTT走に限る。今回のコースは信号ストップも多いし。

雨で道はすいているのが唯一のお慰め。やや向かい風の中、結局小田原までノンストップで来てしまいました。補給は雨水のみ。

ここでサイコンを見ます。60km Av 32。おお、意外と速い。

帰りは追い風だから更に楽できるな~(うそでした。帰りが向かい風でした。)


装備についてですが、クランクを53/39真円 175mm→52/36楕円 172.5mmに換装しています。これはいいもんですね。特にちょっとした登りでの気持ちよく回せるので、登りで失速して平均速度を落としてしまうことがすくない(気が)します。アウター52TとはいえMAX54~55T相当ですので全然問題なし。

小田原のセブンで寒さに凍えながらカップラーメンをすすり、ホットコーヒーを叩き込んで伊豆半島沿いの道へ。そして雨はどんどん本降りに。ここでチューブラーパンクしたら泣くな。6時前に真鶴半島の先端に到着。写真を一枚だけとって帰宅の道へ。

復路は小田原以降風がやみ、足もなくなり35km維持ができなくなります。134号にでるとペースはやや復活しますが、毎度のことながら国道一号の小田原~大磯間が辛すぎる。134号にはいると路面がきれいになるのでやや楽になります。平均速度は小田原で32を少し超えましたが、そこから下がりはじめます。TT的に走ると息を抜くところがないのが辛い。

この後はいつものお約束、遊行寺と権太坂を亀のようなペースで登り、平均速度をガクンと落としてみなとみらいへラストスパート。140kmで打ち止めにしておきました。この頃になってやっと雨が止みました。




データ:
距離141.0km
時間4:29:07
獲得高度899m
平均速度31.4km/時
平均心拍数150bpm
カロリー3,336

四時間半心拍150って辛すぎる。2年前の200km ITTの時の平均心拍は141だった。

熱海往復とか、神奈川西部への往復は数年前からちょくちょくやっているので、昔の自分との比較ができるのがいいですね。
それにしても疲れた。この後チビ太と公園で花見だったのですが、ダッシュをせがまれたときにちょっとムカッときました(笑)