Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

大弛峠(目指せ雲の上2360m)

2006年11月26日 | ツーリング
11月25日、積雪の情報に慄きながら、山梨長野県境、大弛峠(おおだるみとうげ)アタックしてきました。顛末を以下にしるしまする。
結果は…DNF(というか主催者によりゴール地点短縮?)。大自然の力にやられました。
(注:勾配図はネットから拝借しました。ゴメンナサイ)

大弛峠(旅のきっかけ)

2006年11月26日 | ツーリング

先日の極真館全日本の会場で、道場のN先輩とS先輩が週末大菩薩峠に足と肩に2キロの重しをつけて登頂する!というお馬鹿な企画をしていたのを聞いたので、負けず嫌いの私は「それでは大菩薩峠より高い山を…この近辺はと…ふむふむ」と調べていてこの企画を発案したのです。
頂上の天候が心配だったのですが、前日大弛峠山小屋のオヤジに電話をして、「まだ自転車で登ってくる人いるよー」と回答をいただいていたので、何とかなるだとうと。
家を早暁4時半に出発。塩山駅に7時半到着です。ここから「牧丘道の駅」を目指しますが、いきなり地元の兄ちゃんに間違った道を指示され隣の三富に行ってしまいました。一時間ロス。
スタートするとすぐに果樹園の中を一直線の登りが続きます。ここで頑張ってはいけませぬ!(ちなみに下りの帰り、この地点で最高速70kmを記録。そんな勾配が延々と)
途中神社の鳥居で3人組みのローディと遭遇、しばらく合流して話ながら登ります。雑談しながら登るときつい坂も意識しないであっというまに登れます。

大弛峠(前半1)

2006年11月26日 | ツーリング
コースを予習すると、ちょうど半分の地点に金峰牧場がある。前半の道は林道の中をひたすら刻んでいく。足を休める平坦はない。ひたすら刻む。朝の太陽に照らされる自らの影を見ながら、無心で登る。峠越えは、大体30~1時間位で疲労が蓄積される、と思いがちだが、そんなことはない、逆にハイになって調子が上がっていく。ただ無理はいかんので、時々眺めが良いところを選んで休憩+補給+ストレッチ。

大弛峠(前半2)

2006年11月26日 | ツーリング
実は林道~牧場までがひどく長く感じた。自分の中で牧場を半分地点と定めていたので、「まだ着かないの~」「道間違えたかも?」と頭をよぎる。思うに目標が見えない不安からくる精神的疲労である。
林道の視界は突然晴れ標高1200mから富士山のほうからこんにちは。っておい!送電線邪魔!
大パノラマは続く…この後山を越えたので富士山とは別れたが南アルプスが出迎えてくれた。

大弛峠(後半1)

2006年11月26日 | ツーリング
牧場をすぎると大弛への林道へ。この林道から頂上まで15km!この林道はマイルポストが1kmごとに立っているので、精神的に励みになる。しばらくすると5km弱の勾配の緩い区間が現れる。実はこの区間、緩くとも勾配はありしっかり標高は稼いでくれるのだが、今までの坂と比較すれば実質平坦に感じる。下では1キロ稼ぐのにやけに長く感じたが、この区間では残り12キロ、11キロ、10キロ…あっという間に減っていく。軽いギアを回して景色や道端の泉を楽しんでいると、足はあっという間に回復した。

大弛峠(ゴール間近)

2006年11月26日 | ツーリング
そうか…さっきの兄ちゃんは「上は雪です」と叫んでいたのか。
残り5キロ。下ってくる四駆のドライバーが怪訝そうな目つきで私を見ている。暑いので手袋シテナイシ…

しばらくすると日陰のコーナーには積雪が。この位なら大丈夫。自転車降りて押しちゃいます。オトト。端はアイスバーンです。

道を右に大きく曲がります。コーナーの先は日陰のはず。ちょっと心配だな…大丈夫かな…

大弛峠(挫折!)

2006年11月26日 | ツーリング
<その後>
雪もあったりで400~2100m地点まで3時間かかりましたが、帰りは1時間で降りてきました。今回はゴール寸前でまさに寸止め。一本勝ちとはいきませんでしたねぇ。燃え尽き感がないのであまり疲労感が残っていません。

というわけで2006年の本格的山登りシーズンは終了。春の雪解け、新しい楽しみが増えました。<おわり>

全日本クラス

2006年11月01日 | ガラテ
写真は最近のマイブーム。激坂腹筋台。これを30回×3、足上げ腹筋も30回×3やるのですが、まじめにやると翌々日(寄る年波)から油の切れたロボットになります。(ちなみにやっているときは生まれたばかりの子鹿状態)笑うと腹筋が痙攣して苦しくなる。毎日やるものではありません。週一は最低、理想は週二回以上。で、今日は二週間ぶりでした…
本日の荒れる火曜日は全日本王者○○林、世界大会代表○谷、190センチのモヒカン族でした。大会前なのでかなーりガチのスパーリングでありまして、私のような茶帯ちゃんはいい実験台であります。
今日は奥足を下段で聞かされ、ボスにいつものように左レバーを効かされ、イタブラレナブラレました…
以前は平和だった火曜日深夜のサラリーマンクラス、近頃は全日本選手があつまる草刈場?と化しております。
痛い辛い苦しい楽しい。 
黒帯選手クラスと組み手するとき、絶対脳内で快感物質がでている筈です。こういうの大好きです。