Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

塔ノ岳エクストリームチビ登山

2015年03月29日 | 登山
初めての父子二人一泊旅行に行ってきました。
最初の旅行は、寝台列車か山小屋のどちらかに決めていて、長年の野望をとうとう実行しました^^)
いいもん見せてあげられたかな?大人になっても覚えていてくれるかな?

旅の目標(全部達成できました!)
・ 父子初の一泊旅行
・ あこがれの山小屋宿泊
・ 鹿さんに会う
・ 夜景を見る
・ 満点の星空を見る
・ 夕陽を見る
・ 丹沢縦走する
・ 富士山登山の練習をする


2015年3月28日早朝3時。塔ノ岳山頂より。
光の海


今度は望遠レンズ持っていこう!空気の澄んだ真冬を狙って!


移動距離 20.63km
休憩込み移動時間 10:01:57
獲得標高 1,691m
平均心拍数 107bpm
カロリー 4,358

バカ尾根にむけ出発!

週の初めから、天気予報をにらみつつ・・・
天気も持ちそうでしたので有給を獲得させて頂きました。尊仏山荘は週末混むということですので、子連れには平日がお勧めと。(しかし頂上に子供が3人いるとはね♪)
車に乗って大倉まで行ってそこからスタート。今日は片道なので時間制限がなくて気持ちが楽です。


丹沢クリステルさんと握手!


最初の方はまだエンジンがかからず、ブツブツ言いながらゆっくり登って行きます。

バカ尾根 早くも愚図る

お煎餅で釣る作戦発動も、このペースではお煎餅1kgくらい必要になってしまうな。


景色のよさそうな方へ。

延々と続くバカ尾根

クリスマスプレゼントに買ってあげた、トナカイさんのベルを熊鈴かわりにしてけたたましく登って参ります。


「まつぼっくりで、乾杯」
チビ登山はこのような寄り道にすべてつき合う寛容な心が必要とされます。

バカ尾根 次第に調子を上げるチビ太

『山登りは、楽しいですねぇ』
『気もちいいですねぇ』
と独り言が増えてきます。子供なりに登山を満喫している様子。

バカ尾根 丹沢の門 Porte de Tanzawa

大倉高原小屋への門をくぐります。標高610m


気持ちいいねぇ。お煎餅休憩。

バカ尾根 お山のお水

これから先水場はないそうです。
山のお水はおいしいですか~?


大倉高原の近くは広場になっていて、キャンプ場もありました。
来週からパンダ組になるので、さっそくパンダに反応。


気持ちいい直線を見ると、走りたくなっちゃいますね^^


見晴茶屋にて。ここまで300m上昇。何やら親子連れが。
R太父子ペア。同じく横浜から来て、今夜は塔ノ岳宿泊だそう!
R太兄さんは8歳で、塔ノ岳3回目だって。


見晴茶屋を過ぎると、通称「バカ尾根」の登りが本格的に始まります。


ここでよっこいしょ~!
チビ太をベビーキャリアに乗せておんぶ開始です。家を出るときに体重計で計測したところ、チビ太18kgを含め全重は・・・
35kgでした。
やめれw


階段


階段


階段


前方の草むらから物音が…
鹿がいた!


鹿さんだ~♪
『お尻がかわいいですね~』と声をかけるチビ太。
お山に行くと鹿さんに会えるよ、と洗脳していたので、かなり嬉しかった様子。


階段


階段


階段

視界の続く限り頭上に伸びる階段の連続に、何度も心折られそうになります。
しかしながら、一歩一歩のケイデンスが刻みやすい階段は脚にやさしいのも事実。


花立山荘。標高1300m。
隣の尾根にそびえていた三の塔、烏尾山より標高が上がってきました。
ここで息を整えて休憩。チョコレートが美味い。


一気に視界が開けます。


『歩きた~い』と言うので、ここから再び歩かせます。
頑張るねぇ!


えっさ~ほいさ~


流石はBMI17の男!足取りが軽い。


そして…頂上が見えた!目標が見えてチビ太のやる気もアップ!




後もう少しだよ~!
結局休憩時間込みで4時間+でした。

三歳児 塔ノ岳を征服す

なんか俺の方が息が上がってるわ。


あっ!飛行機雲!あっちにも!こっちにも!


平日ともあって、山荘は個室がとれました。そして頂上到着後まもなくR太兄さんも到着。


二人のチビ山男、すっかり打ち解けておりました。


部屋の窓からは丹沢山と蛭が岳が見えます。なんという贅沢。


惚れ惚れ~♪

塔ノ岳から我が家が見えた!気がする



階段教室


富士山からグリーンフラッシュが届きました。


西へ急ぐ飛行機雲一条。二条。


夕食は塔ノ岳名物カレーライス。二人ともおかわりしちゃいました。


山小屋の夜の団欒。子供たちが勝手に遊んでくれるのでパパは楽です。


和みますね。

さて、消灯時間は夜8時。いきなり館内の明かりが落ちます。ってか、夜8時ですよ。
チビ太『おかあさんがいいの~!ネンネコするときはおかあさんがいいの!』
私『おかあさんは今どこにいるの?』
チビ太『おうち』
私『おかあさん、今から山登ってきてくれるかな?』
チビ太『それは・・・ない』
私『じゃあ、どうする』
チビ太『マコ、自分で寝る・・・』
そして消灯時間から3分後、
Zzzzzzz

轟沈

・・・翌日・・・

初日の出を見るために、館内は5時を過ぎるとみんな起き始めます。


氷点下の外に寝起きから叩き出され、かなりご機嫌斜めな様子。




朝食のおでんを腹一杯食べたら、下山開始です。朝の7時前、そして今日は下るだけという素敵なコース。
一気に大倉に下っても面白くないので、縦走して烏尾山から下りることにしました。


『あ~っちまで歩いて行くんだよぉ』



塔ノ岳からの下山



行者が岳の鎖場が見えてきました。




大したことのない鎖場ですが、35kgを背負って登ると、これは恐怖です。絶対に落下するわけにはいきませんので。


あぁ。怖かった。


『あそこのてっぺんから降りてきたよ。山はいいねぇ~。』

この後は烏尾山から急坂をつかって新茅荘まで降りて行きました。膝には悪いけど、降りるだけならこのコースが一番。

丹沢 竜神の泉

山小屋では、手を洗う水もないし、トイレの紙もお持ち帰りだし、お風呂なんてあるわけない。チビ山男はすっかりワイルドに、お行儀悪くなってしまいました。
『ハンカチ?何それ?』

竜神の泉にて

+++

山小屋楽しいわ。また夜景見に行きたいな。

真鶴半島一周

2015年03月22日 | トレーニング
1月に痛めた左ひざが大分回復したので、本格的に練習を再開した水曜日の夜から、左膝にかなりの違和感が。
普通にデスクワークをしていても気になるレベルなので、病院に行ってきました。

結果言われたことは

1. 練習強度を落とす
2. テーピングをする
3. アイシングを練習後にする
4. ストレッチは変わりなく、入念に。

2日休んで違和感が薄れてきたので、テーピングを入念にして、日曜朝ロング。朝、というよりは深夜練。
朝10時に保育園に到着しなければならなかったのだが、どうしても160キロ近くLSD域で脂肪燃焼したかった。
行き先は真鶴半島。これなら往復で150km。

朝3時に自宅を出発。小田原までは膝を労わりつつ長距離を走り切れるペースで。平均速度表示は敢えて見ないでおいた。
早川のコンビニで始めて補給、ここで速度を見る。
Av 30.6km 衰えた脚力、増えた体重の割にはなかなか良い(←ただの追い風だ。学習しろ。)

真鶴半島はいつも脇目もふらず直進してしまうので、初めての一周。ちいさな漁港あり、松林あり、切り立った岸壁あり、でなかなか風光明媚ないい場所でした。今度ゆっくりペースで回りたいな。


ちょうど夜明けの6時半前に先端に着きました。

ここからはやや向かい風、アップダウンに足を削られつつも頑張ります。
というか、最初はTTをしないでLSDのつもりだったのだが、表示を見て30㎞台に乗せるという色気を出してしまい結局TTになってしまった。それであれば重いディスクではなく、軽い65mmアイオロスにすべきだった。

特に後半部になると体中が悲鳴をあげ、屁のような登り坂で足が攣る始末。ダイエット走と割り切って補給少なめでスタートしたのも後半失速の原因でした。次回はたっぷり満タンで再挑戦しようw


なんとか膝も最後までもって、権太坂で一瞬29.9kmになった平均速度を頑張って取り戻して、150km地点で30kmに乗せてTT終了。門限の10時10分前に保育園前の集会所についたのでありました。


ママチャリのサドルをロード並みに吊りあげると、かなり近いイメージでぺダリングできるようになりますね。



Av 30.02km/h
155 bpm
5:07:27
NP 235
Distance, km 150.06
4,447 kcal

いっこうに体重が減らないな…

Bontrager Team Issue TTサドル

2015年03月22日 | インプレ

カンチェラーラ殿とお揃いです~。


あ、バイクではなくサドルの話。Team Issue TTです。
この先端がいいのよん。ふかふか+すべりどめ。

…なんと、もうカタログ落ちしていた。ガーン。


昨年一時期Bontragger Hiloを借りてインプレしたことがあったのですが、ひとつだけ引っかかる問題がありました。
それは、

股ズレ


クリームやレーパンを変えても問題は解決せず、どうやらオイラには先割れ形状はフィットしないという結論。


しばらくInFormに戻して乗っていましたが、やはり強度かけて長距離のると何か血行障害を起こしてしまいそう。こちらの欠点は二つ。
1. サドルが長くて前傾時にあそこに突き刺さる。
2. 滑り止め加工がしていないので、全力走しているときにサドルの位置を修正することがあり、ストレスがたまる。(少しのタイムロス)

先端をスパッと落とした流行りのFizi:k Tritoneも試してみたかったのですが、InFormを長い間使ってきて、サドルの先端はある程度あったほうが安定するかも?という仮説もあり、信頼と実績のボントレガーTeam Issueを試してみることにしました。先端にクッションがたくさん入っているタイプ。


ロードのサドルと比べて2cmは短いかな。(適当)


意外と好印象なのが後方のR。しっかりとラウンドがかかっているので、後ろ乗りしてパワーをかけやすい。Hiloとちがって滑り止め加工は後方にないが、前方の滑りどめが聞いているので、後方には要らないみたい。




231gでした。


短めの朝練、朝TT、そして今日150km ITTをした結果・・・

評価:
★★★★★
満点きました!股ズレなし!

○:
■ グリップがよい。TTポジションで全開モードに入ったとき、ピタッとはまり、以前のように全力TT中にサドルポジションを変えてモゾモゾしてタイムロスをするようなことはもうない。
■ オーバーサイズのノーズ部分のジェルが聞いている。形状的に細すぎたり、先割れしているサドルで股ズレを起こすタイプの人にはこのタイプがオヌヌメ
■ ロードで使ってもよいかも。後ろ乗りがしやすい。
■ 普通のサドルより2cmは短いので、UCIルール対応し易い。

×:
■ ホワイトがない
■ 絶版になってもうたw

乗ったことないけど、プロロゴが一番近いのかな。

しいたけ練チビ登山編 リベンジ伊予ヶ岳

2015年03月15日 | 登山
しいたけ練してきました。
まさかあのしいたけ村周回コースの傍に、南総の名山があったなんて・・・




目指すはあの岩だ!頑張る象!

天気予報が昼から雨ということなので、プリウス号で千葉へ。


おお!しいたけ村周回コース!

この後、平群天神社に駐車し、ハイキングをスタート。


この威容を誇る伊予が岳、とはいえ標高は336.6m。チビ太は頂上直下の鎖場まではホイホイと独りで登って参りました。


さすがBMI17台。登りに向いています。崖でない限りは登れる体になってきました。父より先にw


そして頂上直下に噂の絶壁がっぁぁ。こりゃ無理だ。


簡易ハーネスを持ってきましたが、諦めて背中に乗ってもらいます。


ぎゃぁぁぁ


チビ太歓喜 \^^/


鎖場が終わると、そこには絶景が!
うへぇ、しいたけ村周回コース。


この360度展望は低山ならでは。先週登った富山も見えます。


こわ… (( ;゜Д゜))


地獄覗き


岩場で動きまわって怖いので、この後慌てて犬の散歩の紐をつけました。いい経験をさせてあげられたと思います。


…一時間半にも満たないハイキングで、その上チビ太がほとんど登ってしまったので、消費カロリーはたったの551。
これではラーメン一杯分にもなりません。もう一山登りましょ、ということで先週登った富山へ。

伏姫籠穴まで車で移動して、再びハイキング開始。
まだ歩きたいと申すので、山岳アシストをお願いします。


おら~。しっかり前を牽けぇ~
登り口まで前をアシストさせました。


勾配がきつくなった所で背中に搭載。
頂上まで30分って、L4トレーニングによくね?と考え強度高めで登ることにしました。
それにしても、でかくなったなぁ。もうキャリアからはみ出しそうだw


頂上まで30分の案内を、背中に25kgしょって15分で。


その間、心拍はレース域に入りっぱなし。パワーはPowerCal換算で250W前後でショボショボ。この心拍とパワーのギャップが筋骨格系ハイキングと自転車の運動効率の違いと思われます。しかし筋トレ効果は高そう。
膝に爆弾を抱えているので、補強にいいと思います・・・


この後、小雨が。早々に退散しました。


『オヤジ~、生ひとつ。』

『☆のさんの温泉に行きたいの』というので、この後は川崎大師へ。


YOMEと合流して、鶴見の沖縄で晩ご飯。肉を父子で奪い合いました。


夜、寝入る前に母子で楽しそうに一日を振り返っていましたよ。

一本目 伊予が岳
3.9km
1:19:01
上昇333m
カロリー 551

二本目 富山
5.6km
1:29:48
上昇308m
最高心拍数 175bpm
カロリー 686








チビ登山 おトミさんとおイヨさん

2015年03月09日 | 登山

土曜日は冬が戻ったかのような寒さ、鉛のような空とあわせてあまり登山にはむかない天気でありました。
花粉も多いし。

・・・とはいえ、家庭の事情により土日連続しての子守になっているため、体を動かすためにも低山に行くことにしました。
目的地は「房総のマッターホルン」と名高い伊予が岳と、その途中にそびえる富山(とみさん)。


伊予が岳は、頂上直下にものすごい鎖場があるそうです。それに備えチビ太用のハーネスとロープまで購入して備えましたが・・・結論から言うと時間切れで伊予が岳までたどり着けませんでした。
というわけで、リベンジ決定!時間は車で行こうっと。(電車バスの接続が悪すぎた)


川崎から木更津まで高速バス、それから内房線にのって、浜金谷の先、岩井駅まで。駅前の観光案内所によると、これらの山は南総里見八犬伝の舞台になったらしく、色々見所がありそうです。
まずは富山へ、平地を歩きます。チビ太の体力を山道に残すため、早々に背中にのっけました。するとあっという間に背中から寝息が聞こえてきました。


途中八犬伝の舞台にもなった『伏姫籠穴』を通ります。


この先しばらく舗装路を歩き、途中から山道に変わります。


結構斜度がきつく、短い登坂ではあったものの心拍は170へ。ぜ~ぜ~は~は~荒い息をしながら、どんどん山深く入っていきます。
もうすぐ山頂か、というところで背中のチビ太氏が眼を覚まします。
『おめめが覚めたら、お山にへんし~んしてた!』
このコメントに思わずズッコケました。


山頂に至る登山道では、皇太子の登山を記念した「愛の鐘」がありました。チビ太と二人でカンカン鳴らして遊びました。




頂上は360度の大パノラマ!ですが風も強く、かなり寒くなってきたので退散です。




この後の下りでチビ太がどうしても歩きたいというのでここからチビウォーキング開始。


視界が開けたところで本日の目的地、伊予が岳の威容が視界に現れます。おぉ、これは期待できる。でも、ちょっと遠くないか?


菜の花と河津桜が春を告げる里山の田舎道を、大声で話しながら歩いていきます。


こういう何でもない田舎道が幸せなんだよ。



たらったらお煎餅を歩きながら歩いていると、このままでは到底時間内に伊予が岳を登れないことが明らかになってきました。バスを逃すと二時間やってきませんので。


さらに散歩のペースをゆるめ、寄り道に寄り道を重ね伊予が岳のふもとの集落へ。そこからマイクロバスで帰ってまいりました。

体力の消耗度的には全く物足りないハイキングになってしまいましたが、たのしい二人の時間をすごせました。
次は伊予が岳リベンジだ!そして住吉飯店のもやしラーメンを…


13.0km (チビは6km)
3:04:42
554m up
Av 108bpm
1,347 kcal