Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

チビ登山第65座 おにぎり山だぞ矢倉岳

2017年05月30日 | 登山


日曜日、箱根山塊の中で「ニセ金時山」の異名を持つ矢倉岳へ。


写真は借り物。確かに、このシルエットは金時山に間違えますね。チビ太はおにぎり山と勝手に命名。

前の日、土曜日に一年半以上ぶりに無謀にも竹芝雛鶴チーム練に参加。予想にもれず瞬殺、その後引きずり回されて撃沈、ありえないほど疲弊して帰宅すること176kmでした。疲れた体にやさしいホンワカ登山を考えていたところ、林道太郎が矢倉岳行こうぜ~と誘ってくれたので乗りました。他にも鮎ママ、お千代さんといつものメンバー。この面子だと山頂クッキングが美味しいんですよね。

ちなみに矢倉岳はこんな山(wikiより)

神奈川県西部の箱根山地と丹沢山地の間に広がる足柄山地にある山で、金太郎伝説で知られる金時山(1,213m)の北側に位置する。おにぎりを立てたような特徴的な山容をしており、足柄平野から足柄山地の山々を眺めた際にひときわ目立つため、一目でそれと分かる。山頂部は平坦な裸地で、一角には木造の見晴台が設けられている。足柄山地の独立峰的な山であるため360度の眺望があり、富士山、金時山や明神ヶ岳などの箱根山地の山々、丹沢山地、相模湾などを望むことができる。


往復4時間以内のほんわか登山を期待していたのですが、一名の暴走によりだいぶ疲弊する山行となったのでした。


その前に、下準備。前夜こんなのを作って宿題を出しておきました。

しかし、出発に手間取り家にプリントアウトを忘れる。結局スマホ画面で花探しをすることになりました。


新松田駅から地蔵堂行のバスにのり、矢倉沢で下車します。


バックにみえるは矢倉岳ではなく、その隣のイモジ山


ここは伊豆半島が本土に衝突した衝撃でせりあがったところなんですね。


美しい日本の里山




最初はずっと舗装路が続きます。昨日の自転車の筋肉痛を、アキレス腱伸ばしながら登ることにしました。


最初は、こんな田園地帯。田植えの終わった水田で、カエルが高らかに大合唱。




フジアザミ




野イチゴ


あまり眺望がひらけません。こちら側から登るとずっと樹林帯です。


前方に、猪や鹿対策の柵が見えてきました。






あの・・・帽子裏表なんですけど(汗)




ちょっとでも平坦な道を見つけると走りたがる子供に育ててしまった。


ヒマなので、4人でしりとりしながら登りました。20分くらい、五歳児を交えたしりとりとしては意外と長続きしたのですが、
途中でチビ太がマ○コ、チ○コと放送禁止用語を連発したので強制終了。


モミジガサ


ウマノアシガタ(金鳳花)
これは山頂で乱舞、まっさかりでした。


マニアックしりとりをしながら登る。山頂は、まだかなぁ?


無事の登山を山神様に感謝。礼儀正しくていいですね。


我々のお昼ごはんは定番のナポリタン。


『山頂で食べるごはんは抜群だよね~』と生意気言ってました。


そして林道太郎の持ち込んだチェアが気に入ったようです。今日は近場のゆるハイキングということで時間にも余裕があったので、山頂の時間はゆったりと流れていきます。


林道さんのサンドイッチ、とってもおいしかったそうです。また作ってね♪




1000mいかない山ですが、十分疲れました。


下山もわれらがリーダーが先導します。山頂のこっち側は花がたくさん咲いていました。


山ツツジ


タチツボスミレ


セントウソウ




振り返ると矢倉岳。あっという間に降りてきました。

そしてこの後、チビ太得意のダウンヒルが始まりました。魔の時間帯です。


わ~いトレランだ~
実はチビに『細かくダッシュと歩くのを繰り返すと、後ろの人疲れて泣いちゃうよウフフ』と教えたところ、
即座に実行し後続にダメージを与えていました。


ちょっとペース下げて~


いつもだと数十秒で歩くのですが、数分ずっと走っていました。


大人のひざにはきつい根っこだらけの急斜面、チビ太+林道+私の三名は全速で駆け下りました。




帰りは激レア路線、伊豆箱根登山鉄道大雄山線です!人生初、やっと乗れました。


ボックスシートで仲良ししながら帰宅の途へ。

出発時刻/高度: 08:43 / 257m
到着時刻/高度: 13:34 / 425m
合計時間: 4時間50分
合計距離: 8.12km
最高点の標高: 853m
最低点の標高: 251m
累積標高(上り): 733m
累積標高(下り): 572m







チビ登山第64座 夏迫る明神ヶ岳の稜線歩き

2017年05月22日 | 登山


子供との登山の楽しみの一つに、『無限の会話時間』があります。土曜日は自転車仲間のつん姐さんと一緒に、朝6時から夕方5時まで延々ととりとめもない会話を繰り広げておりました。

『休憩は歩きながらするといいんだよ』←疲れた?休憩する?と聞かれて
『山は苦しいから楽しい』←眺望もない鬱蒼とした樹林帯を汗ながして登りながら
『とまるの惜しいから水は歩きながら飲む』←自転車レースの見すぎ説w
『もう元気がレベル3になりました』←疲れるとこう表現します。
『稜線パワーでレベル5に戻りました』←他に絶景パワー、トレランパワーなど亜種があります。

今日の会話ベスト1:
いつも下山中はかけっこになって、誰が先に下山口に出るのかレースになってしまうので、
それを自制させるためにつん姐が「うさぎと亀のおはなし」をしてくれました。

つん姉『うさぎと亀のお話知ってる?チビ太君はどっちになりたい?』
チビ太『え?ぼくはゴジラになるんだよ。』

・・・この感性たるや。ずっこけましたw

******

久しぶりにお山登りに行きたい、しかし土曜日は驚愕の32年ぶりの小学校の同窓会がある!夜の時間に間に合わせるために近場のお山をさがしました。
朝自宅から最速で登山口にアクセスできるのはどこかと考え、箱根に行くことにしました。楽チンとはいえしっかり12km歩けるし、なんといっても当エリアは仙石原の白い濁り湯に浸かってきれいさっぱりになってから帰宅できるのがいいですね。湯上りの卓球も楽しみゆったり帰宅できました。

それでは、写真レポ開始

    


ご機嫌アイテム①


小田原からは『つんつん姉さん』も合流しました。


うわ~!アレグラの最新車両だ~ぁ


ガラスが大きく全角度パノラミックです。


車窓もほれ、この大きさ。新緑の中を走っていき、『電車と温泉だけでいいんじゃね?』と五歳児問題発言


登山を始めると下にはこんなものが。蛇の轢死体。


最初の90分、稜線にでるまでは我慢の樹林帯登山が続きます。今日は暑い!


我慢の山道ですが、時折現れるお花に心癒されます。みんなで歓声をあげたヤマツツジ。




そして稜線にでました。「稜線パワー」をもらって元気回復。


・・・と思ったら急ブレーキで通せんぼ。(遊んでいるだけ)





大人数で登ると楽しいよね!


わ~い♪




富士山と金時山が近づいてきます。


参考情報:同じポイントで、チビ太3歳。


綿帽子が道端にたくさん生えていたので、二人でふーふーして遊んでます。


この解放感!後ろの五歳児w


明神ヶ岳を後にし、長い長い気持ち良い稜線にでます。これは火打山近くの森の中。新緑がきれい。


笹のトンネルの中は日陰もあって涼しいが所により熱がこもって蒸し暑い。肩車遊び開始。23kgですが、背負子時代はもっと重かった。


次は薄の穂波の稜線です。気持ちいい。


金時山のむこうに富士山が


『金時山のぼっとく?』
『やだ』


わぁぁ~~~いい!


ヤマツツジ


2時に下山できたので、仙石原の温泉へ

出発時刻/高度: 08:23 / 540m
到着時刻/高度: 14:18 / 648m
合計時間: 5時間54分
合計距離: 12.32km
最高点の標高: 1151m
最低点の標高: 458m
累積標高(上り): 924m
累積標高(下り): 811m

とにかく暑かった。いよいよ2000m級を考えなければならない季節になりました。
山の季節だ!


加須こいのぼりTT 2017 タイムトライアルポジションの研究沼

2017年05月08日 | レース

一年に一回の体力測定の日。
結果はいまいち。また実験室?にもどって研究しよう。そうしよう。なんか流体解析ソフトが欲しくなってきたぞ(むっちゃ高いぞ)

5555

*グルメ情報は最後に記載


Ansys Fluentという汎用熱流体解析ソフトというのがあってですね、これでシミュレートできるんですよw
これで解析すればどのポジションがもっとも速いか、分析できるはず。


なんだ、答えは自分の中にあるではないか。




よし来年はこれだ(毎年言っている気がする)


来年は表彰台ねらうぞ~!



今日のハイライト
① 個人TTを10kmだと最後まで勘違い。心拍190まであげてさぁこれからラスト1kmだとおもってしばらくたつと「残り3km」の看板。ここからは精神修行でした。みんな条件同じだけどね。
② 個人TT序盤つっこみすぎ往路の7km Av 343W
③ 結果的にFTP計測な個人TT 20分 328W。パワメ20Wくらいおかしいんじゃ?(校正はしてる)←再計測しよう。なんかインフレ値でぬか喜びしている気がする。
④ ますら奥さんとチビ太が仲良くなって、加須未来館で遊びまくっていました。未来館には理系脳を刺激するおもちゃ(惑星スイングバイゲームとか)が唸るようにあるので、全然飽きさせません。つきあっていただき本当にありがとうございました。
⑤ TTTの前にパワーメータ電池切れ。これはTTTの序盤に痛かった。序盤セーブしすぎた。もっと長く仕事すれば表彰台も見えた。
⑥ TTT折り返してから、特に残り3.5kmは追い風無双。3人の先頭で50kmオーバーで引っ張るあの感覚こそTTの醍醐味。ラスト3.5kmの平均は53kmでした。ほかのチームも同様でしょうが。

なお、あきおさんは今朝まで下痢だったそうで、この三日間で3kg痩せたそうです。それなのにあれだけ走れるとは・・・
思い返せば昨年の12月?ブクブク太って86kg、そこから頑張って-9kgで当日の朝を迎えることができました。特にレース活動に復帰する予定もないまま、だらだらとトレーニングしたのでスピードは全然戻っていません。それでもパワー(校正していないんじゃないの疑惑?)はだいぶ以前の数値に近づいてきたので、少しはできるかも、と淡い期待をもって挑戦。ふたをあけたら平凡な結果でしたが、もう少し上乗せできれば表彰台も不可能(理論上は)ではなさそうなのでチビ太を表彰台にあげるべく来年は機材と助っ人に頼ることにします。
今シーズンはこれにて終了!仕事とチビ登山に生きます。え。



最初は個人TT(このときはまだ10kmだと思い込んでいた。)

スタート前整列していると、菅谷さんが「あれ、計測チップは?」

ピーンチ!計測チップを置いてきた。ここでダッシュ、しかし自分のゼッケン番号4番くらい先の人をコールしている。これは、間に合わないかも・・・?
1989年のツールでスタート台に遅刻したデルガドの悲劇が頭をよぎるw 



心拍190くらいでダッシュしてなんとか間に合いました。そんなこんなで緊張するヒマもないままバタバタしてスタート!


ダンシングしてハンドルを引くといきなりハンドルがずれるw 締め付けトルクが甘かったか。

入りの1kmは先行ライダー(毎年優勝している競合のS鳥さんでした。)を猛追、結果入りの1.4kmは平均404Wという猪ぶり。こりゃいかん、爆発する、と必死でペース鎮静化に努めるも時既に遅し。距離を重ねるたびに垂れていきました。さて、7分半も走れば折り返し地点に到着するはずですが、いつまでたっても折り返しが見えてきません。とうとう10分近くになりました。(この時に気づけ)
最初は距離をつめていたS鳥さんも段々小さくなってゆき、序盤42kmくらいだった巡航速度も40をわるように。
最初の7km: Av 40.3km Av 342W 181 bpm (!)
相変わらず、パワーの割には悲しいほどの鈍足です。心拍を見てもわかるようにいっぱいいっぱい。
折り返して微風の追い風区間に入りますが、前方の選手は視界外に消え、一人旅。巡航は43km位に戻りますが、今度は永遠に感じられる残り距離との精神的戦いとなりました。走れども走れどもゴールが見えてこない。そして心拍は残り5km地点で190台へ。そろそろ残り1kmの看板かな・・・とみると
「残り3km」
あれ、ひょっとして個人TTの距離間違えた?まじ?
ここからはパワーメーターも電池切れするし、朦朧とする意識の中ただひたすら耐える苦行の時間でした。幸い追い風区間なので、乗り切ることができましたが、最後スピードあげるようなスタミナは残っていなかった。


一時は10秒くらいにつめた差を1分以上話されてゴール。それにしても体格もポジションも似ているので参考になります。
違いは脚の彫れ具合!


きつかった~!


途中でパワメ落ちる。
臨時登録クラス6位 Av 42届かず

ゴールした時は毎度のことですが
「苦し~!TTTなんて走れるわけね~!」と思いましたが数分流していると走れるような気がしてきました。TTTまで1時間も間がないので、回復を急ぎます。しかし、回復しません。あれよあれよとTTT出走時間が迫ってきました。


そんな父の懊悩をよそにチビ太はますら嫁と一緒に未来館でキャッキャ遊んでいました。


さて、チームTTです。


作戦は、アキオとニャロメがひっぱりまくり、ますら王には最後まで生存して頂く作戦(写真を見る限り、最後まで余裕ですね・・・)。4:4:2ぐらいで分担するプランで始めます。番手は、ニャロメ→アキオ→らおう

スタート!そしてパワーメーターが完全に死亡していることに気づきます。仕方がないのでアベレージ速度でペースメークを試しますが、もっと追い込んでもよかったかもしれません。最初からガツンとあげず、コントロールできるペースで往路は進みます。先方に4チームの二人TTチームがいましたが、彼らをゆっくりと時間をかけてオーバーテイクしていきます。隊列の中でホイールを空転させる時間があったり、自分が先頭交代する際に急に上げてしまい、「じわっと!」と後ろから声がかかったり、もう少し脚をそろえて走る練習をしておくべきだったかもしれません。
往路:Av 40km, 178bpm
向かい風とはいえ、3人で40kmは遅すぎですね。

そのおかげで後半に足は残りましたけど。折り返すと午前よりも強い追い風が吹いていました。この後先ほど抜いた二人チームが息を吹き返し抜き返す。彼らを人参に復路の最初はマイペースで高速巡航に入ります。最初の3kmのアベは46kmくらい。速度域が上がってきたので、TTerの二人が先頭を長めに引いて、らおうにはツキイチをお願いします。とはいえ先頭が二番手に入るときに一車身分スペースが空くので、その時はきつそうです。この区間、ニャロメ+アキオが1km以上長時間曳くので、後ろに戻ると大分回復でき、先頭の順番が回ってきたときはパワーをかけて高速巡航できます。最高に苦しいけど最高にテンションがあがる、あの麻薬的感覚がやってきました。そして残り3.5km、巡航速度は50kmを越えます。ですが全然OK。というかギアがないw
残り3キロの平均時速は53km、最後は56kmでゴールでした。ですが心拍が180台に入ったのも残り3km、余裕を残して追い込むことができました。しかし、追い込みも時既に遅し。序盤の遅れ?が取り返せず6位でした。Avは手元計測で44km、181bpm




やはりTTTは楽しいですね。


毎年出走者が足らずアキオさんと二人の地獄を味わっていたので、久しぶりの3人(4人!?) TTは楽しいわ。


来年も無事故でGWを乗り切って今度こそは表彰台を狙いましょう!おじさんは機材で秒差をうめるようにがんがります。チビ太君も応援よろ。

翌日全身にけだるさが残っていますが、いい感じの疲労です。


こいつ、短時間で競技の真髄をとらえたな。

グルメ情報!

毎年行くうどんではなく、少し違うお店にチャレンジ!これが最高でした。
新川うどん店


安い旨い早いの三拍子。来年以降の定番に決定です。

チビ登山第63座 丹沢山塊の最深部、蛭ヶ岳へ

2017年05月02日 | 登山

GW前半の記録。



一泊二日で久しぶりの山小屋逃避行。丹沢山地の最深部、標準コースタイム6~7時間以上の難コースですが丹沢山から蛭ヶ岳への稜線を歩けば来た意味がわかります。今日のお風呂場でチビ太が言っていた、蛭ヶ岳楽しかったことのまとめ。

①狸を追いかけたら道に迷った
②きつい山道を越えたあとの稜線歩きが楽しすぎた
③鎖場ジャングルジム、こわいけど楽しかった
④山荘で二段ベッド初体験した
⑤表彰されてみんなに拍手されちゃった。登山道でもたくさん褒めてもらって元気でた。
⑥夕日と夜景と朝日がきれいだった
⑦むっちゃ疲れたけど、下山中に渓流の水で沸かして作ったナポリタンが美味しすぎた
⑧つり橋で遊んだ
⑨体力の残りがゼロになった
⑩オムツ二枚重ねで心配ゼロだった(オイ)
⑪山ツツジと山桜のお花見できた

5歳と10ヶ月。とうとうこのロングコースでも標準タイムより早く登れた。下山の最後では父が息子に泣き言をw

コース状況/危険箇所等
雪は完全に消えていました。このコースを子連れで行く際、気をつけるべきは二箇所の鎖場(キュウハ沢上・鬼の岩の頭)になりますが、子供はそこを逆に楽しみにしていたのです。鬼の岩の方は強風が吹くとちっと怖いかな。一部確保できず本人に任せなければ往来できないほどの狭い区間がありました。
あ、忘れてた天王寺尾根コース本谷川出合の近くにヒドイ蟹の横這いポイントがありましたが、地図には何も書いていなかった。



それでは、フォトレポスタート!


塩水橋近辺は朝10時前は案の上満車でしたので、少し離れたところに車を置きスタート。


この時期、新緑に萌える山肌に点在する山桜に心を奪われます。


長い長い林道歩きを追え、登山口に入ると前方にへんなのいました!


『山頂にあるのは山桜で、低いところにあるのは山ツツジなんだよ!』って五歳児さんどこでそんな知識を仕入れたの?


最近絵本で狸のふぐりについて研究していたので、チビ太大喜びで追跡開始。そして夢中になりすぎ道に迷いました。


登山道に入ると、さっそく春の山菜のお出迎え。


この後の林道は結構長かった。山頂が近づくと杉林がおわりブナ林に変わると地図に書いてあったのですが、まさかこんなにはっきり境界線がわかるとはね。


鎖場を慎重に登り・・・


振り返ったチビ太がニコニコしています。


長い長い木道の階段を登る。


この眺望です!やっと視界が開けて山登りらしくなってきました。ここまで視界の開けない急な山登りが続いてきただけにここから景色に元気をもらっちゃいます。


みやま山荘が見えたっ!チビ太ダッシュ。


丹沢山で記念撮影休憩かと思いきやスルー。百名山をスルーw


それは・・・ここから先の稜線の景色がものすごいっっっ!と吹聴していたからです。


おうちが見えたよ~。保育園が見えるよ~。(見えない)


横浜の自宅から車と足で6時間・・・やっとこの景色に出会えた。


主峰の稜線を振り返ると、塔ノ岳があんな遠くに。


気持ちいいねぇ。


そして、蛭ヶ岳の三角屋根をとうとう視界に捕らえた!


なんかすごい岩が見えてきた。


鬼の岩の頭、『鬼の耳』が五歳児には大変わかりやすかったようで。


長い長い長い登りでした。これで本日の山登りはしゅうりょう~♪


丹沢山地のボスを仕留めました。


かんぱ~い♪♪


GW初日とあって山荘は一枚の布団を二人でシェアする、80人以上の大混雑。ぼくら二人は生まれてはじめての二段ベッド。寝相悪いと滑落するで。


はしごの練習!夏にむけて!?


夕食をまっていると、空が暮れなずんできました。


幻想的な夕焼けでした。


ここで2月の入笠山、マナスル山荘で一緒だった小学校3年生のおねえちゃんと偶然の再会。あまりの偶然に意気投合、貴重なチビ登山の仲間をリクルートです。


夕食の説明を聞くチビ太。この後サプライズが。


突然チビ太の名前が呼ばれ、なんと山荘主人の粋な計らいで登山証明書の授与式が!人生初の表彰に山荘内に轟く割れんばかりの万雷の拍手。チビ太デレデレ(苦笑)


カレーが中辛だったので、次回から対策します。
『僕はちびっ子だから、甘口がいいんだよ~』と生意気なことを。


夕食後はお楽しみ夜景鑑賞会!


横浜方面が見えました。


丹沢三峰かな?




山荘で見かける5歳児のパジャマ姿は、なんでこんなにキュートなんでしょうか(親バカ)ズボンのしたはおむつ二重に重ねてオネショ対策はばっちり!


二日目の朝。


快晴で富士山もよ~くみえました。チビ太は目ざとくその左横の北岳の稜線を視認。


朝7時にゆっくり下山開始。のっけから絶景の連続でテンションはあがりっぱなし。


昨日よりも視界はずっとクリアで、360度大パノラマをエンジョイしながらの稜線歩き。


難所はここ、鬼の岩の頭の鎖場。危険危険といいつつしっかり写真は撮る。


富士山と併走してトレランもできる。


この区間の稜線歩きはアップダウンが多く、しかも両脇が切り立っているので高度感たっぷりですね。


不動の峰へ。木道が多くて助かりますね。前日落としてしまったストックの部品もこの近くで回収できました。


日本百名山。さくっと記念写真だけ通って即去り。百名山を即去りスルーとはこれいかに。


6時間近い下山、特に天王寺尾根は急な下りで忍耐の区間でした。あまり補給もせず足早に下ってきたので、天王寺尾根の途中で二人とも疲れてしまい、その後は「ナポリタン休憩」を合言葉にがんばりました。


林道に出たら見事なつり橋が!


ほぼ無人のエリアにこんな立派なつり橋があるなんて。たくさん揺らして遊びました。


林道に下りてきて山すそを見上げる新緑の眩しいこと眩しいこと。


遊びつかれて帰宅するとこんな暖かいメッセージが!


いとこのお姉ちゃんの暖かい落書きでした。


歩くペース 0.8~0.9(速い)

出発時刻/高度: 10:13 / 442m
到着時刻/高度: 11:34 / 451m
合計時間: 25時間20分
合計距離: 20.55km
最高点の標高: 1647m
最低点の標高: 419m
累積標高(上り): 1906m
累積標高(下り): 1927m

日帰り 山行 4時間56分 休憩 1時間10分 合計 6時間6分
Sスタート地点10:1310:19塩水橋10:2011:54雨量計12:0613:12天王寺尾根分岐13:2913:37大崩ノタツマ(大クドレ)14:08みやま山荘14:08丹沢山14:0914:27早戸川乗越(鳥屋ブッコシ)14:3014:39箒杉沢ノ頭14:4014:46不動ノ峰休憩所15:1615:23不動ノ峰15:33棚沢ノ頭15:47鬼ヶ岩ノ頭15:51鬼ヶ岩15:5416:00中ノ沢乗越16:0116:17蛭ヶ岳山荘16:1816:19蛭ヶ岳G

日帰り 山行 4時間37分 休憩 35分 合計 5時間12分
泊宿泊地06:2206:34中ノ沢乗越06:39鬼ヶ岩06:4406:48鬼ヶ岩ノ頭07:00棚沢ノ頭07:11不動ノ峰07:1307:16不動ノ峰休憩所07:2407:28箒杉沢ノ頭07:36早戸川乗越(鳥屋ブッコシ)07:3707:56丹沢山08:13みやま山荘08:28大崩ノタツマ(大クドレ)08:3808:45天王寺尾根分岐08:51檜ノタツマ08:5509:28モチゴヤノ頭(蜘蛛ヶ淵ノ頭)10:14天王寺峠10:1611:05天王寺橋11:0811:28塩水橋11:34ゴール地点泊