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"It never gets easier, you just go faster."

2010年夏 Day2 浜松~伊良湖 伊良湖~橋本 232km

2010年08月05日 | 長距離





目覚めた。出発が朝3時の所・・・4時半(滝汗)
81キロ先の始発フェリーに向け、浜松~伊良湖個人TTの開始。平均29kmくらいでがんばりました。


潮見坂。なつかしいなあ。二年前はBチームトレインで登ったっけ。登りきった交差点で国道1号と分かれます。


夜が明けました。始発のフェリーに間に合わせるため、必死(汗)
渥美半島は基本平地です。アップダウンもありますが、ほとんど下りの勢いで登れるものばかり。ただ国道も飽きてしまいます。そんな中、サイクリングロードの看板が!


なーんだ!気持ちいい道があるじゃないですか。今度からここを使おう。


・・・とは思いませんでした。


フェリー乗り場まで、後少し。これが噂に聞いた最後の激坂か。


ここを越えれば・・・


伊勢湾だー!!!(歓喜)


9月に廃止になる伊勢湾フェリー。みなさーん。現在割引サービス中です。自転車で伊勢にいくなら9月までですよー!!!


鳥羽から20キロほど走って伊勢神宮に到着。ここで諸々のお守りをゲットする。しかし、日差しが暑い。何か食べなければ・・・


伊勢ときたら、伊勢うどん♪大盛をがつんと頂き、再スタート。なんといってもこれから峠を一つ越えますので。

ここからは多気を通過して飯南の町へ。
それにしても、暑い。気温は37度を表示している。たまらず路肩へ避難。


売店の裏の水道を失敬しました。
この後も農家の水道やら、途中の小川やら、利用できる水道は貪欲に無断利用させていただきました。ここでお詫びいたします。
秘密兵器バブシャワー・エキストラクールも併用なので、風邪ひきそうな位冷えます。


道の駅で旧街道情報を入手したので、ちょっと散策します。ここは、珍布(めずらし)峠


『伊勢と大和の国分け(国境の決定)伝説がある。礫石(つぶていし)という石が櫛田川の中にある。これは、伊勢の神アマテラスと、ヤマトの神が国境を決める際、アマテラスが石を放り込み、川で起きた波の届いたところまでを伊勢の国としたという伝説の石。そうして決定した国境が高見山(三重・奈良両県の県境)であるという。飯高町には、波瀬とか加波とか波留などと、「波」の文字の付く地名がたくさん残っているのは、そのためとか。
』・・・ここより引用

ちなみに、70㌔近くコンビニがありません。伊勢街道


飯高まで登ってきました。トイレの軒先にツバメちゃんの雛が。黄色いクチバシと、黒いオメメがかわいらしい。


山が深い


高見峠トンネルの標高は、625m。


高見山を下れば、そこは山深い東吉野。天誅組終焉の地でもあります。

天誅組とは・・・『天誅組(てんちゅうぐみ)は、幕末に公卿中山忠光を主将に志士達で構成された尊皇攘夷派の武装集団。大和国で挙兵するが、幕府軍の追討を受けて壊滅した(天誅組の変)。』


維新の魁たらんとした烈士、ここに眠る


吉村寅太郎最後の地。
辞世は
吉野山 風に乱るる もみじ葉は 我が打つ太刀の 血煙と見よ


合掌・・・


鷲家口からの古道は、吉野街道。風情のあるいい道でした。
ここはもう一回走りたいな。


この後、奈良路はとっぷりと暮れてしまいます。宿に入りたいのですが、宿がある町がない山奥なので、結局50㌔くらい走って橋本の町へ。

泊ったのはこちら。残念ながら9月で店じまいだそうです。
なんと前日隣町の大豆戸町からサイクリストが高野山参りに来ていたとか。知り合いか?

この日もご多分に漏れず2秒で爆沈しました。この夜は目覚ましなしで。

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