Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

<大告知 東京~大阪キャノンボール祭り>

2007年09月27日 | 長距離
東京~大阪キャノンボール(長距離バカ向け、200km以上長距離走行経験者のみ)

現在の参加表明: ニャロメ、ニョホホ、タグちゃん

11月23>25日

参加者の希望により、川崎ゴールになる可能性あり?

モデルプラン♪

11月23日,朝3時横浜スタート
箱根~富士~静岡~藤枝~掛川~岩田~浜松or豊橋or岡崎
横浜スタート後300キロ近辺で宿泊

11月24日,朝5時スタート
 ~安城~名古屋~四日市~亀山~鈴鹿~大津~京都
大体200キロ前後でゴール

11月25日(保険日)
京都を散策しながらまったり大阪ゴールへ! 午後新幹線で一気に帰京

*参加者の同意により24日の夜行列車で帰京するオプションもあり。

必要なもの:体力と適正なサドル

今年の独りキャノンボールレポ

猫天国 谷中、根津で外国人観光客に囲まれて江戸情緒を

2007年09月26日 | Weblog
週末の話。猫の話。

久しぶりの夫婦の休日を、根津・谷中に遊んできました。きっかけは数ヶ月前の深夜の教育テレビ、外国人観光客に人気の「リョカン」なるものはいかなるものや、と一泊二日の江戸遊学。こんな所。確かに旅館のたたずまいですが、館内の案内はバイリンガル、ロビーにはバックパッカーのドイツ人となかなか非日常でした。

自宅をでるなり近所の和菓子やで稲荷寿司をかって、遠足気分でスタート。千代田線根津駅をおりると、いきなり平均年齢が上がります。なんか線香くさいです(←不敬)



鯛焼きや、飴や、駄菓子や、さつまいもや・・・買い食いしながら宿まで行きます。



震災や空襲を免れた古い町並み



いい雰囲気ですねぇ。歩くスピードものろのろです。



旅館でレンタサイクルで何十年振りかでママチャリに乗りました。



普段着で乗れて、どこでも簡単に駐輪できるのはサイコーです。最初は二人で時速5kmでちんたら逍遥しますが・・・



途中からサドルを限界点まで上げて、ぎ~こぎ~こ鳴らしながら坂を見つけてはアタックをしていました。なんかママチャリに乗ると車道逆走する輩の気持ちがわかります。



谷中墓地の(寛永寺)近くに行列のできるケーキ屋さん(パティスリー イナムラショウゾウ)を発見し、早速旦那は放置プレー。谷中墓地の中にダートがあったので一人爆走していました。



旅館のロビーで自前喫茶です。澤の屋のロビーでは珈琲紅茶セルフサービスなのでした。この後は上野動物園~アメ横~御徒町とぐるぐる散歩。



夕食は言問通りのイタリアンで。コチのアクアパッツァでごんす。



翌日も朝から近所を散歩。こいつら絶対自分がかわいいのを認識しているな。



この猫の雑貨や「ねんねこや」は愛猫家の聖地らしいです。店内は猫店員だらけ、猫雑貨だらけ。
それにしても谷中という街、ニャンとも猫が多い。そこらかしこに猫が幅を利かして闊歩しています。そんな中・・・ボス猫を発見!!!



カメラを近づけて接近しても微動だにしませんでした。不動明王猫と命名。

二週連続の渋峠(今度は山田牧場だゼ!)

2007年09月24日 | 超級山岳
懲りずにまた登ってきました
^ε^)v

渋峠、あまりにもステキだったのでまた登ってきちゃいました。土曜日の参加メンバーはおなじみのニョホホさん(詳しいレポートはこちらも見てね)、タグちゃんです。2日前のお誘いにも関わらず簡単に釣れました。



今回のルート。涎がたれたれの鋸型コースプロファイルです。新しい目的地として秘湯の奥山田温泉郷をセレクトいたしました。朝、幹事が豪快に寝坊して一時間遅れてスタートします。寝坊、とはいっても朝4時スタートが5時半スタートになっただけ…



殺生が原を過ぎ、九十九折区間。



早くもバトルがはじまっております。



白根火山を過ぎ、前橋から自走してきた二人と合流します。雲の高度を抜けると、頂上は快晴!



景色のすばらしさになかなか集団が前に進みません。撮影休憩してばかり。



天国!



空中散歩!



草津側は景色を楽しんでいるうちにあっという間に到着です。



渋峠からギュイーンと下って、志賀高原から笠岳までまた登り始めます。ここは交通量が少ない狭い林道になっていて、ひたすら自分と対峙してヒルクライムに集中できます。この区間は雲が立ち込め、笠岳の笠の部分は隠れていました。



笠岳から麓を見ていると、グライダーがゆら~りゆら~りを遊泳飛行をしています。



自転車の木にたわわに実りました。ここから山田牧場まで急勾配を下ります。(後で降りた分だけ登りますよ…)



タグちゃん、危うし!左に牛!目の前にウ○コ!

山田牧場では牛馬が放牧されています。ので、道には牛が我が物顔で散歩してい、そこらかしこに牛の巨大なウ○コが!ウ○コを避けながら時速50kmでスラロームダウンヒルです。



集中力がきれたタグちゃんは、下山後さっそく立ちゴケ…



山田牧場は日本のスイスです。非日常をたっぷり吸い込んできました。ここで合宿したいなぁ・・・



渋峠より、霞たなびく笠岳を望む。この山の手前に志賀高原、向こう側に山田牧場がありました。頂上に再び戻ってきた頃にはとっぷりと日も暮れ…



真っ暗!!!!真っ暗闇の峠道を3人で団子になって下山してきました。
この後は草津の効きそうな温泉にちゃっぷりんこして、深夜帰宅しました。いや~たくさん登りました。

痛車を発見しますた!!!

2007年09月18日 | 平地、スプリント
吹きました。
秋葉原にて
このイタさ振りに瞠目!




ピンキーなありおね!しかもシートポストに「ほわわ~」!????



ディスクはアラヤでこの変速システムはどうなっちゅう?!!

以下引用:

ピンクの方は、
「ななついろ☆ドロップス」っつーエロゲのすももってキャラだね。今アニメもやってるお。
http://www.nanatsuiro.com/

情報提供N氏の友人様



ワイヤーがただならぬ雰囲気をかもし出し・・・



Gerolsteinerチームエディションサドルのなれの果て・・・



あ~ドリンクじゃないぞ・・・これはドデカホーンだな!!

以下引用:

青い方は、
同人ソフトの東方なんちゃらっつーSTGのキャラじゃないかなー(自信ナシ)

情報提供N氏の友人様

雲の上ヒルクライム(草津~渋峠:クライマーズハイ降臨!)

2007年09月18日 | 超級山岳
家を出たのが早朝4時で,朝8時に草津到着。



道の駅で自転車を組み立て,いよいよ20 kmの山登りのスタート。




麓の草津はまだ曇り。ただ天気予報は昼に向かい晴れ。
登り始めは何の変哲もない山道。ここらへんはさほどテンションもあがらず,もくもくと先に急ぎます。



途中に殺生が原という硫黄臭漂う区間に差し掛かると,風景は一転殺伐したものになります。「有毒ガスのため長時間の駐停車禁止」という看板が出ています。くせぇくせぇと思いながら渋々プリプリ登り続けます。

火山岩がごろごろしている区間を抜けると,雲の高さに入って来ました。時折雲がたなびくと,まばゆいばかりの高原の緑が山肌を賑わします。まぶしい緑,そして突き抜けるような空の青,その間をゆらゆら揺れる乳白色の雲。カーブを曲がるたびに絶景が広がり,「おぉ」「あぁ」「うひょ」「ひゃあ」。いつもですと段々体力を奪われ,悲観的になる山の中腹で,絶景を肴に体にパワーが漲ってくるのを感じます。そして・・・

つづら折りキター!


一曲がり!

二曲がり!!

三まがり!!!

この絶景,延々と続く坂・・・苦節一年,とうとうクライマーズハイのネ申が降臨しました!黙っていても笑いを堪えきれず,ぐいぐいパワーがかかります。周りの車からは舌出して笑いながら坂を登っている変態にしか見えなかったでしょうが・・・





上がれば上がるほど空も空気も澄み渡ってくるので,この先どんな絶景があるのか,期待もふくらみます。ツール・ド・フランスのアルプス山岳ステージでおなじみの風景が広がります。
ここを走らないとチャリンコ乗っている意味あらへん!





補給でも,観客でも,トレーニング効果でもなく,景色の美しさがライダーに与えるパワーというものを実感しました。

草津からの20kmは平均勾配も5.1%なので何の問題もなく2172m地点まではあっという間の一時間半で,到着。

あまりにもあっけなく山頂に着いてしまったので,欲求不満です。おかわり決定です。新潟側に降りちゃいましょう ˆˆ)v


雲の上ヒルクライム(渋峠ヒルクライム2本目!)

2007年09月18日 | 超級山岳





渋峠を越えると北アルプスがお出迎えです。ここから湯田中まで20kmのダウンヒル。途中志賀高原やら野沢やらおなじみのゲレンデを通過して,湯田中で反転,再び20km先の山頂を目指します。渋峠,裏側の二本目は平均勾配も1%増加し,距離も増え,なかなか厳しい。



ちんたらはしって蓮池に到着。



ここでお昼ご飯。ケーブルカーが谷を越えて行きます。



私も段々斜度がインフレ状態になってきました。10%?ふ~ん。




渋峠の新潟側は緑が深く,群馬側と趣が違います。さすがに一本目と比べペースは遅くなりましたが,それでも頂上まで1km近くになってもまだ足が売り切れには到達していません。これではいけない!山頂までに完売しなくては~~~ということで残り1kmは下ハンドル握って20~30kmで全開アタックをかけます。心拍数195オーバーでもがきにもがいて再び2172m地点地点へ!!しばらく何もできずにへたり込みました。



今まで山に登っても,さっさと下りに入ってしまってばかりで,初めてもう一回登ろうという気にさせてくれた渋峠に感謝であります。




で,今度は群馬側に下山です。
絶景の中ゆるゆる走っていると,リアからおなじみの違和感が。またすか~



今回は異物を拾ったみたいです。さっさとチューブ交換してポンプを「シュコーンシュコーンシュココーン」と猛ポンピングしていたら・・・

○!#$%&△!!



ポンプが破壊されました。(しかもバルブの先端も一緒に外れました)。どうしよう。まだ2気圧くらいしか入っていないのに,ポンプは破壊され,バルブはちぎれ,これ以上空気圧を増やす術はありませぬ。残り20kmこのぽよぽよタイヤに命を預けるのか・・・



2気圧のリアはコーナーで激しくスキッドします。基本的に生存している前輪がグリップするよう,前輪に体重を預けながら,ほぼ全行程立ちっぱなしで下山しました。しかも立って前輪に体重をかけた状態で急ブレーキをかけると当然前にジャックナイフしますから,かなり慎重に降りて来ました。よい上半身トレになりました(涙)

このあと草津の効きそうな温泉にたっぷり浸かって,4時に草津を出,横浜には9時帰宅。朝4時に出られれば日帰り+二本登坂が可能な計算になります。輪行のほうが帰り楽かもしれません。

雲の上ヒルクライム(岩櫃編)

2007年09月18日 | 超級山岳
三連休の初日、長野県晴天の天気予報に誘われて渋峠まで山登りに行きました。
で、その道中、武田領内3名城の1つ、岩櫃城に寄ってきました。
3ヶ月くらいず~~~っと池波正太郎の「真田太平記」全12巻を読んでおりまして、真田名城の1つ、岩櫃は是非行きたかったのであります。
城代も幸隆>信綱>昌幸>信之と真田オールスターです。幼年期の幸村もここで過ごしています。



名の通り岩肌がむき出しになった岩櫃山の中腹に城址があります。



こんな看板があっても出会ったためしがないので、かまわずサンダルでずんずん進みます。熊よけもないので、鼻歌歌いながら登ります♪♪♪♪

歩くこと10分。
誰かがいます。険しい斜面の向こうで「ガサガサガサッ!!」と草むらをかき分ける音が!むぅ!忍びか!
整息して気配を伺うと・・・

斜面の上の道をイノシシが横切っていました!!!
しばらくしてその横断地点を通り過ぎるときは心臓バクバクでした。もし飛び出してきたら、対決するつもりでした(<虚勢)



いやよくぞこんな山中に城を建てたもんです。
しばらく悠久の時の流れに思いを馳せていました。

下山の途中で地元の女性に会いました。
「本丸大丈夫でしたか?」
「いや~イノシシ出ましたよ。」
「熊も出たんですよ昨日。」
唖然・・・


山岳自転車通勤

2007年09月13日 | 3級、4級山岳
おほん。我輩の職場は厚木にある。
見上げれば、ババンと山っ。
ジテツーの朝は山を目指してホクホク先を急ぎ、休み時間はほけーっと口を半分あけながら山を眺めてしまう。
で、本日。



昼休み。山においで~と呼ばれた気がした。



また呼ばれた。



待ってろや~

夕焼けの演出もあいまって、途中には日本昔話のような田園風景が広がっていました。

てなわけで、3級山岳越えで帰宅しました。

本日の消費カロリー:3816カロリー
走行距離:106キロ

今日はヤビツではなく、マニア向けの半原越えルート

距離:5キロ
平均:6%
標高:482m

ここで一句。
      半バラは小腹をみたす小山かな

林業のための林道らしく、交通量は零。先日の台風の影響で、道に砂利が浮いている上に、6時をすぎると文字通り墨を垂らした漆黒の闇!

闇の林道をライトの明かりだけを頼りに登っていく。なんか森の妖気が漂っている。
途中道の真ん中に、

ネコ。

ヒヒィィィィイイイイ!!!

やせ細った野良猫が鎮座していました。

恐ろしい思いをしながら、30分だけ小山のぼりをしてきました。単位は0.4箱根くらい。今度は明るい時間にこの牧場もコースに加えて、ヤビツの前に行って見よかな。

六郷橋 初勝利

2007年09月10日 | 平地、スプリント
う~ん最近稽古行けていません。猛一ヶ月も行っていない。(こんなブランクは3年ぶりだな)
足は発達を続け、胸板や腹筋はやせ細るばかり。とはいっても週末天気がいいとどうしても山に行ってしまうんですよね。毎週土曜日稽古か、山か悩んでます。今のところ山が6連勝くらいしています。この土曜日は珍しく家に篭って翻訳の仕事をやっつけてました。

話は変わり、日曜日のレポート。文中敬称略や人名失念がありますが慶事に免じご容赦くださいまし♪

先週のスプリント(反省編)

まずは、遡ること一週間前の六郷橋より。この回では、皇居から先頭集団を鬼引きをしたW坂氏があわやポール・ツー・ウィンを飾るところであった。
まず持ち前の独走力を生かし皇居から43kmでぶっ飛ばす。この揺さぶりにスプリンターたちは六郷橋までに足を使ってしまい、いざ六郷橋スプリントが始まると先頭はW氏とカバニョーロジャージのみ。カバニョーロが当然足の疲れたW坂を差すが、W坂があわや差し返す場面も!ニャロメはその後方10m離れて3位でゴール。
ニャロメは何をしていたかというと、まず、前日の20%激坂のダメージを労わりつつ、集団後方で待機。今回はアルミのGIANT FCRで参戦、DHバーなのでスプリントができるか不安・・・



この形態で勝つには平地で後方からサプライズロングスプリントをかけ、50km/hをキープして逃げ切るくらいしか勝てるイメージがない。果たして現実でも似たような感じになった。
橋のアプローチを登りきったところで先頭の二人から離され、ここでしかたなく全開走行開始。しかし一度DHポジションで上体を沈めてしまうとSTIレバーが遠くシフトチェンジができなくなるという盲点が!!結局ギアを一枚余らしたままシャカシャカ漕いで、最初の差が縮みもあまり開きもせずフィニッシュ。あ~~あ。最高速は52kmでした。反省点は
1 DHバーではシフトチェンジができず;下ハンでもがけず;急加速に対応できず。
2 ロングスパートで意表をつく以外なのであれば、死んでも途中まで先頭の尻に喰らいつく!
でした。

というわけで
昨日のスプリント(学習編♪)

今日の第一集団は有力スプリンターが少ない。W坂、S山、王子、てんちょ、皆欠席だ。ここで初勝利をいただくぜ!
目下絶好調のトルネードぶ~ねんもなぜか二週連続で第3集団でまったり走っている。
今日のペロトンでは鰤さん、A木さん、Wナベさん、青Colnago Master、リクイガスビアンキなどが有力だ。しかし黒アンタレスとマドンが不気味だ。ニャロメはこの二人をマークすることにした。ちなみに高校生のタグ君は途中女子高生と駆け落ちした模様。
今日の復路は激しい向かい風。40kmで牽いていたWナベさん、大森警察署で力尽き、A木氏に託す。ここからA木が猛烈に牽きまくる。
ニャロメらは後方で足をためている・・・
六郷の交差点、信号がまだ青だ。このまま青信号で流れてスプリント開始か?下ハンに持ち替えニャロメが右に流れていつものロングスプリントに入ろうとしている!

・・・っとここで赤になりました。みんな停車。

青信号だ!
まず順番どおり、A木>Wナベ>鰤>リクイガス>にゃろめで進んでいく。
リクイガスが行った!ここをぴったりニャロメがマーク!2台が先頭の3人をアウトから囲み、抜き登っていく!

鰤:『おひょ~!もう行っちゃうの~???』(と目が語っていました)

早くも始まった!
ニャロメがリクイガスの後輪にしっかりついた!これは良い位置だ!風除けに使いながらほとんど足を使わずに橋を半分走った!
ニャロメが右からスリップストリームを抜けた!こうなると勢いの差は明らかだ!
後ろでも次々に局地的スプリントが始まっている、おっと一台右から大まくりだ!

「ププーッ」

(↑クラクション鳴らされました。気をつけましょう。安全運転しましょう)

ニャロメが馬の形相でもがくもがく!前乗りで自転車を振り回しているのでメーターがまったく視界に入っていないが54kmは出ているか!
後ろが追ってこない!

ニャロメが先頭をとったああぁぁぁぁぁぁぁぁ。
鬼の居ぬ間に初勝利!!やったやった。

(結局今日のスプリントは鉄バイクのワンツーでした。)

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・・・というわけでいささか提灯記事になってしまいましたが、有力スプリンター欠席の中、漁夫の利初勝利でした。とはいえ勝ちは勝ち、前に誰もいないのは気持ちがいいでっす。初めてロングスプリントではなく無賃乗車スプリントでしたが、他人を発射台にするスプリントがこんなに楽だとは!まさに溜めた足を100mだけ爆発させました。(でも最高速が54kmどまりだったのは反省材料)

まあ六郷橋は路面もあまりよくないので、高速スプリント向けではないです。というか天下の公道なのである程度安全にも目を配るようにします、次回からは。(山トレーニングと違ってスプリントトレーニングはなかなか出来ないですからね・・・)

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二匹の坂バカ

2007年09月01日 | 1級、2級山岳
おっほん。私は、イヌである。
本日我輩はご主人さまの車に乗って、箱根にやって来たのである。
ご主人さまは大涌谷という所に行きたいらしい。ま、よくわからんが付き合ってやった。ところで、今日は面白い人間に会った。
風祭のローソンじゃった。なにやらピチピチのパンツをはいたコスプレ二人衆にご主人様が道を聞いておる。

【クンクン!なんじゃこの匂いは!】
【バカの匂いがする!くんくん!二人ともじゃ。】

「僕は横浜から小田原まで電車で来ましたよ~」

【この競輪選手みたいなでっかいほうか。ふむ】

【何々?。青いほうはどこから来た?】

「僕は横浜から自走です!」
【救いようがない・・・これが最近増えているローディという人種か。で、こいつらはどこへいくのじゃ?】

「あ~僕たちも大涌谷行くんですよ。一緒ですね~」
【坂バカかよ!】

・・・とお犬様が思ったかどうかはいざ知らず、行ってきました登ってきました史上最凶の激坂、強羅~大涌谷ルート。いや~笑うしかない激坂でした。

史上最凶の激坂!箱根強羅 これは・・・駅の階段?

2007年09月01日 | 1級、2級山岳
戦友は朝7時半スタートで3時間かけて小田原まで自走です。
逃げを潰すため、私は9時45分に新横浜を出発。新幹線230キロ巡航であっという間に逃げを吸収しました。
で、小田原で合流。お犬様をからかってから、一号線駅伝ルートでまず宮の下を目指します。いわゆる箱根駅伝ルートですね。



大平台のヘアピン。
こんなの坂やあらへん!!!



これが坂や!!!



ニョホホさんアタ---ック!!!

(この尋常ならざる激坂は強羅駅の下、九十九折区間の一つ目。ここからいきなり15%以上連続区間。車のタイヤの焦げる匂いが・・・)
(この坂を見たとき、自分の中で何かがプチッと音を立てました。テンション上がりまくり、もう笑って登るしかありません。)



強羅のすばらしい所は、15%~22%がコンスタントに1キロ続く所です。
本当は座って34*27をのっしのし回してゆっくり行きたいのですが、今日のコンディションではできません。天気は霧雨、路面は完全ウェット。20%以上で座ってトルクをかけるとウィリーしてしまうのです。というわけで、写真のようにむぎぎ~うごごるるらぁ~と前輪に加重をかけウィリーしそうになる前を押さえつけます。
ケーブルカー一駅分を登ると、道がやや緩くなります。
「こんな筈はない!もっと激な坂だった筈!」
幹事の面目にかけ地図で坂を探すと、箱根美術館の脇に、ケーブルカーと並行して真っ直ぐに伸びるやばそうな坂が。そちらに移動します。そこで見たものは・・・

見たものは・・・








マイガーッ!







ありえねぇー!









これです!正に駅の階段!輪っかのついた坂が延々と!
交通整理の人が「この道が一番きついです。」と忠告してくれたのでありがたくこの道を拝受します。まずテンション上がりすぎの私がスタート。
クリートを一発目で嵌めないと勾配22%を片足ペダリングするはめになります。
観光客の怪訝そうな視線を浴びながらなんとか一発で嵌めてスタートできました。
上りだすと、道が狭いので蛇行や斜行もできません。重力に正面から抗うしかありません。ときどき車が来たりするとライン取りにパニックになります。歩行者が目を開いて見送ります。


ニョホホさんの脇の柵をごらんあれ。ヒィ~



真の激坂は一度止まると、走り出せない。

とはいいつつも、100mごとにホテルの駐車場や側道に避難して、あがりまくった息を整えます。なんとかかんとか、輪っかの坂道区間を上りきりました。イエス!


この坂の名前は、最大級の賛辞ですね!
早雲山から上はロープウェーの領分。0.5ヤビツくらいをヒルクライムして、大涌谷に到着しました。


頂上で頂いた温泉卵は塩分もきいて体にしみ込みました。こんなに寒いのに下山用のウインドブレーカーを忘れてしまったので、新聞紙をお腹に入れて下りました。
(↑お腹周り肥えて見えるのは新聞紙が3枚入っているからだと信じたい)


一号線を下り、箱根湯本へ。干物屋の軒作試食コーナーで、鯵の干物と昆布茶を貪りました。試食の時間が終わっていたのにサービスして頂いたお店のおばちゃん、ありがとう。次自転車に乗らず来た時は、お土産買っていきます。
このあと自走派のニョホホさんと別れ、東海道線で楽して帰宅しました。

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想像通り、強羅の坂は極悪でした。ですが前述の駐車場&側道避難のテクを使えば登頂は不可能ではありません。(86キロの重量級が登れたのですから…)ま、この際タイムや足つきの有無を語るのは野暮ってもんです。ネタですから。
是非猛一度「ありえねぇ~」の絶叫を聞きながらオフ会を開催したいものであります。
~~~

ニョホホさん完全自走お疲れ様でした。
奥さんを大切に!

おまけ
実際のルート(強羅坂下の走り始めと、公園上の傾斜がありえない)
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=60010babd97c4c6bc77f525054d6131d