Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

磐梯吾妻スカイラインヒルクライム チビベルデ師匠 2022年は快晴☀絶景 チャリダー☆取材付き?

2022年06月07日 | レース
今年も行ってきましたよ!日本一の絶景、日本一の距離を誇り、かつ小学生もエントリーできるモンスタークライム。
もちろん小学生のエントリーはゼロでしたけど(求む戦友!)


ダイジェスト!
①ホテルからスタート地点まで30km、往復110km獲得標高2200mのモンスターride
②巨体を引きずり坂で喘ぐ親父を急勾配で細かくアタックして後ろをチラチラみる腹黒5年生
③スパルタ自転車練習が嫌いなので親父にヒルクライムで勝って引退に追い込み自転車卒業するのがチビ太の希望
④爆風向かい風さえなければ親父に勝てたのに!
⑤『天国へのUltimo Kilometro』作詞 チビベルデ師匠
⑥残り5キロと聞いて『はぁ?聞いてないよ詐欺だ!』と逆ギレ!そのまま逆ギレアタックをして親父をちぎる。
⑦チャリダー撮影陣との絡みは①登板時沿道から②山頂で猪野学さんとおしゃべり③麓町でイメージカット撮影をリクエストされるの3回。どれかカットされずに残って欲しい
⑧塾が忙しく満足に練習出来ていない環境で一年で5分短縮、20Wアップはよく頑張りました

そう、男には家に帰れない週末がある…
多忙な五年生は土曜日塾のテストが終わった夜8時から福島へ移動開始。
『以上と以下を読み違えた~詰んだ~』というテストだったそうですw


レーススタート地点ですでに30km登り、獲得標高は800mくらい
アップやりすぎ
チビ太は29歳以下の部に混ざってスタートです。

☔だった2021年とはうってかわり快晴☀絶景⛰のヒルクライムでした。


へ、平均心拍数175bpmを85分…
小学生4年生の昨年から5分縮めて20Wアップ 120W 3.2W/kg
オヤジ途中ナチュラルに3回ちぎれましたが、ゾンビ走法で復帰


ゴール地点にはなんと!
チビ太師匠が自転車にはまるきっかけの番組チャリダー撮影陣
頂上でインタビューされちった。
♯変なオヤジが写り込んでるので多分カット

この回をみたから今のチビベルデ師匠の自転車人生がある

カットされてないといいなー
♯チャリダー

浄土平を観光してから下山開始



来年は小学生ラストイヤーだ。
親父負けないようにするぞ・・・

あ、すどーまん夫妻に例のもの返却しなきゃ。よいお土産の品は・・・
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JCRCこれが本当の最終戦下総2021 チビベルデ師匠🏆🏆🏆初優勝🏆🏆🏆 ありがとうJCRC

2021年12月12日 | レース
JCRC最終戦でチビベルデ師匠初優勝🏆!3, 4年クラスでぶっちぎりで勝つのみならず5、6年生クラスを一人で登り下りでアタック連発、一周おまけしてあわや上の学年のスプリントも取るかとおもいました(4位)。 ありがとうJCRC、思い出と一緒に会場を後にします。


初優勝を狙っていた12月のレース。蓋を開けてみたら3, 4年クラスのエントリーは3名で(知らんけど)狙っていた優勝よりも、当日混走と分かったので5、6年生クラスに殴り込んで下克上を狙おうと鼻息荒いチビ太師匠。

当日朝会場につくと気温が1℃でテンション下がりまくり。

ん?なんか大人の中に子供が紛れ込んでいますね?


子供のレースは数周で終わってしまうものがほとんど。遠征して数分で終わってしまうのはホントもったいない。ということでチビ太師匠は昨日小学生レースの前に初級者Under 30の部に大人と一緒にエントリー

『スタートしてすぐ44km/hとか出てて詰んだ』(最高速49km/h)


『千切れたら10周残り個人TTで修行だった』


千切れたらマイペースで行けるはずなんですが、
うるさい親父がきつい指示を飛ばすのでやってられね~

キッズのレースと比べるとかなり苦行系だったらしいですが、これでコースを熟知できたのは良かったそうです。

オヤジレースを見学し、本番のキッズレースは11時


ブレーキ使わないコースだからということで、ここで親父のアイオロス6.5を投入!チビ太曰く『速度が数キロあがる!ギア一枚重くできる!』だそうです。
このホイール使っていないから、決戦兵器としてプレゼントするよ。

スタート前、大尉 渡邊からのありがたい!?箴言を傾聴します。
『相手のメンタルをぶん殴れ』
『先頭を走るやつが一番エライ!アタックして相手の心を折れ!』
『上級生とか関係ねぇ!背中で相手を威圧しろ。』
これを直立不動で聞いていたチビ太師匠(`・ω・´)ゞ
レースで少しは実践できるでしょうか😅

いいんでしょうかこの教育方針w

高学年、中学年、低学年の混走


一周目、ファーストアタックに落ち着いて対応しています。

キッズのレースはスタート後散り散りの個人TTになることが多いのですが、今回はしっかりパックにまとまり、かつ駆け引きや展開があったので、チビ太師匠は面白くて仕方なかったらしいです。翌日になっても『昨日のレース楽しかったな~』と百回くらい言っています。

二周目。
この時点でライバルの中学年はいなくなってしまったので、これからの二周目が最終周。ここから一周半チビ太師匠が集団を攻撃しまくります。



三周目で中学年のレースは終わっていますが、一周追加して高学年のスプリントに加わります。順位に拘らずに上げまくり!

超攻撃的にレースしたので、脚が残っていなかったそうです。
Panacheを感じるレース運びでした。
おれもこういう男らしいレースしたい。

では、小学生レースの強度を可視化してみましょう

距離:4.2 km
最大速度:44.1km/h
平均速度:34.1km/h
最大パワー:579W (17倍)➡ 親父だと1300W 死亡確定
平均パワー:182W (5.2倍)➡ 親父だと400W 死亡確定
最大心拍数:204bpm ➡ 親父霊安室行き
平均心拍数:192bpm ➡ 親父の限界心拍数
子供だって大変なんすね…


念願の初優勝!景品はヨーグルトと乾パン(www)

集団でガチバトルを繰り広げたY田パイセンと(^^♪
レース会場で練習仲間作り(^^♪
ほんといい顔していやがる

後ろに変なの写ってる
『イェーイ母ちゃん見てるか~。スプリント4着はσ(゚∀゚ )オレ。』

++++おまけ++++






40台親父レース
9位でした・・・

距離:14.5 km
最大速度:56.7km/h
平均速度:41km/h
最大パワー:908W (12倍)下の下
平均パワー:290W (3.8倍)下の下
最大心拍数:187bpm
平均心拍数:173bpm
足をためてスプリントに備えたのに、スプリントが不発した消化不良の消極的ダメダメレースでした。そもそも加齢により速筋が消えて脚質が変化しているので(10年前ならスプリンター成分残っていましたが今はルーラー系)、途中サイクリングペースになった時でもペースを上げずスプリントに備えましたが、そもそもスプリント力というものがなかった。
ならば次回は結果度外視で逃げにかけてみようかな。

+++ありがとうJCRC+++

既報の通り、これでJCRCは組織解散となるそうで、レースへの登竜門を開いて頂き、ありがとうございました。私も10年以上お世話になってました。
ここに思い出をまとめます。

初レース2008年03月29日 でした。修善寺は近づかないことにしました。


この頃は空手時代の貯金で脚質スプリンターだった記憶
2008年05月25日


初勝利
60人の大集団からのスプリント勝利はきもちよかった
2008年06月29日 

応援も楽しめる西湖ステージはサイコーでした
2008年11月09日

ポイントレースなるものも面白かった。
JCRC二勝目
2009年03月15日 
三勝目は息子に託すことに

Wレバー膝シフトで優勝を狙いましたが、膝がうまく当たりませんでした
2009年05月24日 

もはやレースよりも応援が主目的になっていた西湖ロードレース
2009年11月08日 

この頃がJCRC全盛期だったのでは
会社の昼休みに郵便局いってたなw
2010年03月14日

この頃の文才を取り戻したいw
(いや、ただ単に文章を練る暇な時間があっただけ。今は考えて即共有だし。)
2010年05月23日

ザイコーさんとTTTやったのも思い出
Twitter黎明期
2010年06月27日 

その後、なにか出ていたとは思いますが、基本活動の場が他に移りましたが、昨年から子供の引率でJCRC復帰しました。

2020年12月06日

長い間ありがとうございました。
靴下と帽子は大切にします。
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家族ハイキングの途中でオリンピックロードレースに遭遇したという話(白目)

2021年07月24日 | レース
ほんと、びっくりしました。夏の真っ盛りに山中湖で家族登山したんですよ奥様!そうしたら、登山中に偶然オリンピックの自転車ロードレースやっていて、登山道から応援したら、目の前で勝負が繰り広げられて、挙句の果てにスペインの選手からボトルを投げてもらった、という話。
ただのハイキングが一生の思い出になってしまいました(山火事対策😷


2021年7月24日真夏のこの日に、登山が大好きな倅10歳とハイキング苦手な妻と三人で山中湖にハイキングしに来ました。今日の目的地はヅナ峠を越えて明神峠です(白々😑

ヅナ峠とは、籠坂峠から三国山に連なる稜線の途中にある峠です。

ヅナ峠に直登する登山道は、地図上では見当たりませんが・・・
道なき道を調査するときはStravaのヒートマップが役に立ちます!誰か先人が足跡をつけていれば(年月のチェックは必要。古い記録は通行止めなどあり信憑性が薄くなる)

誰かが足跡つけてます。どうやら非公式の登山道があるようです。これで近道しちゃいましょう。別荘地のどこからかスタートできそうですね。

これが実際のルート。ピンクのリボンをみんなで探しながらのルートファインディングでした。日が暮れてからは絶対迷いますね。

なぜこの子はMovistarのジャージを着ているのでしょうね?
ただのハイキングで、バルベルデ師匠はいないはずなのに(虚空)

道なき道を行く。勾配はそんなにきつくなかった。

ヅナ峠にでて、やっと踏み跡が多い登山道に出ました。MTBに乗った二人組が抜いていきました。この先でなにかあるのかな?

三国山山頂に来ました。
約2kmほどの登山でした。


三国峠から明神峠を目指して下っていくと普段は静かなはずの登山道が騒がしいです。車道にでると、その理由がわかりました。今日は偶然(白目)オリンピックロードレース男子をここでやっているらしいです。

偶然ですね~(笑)

とはいえ、コロナ禍の五輪観戦ですからバブルは守らなければなりません。ルールでは歩道と車道が分離されていない地点での観戦には自粛要請が出ています。それでは、登山道から遠めに観戦としゃれこみますか。すこし降りて勾配がきついゲキサカ区間に行きましょう。

激坂区間(通称バルベルデ師匠坂)に来ました。
なぜこの子はスペイン国旗をまとっているのでしょうか。準備がいいですね~ぇ(苦笑)

ヘリコプターが三機も上空をホバリングしています。
警察の車も来て『安全に観戦してくださいね~』とアナウンスしています。
なんだ、応援OKなのかな?と勝手に現地判断して車道に降り、沿道の端っこに落ち着きました。

ご参考。この現場から上に500mくらいのところで観戦してました。

スマホの実況情報によると、明神峠わっか激坂区間のはるか手前からポガチャルが逃げている!とのこと。車列が次々と通り過ぎ、先頭がはるか彼方に見えてきました!

ポガチャルだ!
従えるのはマクナルティとウッズかな?

すげ~!
これを目の前で見られる10歳児うらやましいぞ。
この子の一生に一回の10歳の夏に連れてこれてよかった。
これにつきる。後は火事となれ😴


この地点の勾配は16~18%
ものすごい速度で登り去っていきました。




そして優勝候補ファンアールト擁する追走集団

イタリアはベッティオールかな?コロンビアはウラン先輩


フグルサングは試走時にチビ太山中湖畔で一緒した。
そしてカラパスもいる。


モレマに、クウィアトコウスキーに・・・


マイカ

先日の試走、明神峠のわっか区間でチビ太師匠と熱いバトルを繰り広げたログリッチぱいせん!


ヒルシです


ベルナールさんかな?

おお!ふもとで攻撃しまくってたレムコ・イベェネプール!

幸也が通るとこの日一番の応援が飛ぶ

そしてこの後、二人してスペイン国旗を振り回して応援していたら、
ヘスース・エラーダ選手が前を通りました。

エラーダ選手、ちゃんと沿道のちびっ子を見つけてくれました。
欧州の選手、かならず少年ファンの応援に応えてくれます。

まさにこれ!

エラーダ選手、『ベンガ!バモス!』と絶叫するチビ太を指さして、優しくボトルを転がしてくれました💛

父ちゃんやったで~♪
一週間でスペインチームボトル3個目げっと♪

この後も村長グルペットを励ましたりして一生に一回の五輪観戦を満喫しました。

現地観戦を自粛した皆様大変失礼しました。ほんとは、登山道でみる予定だったんです・・・そのために、現地を二度も事前に試走して観戦できそうな『登山道』も目星つけていたんです・・・(言い訳)

誰もいないと思って現地にいったら群衆(笑)
みんな我慢できなかったのね。

+++++++

翌日は女子レース、この日は山伏峠頂上で観戦しました。ここは観戦OKエリア。

日本語が不自由な各国チームのボトル渡し人と現地警察の通訳を即席サービスしておきました。報酬は、もちろんボトルと補給食。

この報道車、フランスから空輸したらしいですね。日本のナンバーとっていないから、交通規制下でしか走行できないそうです。

一人逃げをきめた数学博士、アンナ・キーセンホーファーねえさん

山伏峠で暴力的な追走一人アタックをかけたアネミク・ファンフルーテンファンフルーテン姉御

我が家の推しはスペインチームのMavi Garciaねえさん
試走時に明神峠の一番きついところでチビ太に優しい言葉をかけてくれました。


てなわけで、2021年7月の思い出。
ちょっと掲載が憚れたので、半年たっての更新となりました。
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磐梯吾妻スカイラインヒルクライム チビベルデ師匠最後尾からの追い上げ

2021年07月05日 | レース
小学生が出場できるヒルクライムって少ないんですよね(当たり前か)
あったとしても数キロの短縮コースだったり。そもそも小学生のレースはカップラ作っている時間で終わってしまうものがほとんど。そんな中、(小学生クラスはないものの)小4から出場を認めて頂いている、富士ヒルより長距離の32kmのモンスターヒルクライムができる磐梯吾妻ヒルクライムに行ってまいりました。レース主催頂いたLink Tohokuさんに感謝です。

走る前は『32km?へ?なにそれ死んじゃう。虐待だよ。』とか言っていたのを篭絡して走らせたところ、レース後は『たくさん前のライダー抜けたし、長距離で走りごたえがあって超楽しかった!♨泊で来年も来たい!』と太鼓判を頂きました。驟雨のレースだったのにね。

というわけでレース当日。天気は思いっきり☔


いきなり今日のMVPです。ワセリンを体中に塗って出走したところ、常に暖かく、低体温症の心配ゼロで進行できました。



オヤジは40代の部、チビ太はなんと24歳以下の若い猛獣の部へ。ぶっちぎりの最年少ですね。というか中学生すらいないわ。(特別賞ほしかったw)


父は最初っから順位度外視でチビ太伴走です。

前夜横浜から遠距離移動したので、まだ寝ぼけています。
小学生クラスで表彰台狙わなくていいので、チビベルデ師匠本人もノープレッシャーですし。

24歳以下のクラスは最後尾スタート。つまり約300~400人の最後尾からの追い上げとなります。


序盤はなるべく心拍を上げないよう、しっかりサイコンで師匠の心拍をモニタリングしながら進みます。とはいえ190とか一瞬入ってたな。

たくさん選手がいるのでどうしてもテンション上がってしまいますね。


中盤以降はようやく会話ができるまでペースも落ち着きました。

土湯温泉側のコースは中盤以降は平坦や下りもあり、高速平地巡航で脚を復活させられるセグメントが多々あります。

親子ヒルクラはいいぞ
井上さんに頂いた写真はポスターにして家に飾ろう♪

気が付いたらフォームも似てきたね。


ペースの合う人に(ミツさん)声をかけてチビ太トレインを作ったり…

国道最高地点には悪魔おじさんまでいました(笑)




ゴール!ぶっちぎりのクラス最下位ですがこれはしゃあない。
スタートから50人は抜きましたかね。

Ave 115W
163/193 bpmと言ったところ
体重34.7kgなので3.3W/kgでした

よくやった!ほめてほめて首がはずれるほど褒めちぎりました。


下りは汗で冷えたあと長距離の32kmの下りなので、低体温症が心配ですが、Mont-bellの性能がよすぎてチビ太はあっけらかんと下山。装備が不用意な他のローディは凍えていましたが。次回は絶景の晴れた日に来たいね。


32kmのヒルクライムで脚が破壊された後、レース参加者は無料温泉券がついていると聞いてテンション爆上げの9歳♪
画面から鼻唄が聞こえてきそう。

写真はイメージです。

竹芝クライマーエースとれたまさんと次世代エース候補

長距離遠征+☔のレースですが、行って本当によかった。しっかり準備すれば雨のレースも楽しいし、なによりもサーキット数周して終わりのレースでは味わえない走りごたえ感がありました。

良いレースでした。お薦め!

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大磯クリテ 202101 息子:小学生チャンピオンクラス7位👏 親父:スポーツ9位💩

2021年01月17日 | レース
先週の日曜日は大磯でレースでした。3年生生活も残り三か月、低学年でエントリーして優勝するZE!コシヒカリ一俵ゲットだZE! (そんな賞品ない)とエントリー画面に行きましたが、小学生低学年クラスのエントリーは既に〆きられていたので、最下位上等、ダメ元で小学生チャンピオンクラスにエントリー。

レースはスタートからクリートキャッチにてこずり、かつローリングがあると勘違い(審判の話をちゃんと聞こう)すがすがしい最下位スタート、そこから怒涛の追走劇。初めての本格的レース、向かい風のストレートでは声を掛け合ってローテションできたそうです(すごw)

9位から一時5位まで追走して、7位フィニッシュでした。同年代のローディ友達と目的もできて、『今日はすがすがしい敗戦だったなぁ』と
本当は一位で優勝したいらしいですが、『もう低学年クラスはいいや、大磯は次もチャンピオンクラスで』発言を師匠から頂きましたっ!

最高速度 40.3km/h
最高心拍 202 bpm !!!
平均速度 31.05km/h



もはやどうでもいい親父自身のレースレポはページの最下部にころがしておきますね。



エントリーしようとしていた小学生1~3年生クラスはそうそうにエントリーが〆きられていました。しょうがなく無謀にも年齢無制限、ジュニアギア比制限付きのチャンピオンクラスに放り込まれた3年生。

スタートラインで立ちごけした仲間をみんなで助ける優しい小学生ローディ(^^♪

胸を借りるつもりで行けるところまで食らいつく!がテーマ

ナベさん、ゴローちゃん、チビ太大人気

ライバルたちは本格的だ。ビビるチビ太①
周りのメンバーがすごすぎてビビるチビ太② 

6年生のなかに放り込まれる3年生カワイソス。小学生チャンピオンはローリングスタートなしの号砲ドッカンスプリントなのですが、チビ太が平和ボケしていて一周先導付とおもっていたらしい+クリートキャッチミスでスタートから見事なビリッ尻 

スタート直後。既に100m以上離されています、レース終了でしょうか。かなりパニックだったでしょう。一敗地にまみれへこたれてしまうのでしょうか。 

あちゃ~こりゃいかん(沿道で焦る父)

なかなか視界に現れない息子 
やっと来た。すがすがしい最後尾。おーいレース始まってるぞ~

この後、怒涛の脳筋追走劇が始まります!


1/5周 最後尾ですが、Kのんちゃんに追い付いて協力して追い上げ始めます。


2/5周 ほんの少し、6~7位集団との差を詰める。

2/5周 思えば、20年夏にまだロードバイクに乗り始めたときにスクールで一緒に走ったお姉ちゃんですね。あの時はクリートすら知らず雲の上の存在でした。

2/5周 前に追い付いた。7~9位が団子になります。向かい風区間前にでてペースメーク。

3/5周 5位のN本君に近づく。馬力あるな~ 
4/5周 とうとう5位をとらえます。Kのん姐さんを引き連れて5人抜き!

3/5周 持久力には自信がありますもんね。

5/5周 とうとう5位集団!しり上がりに調子をあげるのはさすがエンデュランス型。小学3~4年生の集団、みんなで声をかけながらローテも交換していたそうです。大人だなwww 

よく追い付いた!そして脚のあった集団でもローテーション楽しかったそうです。

5位争いのスプリントですが、追い上げに力使いすぎ脚スカスカで不発だったそう。でも頑張ったぞ。Ave 31.05 (低学年クラスだとぶっちぎり優勝タイム、高学年でも3位相当タイム)
今日5位争いした仲間たちも3年生の時の一年前チャンピオンクラスに出ていたみたいです

Kazumaさんにレース後たくさん良い写真を頂きました。ありがとうございます。

まつ毛君❤

モチベーションのあがる絵 


バックストレートでは毎週もがいていました。親父がこんなにマッチを毎周回もやしたら確実に灰になります。

後で過去のレースリザルトを見ていたのですが、今日5位集団で戦ったお友達は、三年生の時にすでにチャンピオンクラスに出場していたみたいです!すげー。ですが、身近に切磋琢磨できるライバルができるっていいな。
ちなみに4年生のお兄さんは昨年4年生の秋に千葉から直江津まで320km、一日で走り切ってるらしい!!こちらも俄然ロングライドできそうな気がしてきました(笑)

仙人と一緒に行くか・・・

さて、この後は誰も読まない親父レースレポート
特に今回は一周目のバックストレートでサイコンを落としてしまい、データが無いので定性的レポートになります。

💩 💩 💩 

初めてのコース、もうちょっとやれるかと思いましたが、
攻めるところと休むところのポイントがつかめず、無駄に疲弊して心拍が途中上がりきってしまい惨敗。単純なコースですが攻略のポイントが多々ありそうです。しっかり研究して次戦はしっかりメインに残れるようにしよう。


これは派手に集団から落伍した終盤一人旅の絵

バックストレートは下りなので休まなければいけないのですが、クランクのラインどりが賢くなく、ここでもがいて毎週疲弊させられてますね。


もう少しエアロを意識して省エネ巡航したほうがええな。

前半は脚のある二人と連携して逃げをうとうとしましたが、肝心の私が守りにはいってローテを回さず、集団に追い付かれてしまった。もう少し声かけもしたほうがよかったな。





レース中盤ペースが上がったところでちょうど後方にいて、インターバルがかかったところで心拍が上がり切り、ちょっとしたギャップを埋めきれず千切れてしまいました。そのあと集団との差が一人でもしばらくはあかなかったので、powerはあったみたい。要は上げ下げに心臓が一瞬耐えられなかった。しっかり反省して次回につなげます。

というか変な順位とっていると家庭内の自転車的順位が下がってくる…
『えぇっ!?おとうさん9位💩?俺高学年と一緒に走って7位だけど』とかマウントされる。
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Boso Grand Prix 🚴家庭内下克上🚴

2020年12月19日 | レース
『かっこういいお父さん』を見せつけるつもりで息子をレースに誘い出したはいいものの、親父は連戦連敗。
インターバルのかかる集団の中で干からびた蛙のような醜態をみせつけるばかり。

かたや初心者の息子はキッズクラスで超攻撃的なレースを展開、どんどん自信をつけていきます。
フランス人の好きなPanacheがあるレース運び、えっ!?ここで攻撃するの?というところから攻めてきます。

今日は攻撃しすぎて失敗しましたが、いいんです、こういうレース運びの繰り返しが後の教訓になる。

さて、おじじレース終了後、肩を落としてパドックに帰ってきた親父を迎えるチビベルデ師匠。

えっ!?おとうさん12位??だっさwwwワロスwwwwwww(以下自粛)

くーっ!

悔しいので良い結果が出るまでしばらく引退せずに頑張ってみようと思いますヨロ。

キッズクラス Under 9は9名のエントリー
今日の作戦は
『スタートと同時にアタック🔥』
『苦しい展開に持ち込む😣』
『とにかく攻撃的に🤛』
『一番苦しんだものが勝つ!🏆』
でしたw

一周目はローリングスタート。先導車が外れてまずは一回目のアタック
424W (13.5W/kg) このアタックはキレキレだった。二人逃げが決まります。

なんですが、ライバルにぴったりマークされていますね。
後ろに目はついていないようで、一周ずっとベタ付きされてしまいました。

はやくも二人逃げが決まりました。楽しそうにアタックしてますね。

うまく回していければいいのですが、先頭交代を促すような狡猾さはレース二戦目の小学三年生に期待するほうが無理筋というもので。

この後ジャンの鳴るなかホームストレートで二回目の300Wアタック、揺さぶりをかけます。


やっと先頭交代しました。この時先頭のライバル君はアタック中で、チラチラ後ろを見ていました。

このままツキイチでスプリントまで温存かな…と思ったらバックストレートで再度300Wで猛然とアタック!(三回目)場内アナウンスも『ここでアタックだ~!』と放送してここは興奮しました。超攻撃的。

で、最後のスプリントなのですが、今回は二週間前の良いスプリントの残像が悪い意味で働いちゃったかな?

追い風なので遠目からスプリント開始、これはいいです。

下ハンでかっちょいいのですが、実は下ハンからギアを重くする練習をしたことがないのです。

そのうえ、相手の出方をうかがってます。登りスプリントならまだ追いつく余地があるのですが、最初の飛び出しが効く平地スプリントでためらいは禁物かも…

相手はたぶん重いギアに変えているはず

チビ太はあれ?あれ~??という感じで引き離されてしまったのだろう。

最後は一馬身差をつけられてしまいました。踏んでいるギア比が全然違うし

残念!ですが何度も攻撃しての二位ですから、本人はやり切ったいい顔をしていました。平地スプリントの練習をしないといけませんね。
次は大磯クリテかな?

キッズクラス Under 9 二位
Distance 2.03km
Average 30.9km/h Max 39.6km/h
Average 164W Max 424W

次の出番はK田さんです、ビギナークラスへエントリー。
生粋のクライマーのK田さんにはきついコース。詳しくはこちらです。
チビ太の愛読ブログでもあります。
なんか美味しい展開だったらしいですね(棒)

おじじの出番は最後になります。エキスパートライトにエントリー。
ライトとはいえ、活きのいい若者もまざる無差別級であります。
二週間前の下総クリテは40代おじじクラスだったので、インターバルはやさしめだったのですが、
無差別級のこの日は果たしてインターバルカチ上げ、周回する拷問メリーゴーランドとなりました。

警戒すべき(放置すべき)はY ProjectのN島くん。

おじじの作戦は『集団で最終局面まで脚をため、スプリントで爆発🔥』

しかし、インターバルのかかるクリテということをすっかり忘れていました。
私の陣取った集団中位はヌクヌクポジションではなく、拷問ポジション。
600W以上のマイクロスプリントは優に20~30回。すっかり脚を削られた中盤に、一周だけ先頭を牽きましたが、先頭楽ですね、ラインを気にしなくてよいし、インターバルは自分次第だし。しかし、先頭を牽き続けるフレッシュな脚は既になく、後方に埋もれてそのあと拷問を受け続けました。
ほんとになんの見せ場もなく、死刑執行を待つだけのクリテをつらいものはありません。早く終わってほしいの一念で集団にしがみ付くのみでした。

スタートしてすぐは、散発的にアタックがかかりますが、この頃はまだみんなフレッシュなので落ち着いて対応。
アタックを繰り返しているのはN島君。何度もアタックをしては吸収を繰り返し、だんだん集団内も嫌気がさしてきます、『うわ、またかよ』的な。
ペースもハイペースなので、インターバルかかる、アタックかかるで休む暇がありません。そんな中、何度目かのN島君のアタックで、小さかった亀裂がだんだん大きな裂け目になり、逃げが決まりました。もう一人ブリッジして、逃げは二名。追走集団は追う意思ありますが、(私を筆頭に)脚を削られた選手が多く、2~3人の固定メンバーで回ります。つまり同じペースでの追いかけっこ、だんだん逃げとの距離が開いて行きました。

逃げが決まってからも、相変わらず集団内はインターバル地獄。ひたすら残り周回数を睨みながら忍従の時間でした。

最終周の第二集団スプリントも、ヘアピンで前走の方がブレーキをかけた影響でいつもの集団後方参加するだけスプリントでした。ま、そんな位置にいるのがいけないんですけど。


優勝はN島君でした。流石です。

まったく見せ場もなくチビ太の出汁にされてしまった一日ですが、やはりレースはいいですね。
来年は小学生も出場できるレースにたくさんエントリーするだろうから、勢い私のレース参戦も増えそうです。
増えるといいな。

Distance 20
Average 290W Max 1169W
おじじにしては良いワットだった


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腹黒スプリンター育成計画(JCRC最終戦下総:チビ太2位 親父5位)

2020年12月06日 | レース
スプリンター・・・すべてが混沌とし、目まぐるしく流れゆくなかで、肉体の極限状態のまま、瞬時に適切な戦術的判断を強いられる動物である。特に、肉体的に恵まれない小柄なスプリンターは、短い時間でしか生かせないその爆発的加速力を最大限に生かすため、狡猾な戦術眼が必須だ。
トップエンドパワー、最高速で引き離すタイプではなく、ゴールライン直前の加速で差し切るタイプの小兵のスプリンターと言えば、

今はCaleb Ewan

そのEwanがアイドル視して育ったRobbie McEwan

一瞬の加速といえば、Bettiniもすごかった

話はもどってチビ太のレースデビュー戦JCRC下総

自分の得意な展開を理解し、それをお膳立てして適格に実行する。そんな真似事が少しできたレースデビュー戦でした。

(一部かなり脚色が入っています^^)

3~4年生クラス。
なんと全員ビンディング
ライバルチームの波状攻撃に負けないようにしましょう。ま、えてして小学生クラスは追いかけっこになるので、集団の展開はないと思いますが。

むっちゃ緊張した顔( ´艸`)

案の定実力者の4年生お兄さんが先導バイクが外れると同時にアタックし、予想しない展開に逃げを許してしまったそうです。

このクラスは二周だけ。まずはライバルお兄さんの脚を削るよう、沿道から激を飛ばします。

とにかく登りではペースアップし、下りでは風除けをつかって楽しろと伝えておきました。


もう次の周でゴールです。
二位争いは一騎打ちになりそうですね。逃げるのか?スプリントに持ち込むのか?

チビ太回想『裏のグラウンドセクションでワザと番手を後ろにした(スプリントで勝つ自信があったから)』(ほんとか?)

下総のこのコーナーはインをつくのが定石ですが、何を考えたかこの後ラインを突然アウトに変えました。


これにより、ライバルは自分のイン側を見やります。
一瞬の死角をついてスプリント開始!
腹黒ェ…


チビ太『ライバルがブラケットポジだったので、勝てると信じた』

この展開、スプリントあるあるですよね!
蓋をしたと思ったら『うわまじか!』

初レースにしてこの老獪さw

肩を並べてスプリント!デビュー戦にしておいしい展開!

差し切れるか??

今度は変速音に気付かれないように背後から忍び寄って差すスプリントを教えよう。

ハンドル投げて勝ちました!(二位ですけど)


3km Ave 31km/hでした

++++++++++++

さて、チビ太師匠は二位。
親父は10年ぶりのJCRCにMクラスおやじ40代15kmの部にエントリー
15km Ave 316W 40.6km/h 20min 175/187bpmでした。
脚はボチボチでしたが、レースの走り方を完全に忘れていましたね。


ペースを上げることには多大に貢献したのですが、最後の局面にセーブすることを忘れていました。終始前目に展開しましたが、最終周アウトからわ~っとペースアップする局面で一瞬躊躇、後方からスプリントすることに。


ここでラインどりを間違えてインがつまってしまい、アウトにラインをとったら遠回り。囲まれてスプリントフィニッシュ。


レース感が全然もどっていませんね。たまにはレースでないとダメ。
でも楽しかったっす。チビ太と一緒にレースに参戦する新たなモチベーションができました。

肩を落としてスタート地点に戻ってくると、
『お父さん、ダメダメだったね!スプリント。選手生活引退おめでとう!』

いえいえ、親子で表彰台、そして「おなじクラス」で出場して負かされるまで選手引退はお待ちを!
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令和初勝利!2019年つくば春の八耐OMクラス

2019年05月03日 | レース

今年も行ってまいりましたGW中の自転車のお祭り+同窓会である筑波八耐。令和年間初のレースとなります。

ここで勝てば数日前の平成最後の勝利に続く令和初勝利となりますが、さてどうなるでしょうか。

正直一位は昨年の実績から見ると厳しく(そもそもチーム練一回しかしていないし)、表彰台乗れれば御の字だと思っていました。

スタートは124番手。ほぼ10年ぶりの第一走者、普通に走っていけば先頭集団に乗れるだろうとタカを括っていたが甘かった。例年であれば一周目のバックストレートあたりで「凪」が入る時間があり、そういったシチュエーションで前に出れば先頭集団に入れると考えていたがこんかいは様相が異なりました。

号砲とともにチームAPEXが全力でTTTを開始、ガツンとあげたらしく?スタートして少しのヘアピンで既に中切れ発生!大きなギャップを足のありそうな三名と回すも、後10mが埋められない。どうせ追いついても心拍が上がり切った状態でまた千切れるかも・・・そんな暗澹した気分で続ける追走劇。

そんな不毛な20対3名の追走劇は長く続かず、心拍数はあっという間にレッドゾーンに。諦めムードが三人に漂ったところでザイコー列車に追い付かれました。木原さんやISOYAのチームメイトも乗っているが、既に心拍が苦しく、この集団からも千切れてしまう最悪の展開。この敗残兵だらけの第三集団で一度息を整えてから、ディーゼルエンジンが暖まるのを待ち追走開始。追い付かないと思っていた第二集団がだんだん近づいてきて、10周回位でやっと追い付く。

ふーぅと安心してザイコーさんのお尻の後ろでヌクヌクしていたら、なんとここで先頭集団にラップされる!

先頭集団どれだけ速いんだよ!と一番列車に飛び乗ると、集団内は全然きつくない。これは意外。というわけで数周先頭集団をこなして一時間でお役ご免。NP295W一時間出しても周回遅れになるという何とも悲しい一回目でした。わがチームはこの時点でクラス二位。

そういえばこの平均44kmで推移していた集団に一人むっちゃはやい女子がいました。おもわず後ろにベタ付きしそうになりましたが良心がとがめたのでヤメ。どうやら優勝したチームのエースさんの様子。速かったわ。

一走目:1:01:43/Ave 44km/274W/173bpm/

このあと我がチームは二走目の大當君も一時間走り、周回を重ねているうちにAPEX列車と乗り合わせることが多くなり、しかもクラス一位二位が同じ集団にいることが判明、高速でラップを刻む先頭のAPEX列車から下車できない展開に!あまりにもツキ位置だと嫌われるのでたまには先頭手伝え!との無線がピットから飛ぶ!その次の周回地平線の向こうから轟きながらホームストレートに現れたのは我らが軽快車モンスター金沢さんだった・・・(笑)

そんなこんなでAPEXが交代すれば交代するというなんともかんともな展開に。そんななかで私の二回目の出番。

どうせ30分だし、最初ゆっくり入ってじわじわ暴れるかーっと思っていた三周目のバックストレートでAPEX列車がピットインコースへ。マジですか!

なんとも消化不良な12分で終わった二走目。しかし、この決断で良かったことが後で判明。

二走目:11:54/Ave 44.4km/301W/178bpm

このあと、同じタイミングでピットから出るAPEX 列車に乗った大當クンが30分以上先頭集団で好走。二位三位チームに差をつける。

中盤の苦しい時間にチームメイトが長時間先頭列車内で踏ん張ってくれ、後続に微妙ながらの差をつけることに成功。ここでクラス一位に出る。

一走目のダメージがなかなかあったためたくさん稼いだ持ち時間をつかって入念にストレッチ。今回はGW突入前の肉離れの反省からストレッチ用のエアマットを持ってきていたので、ひたすらそのうえで柔軟体操をしていました。

まちにまった三走目。この時間になると風も強くなり、選手の疲労も蓄積してくる。かくいう私は休憩もストレッチもばっちり、なんか調子いいかも?とスタートする。

APEXの集団に入るとすぐ、「協力しますか?」的な感じでジェスチャーがあったので「はいはい喜んで!がんがん働きます!」的にローテに加わる。この時集団にいたのはHULKさん=一番強くてゴツイ 麺工房さん=なんの仕事だろw KIMさん=速い強い TAKAさん=ロードキャプテンかな。みなさんジャージの背中にニックネームが書いてあるので分りやすいんだ。APEXと回す集団すごい楽しかったのですが、悲しいかな残り交代数の制限でみなさん早めに刻むらしいです。なんとこの回も6周で終わってしまいました。

三走目:18:37/41.7km/300W/178bpm

というわけで、全然走っていません!足残ってます!状態であっという間にクライマックス、アンカーの時間がやってまいりました。

まずはどの集団に乗るか見定めながら周回に入る。最初は3人くらいで回して、後方に大集団がいるのを確認。足をとめて待つことはせず、結構いいペースで走っていくと、バックストレートの入り口で自分の後ろを見ると大、大、大集団が形成されていた。結局このままこの集団の先頭をひっぱりながらホームストレートへ。次の周も先頭5~7人しかローテしない状態でホームストレートへ。

最初はあまり脚があわず、TTポジションで気持ちよく先頭を引いたら後ろが崩壊することもしばしば。少し時間が経過すると脚がある人が先頭に上がってきて、追い抜いた集団から活きのよい人を拾いながら、やはり先頭を回せるのは5~7人くらい。先頭集団についていくのと、先頭集団を作って整えたりするのはやはりまったく違う。そんななかRaphaジャージをきたS楽さんが一人集団から逃げを打ったりするのを追走して千切れたりするプチアタック合戦を経て、いよいよ残り10分くらい。苦しみよはよ終われ~と、どんなスプリントできるかな?の気持ちは半分半分。いや、出走前に『祝勝会場の焼肉キング予約しといて~』と傲慢発言かましていたので、ここで落車して優勝をフイにするわけにはいかない。そんな安全マージンをとりたい気持ちも頭をよぎる。いろいろなよしなしごとが頭に飛来しては霧消してゆく。

いよいよ残り三周くらいか、集団のペースもあがり、ムードがピリピリしてくる。

こんななかTeam ARIのナベさんが集団の中にいるのが心強い。話しかけられる知り合いがいるだけで気持ちが高まる。ストレートではがんがん強度があがる。

こんななか、どのポジションだと高出力が維持できるのか、意外な発見があるんだよな。そしていよいよグリーンフラッグ(長かったw)いよいよここに来て脚がいっぱいになってきた。バックストレートでがつんとぺースがあがり、スプリントにむけて位置取りが始まるが切れがない。

そもそもそんなにスプリント勝負にこだわってないし的な弱気🐛も顔を出し、安全なアウトでモガモガして終了~。令和初勝利をゲットしました。

37:40/41.1km/285W/173bpm

ゴールしてからは、毎年恒例、今日もサーキット上、ピットレーンで数多くの人に『今年のスーパーマン期待しているよ~』と声をかけられたので、今年はスーパーマン金の鯱バージョンでパレードランを駆け抜けてみました。

というわけで、ろくすっぽチーム練もしていないチームではありましたが、みなさんのおかげで令和年間も勝利でスタートすることができました。

いい時代になりますように!

データで振り返り
担当時間や出走回数など差はありますが、今年はいままでで一番脚を残していた感じがあります。データはそれを物語っていますね。他の選手が疲弊していく中集団活性化させるの楽しかったなぁ(単に中盤休んでいただけともいうが・・・)

2016 293W 260W 250W 242W 225W
2017 297W 258W 261W 259W 253W
2018 229W 263W 263W 238W 225W
2019 274W ― 301W 300W 285W
最終ラップにこれだけ脚が残っているとそりゃ楽しいわw 5人制万歳w

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これってパワハラ?自転車パワハラとは ~加須こいのぼり杯TTTを事例に~

2019年04月29日 | レース

自転車のパワーハラスメントとは
自転車のパワーハラスメントとは、同コース上で周回もしくは往復する競技者に対して、ペダリングパワー・心肺機能・機材・空力上の優位性を背景に、心拍や乳酸除去機能の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えひいては同僚の身体的能力の向上を誘発させる行為をいいます。


ペダリングパワー・心肺機能・機材・空力上の優位性
ペダリングパワー・心肺機能・機材・空力上の優位性…パワーハラスメントという言葉は、キャプテンからチーム員へのいじめ・嫌がらせ・ペースアップなどをさして使われる場合が多いですが、先輩・後輩間や違う脚質間、さらには若いメンバーからベテランメンバーに対して行われるものもあります。「ペダリングパワー・心肺機能・機材・空力上の優位性」には、「脚力上の優劣」に限らず、人間関係や専門知識、経験、財力などの様々な優位性が含まれます。

心拍や乳酸除去機能の適正な範囲
心拍や乳酸除去機能の適正な範囲…競技上の必要な指示や注意・指導を不満に感じたりする場合でも、心拍や乳酸除去機能の適正な範囲で行われている場合には、パワーハラスメントにはあたりません。例えば、上司は自らの職位職能・番手に応じて権限を発揮し、業務上の指揮監督や教育指導を行い、上司としての役割を遂行することが求められます。自転車のパワーハラスメント対策は、そのような上司の適正な指導を妨げるものではなく、各会場で、何が心拍や乳酸除去機能の適正な範囲で、どこまでが苦しくて苦しくないのか、その範囲を明確にする取組を上司と部下が協働で行うことによって、適正な指導をサポートするものでなければなりません。

具体的なパワーハラスメント事案が発生した場合に、それがパワーハラスメントであったかどうか判断をするには、行為が行われた状況等詳細な事実関係を把握し、各会場での共通認識やここに掲載されている裁判例も参考にしながら判断しましょう。

元ねたは厚生労働省のこちらです。
ちなみに先日企業研修でパワハラ研修うけましたが、大体あってます。

あなたの周りにありませんか?こんなパワハラ。
①身体的な攻撃



作業中に圧倒的パウワーで先頭を長時間牽引し、後続の課員に長時間の筋的ストレスを与える。

あの~平地単独で50kmオーバー、つき位置で400W近くでているんですが・・・

②精神的な攻撃

作業中に課員が落伍し二人体制になった際、個人的閾値(以下『F値』)を越え疲労困憊の課員を後続に従えながら作業強度を上げ、落伍しそうになる課員に罵声を浴びせる行為。例『死ぬ気でついて来いゴラァ』←Hメンバー、M館メンバーが経験。




③人間関係からの切り離し

最後続で瀕死の課員が「待ってください~」と懇願しても無視する。問答無用で隊列から切り離す。

↓ 事例



* ツッチー氏はこの日肉離れ明けのニャロメが散々番手飛ばしを要請したため、最後の局面で疲弊してしまったと思われます。こんな絵を紹介してしまい申し訳ございません。ブログ的盛った表現として笑い飛ばしてください。

④過大な要求


課員に非現実的な目標を強制し、それを本気で実現しようとする恫喝。例『去年の優勝タイムアベ46だったから、目標はアベ47ね~。』


⑤過小な要求

電動+ディスク+エアロヘルメットで固めてやる気がある課員にママチャリグランプリへの出場を命令する。

⑥個の侵害

F値や体重、CTLなどについて執拗に問われる。毎日のようにStravaを確認され、練習を逐一記憶し練習内容についていやみを言われる。一部ログをプライベート設定にするとログの不備を追及される。


『おいニャロメ!おまレース前二週間1mmも自転車乗ってないやんけ!!!』

何が業務の適正な範囲を超えているかについては、注力するレースのコースプロフィールやチーム文化の影響を受けるため、各チーム内で認識をそろえ、その範囲を明確にすることが大事です。
*①〜⑥は、パワハラに当たりうる全てを網羅したものではなく、これら以外は問題ないということではありません。

他にも下記例が挙げられます。
■ チームタイムトライアル作業中(以下『作業中』)、隊列を守らない課員に対し罵声を浴びせる行為。例『もっと近づけゴラァ』
■ 作業中に個人的閾値(以下『F値』)を大幅に超えた労働を一定時間行った課員が隊列に戻る際、労わず過度な期待をかける行為。例『スピード落ちたらすぐ代わってね!二人でひくから。』
■ 自らの体調不良を装い、課員の士気低下を招いておきながら、自宅で訓練を日常的におこないそれを隠蔽する行為。例『おれ今年に入ってからぜんぜん練習できていないんだよね~』(不正競争防止法122条31項313号に違反)

動画で学ぶパワハラ
これってパワハラ?
今まであったパワハラを、動画でわかりやすくまとめてみました。

2019年 加須こいのぼり杯 臨時登録TTT 連覇 New!
N西メンバーによるパワハラ


Boso Grand Prix チームタイムトライアル TTT 優勝
ツッチーメンバーによるパワハラ


2018 加須こいのぼり杯 臨時登録TTT 優勝

ツッチーメンバーによるパワハラ

2018 05 01 茂庭っ湖 TTT 3位

N西メンバーによるパワハラ

~以下、順次掲載予定(あくまで予定)~
パワハラで悩んでいる方
パワハラって言われた! 管理職の方
社内でパワハラ発生! 人事担当の方
判例を見てみよう
他の企業はどうしてる?


著作権等問題ございましたらご連絡くださいw

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平成最後の勝利!加須こいのぼり杯TTT臨時登録のクラス連覇~肉離れからの復活

2019年04月28日 | レース

プロローグ

平成と令和をつなぐ十日間の休みの前に、重度の肉離れをおこしていました。4/14のツール・ド・八ヶ岳を境に、仕事が佳境に入り、まったく自転車に乗らないこと一週間。週末の土曜日に両腿ひざのうえに電気がピキッと走りました。あけて日曜日は両親の金婚式。びっこを引きながらレストランへ。しかし、この日はまだかろうじて歩くことができました。月曜日、仕事に向かうと家から100mも歩かないうちに激痛が両腿を襲います。もう歩行すらできません。しばらく停留所のベンチに座り込み、必死になって帰宅。数時間マッサージして再出撃するも、おなじ箇所でまた激痛。結局会社を休んでしまいました。

翌日も変わらない激痛。さすがに連日は休めないので、火曜日と水曜日はストックをもって会社に行きました。松葉杖のほうがよかったかな。

自宅横の兄が院長をする整形外科で理学療法士に診ていただいたところ、筋肉が恐ろしいほど硬直していて、関節も(とくに股関節)がガッチガチ、完全に肉離れです。全治二週間、レースはまぁ自分でよく考えてくださいと言われました。

これはだめだなぁ、連覇を目指してがんばってきた仲間に申し訳ない、しかしこの痛みではまったくつかいもんにならない、と煩悶すること三日間。ストレスで激太り。奇跡的に土曜日朝には痛みがなくなっていたので、再診してもらいます。ここで肉離れの症状は全くなくなっていました。条件つきでレースでてもよいのでは、とGOサインをもらいます。

『やった~♪』と病院からの帰路、スキップしたところ着地衝撃で太ももに激しい痛み再発。

レース当日の日曜日朝4時、試しに二週間ぶりに300W x 1min x 5をやってみたところ、なんとかこなせました。うん、これなら最初の三分間だけでも隊列にはいれるかも?と思い出場を決意。いずれにせよエアロワンピースを会場に届けなければいけないし。

本番

論より証拠、百聞は一見にしかず、まぁちょっと見て下さいなこの乳酸がたまるムービーを笑

ローラーのBGMにはぴったりです(自分専用)

肉離れ明けなので個人TTはDNS

10連休序盤の高速道路はどこへいっても大混雑。TTTスタート30分前に会場に到着。あわただしく受付をすませ、15分の即席アップをして不安いっぱいでスタートラインに付きます。とにかく不安しかない。太ももに違和感がでたら即やめる。とはいえ可能であれば折り返し地点までは列車に貢献したい。そんな思いでスタートラインにつきます。

不安いっぱい

4人目w

ほんと、いまレースが終わって二週間以上たって落ち着いて振り返って書いてますけど、当日は不安99%期待1%しかなかった。『とにかく脚よもってくれ~!』と祈るばかり。

一応ローテには入るが、おそらく番手飛ばしをリクエストするであろうことを伝え、強いツッチーとこの日パワハラモンスターぶりをいかんなく発揮したアキオさんに積極的に牽いて貰う作戦。とにかく私の使命は生き残ること。そして、出し尽くすこと。最後に、「肉離れを再発しないこと」。

スタートと同時にツッチーが全開で50km/hまで上げて、巡航に入る。特に今日はアキオさんが強い。通常は30秒交代だが、48km以上で1分以上牽いていたのではないか。おかげで最弱キャラの私でも後方で足をたくわえることができ、いざ先頭に出されたときも20秒くらいなら400W以上で出番をこなすことができた。昨年からの反省もありレッドゾーンにはいるまで先頭を長く牽かず、また隊列復帰時に脚を使わないようなるべくゆっくり先頭から後方におちることにした。苦しいことは苦しいが、意外と先頭も高速で牽けるし、なんとか食らいついていける。これもアキオさんが先頭長めに、かつ高速域で牽いてくれているからなのだが。

とはいえ折り返しが近づくと心拍が180を越え、ここで今日最初の番手飛ばしリクエスト。どうやら後でデータを見ても、わたし心拍180を越えると番手飛ばしをリクエストする傾向にあるらしい。今後はアップをしっかりせにゃだな。

なんとか折り返し地点が見えてくると、もう気分は大勝利。ここまで生き残っただけでも万々歳。これからはボーナスなので、死ぬ気でついていって死ぬ気で貢献する。なんどか先頭の任務もしっかりこなせたので貢献できていたと思う。とはいえまたしても心拍が180を越え、番手飛ばしをお願いする。ここですこし巡航が落ちたのか、XXなのか、先ほど抜いた某赤いチームに追い抜かされる。

あれれ?違うジャージがまざっている。

イエローカードでしょ。

後半になればなるほどアキオさんの牽きが強烈になっていく。そしてとうとう残り1km、三人そろってゴールすることは絶対ないと思っていたゴール地点の未来館を朦朧とする視界の片隅に捉えた!

CdA 0
忍術尻隠れ!
苦節10年、究極のエアロフォームを手に入れた #パワハラ特等席

ここからアキオさんの鬼牽きがはじまり、付き位置で300-400W出しながら速度はどんどん上がっていき、とうとう巡航は57kmへ。ありえんw

先頭交代の肘鉄が出るが、断固拒否!

そしてゴール前の一番おいしいところだけインスタ映え頂きました~!

GOAL!!!

結果は・・・

優勝!連覇!タイムは去年より大分遅かったけど。

ちなみにこのタイムは実業団登録の部TTTのタイムでも二位のタイムですから胸をはっていいですね。

パワーは313Wでした。これもTTTとして過去最高。アキオさん何Wでていたんだろ。

Stravaによると
13.81km
18:40
平均速度 45.45km
平均パワー 313W
平均心拍数 178bpm

臨時登録
Rank Bib チーム Time Ave
1 2005 竹芝サイクルレーシング パワハラ親父モンスターズ 18:52.640 44.50km/h
2 2008 Forzi:k山梨 19:00.980 44.18km/h
3 2004 SQUADRA CORSE cicli HIDE 19:06.980 43.95km/h

祭りじゃ~!!子供たちをよべ~い!

てなわけで、激動のGWがスタートしたわけです。

平成時代のよい締め括りとなりました!

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Boso Grand Prix チームタイムトライアル 二時間寝坊からの全開走

2018年12月08日 | レース

前回からの続き
集合時間に二時間近く寝坊
周囲を巻き込みながらなんとか開会式直前10分前に会場に到着。
会場に到着すると先着のアキオ氏、石井君氏、ツッチー氏は隊列を組んで綿密に試走中。
なんとか駆け込みで試走のためコースイン。しかしアップもしていない、全開走もできていないので事実上これは試走とはいえない。よくわかったのは裏のセクションがテクニカルで5人だと隊列維持が非常に困難だということ。
開始早々後方、特にコーナー立ち上がりではインターバルがかかり集団後方は地獄の巷と化しそうだ。

すぐに開会式がはじまり、5組目でスタート。少し間があいてだいぶ助かる。だってまだゼッケンもセンサーもつけていないし笑


『遅刻したニャロと巻き込まれたミューラーさんはまだコースを把握していないということで、最初の二周はローテに加わらないで、集団後方に待機ね~』

実はこれが地獄の始まりだった・・・

百聞は一見に如かず。この動画を見れば最初の二周のあまりのひどさがわかります。
号砲と同時の全開走From the Gun、開始はや半周でレース終了の警告赤信号が点滅ですから・・・


まず最初、前の3人は隊列を組み、前走者のラインをトレースしながら車間をつめてイーブンで走りますが(←基本中の基本の基本)、新参者二人はラインがわかっていない恐怖心もありどうしてもラインを一台分はずして前方視界を得ながら(無意識に)走ろうとします。そのためライン乱れ、車間があいてそのたびにスプリントがかかり、後方にいけばいくほどギャップがかかる悪循環が発生します。

開始半周目ではやくも数10m離されたときは


やばいレースがおわってしまう
動画とってるのにここで千切れてたまるか!』と必死になって追走です。かなりポイントを使ってしまいました。


特にバックのテクニカルセクションでは、
前の三人はきれいな隊列でOut-In-Out
後ろの二人はIn-In-Inでコーナーをこなすので、あっという間に引き離されてしまいます。ここは完全に試走不足。ラインがわかりはじめたのが三周目でした(遅)

しかも悪いことは続く。コーナーが連続するため、集団後方の仕事は『必死でくらいつくこと』、つまり休んでいる区間がほっとんどありません。遅れをうめる→足をつかう→休めない→遅れる→遅れをうめるの悪循環が始まり、足が一気に削れます。


というわけでいきなり先頭交代最初のタイミングから番手飛ばしをしてもらうはめに、すいません…

そして最大のピンチは二周目の裏のセクション、必死にこいでいたらいつの間にか下を向いていて、コーナー立ち上がりでコースアウトしそうに。この後100m近く離されて脱落の危機。このときは前方が少し待ってくれて助かりました。


最初のパニックもやっと落ち着いてきた3~4周目、ベテラン監督石井君が絶妙のペースコントロール。やっとペースを把握しだします。ふぅぅぅ。

しかし四周目、ここまでアップも試走もままならない中しっかり前でもローテを回していたミューラー氏がコーナー立ち上がりのひょんなところでラインがクロスしてしまい、その影響で大きな間隔ができてしまい脱落。どうやら最後尾でコーナーを立ち上がったところだったので気づくのが遅れたらしい。この後マイペースで走れていただけに悔やまれる。


そして半周前を走っていたチームを捉える。こうやって写真をみても前走者との間隔が開いている。
加須TTTのときは車間50cmで走れていたのに…


レース中盤。相変わらずオイラのライン取りは下手ですがやっとディーゼルエンジンに火がはいったようで、ペース的には安定してきました。特に新しいヘルメットAeroheadのエアロ効果は良好で、先頭にたって頭を下げると一気にスピードが上がる気がします(当社比)

さて、レースも中盤から終盤へ。4人が3人になり、なんとかきれいにローテがまわり始めたが、ここにきて序盤から全開のアキオさんがお疲れ、そしてやっと惰眠から目覚めた私が瀕死ながら復活、ツッチーは相変わらずの絶好調サイクリング状態、ということでツッチー男一本牽き祭りに方針変更です。後ろは瀕死でしたけど。もう三人なので三人の最大限のペース維持で行くしかありません。ここらへんの阿吽の呼吸がTTTは楽しいですね。

レース終盤はやっと落ち着いて前走者の安定したツッチーの勇姿(というかケツw)を拝しながら、ラインをトレースして、影武者のようにコーナーラインを重ねる、といったイメージに近い走りがやっとできるようになりました。遅いよって。


そして、ゴール!
最後は少し余力を残して。実は余力を残してのTTTは最悪なんですよね、それだけペースメークが下手でチームに貢献できていないということ。反省することしきりです。


実によいチーム名だな!


2018シーズン三勝目!約束の優勝を果たすことができました。
チームメイトの皆様、すいません優勝景品のビワのゼリーと落花生は朝寝坊対応に心魂を傾けたミューラー家奥様に進呈いたしました。

反省するばかりの他力本願成就でした。次回はしっかり貢献できるよう、来年も猪のように走りますのでTTT仲間の皆様におかれましてはよろしくお願いいたします。

15km
Av 41.8km/h 253W 175/182 bpm
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デルガドりそうになりました I nearly Delgadoed. Just.

2018年12月08日 | レース

あなたは、『デルガドりそう』になったことはありますか?

ペドロ・デルガドは、スペイン・セゴビア出身の元自転車競技選手。
1988年のツール・ド・フランス覇者であり、ツール黄金期を支えた屈指のクライマー、アタッカーである。
前年度覇者としてのぞんだ1989年ツールの最初のプロローグにて、スタートに遅刻し2分以上失い、タイトル防衛に失敗した。
(遅刻pediaより)


管理人ニャロメ
(今週は忙しすぎ!徹夜×1、半徹×1、終電×1で完全に睡眠サイクル狂ってる!
なんとか終わったけど全然乗れないし明日レースに出られるだけで御の字。)


前日金曜日のこと
みなさ~ん明日は現地6時集合、8時レースです。寝坊はしないように!(笑顔)
私はいまからお客様と飲み会なので、ビールほどほど、ウーロン茶多目、目覚ましは3種類かけて台所で寝ます!(自信満々)
三浦さん明日朝4時40分待ち合わせよろしくね!


私も自分が主人公の飲み会で明日朝は3時おきです!お互いがんばりましょう!(疑惑の目)






おはよう


おはようございます


おはようっす(二日酔い)


あの・・・一時間たってもニャロメさんこないんですけど。どうすればいいかな。電話番号知らないし。
(三浦さんはスマホもっていないため、待ち合わせ場所近くの公衆電話ボックスから自宅の奥様に電話し叩き起こされた奥様からPCで代理で操作しています)





事故とかではないですよね?


三浦妻です。おきました?事故とかではないですよね?
お~い!!!お~~~~~~い!!!





レース会場つきました(6時)


石井君と合流しました。
ニャロメさん事故かもしれないから、三浦さん待機してもらえますか?
まだ反応ないですか?寝坊ならいいですが・・・


まったく反応ないです。三浦はもう一時間半以上駐車場で待っているらしいです。


画像はイメージではなく、ほぼ現実です。


(起床。驚いて時計を見る。6時20分。レーススタートは8時。)
やばい!デルガドった(汗)
やってもうた~~~!!!!




寝坊です。いまから(遅れてもいいので)行きます。
ごめんなさい!!!!(ジャンピング土下座+叩頭)


おい!


おい!


おい(呆)!!!


絶対優勝せよ!(許さない目)

横浜出発予定4時40分に対し合流後出発は6時40分。
開会式は8時半から。
到着予想は8時。

主人公はこれからアップもなし、試走もなし、なにもなし状態からレースに出場、そこから優勝なんてできるのか?????

つづく


もうレース記事かかなくてよいよね?
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2018 全日本マスターズ選手権タイムトライアル レース編 40代の部 6位

2018年10月28日 | レース

大島マスターズレースレポです。
走っているとき景色を楽しむ余裕はないけれど、なかなかフォトジェニックなコースですね。このコースはただの平坦ではなく、走り方(踏むところ、休むところ、空力、コーナーの攻め方)を考える必要があります。私はただ漫然と走ってしまいましたが・・・
加えて距離も長めの20km以上あるので、分以上の差がつきやすく、実力差を見せ付けられて愕然とします。
まだまだまだまだですね~これだからTTはやめられない。そしてかれこれTTを主戦場にしてから10年経ってしまった。


すげ~~~いい写真!
五月からパッド幅を2cm狭めたので、以前と比べて若干肩幅は狭くなった(当社比)
後はもう少し前傾をとって背中に頭部が完全に隠れるようにしたいので、もう少しハンドルをさげ、ヘルメットも最近の仕様のTTメットにする必要があるかな。
写真は都連のI上さんからいただきました。ありがとうございます。


結果は年代別六位。いいんだか不甲斐ないんだか。
速度もタイムも理想とは隔絶しているのですが、現状だせる力は絞りきったという印象。
データ的には32分319Wとベストに近いので、後は乗り方走り方。(ってここ10年言っているけど。)
仕事が忙しく前の月800kmにすら届かず、高強度な練習もまったくしていなかったのでそんな最低コンディションの中では
『レースをして恥ずかしくない走りをする』という密かに胸にひめた控えめな目標は達成できたかと。


レース一ヶ月前の走りこみ(酷)
このころはどうやったらレースを棄権できるか言い訳ばかりを考えていました。まったく乗れない上にストレスで爆食していた時期。この後忙しいながらも自転車通勤をしながら少しだけスランプから脱出し、直前一回だけ追い込み練をしてから大島入り。

まずは当日朝の車検から


3~4年ぶりのTT車検。ここで大問題が発生!
DHバーのパッドからDHバーの先端までの高さを10cm以内におさえるというUCI規則があるのですが、構造物としては機械式も電動も一緒扱いです。ということは、機械式のレバーは電動より先端部分が2cm長いので、この2cm分だけ抵触してしまいやすいんです。(電動の人たちでスキーベンドのみんなは楽々パス)
私はクリアランス10cmのところ12.5cmでオーバー

これが原文。Articles 1.3.013 and 1.3.023 of the UCI technical regulations
• All types of gear lever (manual, automatic and electronic) shall be measured from their ends (manual gear levers positioned in line with handlebar extensions),
• The height difference between the point of support for the elbows and the highest and lowest points of the handlebar extension (including the gear levers) shall be less than 10 cm in order to guarantee that the forearms are horizontal.

なんとかしてください、と審判に言われますが、なにをどうすればよいのでしょうか。即興でなんとかするしかありません。
バッグの中身を道路に全部ぶちまけてなにかできそうな部品を探します。
ドラえもんの4次元ポケットじゃないんですけどw

ガムテープ、携帯工具、予備チューブ、タイラップ、ゴジラのマスク、レゴ、孫悟空のツナギ、靴下・・・使えねぇ。

イヤマテ!ここで閃いた!!!!



臭い靴下座布団大作戦www
パッドの高さを2cmあげるか、DHバーの先端を2cm下げるか(←工具がない中非現実的)どちらかできればよいわけで、DHバーとパッドの間に靴下をはさんで下駄を履かせる天才的アイデア。

結果、すこしアップライトなポジションでぶっつけ本番することに。アップライトはパワーがでやすいらしいので、猪走りをしますか。


全日本チャンピオンシップらしくスタート台から発射します。

段差を右折すると海に向かって突っ込んでゆく、景色の良い海沿いの下り基調。ここは調子良いと勘違いして踏んでしまう要注意区間なんだそう。とにかく筋肉を使って踏まず、体幹全体で踏む意識を持って(三浦さんのアドバイス)。30分を越える地獄なので、ここでいきなり全開には上げず、全開のギリギリ直下で苦しむ。チラッとメータを見るとAv 324W とか。これ以上あげないよう、かつ下げないよう。赤禿へのアプローチは平坦の勢いをそのままいかして省エネ登坂、しかしこの走り方が今回のレースでは良くなかったです (後述)

ノロノロとピークを過ぎる所で早くも30秒前の走者をパス。高速ワインディングをこなして折り返し前の区間に差し掛かると前走者達との秒差が気になる・・・どうやら上位五人(マサヒフさん、ヤマケンさん、武末さん、アキオさん)とは順調に15秒~30秒差をつけられているみたい。ここに輪をかけて、背後から、1分後にスタートしたはずの前年度覇者佐藤さんのグヮングヮン唸るディスク音が!えっ嘘でしょ!一分の差を5kmでつめられた...


折り返しはスムーズに、まだ3/4残していることと、すでにminute manに抜かされモチベーションが落ち気味....いやいやそんなことは全くなく、ここら辺から数多くのTT呪文、念仏を脳内で唱えて長丁場にメンタルを備えます。とにかくこの30分の地獄を前向きに楽しまないと。


あと3/4
このポイントはカメラマンがいるのわかっているのでお腹を凹める。(超大事)

南行きコースだと赤禿は短いが急な坂になる。ギア選択に迷う所。28Tであればアウターで押し切れるが、今日は11-23Tだったため迷いなく(チェーン落ちにびびりつつ)インナーへ。どっちにころがっても重量級なので坂は遅いのだが、後述のようにここで決定的差が生まれるらしい。


一周目を終える。地獄が続くが、当初危惧していたほどの地獄ではなく、ある程度制御された地獄。心拍の平均も175。
This is fun!
This is fun!
ビール!
チューハイ!
日本酒!
と脳内ではレースが終わって楽しいことをしている自分を想像して、涎をたらし高速巡航、体幹つかって踏み込む。
二周目の北行折り返し手前でもう一人前走者を抜いて、最後の南行きは追い風にのって高速巡航でさらに苦しむ。最後になってMax 58kmでているのでここでやっと目覚めた感じ(おそ)


ゴール!出し切りました。

ゴールするとチビ太がカメラもっておとうさんの友達とキャッキャ遊んでいました。






だから尻の接写はやめろと

データはこんな感じです。
20.7km 32:39
Av 38.6km/h
Av 319W
174/181 bpm
97 rpm

パワーの割にはぜんぜん速度に反映されていないので、上位入賞者と区間の走りを比較してみました。
やはり登りや攻めるところ、休むところに大いに改善の余地があると思います。まぁそもそも練習量が違うので対抗する土俵にすらのっていない、というのはさておき。

テーマとしては
① おきなわを目指している人と同じレベルで登坂すること(今より5~7kgの減量が必要。ちなみにレース当日ベスト+5kg) ←毎年言ってて有言不実行
② 登りは踏んで下りはエアロで休むこと
③ 平坦の巡航スピードの向上は、空力の改善で実現すること←亀の歩み

参考:
6位の私
最初の平坦、赤禿山頂まで
Max 48.2 Min 21.2km/h
369W 170bpm
赤禿山頂から折り返しまで
Max 53 km/h
299W 174 bpm 
南行 赤禿アプローチ
Max 43.2 Min 16.9km/h
324W 174 bpm 
ゴール前平坦
Max 55 Min 42km/h
298W 174 bpm

某F氏
最初の平坦、赤禿山頂まで
Max 51.8 Min 28.1km/h
306W 157bpm
赤禿山頂から折り返しまで
Max 54 km/h
244W 163 bpm 
南行 赤禿アプローチ
Max 48.2 Min 25km/h
336W 165 bpm ゴール前平坦
Max 57 Min 45km/h
248W 162 bpm

某N氏
最初の平坦、赤禿山頂まで
Max 47.5 Min 23.4km/h
赤禿山頂から折り返しまで
Max 50 km/h
南行 赤禿アプローチ
Max 42.8 Min 19.1km/h
336W 165 bpm ゴール前平坦
Max 56 Min 44km/h


レースの分析や次回へのアクションもいいんですが、こういったすばらしい大会でがんばる同年代のみなさんに刺激をもらえるのは本当にすばらしいですね。
Vivaパワハラおやじ
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2018 全日本マスターズ選手権タイムトライアル 大島漫遊編

2018年10月28日 | レース

ハロウィンの週末、全日本マスターズがゴジランドで行われました。
今年後半唯一のレースです。(富士チャレは激務のためDNS)
このエントリーは『大島いいとこレースにおいで』という記事です。レース編は別途。


このために数年ぶりに選手登録をしました。全日本という響きに奮い立ちますね~昨年からずっと出場したかったレースです。
チームメイトのえっちゃぶさんが今年のポスターボーイとなっていて、うらやましい限り。

多くの選手は金曜夜の夜行フェリーに乗り前日入りしていたようですが、我々はジェット船で前日入りすることにしました。奥様国内出張につきチビ太同伴です。


チーム名の由来の地でもある竹芝客船ターミナル、初めて来ました。
ミューラーさんとAKOさんのパワハラおじいさん&おじさんコンビ


大島は伊豆稲取の対岸あたりにあるので、もし陸地であれば東京から160kmはあろうかと思います。ジェット船は時速70km近くで飛ばすので2時間ちょいで着いてしまいます。お手軽ですね。


船内原則シートベルト着用(飛行機と同じ)なので、ビール缶片手に船内探索ができない(酒盛りができない)のが欠点ですが。
宴会したいひとはさるびあ丸(客船)を使いましょう。ジェット船の宴会時間制限は2時間、客船の制限時間は6時間だそう。

この日は台風接近の余波もあり、海は荒れジェット船は良く揺れました。時々「クジラにぶつかった?」と思うくらいの衝撃がありました。ただの高波でしょうが。
少し遅れ気味で大島に到着。この日は三原山登山なぞはせず、試走して前日のライダーズミーティングに集中することにします。


ライダーズミーティング(笑)
これは前日深夜の飲んだくれ親父3人と不良七歳児
ワインと鬼殺しとビールと焼酎と〆のカップラw
三浦さん・・w
この日のために禁酒していたと思われるアキオさん意思弱いw


泊ったのはホテル白岩。一言でいうと、「ザ・昭和」なホテル。いろいろ指摘点はございますが、温泉あるし、ごはん美味しいし(これはポイント高い)、昭和なホテルだと割り切ることができればありだと思います。交通の便の悪い大島において送迎バスがあるというのも大きい。


大島に来て一堂3人が口にしていたのは

『島には独特の雰囲気が流れている』
『レースしかやることないうえ、時間がたくさんあるからゆったりリラックスできる』
『泥棒がものを盗もうにも交通手段が船しかないから安全だ。盗まれたら港で待ち構えればいいじゃね?』

・・・でした。こんなゆったりとした雰囲気を満喫するパワーモンスターおじさん軍団ののんびり加減がチビ太にも伝染ったのか、チビ太も大分リラックスしていました。

ヒルクライム会場にいるますらおさんを探しにちょこっと出かけた後、昼食を食べてから試走しにいこう、という話に。


ますらおさんおススメの寿し光に行くと、お土産コーナーがゴジラだらけ。ここでゴジラマニアのチビ太のテンションが爆謄。なぜ大島=ゴジラかというと
① そもそもゴジラ第1作目でゴジラが登場した島のモデルが伊豆七島である(確か)
② ゴジラを三原山の火山火口に落として撃退した映画がある(確か)
③ その映画の数年後実際に三原山噴火、全島民避難の祟りにあう。
④ その噴火後、火口付近にゴジラのかたちそっくりの溶岩『ゴジラ岩』ができる。


ゴジラ岩は登山した後の山頂火口付近にあるらしいので、われわれはレース会場近くのゴジラ像でお茶を濁す。それにしてもこの像がレース会場にあるという偶然もすごい。


ちなみにこれが火口のゴジラ岩。

これらのゴジラとの縁もあって、大島名物島唐辛子の辛味をかけた名物料理がいろいろ考案されているわけですね。お土産店でもゴジランド関連グッズは一定の存在感を示しておりました。










大島名物島唐辛子の辛味をかけた名物料理
お土産にしてもチビ太食えないので結局買わず。


女将さんのTシャツもゴジラ


大島元町港の近くの寿し光、美味しかったので二日連続で行っちゃいました。
この笑顔wwww








初日は焼き魚(金目鯛)二日目は握り定食でした。チビ太は天ぷら定食とエビフライ定食大人一人前を軽く平らげるので食費が大変です。

昼食後、少しお休みしてから試走へ。土曜日は強風が吹いていてDHバーもてないくらいの横風でした。


これは、火山博物館にあったジオラマですが、これがわかりやすい。真ん中にある起伏が「赤禿」ここの登りがポイントです。片側はだらだら坂、反対側は急坂なのです。

コースのポイント:二箇所ある登りがきついのと、高速で駆け抜けるワインディング区間がテクニカルな印象。一直線の平坦をひたすらDHバーに上体を沈めて一心に踏むような区間はそんなに長くない。



景色は最高、海のエメラルド色につっこんでいくような開放感


そして途中なぜか先週一緒に八ヶ岳に上ったつんつん姐さんに遭遇
この遭遇率は奥様に疑われるレベル


30代優勝候補の加納さんに会いました。土曜日は風が強くて翌日が不安になるレベルでした。

晩御飯前に宿の温泉に入ってさっぱり。この日から左ひざがジャンパー膝気味にしくしく痛み出したので、翌朝も入りましたよ。
夕食は椿油をつかった串揚げてんぷら選手権。自分で大好物のてんぷらを料理できると知り、チビ太大興奮。自宅にほしいな。




ここでも大人一人前ぺろり。


さて、明日のレースはどうなるのでしょうか。
漫遊している場合じゃありませんよ。
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<加須こいのぼり杯>レースレポート編 未登録クラスITT 7位、未登録TTT優勝

2018年05月10日 | レース

5月6日、一年に一回の自転車体力測定、加須こいのぼり杯(埼玉TT)でした。
子供が生まれた年の前後を除くと、ほぼ毎年参加しております。ガチのクロノマンが集う場所でもあり、毎年ここでみなさんとご挨拶できるのも楽しみの一つ。

体力測定ですので、例年のタイムとの比較およびフォームのチェックは欠かせません。その上でよい結果がついてくれば尚更。

結果から申しますと、
個人TT…×
チームTT…◎ (戦術的勝利)

個人TTは例年通り惨憺たる結果。今思いだしても暗鬱とするダメダメっぷりでした。一通りのトレーニングでは加齢に抗えない。抜本的見直し必要。具体的にはしっかり第三者にみてもらって空力を改善すること。そして補強を取り入れこの競技に必要な体感と筋肉をつけること。来年にむけて詰めていくぞう。
一方、チーム戦術の研究と練習を重ねに重ねたチームTTはパワハラ上司のいじめに耐え抜き、火事場のクソ力を発揮して生存した結果考えられない好タイムをたたきだしTTT未登録の部で優勝!TTTのタイムは実業団登録の部換算でも5位相当と異次元の世界でした。そして10年来の夢である表彰台のてっぺんにチビ太を乗せることに大成功!おとうさんすごいぞ原体験を刷り込み、家庭での父の威厳をかろうじてたもったのでありました(笑)

まずは、今までの体力測定の復習をしておきますか。

2009年(初参加)
ITT 10km 15:10 Av 39.48km 29/69位 未登録Bクラス GIANT FCR

2010年
ITT 10km Av 37.63km 38位 未登録Bクラス GIANT FCR

2011年
ITT 20km 30:4 Av 39.93km
37位 登録者上級
TTTアキオさんと二人(チーム餃子二人前) 20km Av 42.3km GIANT FCR

2012年
ITT 20km Av 41.1km ?位 登録者上級
TTT アキオ+石井君+ニャロメ 20km Av 44.1km 11位 登録者上級 Canyon Speedmax AL

2014年
ITT DNS
TTT アキオ+ノリック+ニャロメ 20km Av 43.9km 10位 登録者上級 Canyon Speedmax AL

2016年
ITT 10km 15:18 Av 39.2km ?位 臨時登録40代
TTT アキオ+ニャロメ 14km Av 42.6km ?位 臨時登録 Canyon Speedmax AL

2017年
ITT 14km 20:21 Av 41.27km 6位 臨時登録40代
TTT アキオ+ますらお+ニャロメ 14km 19:15 Av 43.62km 6位 臨時登録 Canyon Speedmax AL

+++レースレポート+++

東北道の渋滞にやられつつ個人TT出走前の2時間前に到着。バタバタして自転車を準備し、いざウォーミングアップ・・・と行きたい所ですが、チームメイトアキオさんの御子息が発熱のため欠席、つまり子守をしてくれる人がいないという事態(汗)
チビ太が遊ぼう遊ぼうと主張するのでまともにアップができません。まずは加須未来館に移動し、ベースキャンプを設営、待ち合わせ場所を指定してチビ太を放牧します。ラッキーなことにタマキプロご夫妻がちびちゃんと一緒にチームメイトの応援に来ていたので、すこしだけ一緒に遊んでもらえたようです♪




放牧中に、タマキプロご夫妻とバトルをしていたようです。勝ったかな?

結局300W 3分をレース前5分に緊急で終わらせただけ。明らかにアップ不足でスタートラインにあわてて駆けつけました。

スタート
今年は高強度のTTバイクでのローラーを多目にこなし、この日にむけ入念に準備して、個人的にもちょっとは自信があったのですが、
開始数キロでまったく脚が残っていない、力が入らないことが明らかになりました。これはアップが足りなかったのか、それとも三日前のつくばのダメージが残っているのか、どっちにしても言い訳になりますが、折り返しまでの平均が310Wちょうどくらい。去年の猪走りだと折り返しまで330Wだったので、明らかに(ほとんど同じスピードだったので省エネになったとも言えますが)踏めていない。


往路 6.9km 9:52 Av 42.4km/h 311W 178bpm 99rpm (2017 6.9km 10:23 Av 40.3km/h 341W 181bpm 91rpm)
復路 6.9km 10:03 Av 41.4km/h 263W 184bpm 98rpm
あきらかに後半垂れてますね・・・

折り返しからはもう全然パワーもかからず、スピードも乗らず、20分320Wでるはずなのに平均が299Wとか、もうあらゆる面でダメダメでした。

個人TTの途中で
『あれだけTTTで優勝目指して頑張って来たけど、こりゃ無理だ!でも優勝目指しているチームメイトの前で棄権するとも言えないし、どうすっぺ。』
『ツールのアシストみたいに、個人TTはもう残りは流すか』
とか弱気虫が何百匹も脳裏を蠢いていました。

恐らくアップ不足と純粋につくばの疲労が残っていたのかと思います。とはいえ、どちらに十分に対策を施したとしても、よくて順位が数位上がるくらいだったとは思いますが・・・
結果:
個人TT 臨時登録40台7位
13.81km 20:09 Av 41.7km/h 289W 180bpm 98rpm

ふがいない結果に、頭を垂れてS/G地点へ。アキオさんとツッチーさんに絶不調の旨報告して、TTTの作戦見直しを進言します。直前のTTT練習では、ツッチー:アキオ:ニャロメで5: 3: 2ぐらいの時間で牽いていたのですが、今日は5: 4: 1ぐらい、場合によってはローテに参加すらできないかもしれません。個人TTと団体TTの平均速度差は、+2kmぐらいがちょうどよい。しかしこのたびの目標は46+ですから、一気に+5kmですよ奥様。本当に生き残れるんでしょうか・・・しかしTTTで早々に二人旅になってしまうと、全体のタイムを著しく下げてしまうので最後の局面まで最弱ライダーが残っていることが実に大事。
ヒントになるのは2015年?に笹目さん+アキオ+ニャロメで同じく14km Av 46台で優勝したときの経験。あの時も個人TTで他の二人との力量差が明らかだったので、本番で私はとにかく足を引っ張らず最終局面まで生存することにのみ集中し最後の局面で機関車が疲れたところで貢献をするというシナリオだった。あれがもう一回できれば・・・

とにかく『全員が均等にタンクを空にしてフィニッシュラインで出しきって果てる』『「一番速い選手」にあわせる』ことを目標に、
① 目標Av 46。前半44、後半48アベが理想(折り返しで9:11 Av 45.9だったので少し焦った)
② ニャロメは自分の脚によく相談して先頭を牽く時間を決める。ペダル10~20漕ぎくらいで交代可能。時間にすると20秒くらい。決してエゴをだして長時間牽かない。
③ 先頭の速度が下がったらすぐ交代。
④ 隊列の後ろにはいったら大声だす。
⑤ 死ぬ気で頑張って踏みとどまる。最後の局面で絶対最弱ライダーの力が必要になる。
⑥ 残り1㎞からのDeath Pullはツッチー担当(いやほんと死んだw)
⑦ (ここから先は門外不出)




スタートと同時にツッチーがものすごい勢いで飛び出し、5秒で隊列形成。その後も加速を続け、巡航は50kmに。
「おいおいこのペースで20分俺は我慢できるのか・・・」
しかし、TTTにおいて序盤の加速、速度維持はとても大事。あまりスローに入りすぎるのも14kmといった短い距離では問題か。


この後登録のクラスのTTTを見たのだが、優勝したイナーメだけが、S/G地点から200m離れた地点でも明らかに加速を続けていた。他のチームは200m地点では皆腰を下ろし、巡航に入っていたにも関わらずイナーメだけは先頭の中村龍選手だけがダンシングでぐいぐい加速を続け、後続の二人はすでにDHポジションに入っていたのである。あれは圧巻だった。

とにかく入りが速い。スタートして90秒で15秒前にスタートした前のチームをパス。
はやすぎるwwww

ゼッケンが3007とかだったので、前に6チームが出走しているのだが、往路で5チームをパス。
はやすぎるwwww 
景色が後方にものすごい勢いで飛んでゆく

時々先頭交代の番が回ってくるが、エンジンを焦げ付かせないよう、さっさと交代。それでも全体の速度を私の順番でやや落としてしまう。
ツッチーにかわると48~50km、アキオさんの時は46~48km、俺が牽くと43~45km。泣ける。
そんなんで先頭牽いている時より隊列復帰してからの方がパワーが必要。そんなとき10年近く培ってきた隊列復帰テクが活きてくる。
スリップストリームに入ったらアキオさんのリアディレイラ―を必死に睨めつける!睨む!コノヤロー!

老眼と涙目でサイクルコンピュータが全然視認できないが、おそらく目標通りのタイムで折り返し地点が迫ってくる。その手前で二度ほど番手を飛ばして先に行ってもらった。私が先頭にはいって速度を落とすよりは、飛ばした方がスムーズ。しかし、番手飛ばしをする際は、弱い選手が大分手前から飛ばしてくださいの意思を明確に、大声で伝えたほうが良い。そうしないと二人で回す方はせっかく休めると思っているのに心理的につらい。予め二人で牽く側がその回は一回飛ばしが入るとわかっていると、ほんの少し残して隊列復帰できる。これも茂庭で学んだ教訓。遠慮せずにえらそうに番手飛ばしをコールする。

これを繰り返すと二人で回す方は疲弊がはやくなるので、一回番手を飛ばしたら次の回はしっかり先頭交代にはいってみんなの脚を数秒でも休ませるように頑張る。

折り返すと、やや微風の追い風。ツッチーが50km巡航にあげ、さらに異次元の領域に。
ここにきてアキオさんも長時間牽き始める、ただしほんの少し強度を落とし48km巡航。これでいままで機関車として全開走行してきたツッチー、少し休んだそう。
私はというと180台にはいった心拍を横目で見ながら必死で食らいつく。時々先頭交代にも一応加わる。とりあえず残り2㎞までは死んでもちぎれんぞ。

いや、そういえばおれ動画とってるやん?ここで千切れたらブログのねたどうするべ・・・
といった邪念を考えているヒマはなかった。

前方に小さく加須未来館が見え、果てしなく続いた地獄の14kmも後1km。残り1km手前からアキオさんが50km以上で牽引する。そして900mから400mまでツッチーが最後のDeath Pullをはじめ、52㎞までスピードがあがる。もう、ついていければ御の字ですがな・・・
残り350m、ツッチーが先頭を外れた・・・


目の前に広がる久しぶりの広大な空間、一本道。
そしてものすごい風圧


前方に鯉のぼりとゴールラインが見える。
ゴール脇には応援している能勢さんとチビ太の小さな姿が・・・

よし、果てるまで行くぞ~


後ろから『上げろ!上げろ!上げろ!死ぬ気で踏めぇ~~~!』とアキオさんのパワハラ罵声が飛ぶ!
最後の500m Av 50km, 380W 最大心拍191 ・・・
とうに180台にはいっていた心拍でここまで頑張れたのは、パワハラチームメイトがいたからこそ・・・

ゴールラインは本当は「駆け抜ける、踏みぬける」イメージで過ぎなければいけないのですが、あまりの精神状態にゴールライン上で脚をとめてしまいました。これでコンマ秒失ったかも。

しばし放心状態。あとで結果を確認すると、18分2秒で一位!二位とは8秒差くらいだったかな。
登録クラスでも5位に入れる好タイムだけに、大満足の三人でした。おれがもうちょっと貢献できれば15秒くらいは短縮できたかも。


表彰式の前に、待ちぼうけのチビ太と加須うどんで乾杯!


パワハラおじさんすげー!


ちくっとはがんばるとうちゃんの姿を見せられました







自転車競技を始めてからいつかやりたい、憧れのわが子との表彰台、しかも優勝という夢を実現できました。
よかったよかった。二人の機関車にはうどんを何杯おごっても感謝が尽きません。

帰宅後、幾許か「お父さん」へのリスペクトが増した気がしますw

おしまい。

さて、今シーズン後半はどのレースにでましょうかね?




祝杯もすすむ、結婚記念日な週末でした。
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