Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

3世代チビ登山 第44座は夜叉神峠からの南アルプス!

2016年05月23日 | 登山


最年長82歳、最年少4歳。合計年齢200歳で南アルプスのどてっ腹に突撃してまいりました!

前回の鋸山じじ登山から2か月、再び思いつきでチビ登山 feat. じじを提案したところ、父と母(7x歳)が乗っかってきました。
最初は『ロープウェイとかで行ける気楽な登山にしよう』とのことでしたが、幹事が勝手に予定を変え、以下の候補地を選びました。

当日5時台に出発できた場合
1. 快晴なら夜叉神峠
2. ガスってたら入笠山
寝坊したら
3. 電車で三つ峠

当日チビ太は4時50分に起床!天気もよく夜叉神に行くことに。
実家の玄関にじじばばを迎えに行くと、


じじ⇒林野庁の職員のような風体(近所の芝刈りにでも行くのかw)
ばば⇒これからタカシマヤに買い物にでもいくかのようなカジュアルな格好。スニーカー、普段着、ジャケットなし。標高1770mなめとんのか。

私「そんな軽装で山で何かあったらどうする!全部交換!着替えなさい!」
ばば「遭難してもヘリを呼べばいいのよ~。お金はあるし。」
・・・だめだ、こりゃ(いかりや風)

いざとなったらばばを連れて引き返すつもりで、一路山梨へ。

東名高速にのって3時間。南アルプスは遠い。甲府昭和で降りて芦安を通過し、峠をクネクネ登って夜叉人峠登山口へ。
峠道を登っている時点で新緑の鮮やかさと山の静けさに車内から歓声が。夜叉人峠登山口の標高はすでに1380メートル。ちなみに自転車でもここまで行けますので、激坂トレーニングにいかがでしょう?
SPDペダルで登って、登山もくっつけたら最高ですね。


駐車場で車を降りると、森はエゾハルゼミの大合唱。GWにこれを聞きに雲取山に行きましたが、少し早かったみたいですね。今年はここ一週間くらいで蝉が地中から出てきたようです。

エゾハルゼミとは (Wikiより)
小型のセミで、ブナ林などの落葉広葉樹林に生息する。
北海道・本州・四国・九州、日本以外では中国にも分布する。和名に「エゾ」(蝦夷)とあるが、北海道以外にも分布している。日本産のセミとしては北方系で、西日本の分布は標高の高い山地に限られる。北海道では多くの地域で最もメジャーなセミで、最盛期には森林や低山帯で無数の鳴き声が聞かれる。またこのセミは本州以南でいうところのヒグラシのようなセミで、純粋な森林性であるため、市街地で鳴き声が聞かれることは少ない。




車のドアを開けた瞬間、蝉しぐれが聞こえてきて、チビ太と目があってにやり。奴の目が輝いていました。

登山口から1時間のコースタイム。7x歳のばーばの体力を考えると1時間半か。(実際その通りでした)。8x歳のじーじは健脚なので心配はしていない。


登り始めてすぐにエゾハルゼミの抜け殻を発見!


蝉時雨


新緑が本当にまぶしい、カラマツ、ブナ、ミズナラの森林浴。道は急ですのでばーばのペースに合わせて休憩を多めに。それでも急斜面はやはりきつかったみたい(特に下りが)。


登り始めて最初の休憩。ポテチの袋が気圧の変化でパンパン。「ポテチの量が増えたよ~。やった~。」

夜叉神峠への道は1時間近くずっとふかい森の中。これで眺望が開けて南アルプスがガスっていたらどうしよ・・・でもばーばの体力は限界だし・・・
頂上まで15分の標識から後続の3人のとりまとめはじーじに任せ、ダッシュして北岳が見えるか先に確認しにいきました。


そして突然眺望が開け、視線の上に雪屏風が!!!


しばし見とれて立ち尽くす。


塩見岳まで見えた。

ここからまた登山道をダッシュで戻って、後続に「見えるよ~」の吉報を伝令に。


チビトレランの先に見たものは・・・


峠小屋までの最後の一登り。チビ太がばーばの手を引っ張って登ってきました。頼もしい4歳児。


こっから先は、もう形容する言葉がございません。


地上の楽園で、白峰三山を望みながら最高に贅沢なランチ。この山頂は何時間でも長居したかった。


チビ太はこの北岳の圧倒的な山容を見て、今夏の北岳登頂の覚悟を決めたようですw

早い時間に家をでたので、11時半には後ろ髪をひかれつつ下山開始。結構な急坂ですので体重の重い大人は難儀したようです。
1時間ちょうどくらいで下山。その時間には営業を開始している売店に行くと、夜叉神峠の記念バッジが売っていました!即購入。

帰路は早い時間にスタートしたので渋滞しらず・・・のはずでしたがたっぷり中央高速の渋滞にはまって帰宅。運転時間は一日のトータルで8時間くらいでした。疲れた。
横浜に帰ってきてからも全員あの絶景の余韻に浸っておりました。しばらく目をつぶって耳をすますと蝉の鳴き声が聞こえてきそう。

往復6㎞
上昇は522mでした

横浜に帰ってきてからも、関係者から余韻を楽しむ声が「よかったね」「すごかったね」「スパルタだったね」
チビ太じじばば孝行貢献度MAX!

しばらく目をつぶったら蝉しぐれのあの森の音が聞こえてきそうです。よかった。


新緑ヤビツ&半原2

2016年05月21日 | トレーニング
本日の門限は11時半(守れずw)
正月に一時87㎏を指した体重計、最近はやっと78-79kg台を行ったり来たりするようになりました。
ベストまで後4kg、体重が段々落ちてきたのでやっと「ヤビツでも行こうかな。どのくらい落ちているか現状確認しないと。」という気分になってきた。

心理的な進歩w
85kg前後の頃はジャージがパンパンで、恥かしくて夜しか走れなかった。いや違う、確か83kgまではランで減らして3月から乗り始めたんだった。


ま、そんなことはさておき。今日は新緑がまぶしすぎる最高の自転車日和。本当は秦野峠に行きたかったのですが、裏ヤビツでも眼福でした。


で、一年ぶりのヤビツTTはこんなもん。起床時体重79.4kg

35:11
310W
173bpm (183bpm)

この体重だと、タイムがでないのはわかっていたが、出力が戻って来たのは少しだけうれP!
2012年に体重76kg, 307Wで32:05とかの昔の記録が残っていた。モリアンさんと一緒に行った時だ。
加齢による減衰を除けば現実的に狙えるかもしれん。何を目指しているわけでもないですが・・・

20分のPeak Powerも319WだったのでFTPは303Wにしとく。ローラー今の所やらないし、平地の出力はTTの速さに直結しないので、あまりこの数字関係ない。

今日は特にフォームを意識して、苦しいときもきれいなフォームでパワーを出し続けることに。意識はできた。だがパワーはでなかったw。

最後の1kmで神奈中のヤビツ峠行きすし詰めバスに追い抜かれ、追跡をしたりしてゴール。


ゴールスプリントのイメージ図

ゴール後ぜぇぜぇしていると、バスから「あぁ湘南の」MASAさんが降りてきた!


久しぶりですねぇ。昔話と、今日行く稜線の話をしてお別れ。
今年は直江津集合参加したいな。

最後にMASAさんとあったのは、自走土佐&島根だったか?箱根駅伝仮装行列だったか?

この後は裏ヤビツで新緑を楽しみ、半原越えをマイペースでゆっくり登って帰宅・・・の予定でしたが、Team ARIのみなさんが半原を逆から登ってくるらしいので、一番きついところでお出迎え。みなさんとすれ違い様にご挨拶してから、踵を返して追走ヒルクライム、服部さんを追いかけましたが、全然追いつきませんでした。みんな速すぎ。

こんな遊びをしていたら予定時間を30分オーバーして帰宅。

半原をもう一回下っていたらアクタマの高速トレインが。お互い高速でしたがgoroさんと瞬時にご挨拶。
いろいろ出会いがありました。

今日は140km程度でしたが、疲労感は半端ない。途中で全力走を入れると焦げますね。

140.1km
5:50:32
1,948m
234W NP
3,525kJ
24.0km/時
134bpm
3,931kcal

というわけでありまして、明日はお休みします。
はやく利根川TTのレポあげないと・・・

ゆるふわチビ登山(トレラン) 第43座 鎌倉アルプス 天園

2016年05月18日 | 登山

日曜日は家族で鎌倉。初の鎌倉アルプス。ゆるふわでお勧めです。
鎌倉アルプスは一応関東百名山にカウントされているらしい、というわけで第44座。
神社仏閣も多く、神頼みし放題。


お参りが趣味のチビ太にぴったりですな~

雲取山をホームマウンテンとする(!?)チビ太は物足りなくなったようで後半トレランを開始。

以下、写真のキャプションでレポート


北鎌倉駅からスタート


この看板の前で小言を言われました


隣の鎌倉学園がイイ感じ。


建長寺に拝観料を払ってハイキング開始。


家族ハイキングにぴったりのほのぼの感。


かけっこ開始♡


半僧坊までは急な階段


途中、火打ち石を打つような『カチカチ、カチカチ』という小鳥の鳴き声。これはジョウビタキみたいですね。
日本野鳥の会に入ろうかな


天狗も多かった。チビ太は「念仏天狗」の話を思い出したようだ。




一気に展望が開け、ここからは気持ちよい稜線歩き。でも、ちらっと木々の間から住宅地が見える。そのくらい自然と住宅地が密接してるところ。




気もちよいな~!


大平山に到着、隣はゴルフ場w




超レアキャラ、『たねまる』にも遭遇しました(笑)


6.9km
累積高度173m
カロリー696
経過タイム2:51:43


ベビーキャリアとの思い出

2016年05月15日 | 登山


2歳と3カ月~4歳と2カ月までお世話になったベビーキャリア、今日、もう一人の馬力のあるパパの元に旅立って行きます。

前オーナーのMiyukiさんありがとうございました。小野パパ頑張ってねw。4歳になると全備重量が軽く30kg越えるから膝を養生してくださいw

背中のチビ太との取りとめのない会話を楽しみました。山の中でた~くさん話しました。よく昼寝もしてくれました。
新たなパパの背中で頑張ってくれい。頑丈だからまだまだ登れるはず。

登ったお山は30座(雲取山、鍋割山、岩殿山、塔ノ岳、伊予が岳、伊予が岳、富山、景信山縦走、大山、陣馬山~景信山、明神が岳、三の塔、鋸山、鷹取山、金時山、陣馬山~景信山、幕山、三の塔、鋸山、金時山、大福山、犬越峠、三の塔、大野山、岩殿山、三の塔、大楠山、大山、大楠山)

MEC HAPPYTRAILS CHILD CARRIER BACKPACK
カナダのメーカーで、非常に堅牢に作られています。収納容量も大きく、しかもリーズナブル。
懸案の重量は3kg

東京湾一周TT 

2016年05月14日 | トレーニング
土曜日の門限は(一応)12時。
ダイエットもせにゃだし、ロング走りたいなぁと悩む。

『東京湾一周』?
長いこと自転車乗っていますが、そういえばやったことがないなぁと初挑戦。

・・・走り終えて・・・
今まで走った160kmの中で、一番時間が過ぎるのが早かったw
あっという間でした。



今回はマイナス要因少なく、プラス要因が多かった
+千葉県マジック
+追い風マジック
+TTバイクチート
+門限プレッシャー
-爆風向かい風

データ:
Ride Time (Time Moving) 5:34:49
Distance, km 176.27
Av 32.0km/h
146bpm
Av 210W
NP 241W

以下、備忘。
ファストランなので写真とってる暇はない。

午前中縛りだと金谷0920のフェリーに乗れば間に合いそう。
時間を逆算して朝3時45分に横浜をすっぱつ。


築地を通過。
都内は信号が多く、Stop & Goでかなり疲弊。アベレージも全然稼げず、晴海でAv 29台。


晴海で夜明け

湾岸に出てスピードに乗るものの、走りにくい、走れないところ多い、車多い、臭いと早く脱出したいw。


ネズミーランド。最後にここに来たのはミポ練だったよなぁ。サトウさんと走ったw
薄皮アンパン氏って誰だっけ?MASAさんかw



ここから千葉までは本当に走りにくい、しかしスピードは徐々に上がって来た。

そして14号に入ると突然路肩が開け、TTバイクには最適の幹線道路に!
と歓喜したのもつかの間、蘇我~木更津間の16号は工業地帯で景色もなく、交通量も多く、路肩も荒れているのでかなりの修行。
千葉県は信号少ないし修行し放題。かなり忍従を強いられる区間ですが、追い風もあいまって平均速度は上がって行きます。

DHポジションで巡航していると突然路面の突き上げにやられるので前方をしっかり見ながら走らないと危ない区間でもあります。

この区間、流しているつもりでも40kmオーバーだったりしてびっくり。まさに追い風TTバイクマジックですな。

そして時間はあっというまに流れ・・・
(フェリーに遅れるので富津岬は省略)

金谷手前の10㎞はAvをとにかく33に乗せるためにがんばつた。



ここまで135km、Av 33km/h


フェリーは乗船区間で回復できるからいいね。


久里浜からの帰宅TTは向かい風7m!アベレージ27キロ台と相変わらずの向かい風耐性の低さを露呈しました。
向かい風練習しないとな。

帰宅は門限通り12時ジャスト。160キロ以上走っても分単位で門限に間に合わせられるこの不思議な能力に名前をつけたい(笑)

PS: なじみのない区間を走った後でも、Stravaのリーダーボードで知り合いを発見できて面白いね!

帰宅後久しぶりの77kg台。正月から10キロ痩せました。

2016年 加須こいのぼり杯(利根川TT)

2016年05月08日 | レース


一か月前の記録

今年はレース活動お休みしているので、当初は利根川TTも出場の予定はありませんでした。
ほぼ毎年継続して出場しているレースですからに、一度途切れると永遠にこの世界から離れてしまうかも危険性をはらんでいました。

トレーニングの方は、正月に驚異の85kg越え、一度は87kg辺りをさまよっていたと思います。2015年は10月21日を最後に、自転車には乗っていませんでした。
『自転車に乗らないと、物欲から解放されていいですよ~。』

今年の初自転車は2月13日。初TTバイクが3月下旬。そこから徐々に練習量は増えていきましたが、レースに出るような代物ではありませんでした。

そこにAKOキャプテンからの利根川のお誘い。『臨時登録でもいいから出ませんか~?』ありがたい話ですが、不安たっぷりで突貫工事を始めました。約1.5か月の俄か練習で本当に走れるようになるのでしょうか?(そんな甘くはありませんでした。)

さて、セルフエクスキューズはこれくらいにしてレースレポート。

つくば8耐の疲労を抜くために、2日間乗らずに回復に努める。しかし熱を出してねこんでしまう。
今年はGWの最終日にレースが組まれているので、疲労回復が鍵となった。直前の練習ではベスト時よりちょっと悪いくらいのタイムになんとか戻っていたし、臨時登録だし、ぶっつけだからプレッシャーはゼロ。

今年も昨年と同じように往路爆風追い風、風速は10m近いのではないだろうか。昨年はアウター52Tを回しきってしまったが、今年は楕円52T(仮想55T)なのでそのリスクはあまりない。ポジション的にはメタボポジションということで、ステムの角度を10°上向きに戻してある。

個人TT 10km
15:18
Max 58
平均39.2
平均 303W
176 bpm
Max 181 bpm

復路Av31.6と遅すぎる。どんな爆風向かい風が吹いても、34~35は出さないと勝負にならないな。

去年の苦い経験を思い出しても、私は向かい風の処し方が下手くそ。いつも好成績の大会は微風。逆に風が強いとAv 40乗らないことが多い。(ただの貧脚ともいう。)昔TTJの個人14km TTでAv 44出したことあったけど、あれは一体なんだったのだろう(?)


ただでさえ上体がおきているのに、向かい風で苦しくなり空気抵抗を受けまくっているのがよくわかる。


1分後ろにスタートしたホタさんに抜かされた(涙)。この前面投影面積の違いよ。

自分は肩幅があるので、前面投影面積は大きいと思う。今後のテーマとして肩の柔軟性を改善してさらに小さいフォームにする必要があるかもしれない・・・

こうやってポジションや機材によってタイムを少しずつ縮めていく妄想をするのがタイムトライアル競技の沼たる所以。せっかくレースに出られるところまで戻ったので、もう少し往生際の悪さを追及してみようかな。


チームTT 14km
本来は臨時登録の部で表彰台を狙うところですが、ちょーさんが災難にあったため、代役としてそーた君とチビ太を指名。ぶっつけ本番で臨みましたがあっという間に隊列が崩壊しました。


という冗談はさておき。

爆風TTTを二人で回すというがここまで辛いとは・・・(昔一度経験した。)

19:30
Max 53.6
平均42.6
平均 297W
179 bpm
Max 187 bpm
データ的にはもうこれ以上絞り出せませんね。ですが記録は平凡。

キャプテンとの事前の打ち合わせ目標では、
「往路8分30秒」
「往路平均50km」
を目標にしていたので、一応目標は達成。しかし、折り返してからの向かい風TTTでどんどん足を削られ、残り1/4位から心拍が悲鳴を上げます。先頭交代して後ろに下がってもちっとも回復できなくなり、交代で下がるときもペースダウンをお願いする体たらく。

橋を越えてから最後の1km程度の区間はキャプテンに先頭を丸投げしてしまいました。たぶんここで私がペースアップに加勢できていれば入賞はできたであろう。しかし、心拍が180のレッドゾーンに入ってしまっているので、もはや千切れないようにするだけでも精一杯。

そしてとうとう、付き切れ警報が・・・ここでキャプテンが気配を察知。二人TTで二人目千切れたら意味ないからね。

『おいゴラァァァ!ついてこいやぁぁ!』
あの温厚なキャプテンが!罵声w

罵声は効きます。。。突然心拍185からのペースアップ。
恐らく目が覚めたんでしょう。残り1kmのチビ助応援ポイントで少しだけ力をもらって、ゴール。


この写真を見てもわかるように、完全に上半身ヘナッヘナですね。これが練習量ってやつです。

このまま2016年が終わってしまうのは本意ではないので、もうちょっと頑張ってみよう。

11月に埼玉車連が加須こいのぼり杯秋バージョンやるみたいです。ツールド沖縄の日ですね。これを目標にしましょうかね。

2016 筑波春の8耐

2016年05月05日 | レース
つくば8耐にスーパーマン現る


【5/15アップ】

2011年大仏降臨以来の出場。
どのくらい久しぶりかというと、昔はディープリムがレアアイテムだったのに、現在はデフォルトになっている、とか
ISOYAメンバー大杉でどこからどこまで友軍ピットなのかわからない、など。
ただ先頭のメンバーはあまり変わらないし、逆にレベルが上がっているような気がした。某元代表とか某チャンプとか現プロとか…



教訓:GW中のよい練習になります。強烈に疲弊。

チームで回すから2時間程度のレース強度だと思っていたら、
Dist. 184km
4359kj
300W以上 51min
400W以上 28min
1週間以上疲労が抜けませんでした。

個人的には前日までの5日連続練習+チビ登山により疲労蓄積、膝も雲取山下山でやられ、全くフレッシュでない状態。
時間を追うごとにパフォーマンスが低下してアンカーを担当するころには「ただ走るだけ」状態でした。
走りが充実していない分ネタ方面で悪乗りをした次第。
来年は・・・しっかり休んで臨もう。


数日前に、『ニャロメさ~ん、ISOYAのオヤツーチームに欠員が出たので、代わりに出ませんか?』
と打診を受けたのがきっかけ。前日まで山篭りしていたので、バイク配送が間に合わないので、当日は自走輪行で。

T佐社長が腰痛で出場辞退ということ。貴重な機会を頂きありがとうございました。その後腰の調子は快復したでしょうか?

秋葉原5時のつくばエクスプレス始発に乗れば間に合う。というわけで家を3時に出る。
秋葉原への道すがら、全く脚がないことを自覚。つらい1日になりそうだ。
東京都内の巡航で30㎞でない。
秋葉原まで29km Av 22km・・・こりゃだめだ。


早起きできれば筑波エクスプレス輪行いいですよ。ガラガラ+お手頃。


ISOYA大勢力。


オヤツーチームの第4走でコースイン
第一走はかろうじてパワーも出て、集団をコントロールできたのですが、時間をおってパフォーマンス凋落。


アンカーを走るころには先頭に出る脚力は残っていませんでした(泣)

データ:
第一走 18km 41km 293W 175bpm
第二走 21km 40km 260W 173bpm
第三走 21km 38km 250W 169bpm
第四走 18km 38km 242W 163bpm
アンカー 27km 37km 225W 157bpm

酷過ぎる収穫逓減の法則。

見せ場がまったくない筑波8耐だったなぁ・・・
とパレードラップで反省しながら、ふと思ったわけです。


\  __  /
_ (m) _  ピコーン
   |ミ|    ひらめいた
/ `´  \  スーパーマン!
  ( ゜∀゜)
 ノヽノ |
  
集団から孤立していますね。

来年はしっかり走った上でスーパーマンしよう!

エクストリームチビ登山 第42座 雲取山 岳友現る!

2016年05月02日 | 登山



『チチブーチチブーチチブー』とヒガラのさえずる奥秩父雲取山。

百名山チビ登山に行って参りました。雲取山は4歳9ヶ月にして3回目、夏、秋と登って今回は春山登山。繁殖期を迎えた小鳥の大合唱、眩しすぎる新緑、稜線に出れば標高1700m以上の天空のお散歩、山全体の生命の息吹きを感じられる大満足の二日間でした。

参加メンバーはチビ太親子、うえだっち親子、鮎太郎さん、そして林道太郎さんの六名。特にチビ登山の岳友(←いい言葉だね)であるそーま兄(五歳)は今までの獲得標高最高500mを一気に三倍近く更新する、素晴らしい頑張りでした。何度登っても子供たちの努力に涙腺崩壊です。

uedacci親子のヤマレコ記事はこちら

朝九時から夕方五時まで延々と山を歩いて7時間、14キロ、約1500メートル上昇。

二日間のトータルは:
移動時間 11:14:55
移動距離 23.49 km
平均心拍 91
獲得標高 1,974m
・・でした

登山口から堂所までは森の中を緩やかに登る。途中貴重な一人静の群生を見つけて喜んだり、ヒガラやツツドリのさえずりをリアルに聞いて大喜び。


小袖乗り越えに駐車して登り始めます


緩やかな登り道は(長いけど)チビ登山にはぴったり。


祠を前に、登山の安全を祈念します。


ハイカーに教えてもらわなかったら気付かなかった、一人静の群生


眉掃草とも言います。かわいいね。



エゾハルゼミはまだ鳴き始めていませんでした。小鳥や花にに詳しくなると登山は更に奥深くなるね!


標高1500m近くでは山ツツジも満開でした。




まだまだ水場の手前。この先は長い。


水場についた。山のお水は美味しいね。


二回目の休憩。30分置き。




鹿を叱る




巻道はほんと長い

雲取山登山で一番大変なのは中盤戦、堂所~マムシ岩~巻き道~ブナ坂。しかしちびっこギャングは百近くある小鳥小屋探しと競り合いに夢中(笑)、ややもすると単調なこの区間を何とかクリア、約束の2時半前にブナ坂到着、ここで鷹ノ巣山コースという変態ルートで大回りしてきた林道太郎と合流。


暖かい味噌汁を二人分飲んで元気を取り戻す

二人ともキャッキャ言いながら気持ちのよい稜線を歩いて行きます。雲取山登山のハイライトは正にブナ坂からの稜線歩き、泣き言ひとつなく楽しそうに登っていきます、休憩は多目ですが。


前方にダンシングツリーが見えてきた


倒木を拾って『どっしんモンスター』と命名。どっしーんどっしーんいいながら歩いていました(意味不明)


『どっしんモンスター』と別れづらかったらしく、横浜の自宅まで持って帰る羽目に。捨てようとしたら無茶苦茶怒られた。



小雲取山が近づくと次々に惚れ惚れするような急登が登場しますが、ゴールが近いという期待感を煽って騙す騙す。


小雲取山直下


子供は急登こそ軽い体重を生かして登って行く


親子二人だと絶対泣き言言っていますが、今回は男だらけの登山、男子はこういうところで鍛えられるのですねw


実に頼もしい


山頂が近付くと、勝手知ったるチビ太がうえだっちさんのガイド役に




岳友と手を携えて。かわいいね。



だいぶ時間が押して四時になってしまいましたが、雲取山2016?mに到着!うえだっちパパは子供の頑張りにウルってましたw


そしてまさか、三角点までダッシュするとはね、日頃の坂道ダッシュとはわけが違う。


やりました~!ってそれは指揮者の棒かね。






最大級にイイ子♪イイ子♪


拍手の中ゴールw

このあとは30分下って赤い屋根が見えたら勝手知ったる雲取山荘、すっかり顔馴染み常連客のチビ太は館内を縦横無尽に走り回っておりました。


おれの宿w


山荘についたら何故か宇宙服に着替えているし


大人一人前を平らげ








星空と夜景を堪能して夜消灯は8時、三秒で就寝(笑)


GW中の大混雑を覚悟していましたが、翌日平日とあって相部屋を回避できました。来年もGW中の平日狙いだな。

翌日は晴天!


雲取山荘は行くと必ず年賀状を送っていただけるのです。今年は何通頂けるかな?


バイカオウレン


雲取山荘からの登り返し。前回は氷点下近かったけど。


前日とは打って変わり、富士山も見えました


空が広いな~






何度来ても飽きないや








さあ、後は下りですよ


ママに電話したいけど、まだ起きてないよね


極上の稜線歩きを楽しむ


傍らに、富士山




雲取山登山のハイライト


親バカ二人が、子供達の足をとめて写真をとってばかりいるので、次第に子供達が写真嫌いになりはじめました。特にソーマ兄さんw




下りは巻道をまかず、七つ石山に登り返して昼ごはんにします、急登りで少し後悔


この山のおかげで二日間の獲得標高は2000mに


ソーマ兄さんの口癖『はーいはい』がこの二日間でチビ太に伝染りましたw。『ハイは一回でイイだろぉぉぉぉ!』


ふりかえると雲取山が


たどって来た道を眺めながら食べるお弁当は美味しいね


七つ石だけあって奇岩が多い


七つ石小屋前の水場にて


七つ石小屋の運営に関して、なんかモニョモニョあったらしいですね。村営になって再出発とか。


下りとはいえ5時間半の長丁場。体重の重い大人は膝を完全に破壊されてしまいました。


新緑に癒されながら


祠にもどってきました。旅の安全に感謝


最後の休憩は通称『幽霊小屋』で




やっと下山。本当に長い長い長い長いコースです。

大変よく頑張りました。



この思い出は宝物です。