Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

GIRO新型エアロヘルメット どこよりも速いインプレ!

2014年06月29日 | インプレ
何やら、Tour de Franceチャンピオンに利用される、新しいGIROのヘルメットがあるそうです。


最近流行の、ロード用エアロヘルメット。下を向いてTTするときには更に効果を発揮します。
UCIの規則によりバイザーをつけることはできません。また、エアベントの形状により、サングラスをさすこともできませんが、空力を愚直に追求してこうなったのでしょう。

真夏の着用はお勧めできません。巡航が35km/hくらいでないと、ベンチレーション効果による冷却が働きません。
今日のように30度を超える猛暑では、ヘルメットを道路わきに捨ておきたくなります。昔、90年代のヘルメット黎明期、登りではだれもヘルメットをしていなかった。ヘルメットを着用していたとしても最後の登りでは脱いでしまう、その理由がわかりました。
この形状のヘルメットは、本当に熱がこもるんです。
気温は25度まででしょうね。

つけていると、頭の角度による風切り音の違いがあり、巡航速度も2kmほど向上(するらしいですが、鈍感な自分にはさっぱりわかりませんでした。)

とにかく、キノコ。とにかく、ダサい。
そして、このダサさがクールです。



え?

Air Attackではありません。

Giro Reverb Z Team Replicaです。
わかる人には、わかる、あのZチームカラーです。
Lemondのフレームにのり、Zチームジャージを保有するこの私が、これを見逃すわけがありません。
去年の販売らしいですが、全然しりませんでした。さっそくBEX ISOYA経由で注文していただきました。


だっせ~


ヘルメット単品ではなく、Zチームジャージと合わせる必要がありますね。


読者モデルのチビ太曰く「前傾をとると確かに風切り音がしなくなりましゅ」


バーテープとブラケットは白にしなくちゃダメでしょ~


やらされ感一杯ですな。


Tour de Dupontだそうです。これだったら、ほとんど機材的には同等のものが組めるぞw


漫画「シャカリキ」世代のヘルメットだよね~
このヘルメットをかぶって街の中をポタリングを流して、「うわっ!だせっ!」と勝負を挑んできた若者を返り討ちにするのが次の目標です。


それにしても、暑かったわ・・・(爆笑)

+++
あ、練習のことね。

日曜日は雨の合間を利用して、V坂往復してきました。


道に迷ったあげく、集合場所手前でパンク。着いたころには竹芝V坂練は終了していました。
まぁ、仮に合流したとしても、1ナノ秒で瞬殺されていたでしょうが。


復帰への道は遠い。
この半年で腹筋を中心に体幹を鍛えてきたので、昔よりもダンシングできる時間が長くなった。今日はダンシング多めで。
体重重いからタイムには直結しませんが、気持ちよく登れました。

71.5km

L4ばっかりやっていると自転車嫌いになるので、久しぶりに外をはしることができてよかった。


よいリフレッシュになりました。また明日から仕事頑張りましょう。
そうそう、2年ぶりに体重が75kg台に入りました。

L4と貧血

2014年06月26日 | トレーニング
先週の水曜日から、毎日のようにL4をやっておりました。
果たして、L4ばかりで強くなるのか、という議論はさておき。
日曜日夜も、月曜日も・・・そして水曜日も

June 22 Sun
20min
305W
164bpm

June 23 Mon
20min
304W
162 bpm

そして、火曜日日中。雨が降り続いている低気圧なのか、妙にだるい。立ちくらみがする。
むしょうにレバーが食べたい。
オーバートレーニングというには恥ずかしいほどの練習量ですが、体が休みたがっているのかもしれません。
心拍数をとってみると、57。いつも安静時心拍45-50の私にとっては、かなり高い。火曜日の夜は休足日にすることにいたしました。


そう、火曜日は母の誕生日なのでした。チビ太が誕生日をのっとります。

ビールを7時台に飲んでしまったこともあり、8時台に先取り就寝。10時間睡眠を取りました。
翌日の起床時心拍は45。戻っていました。

というわけで水曜日夜。しっかり休みをいれて超回復、またしても20min L4一本勝負を致します。
そして、復帰後ベストがでました~!


June 25 Wed
20min
311W
162 bpm

やはり、休息は大切。いつもはたれる中盤以降もしっかり足にかかり、最後の5分はAve 337Wでした。
というか最後の5分はメーター見ませんでした。

やはり、おじさんには休息、回復、家族の団欒が必要です ^^)v

第一回ちびツーリング 鷹取山ハイキング 驚異の3.5時間 4W/kg

2014年06月22日 | 登山
4W/kg
Ride Time (Time Moving) 3:46:52

またしても、個人記録を樹立しました!!!
驚異のパワーウェイトレシオです。


Ride Time (Time Moving) 3:46:52
Distance, km 6.35
Work, kJ 872
Average Power, Watts 64
Average Power, W/kg 0.8
Average Heart Rate 76
Max Speed, 8.1
Gained, m 388.00

昨日は大人5人、5歳、2歳、0歳児で三浦半島は鷹取山へハイキング。
なぜこのような大記録が出たのでしょうか?


全行程の内、90%は(少なくとも登りの大半は)自分の脚で登りました。
ベビーキャリアの出番なし!抱っこ紐にすればよかったw

ということは・・・

平均出力/体重=パワーウェイトレシオ
64W/16kg=4W/kg

すげー!!??
すでに追い抜かれました・・・

++++++


京浜急行で逗子を目指します。金沢八景で乗り換え。
後ろから、「ニャロメ・・・さん??」


なんと、tictacさんにばったり!これからオープンウォータースイム練だそうです。
奇遇ですね~。tictacさんは川越JCRCや、沖縄140の戦友であります。


神武寺駅で降りて、ハイキングコースに入ります。標高139mの低山。チビ登山デビューにはぴったり。


ちびぞう姉さんと手をつないで、ホイホイ煽てられて歩いて行くチビ太。


難所もジャングルジム感覚なのかな?父の心配をよそにどんどん登っていきます。


登るなぁ


いつの間に登れる体になったんだ?

中間地点に神武寺があり、ここで休憩します。


「かさこ地蔵」の絵本が大好きなので、実物、しかも笠をかぶっているお地蔵さまと対面して感動するチビ太。
「お地蔵さまにありがとうしなくちゃ!」


深々と・・・


ここまでベビーキャリアに乗ろうとする気配を一切見せません。
どうやら大勢と一緒に登れるので、楽しくて仕方ないようです。
途中道が険しい区間で乗せたところ、「降りる~!歩くぅ~!」と大泣きされました。


難所もこの通り。大勢のアシストを受けながら、冒険感覚で突破。
みなさんありがとう。


鎖場だって独りでいけるんだよ~


大きな遊園地!
途中で疲れて「足が痛いの~」とストライキすることが多くなりますが、
次の瞬間
「あ!蟻ん子さん!」
「あ!だんごむしだw」
と気分転換してあっという間に歩きだします。

いい刺激を受けているんだろうな~!


「やっほー!」
「うるさ~い!」


到着しました。標高の割には全長の長いコースなので、楽しめます。


頂上は石切り場後になっていて、ロッククライミングのメッカです。展望台でお昼ご飯を食べました。


こんな面白い山があるなんて知りませんでした。


どうやらロッククライミングにたいする適性はないみたいです。


追浜駅に降りるには、住宅街の中を降りて行きます。


追浜駅前の中華料理で、お昼御飯。お父さんたちは、ビールをあおって上機嫌。
何せ人身事故で京浜急行が止まっています。急いでも電車動いていないし。


追浜駅では1時間近く待ちましたが、全く苦になりませんでした。
写真はワンゲル部の新入生。


京浜急行が金沢八景より北止まっていたので、振替輸送でシーサイドラインへ。
前から乗りたかった海の上をはしるモノレール。チビ太も大興奮でなかなか寝てくれません。
結果オーライでした。

++++

パパ的にはまったく運動不足解消にはなりませんでしたが、またよい思い出作りができました。
家に帰ってからママに
「鷹取山登ったんだよ~」と自慢してました♡

L4強化週間

2014年06月22日 | トレーニング
ただの練習ログです。自分のための記録。

月、火は週末の短時間高強度のダメージのため休息。
というかモチベーションがあがらなかった。
水曜日からノロノロと始動。

+++ローラー編+++
本当はL4二本揃えたいのですが、どうしても300Wを狙ってしまい一本目で売り切れになること多し。
テーマはダンシングを減らすこと。回転で出力を稼ぐこと。
いずれもできていません・・・

June 18 Wed
夜ローラー
20min L4 x1 302W
164 bpm

June 20 Fri
夜ローラー
20min L4 x1 303W
xxx bpm

June 21 Sat
夜ローラー
20min L4 x1 302W
162 bpm

+++通勤編+++
木曜日だけ、YOMEの許しを得てジテツー
往路34km 復路64km
この日は夜小田急脱線により全面不通という非常事態でしたが、ジテツーなので影響なしでした。


小鮎川


夜は港北夜練に久しぶりに参加。あまりの千切れっぷりに凹んでしまいました。

小さな起伏はついてはいけるものの、常に集団の最後尾。ローテには入れず。
バックストレートは序盤はインターバルに心肺が慣れず、ただローテを回すだけ。その後のプール坂で死亡。
終盤にやっとディーゼルターボがかかってきて、バックストレートは余裕になるものの、その後のプール坂でやはり死亡。毎周回プール坂で死亡するので、スプリントには参加せず、回復に努めるのみ。なんの存在感もないわな。
プール坂はこの面子(S野、A部、のりっく、ゆきたろう)だと着いていける予感ゼロ。最初の1踏みであっという間にギャップを作られて、後は後方でバトルを観戦。100mくらい離された。
今のままだと登りがあるコースでメンバーと一緒にレースが出来ない。これはまずいです~!

TTで少しだけ走れると思っていい気になっていましたが、幻想でした。

おまけに後輪のクイックを緩めたまま練習に参加してしまい、最後のスプリントでもがいた瞬間に後輪が外れかけ、外れかけた後輪がブレーキシューと接触して後輪ロック!
リアが暴れて落車しかけました。その後すぐサドルに腰を下ろしたらリアエンドに車輪も戻り、事なきを得ましたが。クイック緩みで脱輪して落車とかしたら、登録レーサー除名ですわな。おお恥ずかしい。まわりの皆様にも大迷惑をかけかねない。

とにかく、体重73kg 13% FTP310W、これが達成できないとロードレース出てもあまり意味なさそう。練習会でもついていけない。
今77kg 16% 298Wです。

やはり強い人と練習して、毎回打ちのめされるのが近道かもしれませんね。

TTJ Stage 1 渡良瀬 レースレポ 

2014年06月16日 | レース
注:記事の最後に、良い子が真似してはいけないドッキリの手法を記載しました。

TTJ Series #1 Watarase
アルティメット男子登録
結果
23位/62位
30:58.348

Average Speed, 42.42km/h

戦略:20km個人TTの距離感、苦しみには直前の大黒埠頭通いで大分体を慣らすことができた。
大黒埠頭で20kmを3回走り、いずれも記録は下記の通り:
41.3km/h
40.8km/h
41.3km/h
・・・大黒タイム+1=本番タイムの法則により、目標平均速度を42.3kmに。
この目標は現実に即したものであった。

作戦:一周目はわざと遅く入る。鼻歌レベル、とまではいかないが肩の力を抜いてリラックスして走れるレベル。二周目は中盤戦で最もメンタルが要求されるところ。ありとあらゆる呪文、呪詛を駆使し苦痛と仲良くなる。三周目はラストスパート、残り2kmからアゲアゲですっからかんになるまで追い込む。

結果:
Lap 1 7.2km, 10:06, Av 42.5km/h, 175bpm, 267W
Lap 2 7.2km, 10:11, Av 42.1km/h, 183bpm, 278W
Lap 2 7.2km, 10:09, Av 42.3km/h, 183bpm, 278W

戦略、作戦、目標いずれもぴったりはまった。にも関わらず23位という微妙な順位。なんか悔しいのう。競技は相対的なもので、このハイレベルなグループでは、中途半端な結果では向上心は満足しないのだ~。

タイムトライアルは「閾値を越えないように、ギリギリの所をエアロポジションで淡々と踏み続ける」単純な競技であるが、それを達成するために個人の頭の中では様々なストーリーや複数の脳内会議が開催される。

今回は特に三周目の脳内戦略会議で出した結論が賢明(懸命?)な判断であったか、反省したい。

<レースレポ>
スタート台が用意され、いやがおうにも高揚感が高まる。40秒前出走が元オリンピック代表、現日本代表コーチ?の飯島選手。どこまで食らいつけるかわからないが、見えるのであれば人参として目標にしたい(結局一度も視界にとらえることはなく、ぶっちぎられた)。20秒前の選手はDNSのようである。スタート台では係員にサドルを持っていただけるので、慣れない感じで「よっこいしょ」と両足のクリートをはめる。なんか自転車が左に傾いている感じがしたので、すこし調整してもらう。

MCがヘルメットの向こうから「竹芝のジャージです!このチームは名門で、むにゃむにゃむにゃ・・・」と実況しているのが聞こえる。すいません、今年度はチーム登録もしていませんし、実業団の経験も数レースしかないんですけど・・・
チームの面汚しをしない成績を残さないといけませんね~。

スタート!
勢いよくスタート台を降りるものの、あっという間に右コーナー、しかも道がぬれているので、恐る恐るペースを上げていく。とにかく意識してペースをあげすぎないように、マイペース、マイペース。この、「始めちょろちょろ、中ぱっぱ」作戦は、何度も練習してやっと体得できたみたい。特に無理もない負荷である。コースは湖を渡る最初の直角左コーナーまでは、やや向かい風。向かい風区間は40-42kmくらいで淡々と。コース上には先を走っているクラスの選手がたくさん走っているので、抜けるのは気持ちよいが、みなTTバイクなので速度域が高く、左から抜くか右から行くか、それなりに気を使う。みな40km前後で走っているので、相対速度差は2kmくらいでゆ~っくり抜いていく。


一周目はやっぱり上体もリラックスしています。
ただしこのヘルメットと背中の隙間が×ですね~!
①ヘルメットを浅く被る。
②水平かマイナスステムでハンドルを下げる。
を試してみようと思います。

最初の左直角コーナー。前日読んだHorner本、"Reading the Race"のタイムトライアルの章では、「風をよめ、試走は何回もしろ」と書いてあったのが印象的であった。
風に関しては木々の葉や、川、湖のさざなみを見ると情報が得られる。このコースは遊水地であるので、常に左の湖面をチラチラ見ながら風を確認するものの、自分が走っている時は特に大きな変化はなかった。
試走は特に重要!今回は平坦でドライというコンディションだが、コーナーで膨らんでしまうケースが良くあったと聞く。また、混走なのでスピード域の違う選手と一緒にコーナーに入るケースもあったかもしれない。午前中の試走時に、ポイントになるコーナーは(コース上を数回逆走して)ゆっくり、中くらい、そして全開で試してみた。結論としては、50km近くでているのでなければ、上体を起こした空気抵抗エアブレーキ+バイクを傾ける+体重移動+アウトインアウトでぎりぎりコーナーをクリアできることを確認した。
とくにコーナーの出口にカメラマンがいたりしたので、その人にぶつかるイメージでコーナーを脱出するとちょうどよかったw

最初の直角コーナーを曲がると、遊水地を横断する橋区間。ここが微風の追い風区間で、スピードは45km+になる。毎周この区間でスピードを出すのだけが楽しみであった。二回の橋に微妙なアップダウンがあるので、そこの下りを利用してスピードに乗りその慣性エネルギーで高速巡航できる。

二回目の直角コーナーを左折すると、ゴールまでは後2km。ここは景色も開けておらず、残り距離の標識がかえってモチベーションを奪うが、S/G地点に戻れば大勢の観客がいるので気持ちを奮いたたせることができる。特にTeam ARIの大応援団にはたくさん応援いただきました。あのようなダミ声応援は嬉しいよな~。

一周目:Lap 1 7.2km, 10:06, Av 42.5km/h, 175bpm, 267W
↑同タイムの人のデータを見ると、自分の一周目はとてもスローらしい。

二周目、ここが踏ん張りどころ。
「一周走った後の自分」を妄想しながら苦痛をやり過ごす。
向かい風区間ではどうしてもペースが落ちてしまうが、激しくペースが落ち込むことはない。あまり力を入れて踏みなおすと消耗するので、微妙にパワーを調整しながら踏んでいく。
走行中にほとんどメーターは見ない。情報量が多すぎるから。
平均速度と心拍を視界の端でチラ見する程度。パワーはPowerCalなのでどのみち当てにならない。
心拍は既に180に入っている。これは予想通り。
平均速度は42.5前後。これも予想通り。
やはり橋の手前の向かい風区間がきつい。はやく追い風区間にたどり着きたい。

二周目:Lap 2 7.2km, 10:11, Av 42.1km/h, 183bpm, 278W
↑やはりペースは落ちています。きつくなって、パワーもあがっているけど遅くなるという。

ラスト周回!ここまできたらあと一周ですからリタイヤの心配はありませんw


Team ARI応援団の前は舌ベロベロで通過します。きっついきっつい。
一周目のリラックスした感じはどこへやら、残った筋肉を総動員して風力の壁と戦う感じ。
体重77kgなのに細身に見えてしまうのはなぜなんだろう?

橋に至る向かい風区間で、後ろからゴゥゴゥいやな音が聞こえてきました。
そう、最終走者グループたちが追いついてきたのです。こちらは最終周で42キロペース、最終グループは44-45キロで走ってくるわけですからそりゃ追いつかれるわな。

まず最初のゴゥゴゥは高岡さん。
ゆっくり抜かれて、そのあと5mくらい間をあけて人参にさせて頂きました。

次に、白赤基調のジャージの選手に、ものすごい「スロー」スピードで抜かれました。
ゼッケンを見ると・・・あれ?2410番台?
初めて同じ時間帯の選手に抜かれました。これはK納選手かな?彼も同じ三周目ということで、かなり疲れている印象。
スプリント一踏みで追いつかなくもないですが、そんなことをすると後がどうなるかわかったものではないので、結局ゴールまで視界の中にとらえつつも、抜き返すことはできませんでした。

次のグワングワンはポールさん。
ドカーンと異次元のスピードで抜かれました。さすがに後ろにつくのはためらわれる速度域。

コーナーを曲がって、橋区間に入ります。残り4km、アベは42.3-4でいい感じです。自社比ではよい記録が期待できます。
しかし、ここで左脚が攣りました。大黒埠頭でも20km TTをすると毎回最終周回で脚は攣っていたので、全力を出しているバロメーターでもありますが、やはり痙攣は困ります。
ギアを軽くして、ケイデンスを高くして初期痙攣が収束するのを待ちます。

リアディレーラーはクラリスちゃんなので、路面のちょっとした凸凹を拾って勝手に重いギアに変速するたびに「んぐぅ!」となります。

そして背後からまた気配が・・・
次のドウドウドウは全日本チャンプの大場さん。
見送ります。送り出しw

そして残り2km!
メーターを見ると相変わらずの心拍180台。100m先に先ほど自分を追い抜いた選手。手を伸ばせば届きそう。
どこからスパートをかけるか・・・
そしてここで最終走者の藤田選手に抜かれるw クライマーなのに速いなぁ。

「スパートするぞ~」
「スパートしなくちゃ~」
「スパートしないさいよ~」
と念じているうちに体が反応せず残り300mになってしまった。
あわてて腰をあげてスプリント!
何やってんだか・・・

残り2kmであれば、心拍がいくつであろうと、足が攣っていようと、ゴールラインを越えればぶっ倒れてよいわけなので、遮二無二全力出すべきなんですが、怖気づいてしまいました・・・

<エピローグ~極悪ドッキリカメラ~>

ゴールして、ゴール地点に向かう選手用のコースではなく、周回コース上でぜぇぜぇはぁっはっつしていると、コース上にいたりゃうさんが、
「ニャロさ~ん!何やってんの!もう一周あるよーっ!」
「えっ!ええええ!三周走ったよ。」
この時、瞬間最大で心拍は200を越えたと思います。酷い悪戯を食らいました・・・・

良い子のみなさんはこのようなドッキリをしてはいけませんよ。

自転車力検定試験 - TTJ Stage 1 渡良瀬

2014年06月15日 | レース

右心房は声援に背中を押され、右心室は向かい風。
左心室は45~50kmでごぼう抜き!左心房はメーター見ながら脳内会議。


そうです!心臓解剖学の勉強をしてきました。


スタートでがっ!と閾値に入れたら、後は約30分そこからでないように修行あるのみ!


データだけはきれいなデータがとれました。
逆に、ペーシングがうまくいきすぎて、追い込みが足りない、自分に勝手に限界を作ってもがききれないというテーマが新たにでました。

PowerCalデータ
Av 42.42km
Av 275W
Av HR 180 bpm

大黒埠頭+1の法則も適用されていますし、なによりも昨年9月に1年半のブランクを経て再び自転車に乗り始めた当初は
体重:88kg
FTP:たぶん220Wくらい
ローラー:1時間170Wで涙目
↑のスペックからここまで来たのは喜ばしいことなのですが…

なんだろう?この微妙な順位は…
微妙に悔しいのう


今回の反省:
ペーシングを意識するあまり、最後の追い込み時に心拍180台を見て勝手にリミッターをかけてしまった。
残り1kmであれば、心拍180とか気にせずもっと追い込むべきではなかったか・・・

次回のテーマ:
残り距離わずかのラストスパート時には、心拍やパワーは見ず、「心のたが」を外して追い込む。


今の実力の素直な反映ですが、もうちょっと底上げしたいです。もちろん、みなさんがんばっているのでその中で順位を相対的にあげるのは大変ですが。


これはYさんにとってもらった。毎週TeamARIの前を通過するときに声援に励まされました。
ありがとうございました。
前傾はもっととれそうなので、さらにハンドル下げてみるか。
ヘルメットの端と背中の隙間が残念すぎるな~深くかぶりすぎか。
ヘビー級なのに、こうやって見ると細く見えてしまう不思議。


スタート台付き。

Funrideさんは、金鉱を掘り当てたと思います。初回のイベントでこれだけの数と質の選手が集まることはなかなかないです。
埼玉TTが、あれだけ年数をかけて立派な大会になったのに、一足飛びでこれだけ集めてしまうとは。


いいところですわ。次回はポタリングで来たい♡


レース会場から外れて歩いていると、北海道の湿原のような風景に出会いました。
初夏の香りが鼻腔をくすぐり、ふとサロベツ原野を走っている錯覚に。
おなじラムサール条約に登録された湿地ですからね。なんとなく通じます。
いや、ほんといいところ。


レース後には、ましゃひふ先生の講義もありました。

+++++++
ウナギ大魔王様が、レアなバイクに乗ってノーマルの部を走っていました。


ブレーキレバーはカンパ
変速はサンツアー
クランクはカンパレコード
リア変速はズラ


コマンドシフト!

Suppressing your alter ego during ITT

2014年06月12日 | トレーニング
40過ぎてじじいになりました。体力の回復が遅いです。
今日も脚は重い。練習しないほうがいいのでは?と思うほど鉛のように脚が重い。
でも雨は降りませんでしたw

9時に大黒に到着。土曜日のレースの前の最終調整。今年4回目の20kmの修行へ。


今日はMASAさんといっしょ。
でも個人TTなのでローテはしません。


20km ITT Av 41.8 266W 174bpm
Cateyeのメーターでは41.8km、GPSは41.3kmでした。
ちなみに、このパワーはPowerCal換算。30分近いセッションなので、まあまあ近いとは思います。

今日はMASAさんが3人くらいコース上に散在していたので、12周が短く感じました。
後ろにぴったりつかれた最後の周に、左足が完全に痙攣をおこしました。ケイデンスを100くらいにして散らして事なきを得ましたが、最近ここでITTするとよく脚がつります。

TTをしていると、もう一人の自分、"Alter Ego"が、
「きっつー!無理無理。」とちょうど9km~12kmあたりで囁いてきます。
このAlter Egoが出てくる時間帯に、「だまれ!」と意識から完全にブロックし、一周走った後の自分を想像すると、苦しみの時間から解放されます。この間の時間帯を乗り切ると、後は精神力で乗りきれます。

・・・というもう一人の自分との戦いかたがだいぶ分かってきたこの2週間でした。

Lap 1 41.7
Lap 2 42.3
Lap 3 42.3
Lap 4 41.5
Lap 5 41.2
Lap 6 41.5
Lap 7 41.5
Lap 8 40.9
Lap 9 40.7
Lap 10 41.2
Lap 11 41.7

Lap 8-9でAlter Egoが出てきていますねw

帰宅途中、何を踏んだか前輪バトンがぷひゅーと盛大にパンク


ですが、チューブラーのパンクの修理って、クリンチャーより遥かに楽チンなんですよね。


2分で修理完了。

本番前の機材トラブルを出しつくしたと信じたいw

おはヤビ通勤 FTP計測

2014年06月10日 | 自転車通勤


本日の通勤は127km
久しぶりに出勤前ヤビツ、しかもFTP計測がしたくなって4時に自宅出発。
6時にデイリーで息を整え20minの地獄へ。

コンビニ~バス停で342W(約9分)とかいう典型的イノシシ走り。
目標は20min 330Wだったのですが、こんな入りかたでは垂れるに決まっている。
案の定蓑毛が終わってからのセクションでパワーがかけられません。地獄でした。


結局パワーはどんどん急降下し、20min 314W 179bpm。ひどいものです。
95%をかけてFTPは298Wと出ました。2012年の3月から-12Wですね。これをどう解釈するか。(こんなの誤差の範囲ですよw)

完全に出し切ったので、菜の花台から先に足が進みません。


そして、この後2度パンク。下山して会社にむかって左折すると秦野市内だけ土砂降り。会社には8時に着きました。


朝から体力を使いきってしまったので、復路は省エネで。ズーラシア裏の、四季の森公園で今が飛び盛り旬の、ホタルを見て参りました。写真はネットでみつけたものですが、まさにこんな感じで乱舞。これは是非チビ太をつれて再訪しなければ~!









練習用ホイール組み直し KINLIN XR-300

2014年06月08日 | インプレ

まさに銀輪そのもの!

先日、練習用パワータップホイールのスポークが横浜~静岡TT中に折れてしまいました。


リムを良く調べると、(実は知っていましたが)リアのリム穴にクラックが。KINLINのリムは、軽量化の代償に、リム穴にハトメを使っていないので、ここがどうしても品質上のネック。3年で乗り換えればいいや、と思っているので寿命ということで。

次のリムを何にするか迷いましたが、最終的には金色→銀色の色違いに落ち着きました。ワイドリムも考えましたが、ブレーキの調整が超面倒くさそうでしたので。

ただし、KINLINのリムはもうWheelbuilderでは取り扱っておりません。また、国内では32穴しか取り扱っていませんので、またしても海外通販。BikeHubStoreから購入しました。ここ、なかなかいいですよ。マニアックなリムも入手可能。


ホイール組はISOYAさんにお願いしました。いいですね~銀色が美しい!


ついでにハブの中に小人がたくさんいたので、グリスアップのお願いしちゃいました。


銀色のフレームとベストマッチですね。偽初代シャマルに見えなくもない。

+++週末の練習+++

土曜日はローラー、2年ぶりに300W 20min x 2が達成できました。
ただしダンシングを多用してパワーをひねり出しています。数字ほどはパワーがでていないので、次のテーマはオールシッティングで300Wですね。


日曜日は霧雨の中カメダ練にお邪魔しました。
平地ではナオトマンと一緒に高速で回す練。350-370W 3min位で交代してもらえるとルーラー的に先頭を牽けます。
幸浦の手前で58kmまでひっぱって少しもがいたらナオトマンが横から発射していきました。またしても発射台。
あと少し保持できるようになればよい発射台になれると思いますので続けて参ります。
400W越えると巡航モードに入る前に乳酸が回るので、スイートスポットが見つかったのはよかった。
帰宅したころには雨が本格的に。10時から保育園の懇親会だったので一気に流れ込みました。


お花畑だぁ~と喜んで走りまわっておりました。

衣ほすてふ若の草山

2014年06月06日 | トレーニング
水曜日夜からお仕事で奈良に来ております。
出張はどうしてもお酒やおつまみやお菓子が移動時間に増えてしまいますので、ランシュー持って来ました。
時間ができたので少し奈良市内を走ってみましょ。


奈良公園走っているとペースがあがりません。被写体多すぎ。


平地を走るはずが、なにやらよさげな山道が。


世界遺産春日山の原生林を行く。


森林浴をしながらの、トレランとなりました。


近所をジョグのはずが、本格的な山登りにw


着きました!気づけば標高340m そしてまだまだのぼりは続くw


春過ぎて 夏来にけらし 白無地の
ジャージ干すてふ 若の草山


首切り地蔵


妙見宮

若草山登りきったら、後は下りと思いきや、山の中を長距離のアップダウンが続きます。


東大寺に降りてきた頃には、脚が完全に破壊されました。近所ジョグが、山岳ほぼハーフマラソンになってしまいました。


この腹筋を見ると、筋トレしたくなりますね。


17km
6:09/km
550m gained
1800 cal
さて、二日目も頑張るぞー

個人タイムトライアル地獄めぐり 3番目の地獄

2014年06月06日 | トレーニング
How to properly train for a time trial By Joe Frielからの引用。
The key to proper pacing is the third quarter of the race. This is when athletes typically fade and lose the most time. Such fading is the result of having started too fast in the first quarter of the race due to uncontrolled emotions and inadequate pace preparation.
<意訳>
タイムトライアルという名の地獄を4等分すると、最も重要なのは3番目の地獄である。この3番目で、多くの選手がタイムを失う。原因のほとんどが、経験不足や興奮のためにオーバーペースで最初の4分の一に入ってしまうことによる。(耳が痛い)

というわけで、最近の大黒TTを分析してみた。

結論:
一番遅く入った回が一番よく走れている。

この知恵(知っていたけど、忘れてた)を持って、大黒へひちょり練をしに行ったのは、火曜日のことである。
結果・・・


何も学んでいない・・・
20km ITT 40.8km/h


本番までにもう一回やるざます。

TTをやっているときは、時間が腹がたつほどゆっくり過ぎますね。この日も6周回目で残り距離を確認したら、まだ10km以上残していて、それをみたときは眩暈がしました。

チビ登山 地蔵堂から金時山へ

2014年06月01日 | 登山
チビ太は「はらぺこあおむし」が大のお気に入り。
そして、さだまさしの「主人公」が大のお気に入り。





いとこのTMKちゃんが、青虫をひろってきて飼育していました。
土曜日の朝、「青虫がさなぎからちょうちょになったよ~!」の大ニュース。


本当だ。いなくなってる。


「あおむしはきれいなちょうちょになりました~♪」大合唱。


ツンツンツン。


バイバーイ!

+++

土曜日は、久しぶりのチビ登山。父子二人きりデート強化月間と致します。
最近は「じてんしゃのおべんきょう」ばかりしていましたので、ここらで父子の絆を深めるのであります。(鼻息の吹き荒れる音)


早朝の新幹線に乗って、新松田へ。


朝食は小田原の箱そばで5分で済ます。


バスにのって地蔵堂から金時山詣での始まりです!
今日の全装備は25kg!!! 破壊力抜群です。
「よいしょ」とチビ太を背負うと、
「おとーさん、まこちゃん重いよ。Too heavyだよ。」と言います。
・・・だからどうしろとw


「あっ!すべり台。今日は緑がきれいだなぁ」


地蔵堂から金時山まで約6km、130分と道標に書いてあります。森の中を緩やかな小路が登っていきます。
今日は日差しが強いので、日蔭を嬉しい。しかし眺望がないので修行になります。

…ところで、さだまさしの話。


なぜこんな渋い歌が好きなのかというと、BS朝日の「鉄道・絶景の旅」の主題歌になっているからです。
チビ太は子供番組より鉄道紀行番組が好きなので。


さっそく、背中応援団長が歌いはじめます。山道には人影がまばらなので、二人で大合唱。
   時には思い出ゆきの 旅行案内書(ガイドブック)にまかせ
   “あの頃”という名の駅で下りて
   “昔通り”を歩く♪♪

歌詞を間違えるとチビ太の指摘が入ります。

   自分の人生の中では
   誰もがみな主人公~♪

いや~チビ登山楽しいわ。


「あっ!大きな石だ。なんで大きいの?」
「おむすびころりんの絵本読んだでしょ~!」


「あっ!みんな頑張っているね。」
「お父さん転んだら水チャッポーンだね!」


登り始めて1時間。背中の応援団長は寝てしまいました。
120分の登りはなかなか厳しい。特に暑くなったので、水分がどんどん体から出て行ってしまいます。次回は水多め、ミネラル多めにしないと夏山は厳しいな。


足柄峠との分岐近くで、やっと金時山がその全容を現しました。上半身裸になってしばしホゲーッ。暑いですわ。


富士山は残念ながら見えませんでした。

さて、ここから山頂までが金時山北壁ルート名物の階段の連続。背中の荷物が恨めしい。


「あっ!ながーい階段だ。おとうさん頑張れー!」


「あっ!まただ(ギャハハ」

最後は登山客のおねーさんに手をとってもらいながら、山頂へ。そして山頂は…


芋洗いw
ご飯たべたら即退散しましょうか。


1231mでした。山頂でくつろいでいると、なにやら西の空の雲ゆきが怪しくなってきました。


ありゃー。雷雲迫る。ゴロゴロピカッ!


次の瞬間、教えてもいないのに
「雷がなったらおへそ隠さなくちゃ!」と自らおへそを隠すチビ太w
「隠さないと狼に食べられちゃうから~」だ、そうです。

…この後は1時間かけて下山。途中でコテンと寝てしまいました。


あまりにも潔い爆睡っぷり。


セブンイレブンの入り口に放置しておきましたw


捨て子がいます~!(通報)


帰りはロマンスカーで上機嫌で帰宅。
家に着くと、
「今日はお山登り楽しかったね、おとーさん。」と2歳と10カ月に感想を述べてもらいました。