Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

3連休

2006年10月31日 | Weblog
連休ですな。仕事も入りそうにないし、これはツーリングのチャンス。
日光は行ったし。
湘南国際村、葉山国際CCの坂も登ったし。
当然の流れで連休は箱根駅伝?それとも丹沢登山?
大手町読売新聞社前から芦ノ湖まで調度100キロだってさ。

自宅~芦ノ湖~自宅で調度100マイル(159キロ)

これか!

出発(533m)~いろは坂入り口

2006年10月22日 | ツーリング
前日輪行して日光→水上か、箱根を大観山付きで往復するか、迷いましたが、日光の紅葉が真っ盛りということで、北に行くことにしました。
先日はじめてまともなヒルクライムを湘南国際村(標高200m)にしに行き、それを契機に、山に開眼?ということで今回のツーリングですが、今回は金精峠(日本の国道で2番目の標高:1840m)と坤六峠(1620m)が含まれています。一体何を考えているのでしょうかね~?完全に熱病です。これから始まる紅葉の絶景に想いを馳せ、延々と続く峠の登りに関してはなるべく考えないことにして8:50にJR日光駅スタート。

いろは坂入り口(860m)~中禅寺湖

2006年10月22日 | ツーリング
日光駅からいろはの麓までは長い距離をかけて緩斜面を登るので、出発直後ということもあり快調に進みます。しかし!登り始めて全工程の1/4くらいで既に心拍数があがりきり、左足が攣りそうになります。ありえないっす。ネットでは「いろは坂は楽勝♪」とかいろいろ書いていたので見くびっていました。自分は実はいままでまともに峠を越えたことがなく、加えるにいろは坂は片道2車線で車やオートバイがビュンビュン飛ばして行きます。思わず調子に乗って近所の坂を勢いで登りきるような、登攀タイムトライアルのような塩梅でのぼったのが原因のようです。
教訓:「峠越えでは軽いギアで、自分の心拍数を上げきらないように、心臓にリミッターを。」
原因を整理し、15kmを超えないようにゆっくりゆっくり再スタートすると、あらら不思議軽―く走れます。このペースを堅持して渋滞の車列の脇をスイスイのぼっていきます。子供たちの熱烈な視線、大人達の呆れた視線が熱いですねぇ。
紅葉のほうは下の方はぱらぱら、1000mを超えたあたりから山際が燃えるように朱づいてきていました。

中禅寺湖(1269m)~戦場ヶ原

2006年10月22日 | ツーリング
中禅寺湖畔の紅葉は満開です、ご覧の通りの透き通る水色と突き抜ける空色を背景にした真っ赤な湖畔の紅葉並木を快調に飛ばします。
今回のツーリングでは日光<>中禅寺湖、もしくは水上<>照葉峡は現実的なツーリングとしてお勧めできますねぇ。それ以外は坂ウマシカな方へのお勧めとなります(^^)v
「うひゃ。きょはー。気持ちイイィー」と走り抜けられます。

~金精峠

2006年10月22日 | ツーリング
いろは坂のようにSカーブを重ねて高度を稼がず、I字直線でひたすら登っていくので、きついです。坂がえんえんと続いているのが見えるのでもうげんなり。12キロくらいで這うように進みます。何度も山を見上げて、ゴールらしい地点を探しますが、見つかりません(落涙)。

金精峠~白根温泉

2006年10月22日 | ツーリング
金精峠(1840m)~
到着!1843米!

ここから推定20キロのダウンヒルです。
登りは苦悶、下りは恐怖。
下り始めて100メートルで自転車を降ります。(実は半袖ジャージにレーパン姿でした)
下り様のウィンドブレーカーを着込み、手袋を重ねて(何と軍手!)再スタートしました。秋のダウンヒルには軽装備すぎました。
教訓:軍手でダウンヒルは無謀なのでやめよう
凄いですね~20キロって五反田から横浜あたりですよ!その間殆どペダルを漕がず、30分くらいで降りてきました。ほとんど車には抜かされずメータは40, 50, 60, 70と上がって行きます。

白根温泉(964m)~戸倉温泉

2006年10月22日 | ツーリング
いったん900m下ってからは、鎌田の交差点を尾瀬方面にまがり、また延々と緩い上り坂。ここら辺から疲労で足が売り切れ始めてきます。これから1600m級が待ち受けているというのに…
この写真は片品村のどこか。紅葉は山肌を朱黄色に彩りますが…ぐへぇ。
戸倉温泉には2時に到着これから狭い一車線の山道を600m登ります。

~坤六峠

2006年10月22日 | ツーリング
登るみたいです(号泣)。もう速度は10キロに落ちます。コーナーの先には終わりが見えるんじゃないかと、淡い期待を何十回も打ち砕かれ、携帯は圏外、飲み物はあと僅か。ヘアピンカーブを何度となく刻んでいきます。

坤六峠(1620m)

2006年10月22日 | ツーリング

到着!むほっ。
頂上に自転車仲間がいましたので記念写真。苦労話に花が咲きます。麓から1時間でした。もう足は閉店しました。後は絶景の照葉峡に向けてまた寒さと戦いながら鬼のように下ります。
写真のように半ズボンですので、いやぁ寒かったっす。オシッコ我慢するように内股になりながら(←効果なし)、「サムィ~」と絶叫しながら駆け下りました。

照葉峡(キノコ汁)

2006年10月22日 | ツーリング
ダウンヒルで完全に体が冷え切ってしまった所、沿道に「きのこ汁」の旗が、横では焚き火をしています。たまらずピットイン。地元のおじ様おば様が焼酎を飲んで和んでいます。
「どごがらぎた?」「日光!?」「じでんしゃかぇ?」「ひゃー」「兄さん競輪選手か」と人の輪に加えさせて頂きました。焚き火に当たりながらのきのこ汁、絶品でした。ご馳走様です。